論文 - 橋口　明典

【肝がん治療のすべて】 肝細胞癌　多中心性発癌

橋口, 明典, 入江, 理恵 and 坂元, 亨宇

肝・胆・膵 53 （ 5 ） 619 - 625 2006年11月

共著,  ISSN  0389-4991

パルボウイルスB19感染を契機に発症したSLEの1例

粟津 緑, 下郷 幸子, 飛彈 麻里子, 新庄 正宜, 高橋 孝雄, 柴田 理恵, 橋口 明典

日本小児科学会雑誌 （(公社)日本小児科学会）  110 （ 6 ） 825 - 825 2006年06月

共著,  ISSN  0001-6543

急速に進行し肝不全を呈した原発性アミロイドーシスの1例

山岸, 由幸, 森, 朱夏, 松本, 道長, 中澤, 敦, 栗田, 聡, 多田, 慎一郎, 橋口, 明典, 横森, 弘昭, 齋藤, 英胤, 加藤, 眞三 and 日比, 紀文

肝臓 （The Japan Society of Hepatology）  47 （ 1 ） 22 - 29 2006年01月

共著,  ISSN  0451-4203

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60歳女.患者は全身倦怠感を主訴とした.ALPおよびγGTP高値が指摘され,AL typeの原発性アミロイドーシスと診断された.その後,食欲低下をはじめ倦怠感,黄疸が急速に悪化し,眼球結膜黄染を認めた.末梢血では好中球優位の著明な白血球上昇を認め,軽度の貧血も伴っていた.生化学では胆道系酵素の上昇を伴う肝機能障害と直接型優位の著明な黄疸,電解質異常を伴った腎機能障害が認られた.更にCTでは著明な肝腫大と軽度の脾腫,腹水が確認され,対処療法にて経過観察をしていたが,黄疸と腎機能は悪化し,入院第17病日目に死亡となった.剖検所見では典型的な肝アミロイドーシスの肉眼所見で,肝実質へのアミロイド沈着はより高度となり,腎においても糸球体・小血管に高度のアミロイド沈着がみられた

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慶應義塾大学病院における35年間の腎生検　概略と膜性腎症例の詳細検討

浅井, 昌樹, 小西, 孝之助, 福田, 誠一, 内村, 英輝, 高瀬, 敦, 力石, 昭宏, 林, 松彦, 猿田, 享男 and 橋口, 明典

慶應医学 （慶應医学会）  82 （ 3 ） 143 - 155 2005年09月

共著,  ISSN  0368-5179

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腎生検施行症例と,その病理診断を集計し,特に成人ネフローゼ症候群の主要な原因疾患の一つである膜性腎症に関して詳細を追跡した33例について臨床的,病理的検討を行った.20例のネフローゼ症候群を含む22例にステロイドが投与された.治療開始1年後に1日の尿蛋白が1g以下に改善した症例は,ステロイド非投与群36.4%であったのに対してステロイド投与群54.5%で,プレドニゾロンの有効性が示唆された.治療前の尿蛋白よりも治療1ヵ月後の尿蛋白の方が2年後の尿蛋白と有意に相関が高く,治療1ヵ月後の近接効果を把握することによって2年後の治療効果の予測が可能であることが示唆された.55歳以上の年齢,1日の尿蛋白が5g以上,血清クレアチニンの高値や高血圧症などが予後増悪因子であると予測した

[IgA nephropathy associated with polycythemia vera]

Yaguchi, T, Takimoto, C, Uchimura, H, Konishi, K, Ichihara, A, Hayashi, K, Saruta, T, Hashiguchi, A

Nihon Naika Gakkai Zasshi （The Japanese Society of Internal Medicine）  94 （ 8 ） 1612 - 4 2005年08月

共著,  ISSN  0021-5384

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真性多血症とIgA腎症の合併報告は稀で,合併例でのlgA腎症は重症のことが多く,両者がお互いの進展を促進している可能性も想定されている.症例は55歳男性.以前より真性多血症を指摘され, 1～2カ月に一度,瀉血を施行していた.経過中,血尿,蛋白尿が出現し,徐々に腎機能増悪を認めるようになった.腎生検でIgA腎症と診断され,プレドニゾロン内服を開始したが治療抵抗性で,急速な腎機能悪化が見られた.

