Papers - Oguma, Yuko

若年成人肥満者におけるMetabolic Fitnessと減量に伴う改善効果

勝川史憲, 小熊祐子, 木下訓光, 大西祥平 and 山崎元

体力科学 54 ( 1 ) 67 - 68 2005.02

ISSN  0039-906X

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成人肥満者(18〜39歳)についてmetabolicなリスクを評価し,年齢やBMI,性差の影響,ピーク酸素摂取量の関与,さらに食事プラス運動療法による生活習慣改善による減量が及ぼす改善効果を検討した.肥満者550例を対象とした.若年成人肥満者では,高インスリン血症を特徴的に認め,耐糖能異常よりも早期に脂質代謝異常,高血圧症が発現した.BMIが5増加,または年齢が10歳上昇すると,metabolic syndromeスコアはそれぞれ0.6および0.4増加した.metabolic syndromeの頻度は,BMI 25〜29.9では年齢とともに増加したが,BMI≧30では20代後半から高く,男性70%台,女性50%台であった.Peak V02/kgは,体重とは独立してmetabolic syndromeスコアの減少と関連していた.生活習慣修正による減量の程度に応じて,各種代謝指標が改善した.10%程度の軽度の減量でもMSの頻度は52から21%へと大きく減少した

スポーツ医学エビデンスー身体活動で疾病は予防・改善するか？第二回総死亡(all-cause mortality)

小熊 祐子

臨床スポーツ医学 (文光堂)  23 ( 2 ) 189-198 2005.02

Research paper (scientific journal), Single Work

スポーツ医学エビデンスー身体活動で疾病は予防・改善するか？第一回連載にあたって

小熊 祐子

臨床スポーツ医学 23 ( 1 ) 51-57 2005.01

Research paper (scientific journal), Single Work

空腹時インスリン値と各種血管障害指標との関連

河合俊英, 田畑光久, 武井泉, 石橋みどり, 村田満, 堀米ちひろ and 小熊祐子

11   191 2005

高い強度の運動は脂肪利用に有効か?

佐々木誠一, 東宏一郎, 島田朗, 勝川史憲, 大西祥平, 小熊祐子, 木下訓光, 石田浩之 and 山崎元

11   129 2005

その2:若年成人肥満者におけるMetabolic Fitnessと減量に伴う改善効果

勝川史憲, 小熊祐子, 木下訓光, 大西祥平 and 山崎元

54   67 - 68 2005

代謝反応ネットワークの構造特性解析に関する研究

小熊祐子, 吉井伸一郎, 嘉数ゆき昇 and 川上敬

2005   2A1 - S-067 2005

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本研究では生体内の代謝反応をネットワークとしてモデリングし,その特性を検証することにより,代謝ネットワークの新しい性質の発見を試みる。そこで我々は,大腸菌およびH.B.Pyloriに関する代謝反応に対して,5種類のネットワークモデルで特性解析を行い,ネットワークとしての見方により性質がどのように異なるかを解明することを目的とする。解析結果から,スケールフリーネットワークが現れるモデルと現れないモデルがあることが分かった。スケールフリーネットワークが現れるモデルは長い進化過程をかけて生き残った物質が関わっていることがわかった。 (著者抄録)

III 実践-運動処方と運動指導- 6 高齢者の運動処方・運動指導の注意点 c.内科的疾患がある場合-肥満

小熊祐子 and 小熊祐子

22   176 - 183 2005

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肥満がある高齢者に対する運動処方・運動指導の注意点について,以下の項目別に述べた。1)高齢者における疾病の概要-肥満と肥満症,2)年齢とボディマスインデックス(BMI)分布,3)高齢者の肥満と肥満症,4)減量の必要性をどう捉えるか?,5)実際の指導のポイント,6)メディカルチェックと介入前検査,7)何をどれくらい?-運動の種類と量の目安,8)レジスタンストレーニング,9)継続のためには。

身体活動・運動と2型糖尿病

田畑光久, 小熊祐子 and 小熊祐子

22   1185 - 1198 2005

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身体活動と2型糖尿病の予防について概説した。始めに,2型糖尿病における有酸素フィットネスと有酸素運動として,2型糖尿病患者への血糖及び体重への系統だった運動による介入の効果,身体活動・有酸素フィットネスと心血管危険率及び総死亡率,運動の頻度,及び減量や体重維持目的の運動について解説した。次に,レジスタンス運動として,2型糖尿病患者におけるレジスタンス運動の研究,レジスタンストレーニングの安全性,及び柔軟運動について述べた。さらに,血糖コントロール不良時の運動,及び糖尿病慢性合併症存在下での運動について解説した。最後に,2型糖尿病と運動についての新しいアメリカ糖尿病学会指針と2000年のアメリカスポーツ医学会指針の比較について述べた。

