論文 - 小池　康博

High Temperature Resistant Graded-Index Polymer Optical Fiber

佐藤 真隆、平井 美季、石榑 崇明、小池 康博

Journal of Lightwave Technology, Vol.18 （ No.12, ） 2139-2145 2000年12月

研究論文（学術雑誌）, 共著, 査読有り

　概要を見る

GI型POFの屈折率分布の耐熱性を向上するためのドーパントの最適化方法、さらには伝送損失の耐熱性に与えるドーパントの影響を報告した。

Organic Dye-Doped Polymer Optical Fiber Lasers

栗木 研、小林 毅之、今井 奈々、田村 藤嗣彦、小池 康博、岡本 義之

Polymers for Advanced Technologies, Vol.11, （ Issue, 8-12 ） 612-616 2000年11月

研究論文（学術雑誌）, 共著

　概要を見る

５種の有機色素を添加したGI型ポリマー光ファイバーを作製し、レーザー発振を観測した。レーザー発振特性として発振傾き効率、耐光性を明らかにした。

光学ポリマーの基礎的研究と光機能の創出

小池 康博

繊維と工業/繊維学会誌 （社団法人　繊維学会）  Vol. 56 （ No. 10 ） 277-281 2000年10月

研究論文（その他学術会議資料等）, 単著

　概要を見る

光と高分子物質の相互作用という視点の下に原子レベルからマクロな不均一構造に至るまで光学ポリマーにおける光作用の基礎原理とその応用につき紹介する。

プラスチック光ファイバ最近の話題

石榑 崇明、小池 康博

オプトニューズ （財団法人　光産業技術振興協会）  通 （ 119 ） 38-42 2000年09月

研究論文（学術雑誌）, 共著

　概要を見る

GI型POFを用いた情報家電インターフェースの国際標準化動向や、PFポリマー系GI型POFのLAN導入実施例など最近のPOFによる高速通信関連技術に関してを紹介した。

Fabrication and Properties of Polymer Optical Fibers Containing Nd-Chelate

栗木 研、小林 毅之、今井 奈々、田村 藤嗣彦、西原 晋、多加谷 明広、小池 康博、岡本 義之

IEEE Photonics Technology Letters, Vol.12 （ No.8, ） 989-991 2000年08月

研究論文（学術雑誌）, 共著, 査読有り

　概要を見る

フォノンエネルギーの高い有機媒体中ではNdなどの近赤外波長域での蛍光は観測されていなかった。しかし、本研究ではフォノンエネルギーの低い媒体、活性物質を用いることで初めてアクリルポリマー中で近赤外波長域の蛍光を観測することに成功した。

High-Efficiency Organic Dye-Doped Polymer Optical Fiber Lasers

栗木 研、小林 毅之、今井 奈々、田村 藤嗣彦、西原 晋、西澤 幸久、多加谷 明広、小池 康博、岡本 義之

Applied Physics Letters, Vol.77 （ No.3 ） 331-333 2000年07月

研究論文（学術雑誌）, 共著, 査読有り

　概要を見る

GI型ポリマー光ファイバーレーザーがロッド型レーザーより、発振効率、耐光性の点で著しく優れていることを明らかにした。

Which is A More Serious Factor to The Bandwidth of GI POF: Differential Mode Attenuation or Mode Coupling?

石榑 崇明、叶 真理子、小池 康博

Journal of Lightwave Technology, （IEEE）  Vol.18 （ No.7 ） 959-965 2000年07月

研究論文（学術雑誌）, 共著, 査読有り

　概要を見る

マルチモード型ファイバの広伝送帯域化を促進する要因の一つとして、特に石英系ファイバの場合にモードカップリングがこれまで考えられてきた。これに対してGI型POF中においてはモードカップリングの影響は極めて小さく、伝送帯域特性に対して、モード依存性損失が多大な影響を及ぼすことを初めて明らかにした。

世界最高速ポリマー光ファイバー

小池 康博、石榑 崇明

高分子/高分子学会誌 （社団法人　高分子学会）  49 （ 7月 ） 431-434 2000年07月

研究論文（その他学術会議資料等）, 共著

　概要を見る

分子内に全く水素原子を含まない全フッ素化ポリマーは、屈折率の波長依存性が極めて小さい低材料分散性を有していることから、石英系光ファイバが伝送することの出来ない世界最高速の伝送を可能にするのはポリマー光ファイバであることを紹介した。

High-Speed Plastic Optical Fibers

佐藤 真隆、石榑 崇明、小池 康博

Science and Technology in Japan,  （ No.74 ） 15-27 2000年07月

研究論文（その他学術会議資料等）, 共著

　概要を見る

これまで、慶應大学で研究を続けてきたPMMA系GI型POFの低伝送損失特性、広伝送帯域特性（伝搬モード特性）に加えて、高温、高湿下での伝送特性の経時変化が全くないという優れた信頼性について解説した。

Thermally Stable High-Bandwidth　Graded-Index Polymer Optical Fiber

佐藤 真隆、石榑 崇明、小池 康博

Journal of Lightwave Technology, （IEEE）  Vol.18 （ No.7 ） 952-958 2000年07月

研究論文（学術雑誌）, 共著, 査読有り

　概要を見る

PMMA系GI型POFのドーパント分子に対して詳細な温度特性の検討を行い、Tg低下を抑制することの出来るドーパントを見出すことで、伝送帯域特性の耐熱性に優れるGI型POFの作製が可能となったことを報告した。

