論文 - 小池　康博

低光散乱損失ポリメタクリル酸メチル固体の作製及びその構造解析

大塚 保治、小池 康博、淡路 治子、谷尾 宣久

高分子論文集 Vol.42 （ No.4 ） 265-271 1985年04月

研究論文（学術雑誌）, 共著

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プラスチック光ファイバーの伝送損失は吸収損失と散乱損失に大別されるが、可視光領域における損失は散乱損失に大きく依存している。本研究では、光ファイバーコア材料としてよく用いられるPMMAについて低散乱損失化の可能性を検討した。不純物フリーなモノマーから作製されたPMMA個体の光散乱損失は、重合条件、熱処理条件に大きく依存した。今回、揺動説で理論限界値と報告されている14dB/km（波長633nm）を越える低散乱損失PMMA固体を作製することができた。光散乱強度の角度依存性から、このPMMA固体中には数百Å程度の大きさを有する10-5オーダーの屈折率ゆらぎが存在することが判明した。これは重合時の応力ひずみや高分子量ポリマーの凝集等によるものであり、タクティシティによる本質的な揺らぎや残存モノマーが直接的な原因ではないと結論づけられた。

Studies on The Light-Focusing Plastic Rod.17: Plastic GRIN Rod Lenz Prepared by Photocopolymerization of A Ternary Monomer System

小池 康博、畑中 英之、大塚 保治

Applied Optics Vol.23 （ No.11 ） 1779-1783 1984年06月

研究論文（学術雑誌）, 共著, 査読有り

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３元モノマー系での光共重合によるGRINファイバーの屈折率分布の制御と定量的な予測。

Studies on The Light-Focusing Plastic Rod.16: Mechanism of Gradient-Index Formation in Photocopolymerization of Multiple Monomer Systems

大塚 保治、小池 康博

Applied Optics Vol.23 （ No.11 ） 1774-1778 1984年06月

研究論文（学術雑誌）, 共著, 査読有り

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光共重合法によるGRINロッドの屈折率分布形成機構シミュレーションを開発。

光共重合法によるプラスチックＧＲＩＮロッドの屈折率分布制御

大塚 保治、小池 康博

日本光学会誌「光学」/　日本光学会第８回光学シンポジウム （社団法人　応用物理学会分科会　日本光学会）  第12 （ 第6 ） 470(58)-475(63) 1983年12月

研究論文（学術雑誌）, 共著

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まず光共重合法の概要と原理について述べ、次にポリマーの種々の物理定数の予測、光共重合法に適するモノマー郡の選択方法、更にそれらのモノマー郡から得られるＧＲＩＮロッドの屈折率分布の予測について説明した。

Studies on The Light-Focusing Plastic Rod.15: GRIN Rod Prepared by Photocopolymerization of A Ternary Monomer System

小池 康博、大塚 保治

Applied Optics Vol.22 （ No.3 ） 418-423 1983年02月

研究論文（学術雑誌）, 共著, 査読有り

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３元モノマー系での屈折率分布形成機構を解明。

Studies on The Light-Focusing Plastic Rod.XIII: Photocopolymerization of Methyl Methacrylate-Vinyl Esters of Aromatic Carboxylic Acid

小池 康博、木本 吉彦、大塚 保治

Journal of Applied Polymer Science Vol.27 （ No.9 ） 3253-3264 1982年09月

研究論文（学術雑誌）, 共著, 査読有り

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光共重合法により低損失なGRINロッドを作製。

Studies on The Light-Focusing Plastic Rod.12: The GRIN Fiber Lens of Methyl Methacrylate-Vinyl Phenylacetate Copolymer

小池 康博、木本 吉彦、大塚 保治

Applied Optics Vol.21 （ No.6 ） 1057-1062 1982年03月

研究論文（学術雑誌）, 共著, 査読有り

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屈折率分布型(GRIN）ファイバーレンズの作製。

光集束性プラスチックロッドに関する研究　第7報 二重結像性ファイバーレンズの屈折率分布の測定

大塚 保治、小池 康博

繊維学会誌 Vol.37 （ No.11 ） 439-447 1981年11月

研究論文（学術雑誌）, 共著

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ファイバーレンズが新しい集光素子として注目を浴びているが、我々は光共重合法により光集束性プラスチックファイバーを作製し得る事を報告して来た。中心軸付近と周辺部の屈折率が、傾きの異なる二次分布で表される場合、そのファイバーレンズは縮小率と焦点面の異なる二つの像を結ぶ。光線マトリクスより、DIFを通過し得る光線の入射範囲を理論的に導き、結像視野の見積もりからDIFの屈折率分布を簡単に算出する方法を提案した。MMAと安息香酸ビニルの光共重合により作製したDIFを用いて種々の条件下で測定を行い、その測定精度を検討した。本測定法による屈折率分布と干渉法を用いて得られた結果はよく一致した。

Studies on The Light-Focusing Plastic Rod.10: A Light-Focusing Plastic Fiber of Methyl Methacrylate-Vinyl Benzoate Copolymer

大塚 保治、小池 康博、山崎 博貴

Applied Optics Vol.20 （ No.15 ） 2726-2730 1981年08月

研究論文（学術雑誌）, 共著, 査読有り

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メタクリル酸メチル－ビニルベンゾーエートの光共重合によりGRIN光ファイバーを初めて試作。

Studies on The Light-Focusing Plastic Rod.6: The Photocopolymer Rod of Methyl Methacrylate with Vinyl Benzoate

大塚保治、小池康博、山崎博貴

Applied Optics Vol.20 （ No.2 ） 280-285 1981年01月

研究論文（学術雑誌）, 共著, 査読有り

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光収束性GRINロッドを光共重合法で作製。

Determination of The Refractive-Index Profile of Light-Focusing Rods: Accuracy of a Method Using Interphako Interference Microscopy

大塚保治、小池康博

Applied Optics Vol.19 （ No.16, ） 2866-2872 1980年08月

研究論文（学術雑誌）, 共著, 査読有り

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光干渉法による屈折率分布型（GRIN)ロッド、及びファイバー内の屈折率分布の非破壊測定法の確率。