論文 - 小池　康博

Graded-Index Polymer Optical Fiber with High Temperature and High Humidity Stability.

石槫 崇明、佐藤 真隆、近藤 篤志、月森 康之、小池 康博

IEEE Journal of Lightwave Technology Vol.20 （ No.10 ） 1818-1825 2002年08月

研究論文（学術雑誌）, 共著, 査読有り

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これまで提案してきたＰＭＭＡ系ＧＩ型ＰＯＦの高温高湿下での伝送損失の安定性を高めた点についての報告である。ＰＭＭＡと同程度の親水性・疎水性を有する低分子ド－パントを適切に設計し、さらに適切な濃度を選択することにより、70oC、80%相対湿度での伝送損失上昇を抑制することに成功した。

Spectroscopic Properties of Lanthanide Chelates in Perfluorinated Plastics for Optical Applications

栗本 研、西原 晋、西沢 幸久、多加谷 明広、小池 康博、岡本 善之

Journal of The Optical Society of America B （Optical Society of America）  Vol.19 （ No.8 ） 1844-1848 2002年08月

研究論文（学術雑誌）, 共著, 査読有り

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フッ素ポリマーおよび希土類キレートを使用した光学デバイスの可能性について述べ、また希土類キレートの吸収特性について明らかにしている。

High-Bandwitch Graded-Index Polymer Optical Fiber with High Temperature Stability

石榑 崇明、佐藤 真隆、近藤 篤志、小池 康博

IEEE Journal of Lightwave Technology Vol.20 （ No.8 ） 1443-1448 2002年08月

研究論文（学術雑誌）, 共著, 査読有り

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ＰＭＭＡＧＩ型ＰＯＦの伝送損失を高温下、高湿下で安定に保つためにはファイバーの高開口数化が必要となる。そのため、クラッドに部分フッ素化ポリマー３ＦＭＡとＰＭＭＡの共重合体を用いることを始めて提案した。その結果、従来のＰＭＭＡ系と同等の損失、帯域特性を維持しつつ耐熱性、曲げ損失性に優れたＧＩ型ＰＯＦの作製が可能となることを報告した。

Accurate Refractive Index Profiling in A Graded-Index Plastic Optical Fiber Gigabit Transmission Rates.

石榑 崇明、田中 奨、小林 英嗣、小池 康博

IEEE Journal of Lightwave Technology Vol.20 （ No.8 ） 1449-1456 2002年08月

研究論文（学術雑誌）, 共著, 査読有り

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ＰＭＭＡ系ＧＩ型ＰＯＦの屈折率分布形状を最適に制御するための新規作製法を提案し、実際に試作した。得られたＧＩ型ＰＯＦは、150mで３ＧＨｚを超える広い帯域を有しており、この結果は理論的にＷＫＢ法を用いて計算されたシミュレーション結果と非常によい一致を示した。石英系のマルチモードファイバーにおいても制御が困難とされてきた理想屈折率分布を形成することに始めて成功した報告である。

高速ネットワークアイランド構想とライフスタイル

小池 康博

多摩美術大学特別講演 （多摩美術大学）  2002年06月

単著

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ギガビットの情報を各家庭、オフィスまで導入するアイランド構想とそれにより実現される現状のブロードバンド技術とは一線を画するリアルタイムコミュニケーション社会を展望する。

ポリマー光ファイバーが拓くブロードバンドネットワーク

石榑 崇明、小池 康博

高分子/高分子学会誌 （社団法人　高分子学会）  51 （ 6月 ） 451 2002年06月

研究論文（その他学術会議資料等）, 共著

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GI-POFの特性の解説、大学、マンション、小学校などの内部にGI-POFを張り巡らし、双方向のギガビット通信等に付き、最新の研究結果および現在実施されている実証実験等の話を交え解説した。

Plastic Optical Fiber Lasers and Amplifiers Containing Lanthanide Complexes

栗本 研、小池 康博、岡本 善之

Chemical Reviews Vol.102 （ No.6 ） 2347-2356 2002年05月

研究論文（学術雑誌）, 共著, 査読有り

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希土類金属を使用したプラスチックファイバーレーザー・増幅器について関連する研究と比較しながら述べている。

High Efficiency Optical Coupler for A Small Photo Acceptance Area Photodiode Used in The High Speed Plastic Optical Fiber Communication

松本 佳宣、中園 晃充、北原 太介、小池 康博

Sensors And Actuators A: Physical Vol. 97-98   318-322 2002年04月

研究論文（その他学術会議資料等）, 共著

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高速ポリマー光ファイバーコミュニケーションのための高効率光カプラーを開発したのでその結果に付き報告した。

The Advanced Highly Scattering Optical Transmission Polymer Backlight for Liquid Crystal Displays

多加谷 明広、石井 俊、横山 和明、樋口 榮三郎、小池 康博

Japanese Joumal of Applied Physics Vol.41, Part 1 （ No.4A ） 2241-2248 2002年04月

研究論文（学術雑誌）, 共著, 査読有り

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薄型化を進めて行った場合の従来型光散乱ポリマー導光体バックライトの特性の変化を実験的に解析し、その現象について説明している。さらに薄型化を進めた場合の、次世代型光散乱ポリマー導光体バックライトの優位性を示している。