ポリマー光ファイバー増幅器・レーザー

多加谷 明広、栗木 研、小池 康博

光学/日本光学会誌 （日本光学会（社団法人　応用物理学会））  29 （ 4 ） 237(39)-242(44) 2000年04月

研究論文（その他学術会議資料等）, 共著

　概要を見る

ポリマー光ファイバー増幅器とポリマー光ファイバーレーザーの構成、作製方法、増幅・発信特性について解説した。

高速ポリマー光ファイバー（ＰＯＦ）の現状と将来展望

石榑 崇明、小池 康博

レーザー・量子エレクトロニクス研究会 （社団法人　電子情報通信学会）  Vol. 99 （ No. 652 ） 31-36 2000年02月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著

　概要を見る

インターネット、デジタル家電製品の普及により、これまでのオフィス内のみならず、高速ホームネットワークの必要性が高まってきている。これら、ホームネットワーク、オフィスネットワーク等、システムの低価格性が期待されるネットワークにおいて実用化が期待される、大口径、低損失、広帯域屈折率分布(GI)型ポリマー光ファイバー(POF)に関して、現状並びにこれから期待される展開について述べる。これまで、石英系材料の低価格代替と見なされてきたポリマーであるが、材料固有の分散要因の詳細な検討により、従来の石英材料よりも低材料分散性を有し、石英系ファイバー以上の広帯域POFの作製が可能であることが明らかとなった。今後のこれら新規高性能POFの可能性と将来展望について述べる。

Optimum Index Profile of The Perfluorinated Polymer-Based GI Polymer Optical Fiber and Its Dispersion Properties

石榑 崇明、小池 康博、James W. Fleming

Journal of Lightwave Technology Vol. 18 （ No. 2 ） 178-184 2000年02月

研究論文（学術雑誌）, 共著, 査読有り

　概要を見る

本質的に低損失となる全フッ素化ポリマーの材料分散特性を詳細に解析し、全フッ素化ポリマー系ＧＩ型ＰＯＦは石英系の光ファイバを越える高速伝送が可能であることを明らかにした。

High-Performance Polymer Optical Fiber Lasers and Amplifiers

栗木 研、小林 毅之、今井 奈々、田村 藤嗣彦、多加谷 明広、小池 康博、岡本 義之

Proceedings of SPIE The Society for Optical Engineering / Photonics West, Optelectronics 2000, Technical Conference on Organic Photonics Materials and Devices II （The International Society for Optical engineering (SPIE)）  Vol. 3939   28-38 2000年01月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 単著, 査読有り

　概要を見る

有機組織や希土類キレートを添加したアクティブ媒体としてＧＩ型ポリマー光ファイバーが優れていることについて明らかにした招待論文。

Rare Earth-Doped Graded Index Polymer Optical Fibers for Optical Amplification

小林毅之、栗木研、西原晋、小池康博、岡本義之

Proceedings of SPIE, The Society for Optical Engineering / Photonics West, Technical Conference, Rare-Earth-Doped Materials and Devices IV （The International Society for Optical Engimeering (SPIE)）  Vol. 3942   158-165 2000年01月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

　概要を見る

配位子にフッ素を多く含んでいるリガントを用いた希土類キレート合成し、それを添加した溶液の吸収特性を調べ、その結果から希土類キレートの吸収、蛍光特性を予測することに成功した。

光通信と情報家電の動向

小池 康博、石榑 崇明

機械振興 （財団法人　機械振興協会）   （ 通巻380号、 ） 65-71 2000年01月

研究論文（その他学術会議資料等）, 共著

　概要を見る

高速GI型POFの低損失性、耐熱性の向上とともに、情報家電機器間ネットワークインターフェースとして注目を集めるようになってきた。GI型POFの特性の現状を紹介するとともに、特にIEEE1394をベースとした伝送方式にGI型POFを導入し、国際標準化規格としようとする情報家電メーカーの動きなどを紹介した。

What is The Most Transparent Polymer?

谷尾 宣久、小池 康博

Polymer Journal （社団法人　高分子学会）  Vol.32 （ No.1, ） 43-50 2000年01月

研究論文（学術雑誌）, 共著, 査読有り

　概要を見る

高分子材料の透明性を、分子構造の観点から理論的に予測し,フッ素化合物からなる高分子が最も透明で,その伝送損失は１ｄB/km以下になるであろうことを示した。

光散乱ポリマー導光体を用いた最新液晶ディスプレイ用バックライト

多加谷 明広、小池 康博

光技術コンタクト （財団法人　日本オプトメカトロニクス協会）  Vol. 38 （ No. 1 ） 47-55 2000年01月

研究論文（その他学術会議資料等）, 共著

　概要を見る

光散乱ポリマー導光体の提案からその液晶バックライトへの応用、多重散乱解析、次世代型光散乱ポリマー導光体バックライトまで、詳しく解説している。

Slab Waveguide-Type Optical Modulators Using Optically Active and Nonlinear Polymers

武藤 真三、立澤 之康、石山 潔、小池康博

Nonlinear Optics Vol. 22   449-452 1999年11月

研究論文（その他学術会議資料等）, 共著

　概要を見る

旋光機能を有するに1-メンチルメタクリエートを用いて導波路タイプのTE-TMモード変換器を作製した。波長441．6ｎｍにおいて、低損失の変調をすることに成功した。

Highly Scattering Optical Transmission Polymers for Liquid Crystal Display

多加谷 明広、小池 康博

Proceedings of SPIE The Society for Optical Engineering / International Symposium on Photonics and Applications (ISPA’99), COnference on Design,Fabrication,and Characterization of Photonic Devices Vol. 3896   214-222 1999年11月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

　概要を見る

光散乱ポリマー導光体を液晶ディスプレイ用バックライトとして応用し、従来の透明導光体を用いたものに比べ、2倍の輝度を実現したことを示した。さらに非対称プリズムを提案し、その特性を示した招待論文