論文 - 大澤　博隆

橙色の屋根のお家：楽しみながら訓練できるデジタルセラピーデバイス

渡辺 柚佳子, 岡田 佳子, 大澤 博隆, 河合 広至, 菅谷 みどり

エンタテインメントコンピューティングシンポジウム2014論文集 2014   225 - 228 2014年09月

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子どもの学習障害，発達障害は，学習面のみならず，対人関係や運動面においても生じる様々な困難を緩和するために日常的に社会的なスキルを育成するための訓練を行う必要がある．従来訓練は，専門知識を持ったセラピストの同席，高価な機材が必要とされることが多く，頻繁に行えない問題がある．本研究では，伝統的なプレイセラピーをセンサとCGの連携によりデジタルデバイスとして拡張し，楽しみながら訓練に取り組める新しい訓練デバイスを提案する．本デバイスは，コミュニケーションの中でも特に話すこと聞くことを子どもに自然に促し，専門家でなくても話す聞くスキルを育成しやくすることを目的とした．本論文では，事前に開発した教材のプロトタイプを示し，専門家とのデバイスの機能の評価の指針と方法を議論した内容を述べた.

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舞台演出手法を取り入れた Mixed Reality アプリケーション開発環境の提案

樫村 健人, 大澤 博隆, 菅谷 みどり

エンタテインメントコンピューティングシンポジウム2014論文集 2014   118 - 122 2014年09月

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Mixed Reality は，Augmented Reality(拡張現実)，Virtual Reality (仮想現実)を組み合わせた表現により，没 入感を促進することでゲームや教育に応用される事が期待されている. ただし，アプリケーション開発 では，物理情報と仮想情報の対応を統合的に行う抽象モデルと，それを具体化するための共通基盤とな るライブラリが十分存在せず，新規開発が困難である問題がある．本研究では舞台演出の概念を取り入 れる事により，統合的なモデル化が容易になると考え，それに基づく開発環境の提案を目的とした．論 文では，提案するモデルについて述べる．

• CiNii Research

座談会 : SFにおけるAI(<特集>SFとAI)

東野 司, 森岡 浩之, 林 譲治, 松原 仁, 大澤 博隆, 栗原 聡, 山下 倫央

人工知能 （一般社団法人 人工知能学会）  29 （ 5 ） 534 - 541 2014年09月

ISSN  21882266

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Enhancing Empathy toward an Agent by Immersive Learning

Hirotaka,Osawa, Michita,Imai

The 1st International Conference on Human-Agent Interaction 2014年08月

共著, 筆頭著者, 最終著者, 責任著者, 査読有り

橙色の屋根のお家 : コミュニケーションに障害を持つ児童向けのデジタル教材 (サービスコンピューティング)

渡辺 柚佳子, 岡田 佳子, 大澤 博隆, 菅谷 みどり

電子情報通信学会技術研究報告 = IEICE technical report : 信学技報 （一般社団法人電子情報通信学会）  114 （ 157 ） 43 - 48 2014年07月

共著,  ISSN  0913-5685

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子どもの学習障害,発達障害は,学習面のみならず,対人関係や運動面においても生じる様々な困難を緩和するために日常的に社会的なスキルを育成するための訓練を行う必要がある.従来訓練は,専門知識を持ったセラピストの同席,高価な機材が必要とされることが多く,頻繁に行えない問題がある.本研究では,伝統的なプレイセラピーをセンサーとCGの連携によりデジタルデバイスとして拡張した新しい訓練デバイスを提案する.本デバイスは,コミュニケーションの中でも特に話すこと聞くことを子どもに自然に促し,専門家でなくても話す聞くスキルを育成しやくすることを目的とした.本論文では,事前に開発した教材のプロトタイプをもとに,発達心理学の専門家と有用性を議論し,また,デバイスの機能の評価の指針と方法を議論した内容について述べた.

橙色の屋根のお家:コミュニケーションに障害を持つ児童向けのデジタル教材

渡辺, 柚佳子, 岡田, 佳子, 大澤, 博隆, 菅谷, みどり

情報処理学会研究報告. UBI, [ユビキタスコンピューティングシステム] （一般社団法人情報処理学会）  2014 （ 8 ） 1 - 6 2014年07月

共著,  ISSN  0919-6072

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子どもの学習障害,発達障害は,学習面のみならず,対人関係や運動面においても生じる様々な困難を緩和するために日常的に社会的なスキルを育成するための訓練を行う必要がある.従来訓練は,専門知識を持ったセラピストの同席,高価な機材が必要とされることが多く,頻繁に行えない問題がある.本研究では,伝統的なプレイセラピーをセンサーと CG の連携によりデジタルデバイスとして拡張した新しい訓練デバイスを提案する.本デバイスは,コミュニケーションの中でも特に話すこと聞くことを子どもに自然に促し,専門家でなくても話す聞くスキルを育成しやくすることを目的とした.本論文では,事前に開発した教材のプロトタイプをもとに,発達心理学の専門家と有用性を議論し,また,デバイスの機能の評価の指針と方法を議論した内容について述べた.

