論文 - 南谷　晴之

In vivo Potassium-39 NMR spectraby the Burg maximum-entropy method

T. Uchiyama & H. Minamitani

J. Magnetic Resonance, 94, 3,    449-454 1991年10月

共著

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Ｂｕｒｇの最大エントロピー法を用いてカリウム39の核磁気共鳴スペクトルを超分解能で解析する方法について理論提案を行い，モヤシ豆幼根中のカルシウム吸収過程を測定する実験でその有効性を示した。

液晶ディスプレイを用いた粒子イメージ速度計における最適粒子画像の検討

榎本宏，岡田英史，福岡豊，南谷晴之

電子情報通信学会論文誌C-I Vol.J74-C-I （ No.10 ） 379-383 1991年10月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著

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空間光変調素子である液晶ディスプレィを粒子イメージ速度計に導入する際に，良好な測定を行うための粒子像の条件について理論と実験の両面から検討した。

Quantitative analysis of muscle fatigue by parametric power spectrum of nonstationary　electomyography during a quick movement

K.W.Ju & H. Minamitani

in Electromyographical Kinesiology. ed. by P. A. Anderson, D. J. Hobart & J. V. Danoff (Elsevier Sci. Publ. B. V.)    251- 254 1991年08月

共著

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筋電信号のスペクトル解析法としてパラメトリックな自己回帰モデルによる最大エントロピー法を導入し，上肢の急速動作時の筋電スペクトルの経時変化を解析した結果，筋疲労にともない低周波成分が増加する，すなわち筋電発火の頻度が低下することを示した。

連続ダイナミック動作時の筋疲労の解析―動作筋電図の中間周波数と血中乳酸濃度の特性―

周起煥，李　圭，南谷晴之，大西祥平，山崎元

電子情報通信学会論文誌 (1991) J-74D-Ⅱ （ 8 ） 1098/1107 1991年08月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著

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上肢の連続ダイナミック動作時の筋疲労の解析法と解析結果について述べている。動作に関連する３種類の筋について筋電スペクトルの中間周波数の変動と血中乳酸濃度を測定し，筋疲労に伴う中間周波数の低下と乳酸濃度の増加の相関性を明らかにしている。

微小循環系の流れの可視化と定量法―高速ビデオシステムの応用と画像濃度勾配法による２次元血流分布の測定

南谷晴之，梅谷順，岡田英史，関塚永一，大塩力，末松誠，土屋雅春

Cell Science Vol.7 （ No.6 ） 519-528 1991年06月

共著

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顕微鏡下で観測される微小循環内の血球の流動現象を超高速ビデオ録画システムで可視化し， さらにディジタル画像処理技術により微小血管内の２次元血流速度分布を求める方法（濃度勾配法）について示した。

Phosphorus-31 NMR spectra by the linear prediction z-transform method

T. Uchiyama, H. Minamitani, K. Ichimori, H. Nakazawa & H. Okino

Tokai J. Exp. Clin. Med., 16, 5/6,    231-238 1991年06月

共著

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心筋細胞内でのＰ３１の代謝過程を精度よく経時的に測定するために，核磁気共鳴スペクトルを線形予測ｚ変換法によって推定する方法を提案し，その有効性を示した。

パターン識別問題における誤差逆伝播学習則の教師信号決定に関する一考察

福岡豊，村岡史健，松木秀男，南谷晴之

電子情報通信学会論文誌, (1991) J-74D-Ⅱ （ 6 ） 855/857 1991年06月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著

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誤差逆伝搬学習則において結合荷重初期値を考慮した効果的な教師信号の決定法を提案し，パターン識別問題に適用した結果，初期状態の荷重と収束後の荷重の変化量が小さく抑えられ， 学習の高速化が図れることを示した。

ラット灌流心臓の超分解能３１ＰＮＭＲスペクトル

内山孝憲，南谷晴之

豊田研究報告第四十四報告　(1991)    35-43 1991年05月

共著

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線形予測ｚ変換法によってラット灌流心臓の３１ＰＮＭＲスペクトルを推定することにより，従来不可能であった虚血時の速いリン代謝過程の変化を追跡が可能になった。その結果，心筋細胞内にｐＨの異なるコンパートメントが存在することを明らかにした。

顕微鏡型レーザ・ドップラ血流計の高精度化と微小循環における流速脈波計測への応用

岡田英史, 福岡　豊, 関塚永一, 大塩　力, 南谷晴之

日本ＭＥ学会誌論文号 “医用電子と生体工学” vol.29 （ No.1 ） 24-31 1991年03月

研究論文（学術雑誌）, 共著

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顕微鏡型レーザ・ドップラ血流計の低流速域における測定精度の改善を行い, 微小循環血流の流速脈波の測定を可能にした。

