論文 - 南谷　晴之

光ファイバセンサによる無拘束無校正一回換気量測定

後藤英二、野城真理、南谷晴之

計測自動制御学会論文集 Vol.32 （ No.4 ） 451-459 1996年04月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著

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弾性光ファイバ、ＬＥＤ、ホトダイオードからなる光ファイバセンサを複数並べたプレスチモグラシステムを作成しこれを用いて無拘束無校正で一回換気量を測定すること可能にした。

臓器微小循環系の血流，リンパ流の可視化と動態解析－超高速ビデオ録画システムと画像相関法の応用－

南谷晴之

日本生物物理学会誌，「生物物理」 Vol. 36 （ No. 1 ） 35-39 1996年02月

研究論文（学術雑誌）, 単著

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臓器微小循環系の血流およびリンパ流動態を超高速度ビデオシステムにより可視化し、その撮像画像をＰＣベースの画像処理システムと画像相関法のソフトウェアで動態解析した結果を述べた論文である。

診断用光感受性物質への色素ドーププラスチック光ファイバーの応用の可能性

南谷晴之，山本　剛，飯野　徹，佐々木敬介，小池康博

（社）応用物理学会「応用物理」 Vol. 65 （ No. 1 ） 36-40 1996年01月

共著

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癌の光線力学的診断・治療用光源として色素ドーププラスチック光の動作特性と光感受性物質に対する光化学作用の基礎特性を検討している。光化学反応による活性酸素（スーパーオキシド）の発生をルミノール反応で検出し、医療応用への可能性を示した。

プラスチック光ファイバ増幅器とその応用

山本　剛，多加谷明広，南谷晴之，二瓶栄輔，小池康博，佐々木敬介

（社）プリント回路学会 Vol. 11 （ No. 1 ） 36-40 1996年01月

共著

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レーザ用色素をドープしたプラスチック光ファイバの動作をドープしたプラスチック光ファイバ増幅器の性能を評価し、波長591nmで1kWの増幅信号光出力（利得30dB）が得られることを確認した。応用として生体組織の性状診断用光源として利用することを提案し、生体用光感受性物質の蛍光発光を検出した。

顔画像の不変モーメントを用いたニューラルネットワークによる表情認識

小野仁志，趙　昌錫，南谷晴之

電気学会論文誌Ｃ Vol. 11-5-C （ No. 12 ） 1568-1569 1995年12月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著

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顔画像から中心線を基準に投影データを用いて目・眉・口の各領域を抽出し、それぞれの不変モーメントをもとめ、これをニューラルネットワーク表情認識システムを構築した。複数人の4表情に対して９６．２５％の識別率が得られた。

Assessment of Training - Induced Autonomic Adaptations in Athletes with Spectral Analysis of Cardiovascular Variability Signals

K. S. Shin, H. Minamitani, S. Onishi, H. Yamazaki, M. H. Lee

Japanese Journal of Physiology Vol.45   1053-1069 1995年11月

共著

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アスリートの心機能の自律神経調節における持久力トレーニングの適応性を心拍変動信号のスペクトル解析から検討した。心拍変動の超低周波成分と低周波成分のパワーから適応性の比較が可能となった。

The Power Spectral Analysis of Heart Rate Variability in Athletes during Dynamic Exercise-Part Ⅱ

K. S. Shin, H. Minamitani, S. Onishi, H. Yamazaki, M. H. Lee

Clin. Cardiol. Nov. Vol.18   664-668 1995年11月

共著

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長期間の身体トレーニングが自律神経系およびその心機能調節機構に与える影響を心拍変動信号のスペクトル情報の変化からとらえ、アスリートとノンアスリートの自律神経調節機構の違いを解析している。とくに解析法、アルゴリズム、データの解釈について詳しい検討を行った。

Effects of Endurance Training on Autonomic Function in Highly Fit Men:Spectral Analysis of Cariovascular Variability Signals

K. S. Shin, H. Minamitani, S. Onishi, H. Yamazaki, M. H. Lee

Computers in Cardiology 1995    465-468 1995年11月

共著

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心機能の自律神経調節に対する持久性運動テストの効果をアスリートとノンアスリートに対して行い、心拍と血圧変動のオートスペクトルおよびクロススペクトル解析からその特徴的な変動を検討し、スポーツ医学上の診断評価を試みた。

The Power Spectral Analysis of Heart Rate Variability　in　Athletes　during　Dynamic Exercise-Part Ⅰ

K. S. Shin, H. Minamitani, S. Onishi, H. Yamazaki, M. H. Lee

Clin. Cardiol. Vol.18   583-586 1995年10月

共著

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長期間の身体トレーニングが自律神経系およびその心機能調節機構に与える影響を心拍変動信号のスペクトル解析から検討した。とくにアスリートとノンアスリートの自律調節機構の違いを解析した。

簡易型足部背屈装置を用いた痙性評価法

野平晴彦，根武谷吾，南谷晴之，増森宣行，白川　守，内田竜生

計測自動制御学会論文集31, 10    1564-1572 1995年10月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著

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痙性麻痺肢における足部痙性の定量的評価が可能な簡易型足部背屈装置を開発し，臨床評価および生理モデルによるシミュレーションを行い提案法の有効性を明らかにした。