高速POFによるブロードバンドネットワーク

小池 康博、石榑 崇明

JEITA Review/電子情報技術産業協会機関紙 （社団法人　電子情報技術産業協会）   （ 1月 ） 7-15 2002年01月

研究論文（その他学術会議資料等）, 単著

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近年のPOFを取り巻く技術的同行について述べた。

Plastic Optical Fibers Containing Lanthanide Chelates and Organic Dyes for Laser and Amplifier Applications

栗木 研、西原 晋、西沢 幸久、多加谷 明広、小池 康博、岡本 善之

Proceedings of The International Society of OpticalEngineering, (SPIE) / Organic Photonic Materials and Devices IV （SPIE The International Society for Engineering）  Vol. 4642   62-70 2002年01月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

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今後発展が期待されるホームネットワークなどでの使用が必要とされるであろうプラスチック光ファイバーレーザー・増幅器について述べる。

Thin Liquid-Crystal Display Backlight System with Highly Scattering Optical Transmission Polymers

多加谷　明広、永井　道夫、小池　康博、横山　和明

Applied Optics Vol. 40 （ No. 34 ） 6274-6280 2001年12月

研究論文（学術雑誌）, 共著, 査読有り

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次世代型の光散乱ポリマー導光体バックライトを提案している。多重散乱の理論解析に基づき設計を行った結果、薄型のバックライトでありながら従来品の２倍の明るさを達成したことを報告している。

Zero-Birefringence Polymers for Optical Devices

多加谷　明広、小池　康博

Proceedings of SPIE / 2nd International Symposium on Photonics and Applications (ISPA 2001), Conference on Design,Fabrication,and Characterization of Photonic Devicesll （The International Society for Optical Engineering, (SPIE) Nanyang Technological UniversityO）  Vol. 4594   348-358 2001年11月

研究論文（学術雑誌）, 共著

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光学ポリマーに生じる複屈折を消去する方法として「ランダム共重合法」と「異方性低分子ドープ法」を提案し、実際にこれらの方法により複屈折を生じないゼロ複屈折性ポリマーの合成に成功したことを詳細に説明している。

ITを支えるフォトニクスポリマー

小池 康博

綜研化学講演会 （綜研化学株式会社）  2001年11月

単著

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ITにおけるこれらの骨格技術と相関する、フォトニクスポリマーとして、屈折率分布型ポリマー光ファイバ（GI型POF）、光散乱ポリマー導光体、それに０複屈折性ポリマー（偏波保存ポリマー）を提案し、それらの問題の解決法と今後の展開について述べる。

ITを支えるフォトニクスポリマー　〜伝送とディスプレイ〜

小池 康博

第22会高分子学会湘南地区講演会・見学会 （社団法人　高分子学会　関東支部　湘南幹事会）  2001年11月

単著

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近年、従来の金属線と同様な取扱い性を有しながらギガビット以上の伝送を可能とする高速プラスチック光ファイバーに新たな注目が寄せられている。ビデオをレンタルしないで家庭にいながらのダウンロード、臨場感あるリアルタイム動画伝送など、ギガビット光ファイバー網が可能とする膨大な新しい光通信市場を展望する

フォトニクスポリマーの基礎とITへの展開

小池 康博

高分子学会千葉地域講演会 （社団法人　高分子学会）  2001年11月

単著

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情報技術の骨格をなしている、情報ネットワーク技術、情報表示技術及び情報蓄積技術と関連させて本プロジェクトで研究を概略的に紹介している。

広帯域プラスチック光ファイバー

小池 康博、佐藤 真隆、石榑 崇明

応用物理/応用物理学会誌 （社団法人　応用物理学会）  第70 （ 第11 ） 1287-1293 2001年11月

研究論文（その他学術会議資料等）, 共著

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近年、期待が高まっている情報家電機器間の高速ネットワーク、ならびに高速オフィス、キャンパスLANなどの通信メディアとして期待が寄せられているGI型POFの伝送損失特性、信頼性、伝送帯域特性および、応用展開に関する近年の動向について述べる。

高速光通信がもたらす新しい生活とは

小池康博

三田評論　2001年11月号（講演録）  （ No.1040 ） 40-51 2001年11月

単著

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平成13年6月28日に行われた三田演説会での講演録。「高速光通信が今後どんな生活をもたらすか」ということに焦点を当て,光ファイバーで可能になる生活につき、わかり易く解説した。

Anisotropic Molecule Dopant Method for Synthesizing A Zero-Birefringence Polymer

多加谷 明広、岩田 修一、川浪 英利子、塚原 宇、小池 康博

Japanese Joumal of Applied Physics Vol. 40, （ Part 1, No. 10, ） 6117-6123 2001年10月

研究論文（学術雑誌）, 共著, 査読有り

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18種類の異方性低分子について、その効果を実験的に確認している。分極率異方性と複屈折相殺濃度との関係を示している。異方性低分子を添加しても、光学デバイス用途として十分な透明性が得られることも示している。

Zero-Birefringence Polymer by The Anisotropic Molecule Dope Method

多加谷 明広、岩田 修一、川浪 英利子、塚原 宇、小池 康博

Applied Optics Vol. 40 （ No. 22 ） 3677-3683 2001年08月

研究論文（学術雑誌）, 共著, 査読有り

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配向複屈折が生じないポリマーを合成するための異方性低分子ドープ法を初めて提案し、実際にこの方法によってゼロ複屈折性光学ポリマーを合成している。trans-stilbeneを用い、複屈折が相殺されていることを実験的に示している。