研究発表 - 村山　光義

摘出筋における疲労前後の筋硬度変化

村山光義,米田継武

第55回日本体力医学会　体力科学49 （富山市） , 

2000年09月

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ポスター発表

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筋硬度変化の生理学的機序を探るため、ウシガエルの摘出筋を用い、循環要因を除いた条件で疲労前後の筋硬度評価を行った。疲労実験ではいずれの負荷条件でも、ヒトin vivo実験の様な筋硬度増加は認められなかった。筋組織要因検討のための本実験条件下では疲労状態にあっても筋組織に静止張力を増す様な筋実質の変化は生ぜず、反復作業後の筋硬度増加は筋収縮様式に関わる他の要因に依存する可能性がある。

摘出筋における筋硬度評価

村山光義,内山孝憲,米田継武

運動生理・バイオメカニクス合同学会　大会抄録集 （大阪体育大学） , 

2000年07月

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ポスター発表

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蛙摘出筋を用い、皮下組織や循環要因を除く筋組織の硬さ要素について検討した。筋腹への垂直押圧に対する反力は、ヒトの皮膚上からの測定同様に、ヒステリシス特性を示し、フォークトモデルで近似可能であった。筋組織の硬さ要素は、長軸方向の張力増大により横方向の抵抗力増大として現れると予想されたが、筋の伸張や電気刺激による張力増大に伴い、押圧反力も増大することが確認された。

Elastic- and viscus-like property of the upper arm estimated by the pushing method

内山孝憲,木村竜司,村山光義,

World Congress on Medical Physics and Biomedical Engineering. （Chicago USA） , 

2000年07月

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ポスター発表

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ロボットアームを用いた、押し込み反力の計測システムを作成し、ヒトの上腕における反力応答を検証した。反力の非線形データは、変位量に対し弾性係数が3次式、粘性係数が1次式で近似した場合のフォークトモデルで良好な関係を示すことが示された。また圧子表面の摩擦係数も考慮して評価する必要が認められた。

押し込み反力測定によるヒト上腕の硬さ評価

内山孝憲,木村竜司,村山光義,

第39日本ＭＥ学会大会　医用電子と生体工学38suppl. （東京） , 

2000年05月

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口頭発表（一般）

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ロボットアームを用いた、押し込み反力の計測システムを作成し、ヒトの上腕における反力応答を検証した。反力の非線形データは、変位量に対し弾性係数が3次式、粘性係数が1次式で近似した場合のフォークトモデルで良好な関係を示すことが示された。また弾性係数は押し込み速度の変化に依存度が小さくかつ、反力のほとんどに寄与していた。

筋の硬さ測定に関する基礎的研究 -筋張力と押し込み反力との関係-

村山光義,米田継武

第75回日本生理学会　J.J.of Physiol.50(Suppl) （慶應義塾大学） , 

2000年03月

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ポスター発表

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蛙摘出筋を用い、伸張・収縮等の条件における長軸方向の張力変化と筋腹への垂直押圧による反力の関係を検討した。伸張時の張力増加とともに、押し込み反力も増加を示し、張力と反力の関係は、直線的傾向を示した。また、収縮張力の大小に、押し込み反力も比例関係を示し、収縮張力と押し込み反力にも直線関係が見出せた。

押し込み反力測定による筋の硬さ評価

内山孝憲,村山光義,

第20回日本バイオメカニズム学術講演会　第20回日本バイオメカニズム学術講演会公演集 （滋賀県草津市） , 

1999年11月

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口頭発表（一般）

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ロボットアームを用いた、押し込み反力の計測システムを作成し、生体からの反力応答を検証した。筋腹への垂直押圧に対する反力は、ヒステリシス特性を示し、この非線形データは、弾性係数と粘性係数の和で示されるフォークトモデルで近似可能であった。