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真性多血症にIgA腎症を合併した1例

谷口, 智憲, 滝本, 千恵, 内村, 英輝, 小西, 孝之助, 市原, 淳弘, 林, 晃一, 猿田, 享男 and 橋口, 明典

日本内科学会雑誌 94 （ 8 ） 1612 - 1614 2005年08月

共著,  ISSN  0021-5384

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55歳男.真性多血症を指摘され,その後頭痛を自覚,RBC 650万/μl,Hct 60%を認め,1〜2ヵ月に1度,瀉血を施行していた.経過中,血尿,蛋白尿があり,徐々に腎機能増悪を認め,血清クレアチニン 2.5mg/dlまで上昇した.腎生検の結果IgA腎症の診断で,尿蛋白6.9g/日,クレアチニンクリアランス 22ml/minであった.第3病日よりプレドニゾロン(PSL)60mgの内服を開始,弟9病日にはRBC 735万/μl,Hct 58%まで増加したため,瀉血を行った.第24病日にはPSL 40mgまで漸減したが尿蛋白は6.0g/日前後で遷延し,高血圧も認めたため,カンデサルタン 4mgの内服を開始した.弟38病日にはPSL 35mg投与下で,尿蛋白は3.4g/日まで減少し,外来経過観察となった

【病理診断における分子生物学】　必要な基礎知識　抗体・人工抗体

橋口, 明典, 山田, 健人 and 坂元, 亨宇

病理と臨床 22 （ 増刊 ） 14 - 18 2004年04月

共著,  ISSN  0287-3745

病理学総論実習の電子教材の開発と評価

津村, 宏, 橋口, 明典, 武市, 光司 and 秦, 順一

医療マネジメント学会雑誌 （Japan Society for Health Care Management）  4 （ 3 ） 365 - 370 2003年12月

共著,  ISSN  1345-6903

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病理組織所見の写真300枚を電子画像化し,そのデータをもとに病理学総論実習のパソコン用教材を作成した.作成にあたってはマイクロメディア社のディレクタを用いた.この教材をCD-ROMにして学生に配布し,実習終了後にアンケート調査を行った結果,本教材には次のような利点のあることが明らかになった.何時何処でも利用できることから学習の機会を増やせる.予習・復習に活用することで実習を有意義に行える.実際の顕微鏡像が見られること,及びマーキングなどの補助手段により学習が容易になる

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木村病と抗好中球細胞質抗体(ANCA)関連腎炎を合併した再発性多発軟骨炎の1例

楢林 敦, 粟津 緑, 棗田 とも, 井ノ口 美香子, 新庄 正宜, 高橋 孝雄, 西川 武二, 佐藤 慎二, 平形 道人, 亀山 香織, 橋口 明典

日本小児科学会雑誌 （(公社)日本小児科学会）  107 （ 10 ） 1418 - 1418 2003年10月

共著,  ISSN  0001-6543

Giant seminoma in a patient with 5a-reductase-2 deficiency

Sasaki Gen, Nakagawa Ken, Hashiguchi Akinori, Hasegawa Tomonobu, Ogata Tsutomu, Murai Masaru

Journal of urology 169 （ 3 ） 1080-1081 2003年03月

研究論文（学術雑誌）, 共著

性幹細胞（組織幹細胞）の分離，増殖，分化誘導体

橋口明典，坂元亨宇，梅澤明弘

日本臨牀 61 （ 3 ） 390-395 2003年03月

研究論文（学術雑誌）, 共著

【再生医療】　再生医療にかかわる基本的事項　再生医療に利用可能な細胞とその供給源　体性幹細胞(組織幹細胞)の分離,増殖,分化誘導

橋口, 明典, 坂元, 亨宇 and 梅澤, 明弘

日本臨床 61 （ 3 ） 390 - 395 2003年03月

共著,  ISSN  0047-1852

原発性皮膚B細胞リンパ腫の1例

斎藤, 昌孝, 村木, 良一, 石橋, 了知, 橋口, 明典, 梅澤, 明弘 and 向井, 清

臨床皮膚科 57 （ 2 ） 193 - 196 2003年02月

ISSN  0021-4973

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75歳女.頭部および顔面に生じた原発性皮膚B細胞リンパ腫である.頭部には表面平滑な小結節,顔面には表面に鱗屑を伴う浸潤性紅斑を認めたが,病変は皮膚に限局して皮疹部には病理組織学的に胚中心細胞様細胞やリンパ上皮性病変を認め,免疫グロブリン重鎖遺伝子の再構成が検出された.頭部および顔面皮疹は電子線照射後に消退した.MALTリンパ腫の皮膚での相当病変として,SALTからリンパ腫が発生する可能性が指摘されており,SALT関連B細胞リンパ腫という名称が提唱されている