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人間の擬人化による社会行動の部分的自動化 (クラウドネットワークロボット)

大澤 博隆

電子情報通信学会技術研究報告 = IEICE technical report : 信学技報 （一般社団法人電子情報通信学会）  114 （ 85 ） 27 - 32 2014年06月

単著, 筆頭著者, 最終著者, 責任著者,  ISSN  0913-5685

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本研究ではHAIの新しいアプリケーションとして、人間の感情労働を代替するEmotional Cyborgの概念を提案する。本稿では、Emotional Laborがどのような条件で発達してきており、これがHAI技術によってどのように補われるか分類する。そして人間の目に取り付け、HAI研究の成果である視線の動きを代替するAgencyGlassを提案し、プロトタイプアプリケーションを提案する。そして、実際にAgencyGlassを使ったプロトタイプアプリケーションを発表した際のメディアや人々の反応についてまとめ、Emotional Cyborgの導き出すHAI研究の新しい世界について論じる。

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人狼人工知能プロジェクトの概要と展望

鳥海, 不二夫, 稲葉, 通将, 大澤, 博隆, 片上, 大輔, 篠田, 孝祐, 松原, 仁

情報処理学会研究報告. GI, [ゲーム情報学] （一般社団法人情報処理学会）  2014 （ 5 ） 1 - 1 2014年06月

共著,  ISSN  0919-6072

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不完全情報コミュニケーションゲームである「人狼」を題材にした研究プロジェクトの概要を紹介し,ゲーム情報学という観点からこのプロジェクトの将来について展望していく.

• CiNii Research

物体を擬人化するロボット

大澤,博隆

ロボコンマガジン 2014年05月

単著, 筆頭著者, 最終著者, 責任著者

Sustainable Relationship with a Product using Anthropomorphization Influence of Anthropomorphization

Hirotaka,Osawa

Human-Agent Interaction Design and Models workshop at AAMAS 2014年05月

単著, 筆頭著者, 最終著者, 責任著者

強化学習を用いた人狼における最適戦略の抽出

梶原健吾, 鳥海不二夫, 大橋弘忠, 大澤博隆, 片上大輔, 稲葉通将, 篠田孝祐, 西野順二

第76回全国大会講演論文集 2014 （ 1 ） 597 - 598 2014年03月

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近年の人工知能の技術の発展により、チェスや将棋等の完全情報ゲームでは人工知能が人間のプロを相手に勝利するようになった。一方で、不完全情報ゲームについての研究は多くはない。そこでコミュニケーションゲーム“人狼”に着目し、人工知能が目指すべき新たな目標として設定する。本研究ではこのゲーム内で使用される主な言葉をプロトコル化し、各エージェントがそのプロトコルで会話をすることでゲームが進行される。過去の会話内容やプレイヤー数等を環境とし、発言内容や能力者の行動等の戦略をQ学習により学習させ、最適戦略を解析する。

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人工知能はどのように擬人化されるべきなのか？：人の擬人化傾向に関わる知見と応用

大澤,博隆

人工知能:人工知能学会誌 （社団法人人工知能学会）  29 （ 2 ） 182 - 189 2014年03月

単著, 筆頭著者, 最終著者, 責任著者,  ISSN  2188-2266

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知能の軍拡競争 : 報酬の遅延によるエージェント同士の戦略の複雑化

大澤 博隆

人工知能学会全国大会論文集 （人工知能学会）  28 （ 0 ） 1 - 3 2014年

単著, 筆頭著者, 最終著者, 責任著者,  ISSN  1347-9881

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<p>社会脳仮説によれば、人間の脳は社会において他者の意図を推測するために進化したとされる。他者の意図を読み、協力したり欺いたりする行為は、知的能力における軍拡競争を招き、知的能力の進化を後押しする。著者は有限状態オートマトンを使った遺伝的プログラミングの手法で、軍拡競争を後押しする利得条件を長期間にわたって調べた。</p>

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汎用人工知能の標準問題としての人狼ゲーム

篠田, 孝祐, 鳥海, 不二夫, 片上, 大輔, 大澤, 博隆, 稲葉, 通将

JSAI大会論文集 （一般社団法人 人工知能学会）  2014 （ 0 ） 2C4OS22a3 - 2C4OS22a3 2014年

共著,  ISSN  13479881

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<p>コミュニケーションゲームである人狼ゲームを人工知能における標準問題として考えた場合、どのような課題があり、必要とされる技術要素を検討する。また、この人狼ゲームを、人工知能プログラムが参加してゲームを行う競技会を開催することで、発展が期待できる分野を考察する。</p>