剣道における素振りの指導法に関する調査研究

植田史生,吉田泰将,佐々木玲子,村山光義,小森康加,福本修二

日本武道学会第32回大会　武道学研究第32巻別冊 （早稲田大学） , 

1999年09月

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ポスター発表

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剣道の素振りの指導法について,剣先を相手の面に停止するものと、拳を肩の高さで止めるものの２つに着目し、剣道開始時に受けた指導と現在の指導現場での留意点についてアンケート調査を行った。その結果、剣先を相手の面に停止するものが66%を占め、素振り動作では左拳への意識が顕著であった。

剣道の素振りにおける剣先軌跡の三次元的分析

吉田泰将,植田史生,佐々木玲子,村山光義,小森康加,望月康司,福本修二

日本武道学会第32回大会　武道学研究第32巻別冊 （早稲田大学） , 

1999年09月

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ポスター発表

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剣道の素振りの指導法について、振り上げ最高時の剣先位置の違いと正中線からの剣先・拳のずれの関係を三次元解析から検討した。その結果、いずれの素振りパターンにおいても、振り上げ局面では正中線に沿った軌跡を辿るのに対し、振り下ろし局面でやや右側を通ることが示された。

学生の将来のスポーツ実施の意志とスポーツ・運動活動に関する意識

植田史生,近藤明彦,佐々木玲子,山内賢,村山光義,上向貫志,田中伸明,小森康加

第26回日本体育学会東京支部会 （国士舘大学） , 

1999年03月

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口頭発表（一般）

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「大学生の運動・スポーツ活動に関する意識調査」から、将来のスポーツ実施意志によるグループ別に、スポーツ活動に対する意識の違いを検討した。その結果、将来の実施のポイントは、運動の必要性・効果をを認める、運動への嫌悪感をなくす、等と考えられた。

社会体育指導員養成講習会の現状と今後について

吉田泰将,佐々木玲子,村山光義,野口和行

第18回日本スポーツ教育学会　スポーツ教育学研究-第18回大会抄録集- （静岡大学） , 

1998年11月

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口頭発表（一般）

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(財)全日本剣道連盟の社会体育指導員養成講習会の対象年齢引き下げを控え、講習会の改善についてアンケート調査を実施した。今後、若年者の受講を集めるため、実施期間の短縮、参加費用の引き下げが課題と考えられた。

集中授業「アウトドアレクリエーション」における学生による授業評価　-経年変化及び参加者が意識する効果について-

野口和行,吉田泰将,佐々木玲子,村山光義

第18回日本スポーツ教育学会　スポーツ教育学研究-第18回大会抄録集- （静岡大学） , 

1998年11月

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口頭発表（一般）

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集中授業の「アウトドアレクリエーション」を事例に学生による授業評価を実施し,1996年との経年変化および自由記述の感想文を分析した。授業評価の経年変化では、96年に劣るものの、高得点を維持した。授業効果では、「自然認識」「親和・協調性」等の回答が多かった。

学生の運動実施状況とスポーツ・運動活動に対する意識

近藤明彦,上向貫志,田中伸明,佐々木玲子,村山光義,植田史生,山内賢

第49回日本体育学会　大会号 （愛媛大学） , 

1998年10月

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口頭発表（一般）

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「大学生の運動・スポーツ活動に関する意識調査」から、運動実施のキャリアパターンの違いがスポーツ活動に対する意識に及ぼす影響を検討した。その結果、「活動性・自信」「競技指向」「比較価値」「環境」「必要性」「娯楽」「効果」「健康状態」の因子に有意な差が示された。

エクセントリック運動後の筋肉痛と筋硬度の関係について

村山光義,野坂和則,米田継武,南谷和利,

第49回日本体育学会　大会号 （愛媛大学） , 

1998年10月

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口頭発表（一般）

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Eccentric Exercise後の筋肉痛と筋硬度変化について比較検討した。筋損傷後の肘屈筋の筋硬度は、3日目をピークに上昇し、RANGの減少とも関係が示された。また伸展位において筋肉痛と類似した変化を示し、圧痛よりも伸展痛に関係が見出せた。