原発性皮膚B細胞リンパ腫の1例

斎藤昌孝，村木良一，石橋了知，橋口明典，梅澤明弘，向井清

臨床皮膚科 57 （ 2 ） 193-196 2003年02月

研究論文（学術雑誌）, 共著

Giant seminoma in a patient with 5 alpha-reductase type 2 deficiency

Sasaki Goro, Nakagawa Ken, Hashiguchi Akinori, Hasegawa Tomonobu, Ogata Tsutomu, Murai Masaru

Journal of urology 169 （ 3 ） 1080-1081 - 1 2003年

研究論文（学術雑誌）, 共著,  ISSN  0022-5347

体性幹細胞（組織幹細胞）の分裂，増殖，分化誘導

橋口明典，坂本亨宇，梅澤明弘

日本臨床 61 （ 3 ） 390-395 2003年

研究論文（学術雑誌）, 共著

Correlation between a specific Wilms tumor suppressor gene (WT1) mutation and the histological findings in Wilms tumor(WT)

Shibata Rie, Hashiguchi Akinori, Sakamoto J, Yamada Taketo, Umezawa Akihiro, Hata Junichi

Journal of medical genetics 39 （ 12 ） 83-83 2002年12月

研究論文（学術雑誌）, 共著

経口糖負荷試験で糖尿病型を示さなかった糖尿病性腎症の一例

城祐輔，市原淳弘，江口高，栗原勲，橋口明典，小西孝之助，林松彦，猿田享男

日本腎臓学会誌 44 （ 7 ） 552-557 2002年10月

研究論文（学術雑誌）, 共著

経口糖負荷試験で糖尿病型を示さなかった糖尿病性腎症の1例

城, 祐輔, 市原, 淳弘, 江口, 高, 栗原, 勲, 橋口, 明典, 小西, 孝之助, 林, 松彦 and 猿田, 享男

日本腎臓学会誌 44 （ 7 ） 738 - 743 2002年10月

共著,  ISSN  0385-2385

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46歳男.両下腿に浮腫をきたした.以後増悪し,全身に浮腫及び,著明な高血圧と腎機能障害を認めたため入院した.血液検査上,糖尿病を示唆する所見はなかった.高血圧に対しニフェジピン,カンデサルタンシレキセチル,ドキサゾシンにより血圧をコントロールし,浮腫に対してフロセミド,スピロノラクトンを投与した.腎生検後,75g OGTTを施行したが糖尿病型ではなかった.又,糖尿病性変化の精査のため蛍光眼底造影を施行した.両眼底とも網膜動脈狭細化,反射亢進,動静脈交叉部での動脈の途絶があり,網膜動脈硬化所見を呈していた.高血圧性網膜症を合併した両糖尿病網膜症(前増殖型)と診断した.第52病日,血圧130/80台を維持,浮腫も改善したため退院した

Exogenous expression of heat shock protein 90kDa retards the cell cycle and impairs the heat shock response

Zhao Chen, Hashiguchi Akinori, Kondoh Kensuke, Du Wenlin, Hata Jun-ichi, Yamada Taketo

Experimental cell research （ACADEMIC PRESS INC ELSEVIER SCIENCE）  275 （ 2 ） 200-214 - 214 2002年05月

研究論文（学術雑誌）, 共著,  ISSN  0014-4827

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The 90-kDa heat shock protein, HSP90, is an abundant molecular chaperone which functions in cellular homeostasis in prokaryotes and eukaryotes. It is well known that HSP90 plays a critical and indispensable role in regulating cell growth through modulations of various signal transduction pathways, but its roles in cell cycle control are not so well known. We transferred human HSP90 (wild-type or mutated types) expression vectors into NTH-3T3 cells in order to study certain functions of HSP90 in the cell cycle and cell growth under physiological conditions. We found that the exogenous expression of HSP90 (wild-type) induced a decrease in cell growth via retardation of the G1/S transition. The inhibition of cell growth was caused by reduced expressions of cyclin D3 and cyclin A mRNA and protein. On the other hand, no stable transfectants with the three types of mutated HSP90 were obtained. Unexpectedly, exogenous HSP90 expression impaired the heat shock response by inhibiting both heat shock transcription factor 1 (HSF1) activation and transportation of HSF1 into the nucleus. The HSF1 function was disrupted by the direct association between HSF1 and exogenous HSP90, which was present as a monomer. These results reveal important roles of HSP90 in cell cycle control and in the stress response of nontransformed cells. (C) 2002 Elsevier Science (USA).

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