論文 - 笹瀬　巌

Double-stage threshold-type foreground-background congestion control for common-store queueing system with multiple priority classes

Eiji Shimamura and Iwao Sasase

IEICE Trans. on Communications Vol. E.77-B （ No.12 ） 1556-1563 1994年12月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著

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複数種類の呼が到着する非割り込み型優先権を有する待ち行列系において、高い優先権の呼に対してもBG(Background)への入力を可能とすると共に、しきい値制御により、FG(Foreground)に優先権の高い呼のためのバッファを確保し、BGに優先権の低い呼のためのバッファを確保するFG-BG輻輳制御を提案した。平均系内呼数、呼損率、スループットにより特性評価を行なった結果、提案する輻輳制御方式は優先権のある複数種類の呼に対して有効であることが示された。

Performance analysis of coherent optical POLSK receivers with the local intensity noise and the unmatched quantum efficiencies

Hideyuki Uehara, Tomoaki Ohtsuki and Iwao Sasase

IEICE Trans. on Communications Vol. E.77-B （ No.12 ） 1590-1599 1994年12月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著

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ショット雑音、熱雑音、局部発振器(LO)強度雑音が存在するときの、コヒーレント光偏光変調(POLSK)ヘテロダイン、ホモダイン、バランスト受信機の各方式における量子効率の不一致による感度劣化を解析した。またPOLSK受信機に対し、パワーペナルティを最小にする最適なLOパワーを導出した。理論解析より、量子効率の不一致とLO強度雑音による感度劣化間の関係が明らかにされ、POLSK受信機にはバランスト受信機が適していることが示された。

Traffic analysis of multimedia queueing system with Poisson and batch Poisson packet arrivals

Natsuko Sonoda and Iwao Sasase

IEICE Trans. on Communications Vol. E.77-B （ No.12 ） 1530-1536 1994年12月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著

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呼が集団到着するメディアとランダムに到着するメディアを同一システムで取り扱う並列処理サーバモデルにおいて、集団到着呼に非割り込み優先権を与え、優先権のないランダム呼を、サーバの空き時間を有効に利用して処理するモデルを提案し、各メディアの平均処理時間を小さく保つことができることを、理論的に明らかにした。

Lower bounds capacity and cutoff rate of differential overlapping pulse position modulation in optical direct-detection channel

Tomoaki Ohtsuki, Iwao Sasase and Shinsaku Mori

IEICE Trans. on Communications Vol. E.77-B （ No.10 ） 1230-1237 1994年10月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著

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差動技術とオーバーラッピング技術を用いた新しい変調方式である差動オーバーラッピングPPM（DOPPM）方式を提案した。提案方式は従来方式より短いブロック長で多くのシンボル形成が可能であり、高い伝送レートを達成可能である。窓を用いてDOPPM方式の通信路容量およびカットオフレートの下界を求めた結果、従来よりも高い通信路容量およびカットオフレートを達成できることを示した。

Error performance of overlapping multi-pulse pulse position modulation (OMPPM) and trellis coded OMPPM in optical direct-detection channel

Tomoaki Ohtsuki, Iwao Sasase and Shinsaku Mori

IEICE Trans. on Communications Vol. E.77-B （ No.9 ） 1133-1143 1994年09月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著

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光直接検波通信路においてOMPPM方式の誤り率特性を解析し、また、トレリス符号化OMPPM方式を提案した。まず、OMPPM方式に有効なシンボル間距離を定義し、OMPPM方式の誤り率特性を解析し、次にその距離を用いてセット分割を行い、トレリス符号化を行なった。その結果、提案方式は従来方式に比べて、大きな符号化利得が達成できることが示された。

Performance analysis of multiple pulse position modulation (MPPM) in noisy photon counting channel

Tomoaki Ohtsuki, Iwao Sasase and Shinsaku Mori

IEICE Trans. on Fundamentals Vol. E.77-A （ No.8 ） 1381-1386 1994年08月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著

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背景光雑音の存在する光子計数通信路におけるMPPM方式の誤り率特性を解析した。また、畳込み符号化MPPM方式とリードソロモン(RS)符号化MPPM方式の誤り率特性を解析した。その結果、MPPM方式の場合、RS符号を用いたほうが畳込み符号を用いた場合よりも、平均伝送電力を減らせることが示された。

Performance analysis of multi-pulse PPM with imperfect slot synchronization in optical direct detection channel

Kazumi Sato, Tomoaki Ohtsuki, Iwao Sasase and Shinsaku Mori

IEICE Trans. on Communications Vol. E.77-B （ No.8 ） 1032-1039 1994年08月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著