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同調と反駁に着目した人狼ゲームの分析

稲葉, 通将, 鳥海, 不二夫, 大澤, 博隆, 片上, 大輔, 篠田, 孝祐, 西野, 順二

JSAI大会論文集 （一般社団法人 人工知能学会）  2014 （ 0 ） 1E4OS23a1 - 1E4OS23a1 2014年

共著,  ISSN  13479881

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<p>我々は，コミュニケーションゲーム「人狼ゲーム」を行う人狼ゲームエージェントの実現を目指している．人狼ゲームでは，プレイヤーは自分の真の意図を隠しつつ意見を述べる必要がある．本研究では，人間らしく振る舞う人狼ゲームエージェントの実現に有用な知識獲得を目指し，出された意見に対するプレイヤーの行動を同調・反駁という観点から分析を行う．</p>

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Attachable robotic arm for anthropomorphized explanation by pointing.

Hirotaka Osawa, Wataru Kayano

2014 ASIA-PACIFIC SIGNAL AND INFORMATION PROCESSING ASSOCIATION ANNUAL SUMMIT AND CONFERENCE (APSIPA) （IEEE）     1 - 4 2014年

共著, 筆頭著者, 責任著者, 査読有り

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Our daily household activities are supported by many complicated home appliances whose functions are difficult to learn. In order to clearly explain the functions of home appliances to users, we design attachable agential triggers to render home appliances as explanatory agents. We detail how our application helps explain the use of home appliances to users. Our proposed robotic arms are easier to use than previously used attachable arms in order to point to a home appliance.

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Digital play therapy for children with learning disabilities.

Yukako Watanabe, Yoshiko Okada, Hirotaka Osawa, Midori Sugaya

Proceedings of the second international conference on Human-agent interaction(HAI) （ACM）     185 - 188 2014年

共著, 査読有り

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ソシオン理論に基づいたクラス内のいじめと同調方略のモデル化

大隅 俊宏, 大澤 博隆, 今井 倫太

電気学会論文誌. C （一般社団法人 電気学会）  134 （ 4 ） 560 - 570 2014年

共著, 査読有り,  ISSN  0385-4221

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Bullying is a serious problem, especially at elementary school and junior high school and occurs all over the world with some differences. As a countermeasure against bullying, many interventions and preventive programs were proposed (e.g., counseling, dispatch of advisers, group work, suspension order) and there are many researches about analysis of bullying and intervention and preservation strategies. However, a lot of samples and long times are required for analysis of the strategies in the real world. And we believe simulations of the bullying and the countermeasures are effective as a quick and easy analysis. In this paper, we developed a simulation model of school bullying "within-group" or "within-class" that is based on "Socion theory". The primary feature of "Socion theory" is that each agent has an imagined personal relationship. We implemented a strategy named conforming strategy to simulate the bullying caused by conforming behaviors of students. The student agents who implement the conforming strategy watch the human relationship around them and update their own imagined relationships. Then they conform to other students to get good positions or keep their grounds on the basis of simulation results based on their own imagined relationships. The result of the experiment shows the conforming strategy increases the probability of bullying and the number of victims, and conforming behaviors increase the probability of bullying in the real world. We also show a state that a teacher underestimates or cannot perceive bullying when it occurred, and many teachers underestimate or cannot perceive bullying in the real world. Totally, we show that "Socion theory" has expressiveness to use as a foundation of bullying simulation.

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Sustainable relationship with product by implementing intentional interaction.

Hirotaka Osawa

International conference on Autonomous Agents and Multi-Agent Systems(AAMAS) （IFAAMAS/ACM）     1677 - 1678 2014年

共著, 筆頭著者, 最終著者, 責任著者, 査読有り

Investigation of the effects of nonverbal information on werewolf.

Daisuke Katagami, Shono Takaku, Michimasa Inaba, Hirotaka Osawa, Kousuke Shinoda, Junji Nishino, Fujio Toriumi

2014 IEEE INTERNATIONAL CONFERENCE ON FUZZY SYSTEMS (FUZZ-IEEE) （IEEE）     982 - 987 2014年

共著, 査読有り,  ISSN  1544-5615

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Werewolf is one of the popular communication games all over the world. It treats ambiguity of human discussion including the utterances, gestures and facial expressions in a broad sense. In this research, we pay attention to this imperfect information game werewolf. The purpose of the research is to develop an intelligent agent "AI werewolf" which is enabled to naturally play werewolf with human. This paper aims to investigate how behavior contribute to victory of own-side players by using machine learning as a first step. As the results of investigation and analysis of the playing movie, we found that nonverbal information in the game of werewolf has importance to winning or losing the game.

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