剣道における指導内容の相違による素振りの変化　-特に振り上げ最高時の剣先位置による変化

吉田泰将,植田史生,佐々木玲子,村山光義,小森康加,福本修二,吉村哲夫

日本武道学会第31回大会　武道学研究第31巻別冊 （慶應義塾大学） , 

1998年09月

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口頭発表（一般）

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剣道における素振りの指導法について、振り上げ最高時の剣先位置の違いから比較した。高速度カメラによる分析から、剣先速度および動作局面の時間経過を調べた。床面と平行な位置まで振り上げる場合が、最も剣先スピードが高く、打突に有効と考えられた。

剣道における素振りの指導法について　-空間打突停止位置における上肢動作の相違について-

植田史生,吉田泰将,佐々木玲子,村山光義,小森康加,福本修二,吉村哲夫

日本武道学会第31回大会　武道学研究第30巻別冊 （慶應義塾大学） , 

1998年09月

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口頭発表（一般）

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剣道における素振りの指導法について、空間打突停止位置の違いが、上肢動作の筋活動におよぼす影響について検討した。剣先を相手の面に停止するものと、拳を肩の高さで止めるもので、前者の方が動作始動と筋放電量において効率のよい所見が得られた。

皮下組織の機械的特性評価の試み

村山光義,米田継武,田中史子,福永哲夫

第53回日本体力医学会　体力科学47 （横浜市） , 

1998年09月

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口頭発表（一般）

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大腿部の皮下組織の機械特性として、Horikawaらの２層弾性モデルに従い、硬さを示す弾性係数を評価した。硬さの特性は、皮下組織厚と相関するが、皮下組織厚の大きいものほど硬さにばらつきが大きいことが明らかとなった。また、下層の筋硬度も影響することが確認された。

学生のスポーツ運動活動に対する意識と運動参加の実態

田中伸明,上向貫志,近藤明彦,佐々木玲子,村山光義,植田史生,山内賢

第25回日本体育学会東京支部会 （国士舘大学） , 

1998年03月

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口頭発表（一般）

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大学における保健体育科目の今後について検討するため，「大学生の運動・スポーツ活動に関する意識調査」を実施した．その結果，運動・スポーツ活動に対する意識として１３の因子を抽出した．また，これらの因子と日常の運動実施・体育実技の履修の有無で関連を調べ，体育実技の履修には運動実施と別の意識があることが明らかとなった．

上腕二頭筋収縮時の筋硬度と筋力の関係

村山光義,米田継武,南谷和利,野坂和則

第52回日本体力医学会　体力科学46 （大阪市） , 

1997年09月

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口頭発表（一般）

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上腕二頭筋における力発揮中の筋硬度についてMVCおよび筋厚との関係から検討した．筋硬度は60%MVCまでの範囲で力発揮レベルの上昇とともに増加した．また，個人の筋厚との間には関係がなかった．しかし，筋硬度の上昇率には個人差が大きく，筋量以外の関与が大きいことが示された．

Muscle damage and muscle stiffness induced by eccentric exercise

M.Murayama,K.Nosaka,T.Yoneda

XVIth Congress of the International Society of Biomecahics　Book of abstract （Tokyo） , 

1997年08月

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ポスター発表

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Eccentric Exercise後の筋硬度変化について、押圧法による評価をMuscle Stiffnessと定義し測定した。筋損傷後の肘屈筋のstiffnessは肘伸展で有意に増加し、RANGの減少と関係が示された。また４日目以後のRelax位でのstiffness上昇から、Muscle Swellingの関与も示唆された。

大腿部筋硬度測定時のＭＲ画像

村山光義,久野譜也

第110回日本体力医学会関東地方会　体力科学46 （横浜国立大学） , 

1997年03月

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口頭発表（一般）

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筋硬度評価の基礎となる２層弾性モデルの検証を主眼に、質量負荷時の組織の変形をＭＲＩによって画像化した。その結果、低荷重時から皮下組織とともに筋の変形が認められ、モデルは十分に適合しないことが示された。