研究発表 - 村山　光義

Muscle condition changes during a training camp for junior elite divers

Inami T, Narita T, Yoshimura A, Yonezu T, Yamazaki E, Orikasa Y, Tezuka T, Sugiyama H, Ohtani M, Hirose N, MURAYAMA MITSUYOSHI

24th　Annual congress of the European College of Sport Science （Prague, Czech Republic） , 

2019年07月

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ポスター発表

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ジュニアエリートダイバーの合宿中の下肢の筋肉状態の変化をせん断波エラストグラフィを使用して調べた。各筋肉のヤング率（kPa）は、PREからD2に大幅に増加し硬化を示した。疲労による影響を伺うことができ、コンディショニングに応用が期待された。

慶應義塾大学のスポーツサークルの現状

村山 光義

第7回大学体育スポーツ研究フォーラム （目白大学・東京） , 

2019年02月

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口頭発表（一般）

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大学体育スポーツ研究フォーラムのラウンドテーブル「一般学生のスポーツ振興（Intramural Sports）の課題」において，慶應義塾大学のスポーツサークルの現状について報告した。

RESTING MUSCLE HARDNESS ASSESSED BY A PRESSURE METER IN RELATION TO MUSCLE STIFFNESS ASSESSED BY ULTRASOUND SHEAR WAVE ELASTOGRAPHY

村山 光義

23th　Annual congress of the European College of Sport Science （Dablin, Ireland） , 

2018年07月

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口頭発表（一般）

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押圧式筋硬度計・Pressure Meter（PM）のヤング率（E_PM）と剪断波Elastography（SWE）のヤング率（E_SWE）について比較した。対象筋は上腕二頭筋の肘関節0，30, 90°条件（BB0，BB30，BB90）,大腿直筋: RF，腓腹筋内側:GMとした。その結果，BB0，BB30ではE_SWE が有意に大きく，RF，GM ではE_PM が有意に大きかった。両ヤング率にはBB0，BB30 のみ有意な相関関係が示された（BB0： r = 0.833，BB30： r = 0.497)。２つの筋硬度計測はいずれもヤング率として表されるが，PM によって評価される筋硬度（Hardness）とSWE によって評価される筋硬度（Stiffness）は基本的に異なる特性を評価していると考えられた。

競技力向上への光線療法の可能性

村山 光義

第30回日本レーザー治療学会 （東京） , 

2018年06月

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シンポジウム・ワークショップ パネル（指名）

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光線療法がパフォーマンス向上に作用する報告から、特定種目のアスリートが対象となったものを検討した。その結果，バレーボール7件，サッカー3件，フットサル１件，ラグビー1件，長距離ランナー1件，水球選手1件，自転車競技者1件，合計14件の論文が抽出されたそしてほとんどの報告においてパフォーマンスの改善・疲労遅延が認められ，競技力向上への活用方法の提案・検証すべき内容を議論した．

LLLT・LEDTと運動パフォーマンスの関係　　―　研究の現状と可能性　―

村山 光義

第30回日本レーザー治療学会 （東京） , 

2018年06月

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口頭発表（招待・特別）

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光線療法（LLLT，LEDT）は創傷治癒促進や組織再生，抗炎症効果や疼痛緩和作用などに効果が認められてきた。近年，この療法の正常な生体・筋組織へ適用によって筋疲労抑制や運動パフォーマンスの向上が多数報告されている。この研究レビューを日本レーザー治療学会の教育講演として行った。

特定の筋の硬度を計測できる筋硬度計測系の構築

西山大亮，村山 光義，内山孝憲

第57回日本生体医工学会 （札幌市） , 

2018年06月

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ポスター発表

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特定の筋の筋硬度を推定できる筋硬度計測系の構築を目的とし、押し込み反力計測が可能な超音波画像装置のプローブを、超音波を通すアクリル樹脂を装着し小型化し、硬さの異なるゲル3 種類を用い従来の硬度計との関係を検証した。変形量と反力の関係は3種類のゲルで10%以内の差となり、ゲルにおいては小型化した超音波画像装置のプローブによって、従来の硬度計と概ね同様に計測できることが示された。

スポーツ傷害の予防に関するアンケート調査 -小・中学生スポーツ選手の保護者を対象として - 第1報 -

稲見崇孝，佐々木玲子，村山 光義，宮川博文，井上雅之

第16回日本発育発達学会 （明治大学・東京） , 

2018年03月

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ポスター発表

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スポーツ傷害予防プログラムの対象となる小・中学生の保護者に、スポーツ傷害予防に関する認知度をアンケートにて調査することを目的とした。プログラムの実施について肯定的な回答が得られ、先行研究結果を一部支持する結果となったが、取り組みに関する認知度には差がみられた。