共焦点型光学系を用いた高空間分解能レーザ２焦点流速計

皆川恭之, 岡田英史, 南谷晴之

計測自動制御学会論文集 Vol.31 （ No.9 ） 1258-1264 1995年09月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著

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共焦点光学系を基本とする高空間分解能のレーザ流速計を開発するとともに２焦点における光信号検出により，２焦点間の相関計測から精度良く流速を求められることを確認した．

ＰＯＦＡ励起光による亜鉛ポリフィリン化合物の光化学特性

飯野徹, 山本剛, 多加谷明広, 二瓶栄輔, 小池康博, 佐々木敬介, 南谷晴之

ポリフィリン Vol.4 （ No.1 ） 29-30 1995年08月

共著

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高分子光ファイバ増幅器を光源として，その励起光により光化学治療を行うため，光感受性物質である亜鉛ポリフィリンへの照射効果とその光化学特性を検討した．

Preoperative Planning of pelvic 　Osteotomy Using Three dimensional CT Imaging and Stereo lithography

Izumida,R.,Henmi,O.,Ishinada,Y.,Minamitani ,H.,Sekizuka,E.,Oshio,C.

Bioimages Vol.3 （ No.2, ） 93-99 1995年08月

共著

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骨盤領域の骨の整形外科手術において術前の手術方針を決定するために，３次元ＣＴ画像を再構築し，術部の詳細な検討が行える手術シミュレーションシステムを開発した．

機能的人工肛門再建における代替筋の形質特性変換と電気刺激法

南谷晴之, 杉山行信, 捨田利 外茂夫

第14回バイオメカニズムシンポジウム論文集    247-258 1995年07月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著

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機能的人工肛門再建における大腿薄筋を代替筋とする筋の形質変換とそのための筋・神経系への電位刺激法について詳細な検討を行った．

Active Optical Waveguide Sensor Based on Co-polymer Matrix Mem- brane for Determination of Ca＋＋

Kang,S.,Park,L.,Kim,K.,Minamitani,H.,Suzuk i,K.

Transcducers '95 Proc. 8th Int. Conf. on Solid-state Sensors Actuators    783-785 1995年06月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著

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共重合高分子薄膜を用いた３層薄膜光導波路の基礎特性を検討し，カルシウムイオンの濃度測定を可能にした.

Conversion of the Rabbit Gracilis Muscle for Transposition as a Neo- anal Sphincter by Electrical Stimulation

Shatari,T.,Teramoto,T.,Kitajima,M.,Minamit ani,H.

Japanese Journal of Surgery vol.25   233-236 1995年06月

共著

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機能的人工肛門再建を目指した大腿薄筋を代替筋とする動物実験を行い，適切な電気刺激を慢性的に行うことにより易疲労性の筋形質変換を可能にした．

A New Algorithm for Obtaining an　Evenly-Spaced Heart Rate Variability Signal Form a Cardiac Event　Series

Shin,K.,Minamitani,H.,Lee,M.

KITE Journal of Electr- onics Engineering Vol.6 （ No.2 ） 40-49 1995年06月

共著

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心機能の時系列情報のうち不規則な心拍変動信号から自律神経調節作用を検出するための新しいスペクトル解析法を提案し，その有効性を示した．

筋収縮閾値以下の電気刺激付加中における運動誘発電位（ＭＥＰ）の促通効果―大脳皮質運動の磁気刺激を用いた評価―

根武谷吾, 南谷晴之, 浦谷寛, 内田竜生

日本ＭＥ学会論文誌「医用電子と生体工学」 Vol.33 （ No.2 ） 109-116 1995年06月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著

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下肢麻痺患者の下肢運動機能を高めるために筋収縮閾値下の電気刺激を行う手法において，その運動誘発電位の促通効果を検証する目的で大脳皮質運動野の磁気刺激を用いてその促通作用の神経伝導機序を明らかにした．

New Method of Velocity Measurement of FITC-labeled Red Blood Cells　with Ultrahigh-speed and High-sensitivity Video System-Assessment of a Hyperkinemic Drug for Gastric Mucosal Microcirculation

Sekizuka,E.,Oshio,C.,Kurozawa,T.,Nagata,　H. Minamitani,H.,Tsuchiya,M.

Progress in Microcir- culation Research Vol.95   76-78 1995年04月

共著

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超高速・高感度ビデオシステムを用いてＦＩＴＣラベル赤血球の血流動態を臓器微小循環レベルで観測可視化できることを確認し，この手法を用いて胃粘膜微小循環の血流動態と血流改善に関する薬理効果を明らかにした．

Ｃ型慢性肝炎に対するツムラ小柴胡湯の効果

関塚永一, 黒川毅, 細田泰雄, 大塩力, 永田博司, 南谷晴之, 石井裕正

日経メディカル Vol.95 （ No..4 ） 94-95 1995年04月

共著

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Ｃ型慢性肝炎に対する小柴胡湯投与による肝臓組織の線維化伸展抑制効果を剖検的所見と臓器微小循環学的手法により検討した．小柴胡湯の有効性が確認された．