【スポーツ医学検査測定ハンドブック】　検体検査　生化学検査　血清浸透圧

小熊祐子

臨床スポーツ医学 21 ( 臨増 ) 349 - 351 2004.12

ISSN  0289-3339

【スポーツ医学検査測定ハンドブック】　検体検査　生化学検査　血清浸透圧

小熊, 祐子

臨床スポーツ医学 21 ( 臨増 ) 349 - 351 2004.12

ISSN  0289-3339

若年成人肥満者のmetabolicなリスクの検討

勝川史憲, 小熊祐子, 木下訓光, 大西祥平, 山崎元 and 佐々木誠一

肥満研究 10 ( Suppl. ) 185 2004.09

ISSN  1343-229X

身体的フィットネスとmetabolic syndrome　若年〜中年成人肥満者での検討

佐々木誠一, 勝川史憲, 東宏一郎, 小熊祐子, 木下訓光, 石田浩之, 成田和穂, 大西祥平 and 山崎元

日本臨床スポーツ医学会誌 12 ( 4 ) S80 2004.09

ISSN  1346-4159

身体的フィットネスとmetabolic syndrome　肥満男子大学生での検討

勝川史憲, 佐々木誠一, 小熊祐子, 木下訓光, 石田浩之, 成田和穂, 大西祥平 and 山崎元

日本臨床スポーツ医学会誌 12 ( 4 ) S80 2004.09

ISSN  1346-4159

【内臓脂肪・皮下脂肪と運動】　食事療法による内臓脂肪、皮下脂肪の変化

小熊 祐子

臨床スポーツ医学 21 ( 7 ) 747 - 752 2004.07

Research paper (scientific journal), Single Work,  ISSN  0289-3339

The “Weekend Warrior” and risk of mortality

Lee, I. M., Sesso, H. D., Oguma, Y. and Paffenbarger, R. S., Jr.

American Journal of Epidemiology 160 ( 7 ) 636 - 641 2004.07

Research paper (scientific journal), Joint Work,  ISSN  0002-9262

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Physical activity improves health, and current recommendations encourage daily exercise. However, little is known about any health benefits associated with infrequent bouts of exercise (e.g., 1-2 episodes/week) that generate the recommended energy expenditure. The authors conducted a prospective cohort study among 8,421 men (mean age, 66 years) in the Harvard Alumni Health Study, without major chronic diseases, who provided details about physical activity on mailed questionnaires in 1988 and 1993. Men were classified as "sedentary" (expending <500 kcal/week), "insufficiently active" (500-999 kcal/week), "weekend warriors" (>/=1,000 kcal/week from sports/recreation 1-2 times/week), or "regularly active" (all others expending >/=1,000 kcal/week). Between 1988 and 1997, 1,234 men died. The multivariate relative risks for mortality among the sedentary, insufficiently active, weekend warriors, and regularly active men were 1.00 (referent), 0.75 (95% confidence interval (CI): 0.62, 0.91), 0.85 (95% CI: 0.65, 1.11), and 0.64 (95% CI: 0.55, 0.73), respectively. In stratified analysis, among men without major risk factors, weekend warriors had a lower risk of dying, compared with sedentary men (relative risk = 0.41, 95% CI: 0.21, 0.81). This was not seen among men with at least one major risk factor (corresponding relative risk = 1.02, 95% CI: 0.75, 1.38). These results suggest that regular physical activity generating 1,000 kcal/week or more should be recommended for lowering mortality rates. However, among those with no major risk factors, even 1-2 episodes/week generating 1,000 kcal/week or more can postpone mortality.

• Access to Document (DOI)

Physical activity decreases cardiovascular disease risk in women.

Oguma Y, Shinoda-Tagawa T

American Journal of Preventive Medicine 26 ( 5 )  2004.06

Research paper (scientific journal), Joint Work

肥満者におけるレジスチンと運動耐容能の検討

東宏一郎、勝川史憲、小口修司、佐々木誠一、小熊 祐子、成田和穂、木下訓光、石田浩之、大西祥平、山崎元、島田朗、猿田享男

日本臨床スポーツ医学会誌 12 ( 2 ) 260-265 2004.02

Research paper (scientific journal), Joint Work

第7章検体検査　6生化学検査　ｈ血清浸透圧

小熊 祐子

臨スポーツ医 21 ( S ) 349-351 2004

Research paper (scientific journal), Single Work

検体検査 6.生化学検査 h.血清浸透圧

小熊祐子

21   349 - 351 2004

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スポーツ医学における検体検査として生化学検査のうち血清浸透圧の検査について,以下の項目別に解説した。1)検査目的,2)検査方法,3)検査装置・器具,4)注意点,5)検査値の評価・応用-各社の基準値を表示した,また血清浸透圧が異常値をきたし鑑別が必要な疾患または病態を表にまとめた,6)運動との関連,7)異常値がみられたら。