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直接検波光子計数通信路において、1フレームに2パルスを励起するマルチパルス・パルス位置変調(MPPM) 方式を用いた場合にスロット同期ずれが誤り率に及ぼす影響を理論的に解析した。その結果、MPPM方式を用いる場合には、取り得る符号パターンの中から、シンボル誤り率が最小となる送信シンボルを選択することが可能であり、PPM方式より優れた誤り率特性が得られることが示された。

Capacity and cutoff rate of overlapping multi-pulse position modulation (OMPPM) in optical direct-detection channel: quantum limited case

Tomoaki Ohtsuki, Iwao Sasase and Shinsaku Mori

IEICE Trans. on Fundamentals Vol. E.77-A （ No.8 ） 1298-1308 1994年08月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著

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量子極限状態でのオーバーラッピングMPPM（OMPPM）方式の、より厳密な通信路容量及びカットオフレートを考察した。まずチップの検出位置を考慮してOMPPM方式の誤り率を導出し、それを用いて通信路容量及びカットオフレートを導出した。その結果、OMPPM方式が従来方式よりも優れた通信路容量及びカットオフレートを持つことが示された。

ウェ－ブレット変換を用いたレ－ダ信号の検出,

江原直樹, 笹瀬巌, 森真作

電子情報通信学会論文誌 Vol. J.77-B-II （ No.5 ） 259-267 1994年05月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著

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レーダにおいて、微弱な信号の検出のために、従来、パルス積分が使用されているが、受信機出力の信号対雑音比を向上させる手法として、主として画像処理の分野で使われているウェーブレット変換を用いることを提案した。受信機内で発生する内部雑音を白色ガウス雑音と仮定した数値シミュレーションにより、1パルスで信号対雑音比が8dB以上改善される良好な結果が得られ、この手法を用いた高性能レーダが実現可能であることを示した。さらに、ウェーブレットの持つ直流成分除去機能により、信号の直流オフセットによる影響が低減されることを示した。

収束遅延を改善するための観測雑音の推定方法と可変ステップアルゴリズムの提案

高橋潔, 笹瀬巌, 森真作

電子情報通信学会論文誌 Vol. J.76-A （ No.12 ） 1704-1713 1993年12月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著

A new Viterbi algorithm with adaptive path reduction method

Takaya Yamazato, Iwao Sasase and Shinsaku Mori

IEICE Trans. on Fundamentals of Electronics, Communications and Computer sciences Vol. E.76-A （ No.9 ） 1422-1429 1993年09月

共著

Polarization shift keying (POLSK) phase diversity homodyne system in coherent optical communications

Ichiro Seto, Tomoaki Ohtsuki, Iwao Sasaseand Shinsaku Mori

Journal of Fibre and Integrated Optics  （ Vol.12 ） 381-395 1993年09月

共著

Trellis coded modulation using totally overlapped signal sets

Masayuki Ariyoshi, Takaya Yamazato, Iwao

IEICE Trans. on Communications Vol. E.76-B （ No.3 ） 304-309 1993年03月

共著

The effects of laser noise on optical coherent coded subcarrier multiplexing systems with distributing local oscillator in local loop

Tomoaki Ohtsuki, Iwao Sasase and Shinsaku Mori

IEICE Trans. on Electronics Vol. E.76-C （ No.2 ） 293-300 1993年02月

共著

Transient analysis of the queueing system with multiple nonpreemptive priority classes under the FG-BG congestion control

Makoto Nakamura and Iwao Sasase

The Asia-Pacific Engineering Journal (Part A) Vol.2 （ No.4 ） 537-551 1992年12月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著

The effect of message-class dependent threshold-type scheduling on the delay for the M/M/n queue

Iwao Sasase, Yoshifumi Nishio and Hitomi Nakamura

IEICE Trans. on Fundamentals of Electronics, Communications and Computer Sciences Vol. E.75-A （ No.9 ） 1087-1099 1992年09月

共著

Restricted overflow strategy in integrated services network

Tatsuya Taniai, Azuchi Miki, Takashi Kojima, Iwao Sasase and Shinsaku Mori

IEICE Trans. on Communications Vol. E.75-B （ No.7 ） 649-656 1992年07月

共著

Interlace coding system involving error correcting code and data compaction code

Takaya Yamazato, Iwao Sasase and Shinsaku Mori

IEICE Trans. on Communications Vol. E.75-B （ No.6 ） 458-465 1992年06月

共著

連接符号を用いたType-II選択リピ－ト型ハイブリッドFEC/ARQシステム

宮城正義, 新家正総,笹瀬巌, 森真作

電子情報通信学会論文誌 Vol. J.75-B-I （ No.4 ） 217-226 1992年04月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著

待時呼と優先権を持つ即時呼を多重する適応的網資源配分方式の提案

谷合達也,笹瀬巌, 森真作

電子情報通信学会論文誌 Vol. J.75-B-I （ No.3 ） 201-203 1992年03月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著