スポーツ科学分野のLLLT・LEDT研究トピック2017

村山 光義,石手靖,植田史生,須田芳正，福士徳文

第21回日本レーザー・スポーツ医科学学会 （日本大学、東京） , 

2017年11月

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口頭発表（一般）

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LLLT・LEDT研究の国際的動向について2016-2017年の文献reviewから話題提供した。Pinto et al. (2016)はHigh-levelのラグビー選手への光治療器により疾走時間及び疲労指標の向上と血中乳酸濃度および疲労感の減少を認めた。また、筋損傷誘発運動前のLaser照射により最大筋力の増加、CK、IL-6の減少が示され、その至適量は50Jであった。（Vanin et al., 2016）。

マッサージ後に生じる腓腹筋stiffness変化の定量化

稲見崇孝，村山 光義，宮川博文

第28回日本臨床スポーツ医学会学術集会 （国立オリンピック記念青少年総合センター（東京）） , 

2017年11月

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口頭発表（一般）

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本研究では骨格筋の柔軟性に寄与する硬さ(stiffness)を低減させるマッサージの個々の筋に対する効果を、超音波エラストグラフィにて定量化することを目的に実験を行なった。shear modulus低下の理由のひとつとして、マッサージによる複数回の機械的刺激が安定したcross-bridgeへ一時的に影響したことが推察された。マッサージ効果を超音波エラストグラフィにて定量化できる可能性を認めた。

押圧法による上腕二頭筋と上腕筋の筋硬度分離評価

村山 光義，稲見崇孝，宮川博文，内山孝憲，米田継武

第71回日本体力医学会 （松山大学(愛媛）） , 

2017年09月

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ポスター発表

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押圧中の超音波画像装置から筋の荷重－変位を求める超音波画像法を用い，上腕二頭筋(BI)，上腕筋(BR)，二層全体(ALL)の筋硬度をそれぞれ算出し比較した．また，スポーツマッサージ後の変化も検討をした．安静時のYoung率はBRがBIよりも2倍程度硬く，ALL対してBIは2割程度やわらかいことが示された．マッサージ後の筋硬度はBI，BR，ALLともわずかに低下したが有意差はなかった．

Biceps brachii mechanomyographic and electromyographic activity changes after eccentric exercise of the elbow flexors

村山 光義

22th　Annual congress of the European College of Sport Science （Essen, Germany） , 

2017年07月

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ポスター発表

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Eccentric運動による筋損傷後において筋収縮中の筋電図（EMG)と筋音図（MMG)を比較した。その結果、運動負荷直後において、運動前と同等の筋発揮をした際、顕著にEMG/MMGが増加した。1-4日目においてもそのレベルは徐々に下がるものの、運動前に比較して増加が示された。しかし、運動直後と1-4日目の収縮時の筋の動態は異なることが考えられた。

CHANGES IN BICEPS BRACHII MUSCLE HARDNESS ASSESSSEDBY ULTRASOUND STRAIN ELASTOGRAPHY AFTER ECCENTRIC EXERCISE OF THE ELBOW FLEXORS

村山 光義

22th　Annual congress of the European College of Sport Science （Essen, Germany） , 

2017年07月

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口頭発表（一般）

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Eccentric運動による筋損傷後において筋収縮中の筋硬度についてElstographyを用いて評価した。その結果、運動負荷直後において、運動前と同等の筋発揮をした際、顕著に筋硬度が増加（Strain Ratioが低下)した。1-4日目においてもそのレベルは徐々に下がるものの、運動前に比較して硬い結果が示された。しかし、運動直後と1-4日目の収縮時の筋の動態は異なることが考えられた。

OPTIMUM PORTION OF FORCE-DISPLACEMENT CURVE TO ASSESS MUSCLE HARDNESS WITH A PUSH-IN METER

村山 光義

22th　Annual congress of the European College of Sport Science （Essen, Germany） , 

2017年07月

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口頭発表（一般）

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押圧法による筋硬度評価においては、力-変位曲線の内、筋成分の直線部位の傾きの情報が必要である。しかし、のその範囲を決定する際に個人の筋量を考慮した検討がなされてこなかった。本研究は上腕二頭筋における筋硬度決定の適切な範囲について検討した。筋厚の５％毎の範囲の反力の傾きについて決定係数を比較した。その結果、決定係数は筋厚の25,30%をピークとして増減を示した。15-40%の各決定係数に有意差はなかったが、直線性が安定し、より押圧量を抑えられる点から筋厚の0-30%の範囲が上腕二頭筋の硬度を決定する適切な範囲であることを提案した。