ＦＥＳ二関節制御系における拮抗筋の硬さ制御を用いた外乱抑制

久保公人, 井口弥寿彦, 板倉直明, 藤田欣也, 南谷晴之

電子情報通信学会論文誌 Vol.J74-D-Ⅱ （ No.2 ） 274-281 1991年02月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著

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主働筋と拮抗筋を同時に電気刺激し, 拮抗筋の収縮力を制御しつつ関節運動をスムースに行わしめるＦＥＳシステムを開発した。

色相および色調によるカラー画像の領域抽出法

戸村元久，石井浩一，南谷晴之

画像電子学会誌, 20, 2 (1991)    91/98 1991年02月

研究論文（学術雑誌）, 共著

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色知覚の３属性の１つである色相と明度・彩度の相関を表す属性である色調の２種類のカラー情報を用いてクラスタリングを行い，これによりカラー画像の領域を抽出する方法を提案している。応用として自然画像と顕微鏡細胞画像のカラー画像処理を行いその有効性を示した。

意識的サッケードと視覚誘発サッケードの特性解析

稲垣達也, 大森賢哉, 高橋良文, 海老沢嘉伸, 南谷晴之

電子情報通信学会論文誌 Vol.J74-D-Ⅱ （ No.1 ） 79-86 1991年01月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著

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高速追跡眼球運動である２種類のサッケードについて運動速度, 不応期, 正確さの違いを測定し, その発生メカニズムについて検討した。

急速動作筋電図のパワースペクトルにおける中間周波数解析

周起煥, 南谷晴之

電子情報通信学会論文誌 Vol.J73-D-Ⅱ （ No.2 ） 2063-2070 1990年12月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著

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上腕を対象に急速動作筋電図のスペクトル解析を行い, 中間周波数なるパラメータにより動作に関与する筋の特性を評価した。

非線形特性を補償したＦＥＳによる関節動作の閉ループ制御

井口弥寿彦, 藤田欣也, 南谷晴之

電子情報通信学会論文誌 Vol.J73-D-Ⅱ （ No.10 ） 1813-1816 1990年10月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著

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フィードフォワード型２自由度ＰＩＤ制御系を含む機能的電気刺激システムにより非線形特性を補償した関節動作の制御を可能にした。

流れの可視化および定量法ー微小循環における高速度ビデオシステムの応用―

関塚永一，大塩力，土屋雅春，岡田英史，南谷晴之

細胞工学 9, 10,    907 -913 1990年10月

共著

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臓器・組織レベルの微小循環系内を流れる血流やリンパ流を高速度ビデオシステムにより可視化し，画像処理により流速を計測する方法とその結果について示した。

顕微鏡型ＬＤＶにおける低Ｓ／Ｎ比, 単一バースト信号の信号処理法

中条義隆, 岡田英史, 福岡　豊, 南谷晴之

計測自動制御学会論文集 Vol.26 （ No.10 ） 1120 -1125 1990年10月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著

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顕微鏡型レーザ・ドップラ速度計の使用においてＳ／Ｎ比が低い単一バースト信号から速度情報を精度よく算定する信号処理法を開発した。

筋電信号フィードバックを用いたＦＥＳ関節運動制御システム

板倉直明, 周起煥, 井口弥寿彦, 藤田欣也, 南谷晴之

電子情報通信学会論文誌 Vol.J73-D-Ⅱ （ No.10 ） 1809-1812 1990年10月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著

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筋張力の代りに筋電信号をフィードバックする新しいＦＥＳ関節運動制御システムを構築し, 関節動作の制御を試みた。

機能的電気刺激における発生張力の筋電信号からの推定と制御

板倉直明，山本欧，久保公人，井口弥寿彦，周起煥，南谷晴之

バイオメカニズム 10    55-61 1990年09月

共著

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上腕二頭筋の機能的電気刺激により発生する発生張力を筋電信号から推定する方法を開発し， その情報をフィードバック信号として筋張力を制御するシステムについて検討した。

Design of feedback FNS standing system

藤田欣也, 南谷晴之

Advances in External Control of Huamn Extremities 10    131 -143 1990年08月

共著

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機能的電気刺激によって，対麻痺者の立位姿勢保持を安定に行わせるため，膝肉節角をフィードバック信号として刺激量を変化させるＦＮＳシステムを設計構築した。

Spectral broadening error caused　by the specularly reflected beamsfrom channel wall in laser Doppler velocimetry

岡田英史，中条義隆，福岡豊，矢内均，南谷晴之

Japanese Journal of Applied Physics 29, 6    1209-1214 1990年06月

共著

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レーザードップラ流速計を用いて管内流れを測定する際に，管壁の鏡面反射によって起こるドップラ周波数のスペクトル広がりが測定誤差になる要因について理論と実験の両面から解析した。