筋損傷および遅発性筋痛の軽減に対するLLLTおよびLEDTの効果

村山 光義

第29回日本レーザー治療学会 （東京） , 

2017年06月

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口頭発表（一般）

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LLLT/LEDTなどの光治療が筋損傷マーカーに与える影響や、DOMSの軽減にどの程度有効であるかについては議論が分かれている。本発表では、筋損傷モデル実験への光治療の効果について伸張性筋収縮運動を用いた12の報告（1996－2016年）について察を試みた。筋損傷軽減の効果としてCKの上昇抑制が4例、最大筋力低下抑制6例、関節可動域改善1例であった。またDOMSの軽減は4例であり、効果なしという報告も同程度あった。運動前照射の方がやや効果が認められる傾向もあり、照射タイミング等の違いが影響している可能性も考えられる。

スポーツ科学分野のLLLT研究トピック2016―LEDTを用いた最新研究の動向―

村山 光義,石手靖,植田史生,須田芳正，福士徳文

第20回日本レーザー・スポーツ医科学学会 ANNUAL REPORT （了德寺大学，千葉） , 

2016年11月

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口頭発表（一般）

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スポーツ科学分野ではLLLTに加え、LEDTの活用に期待が高まっている。その中でFerraresiらのグループは、LEDTを中心に運動パフォーマンスや筋機能への影響を報告しているが、2015-2016年の間に16本の論文を矢継ぎ早に発表しており、その半分は2016年中（9月末）にpublishされている。そこで、このFerraresi らのLEDTの最新研究について話題を提供した。

超音波診断装置を用いた押圧式筋硬度評価に関する基礎的検討

村山　光義,内山孝憲，田中寿志，永田可彦，米田継武

第71回日本体力医学会 （盛岡市） , 

2016年09月

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ポスター発表

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本研究は超音波画像装置による筋硬度評価の基礎的検討としてファントムゲルを用い他の押圧式筋硬度計との比較を行った。ファントムゲルを用いたみるキューブⅡの硬度評価は従来の押圧式筋硬度計と良好な対応関係が得られた。Q2はさらに筋層を区別した硬度評価が可能であり，生体での計測において有効と考えられる。

CHANGES IN BICEPS BRACHII MUSCLE HARDNESS AFTER ECCENTRIC EXERCISE OF THE ELBOW FLEXORS

村山 光義

21th　Annual congress of the European College of Sport Science （Vienna,Austria） , 

2016年07月

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口頭発表（一般）

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Eccentric Exercise後の筋硬度変化について、押圧法とStrain Elastographyによるmuscle hardness計測によって評価した。筋損傷後には肘屈筋の短縮に伴い、筋硬度が肘伸展位で有意に増加したが、Elastographyでは、伸展位以外の硬度増加も検出された。従来の押圧法による筋硬度評価とElastographyは異なる硬さ情報を評価してる可能性が示唆された。

筋疲労抑制に対するLLLTおよびLEDTの効果

村山 光義

第28回日本レーザー治療学会 （横浜） , 

2016年06月

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口頭発表（一般）

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LLLT・LEDTの筋疲労耐性に関わる問題について、論文考証から議論をした。運動前のLLLT・LEDTは筋の疲労困憊までの時間延長で4.12秒、反復回数の増加にで5.47回、効果照射波長は　red or infrared (660 ~ 850nm）、出力50-200mW（5 or 6J/spot）とされている。また持久的運動における循環性能力（最大酸素摂取量）の向上を報告するものもある。

スポーツ競技団体の医科学サポートに関する現状

福士徳文，村山 光義,石手靖,植田史生,須田芳正

第19回日本レーザー・スポーツ医科学学会 ANNUAL REPORT （東京） , 

2015年12月

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口頭発表（一般）

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スポーツ界においてレーザー医科学の活用を推進するため、スポーツ競技団体における医科学サポートの現状を把握し今後の課題について議論した。マルチサポートハウスのメディカル・ケアにおいてレーザー治療器が設置され、ソチオリンピックで活用されたがいくつかの治療手段の一つとして採用されており、個々の競技団体において積極的に採用されるまでには至っていない。

スポーツ科学分野のLLLT研究トピック2015

村山 光義,石手靖,植田史生,須田芳正，福士徳文

第19回日本レーザー・スポーツ医科学学会 ANNUAL REPORT （東京） , 

2015年12月

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口頭発表（一般）

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LLLT・LEDT研究の国際的動向について2015年の文献reviewから話題提供した。エリートランナーの最大酸素摂取量増加と運動継続時間の延長にLEDTが有効とする報告、女性の減量治療において、運動とLLLTの併用によって運動のみの条件よりも体脂肪率、インシュリン耐性などがより減少するという報告などを紹介し議論を深めた。