論文 - 畑山　明聖

Design of a Sawtooth-Free Plasma in an Inductively-Operated Pulsed Tokamak Reactor

Ogawa, Y. , Inoue, N. , Yoshida, Z. , Yamamoto, T. , Okano, K. and Hatayama, A.

J. Plasma and Fusion Research Vol.69 （ No.10 ） 1200-1207 1993年10月

研究論文（学術雑誌）, 共著, 査読有り

　概要を見る

長時間パルス運転の際に電磁流体不安定に伴うプラズマパラメータの鋸歯状振動が問題となる。装置パラメータの適切な選択により鋸歯状振動の回避を可能とするトカマク炉概念に関する論文。

Feasibility Study on Inductively 　 Operated Day-Long Tokamak Reactor

Ogawa, Y. , Inoue, N. , Yoshida, Z. , Yamamoto, T. , Okano, K. and Hatayama, A.

Proc. of 14th International Conference on Plasma Physics and Controlled Nuclear Fusion Research,    347-353 1992年09月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

　概要を見る

長時間パルス運転可能なトカマク型核融合炉のフィージビリティスタディに関する論文。

Absolute Calibration of the Neutron Yield Measurement on JT-60 Upgrade

JAERI-M91-176 1991年10月

研究論文（学術雑誌）, 共著, 査読有り

　概要を見る

ＪＴ―60核融合中性子計測システムの実機絶対校正試験に関する論文。

Physical Mechanism for the 　 Temperature Dependence of Lower 　 Hybrid Current Drive Efficiency

H. Takase, K. Okano and A. Hatayama

Plasma Physics and Controlled Fusion 33   749-762 1991年07月

研究論文（学術雑誌）, 共著, 査読有り

　概要を見る

非円形プラズマ断面形状を考慮した低域混成波の伝播, 吸収解析シミュレーションコードにより，電流駆動効率のプラズマ温度依存性を調べた。現在の実験での電流駆動効率の温度依存性を再現することが可能となった。また，その物理的機構を明らかにした。さらに，実験炉で予想される高温領域での電流駆動効率の予測を行った。

ICRH-Produced H-Modes in the JET Tokamak

V. P. Bhatnagar, J. Jaquinot, B. Tubbuing, D. Stork, A. Tanga, B. Balet, M. Bures, D. Campbell, C. Clements, A. Hatayama,K. Lawson, F. Tibone and D. F. H. Start

Plasma Physics and Controlled Fusion 33   99-121 1991年03月

研究論文（学術雑誌）, 共著, 査読有り

　概要を見る

上記, 大型トカマク実験装置（ＪＥＴ）におけるイオンサイクロトロン波共鳴加熱（ＩＣＲＨ）実験におけるＨ-モード生成に関する論文をさらに詳細化したもの。

Parametric Study on Lower Hybrid Current Drive for Next Step Devices

H. Takase, K. Okano and A. Hatayama

Proc. of 17th European Conference on Controlled Fusion and Plasma Physics, Part Ⅲ Vol.14B   1211-1213 1990年06月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著

　概要を見る

非円形プラズマ断面形状を考慮して低域混成波のプラズマ中での伝播, 吸収特性を解析できるシミュレーションコードを新たに開発し，次期核融合装置のパラメータに対してシミュレーションを行った。

ICRH-Produced H-modes in the JET Tokamak

V. P. Bhatnagar, M. Bures, D. Campbell, C. Clements, A. Hatayama, J. Jaquinot, D. F. H. Start, D. Stork, A. Tanga, F. Tibone and B. J. D. Tubbuing

Proc. of 17th European Conference on Controlled Fusion and Plasma Physics, , Part Ⅰ Vol.14B   255-258 1990年06月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著

　概要を見る

ヨーロッパ共同体（ＥＣ）の大型トカマク実験装置（ＪＥＴ）におけるイオンサイクロトロン波共鳴加熱（ＩＣＲＨ）実験におけるＨ-モード（閉じ込めの良い放電形態）生成に関する論文。著者は，訪問研究員としてＪＥＴプロジェクトに参加し，Ｈ―モード時のＩＣＲＦアンテナとプラズマとの結合特性のデータ解析を行い，結合特性のプラズマパラメータ依存性を明らかにした。

Lower Hybrid Wave Spectrum 　 Broadness and Driven Current Profile Control by Non-Uniform Phasing of Grill Launchers

K. Okano, A. Hatayama and M. Sugihara

日本原子力研究所 JAERI -M89-148 1989年10月

共著

　概要を見る

低域混成波は, プラズマ周辺部に設置された導波管列より入射する。これら導波管列を伝播する波の位相制御により駆動電流分布の制御が可能となることを示した。

Economic Assesment of Tokamak Fusion Reactor Plants

T. Nanahara, K. Yamaji, T. Takuma, Y. Fukai, A. Hatayama, N. Asami and M. Kasai

Proc. of International Symposium on Energy Systems, Management and Economics, Tokyo    471-476. 1989年10月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著

　概要を見る

核融合実用炉の経済性評価を行い分裂炉との競合性, 研究開発の方向性につき検討した。著者は，主として, 現状の理論・実験及び工学データベースに基づき, 炉システムの経済性評価を行うシステム解析コードの開発及びデータベースの不確かさによって生じる結果の感度を評価するための感度解析を行った。

Parametric Study on Blanket Neutronics and Economics of 　 Fission-Fusion Hybrid Reactor

Yamaoka, M. Yamauchi, T. Inoue, A. Hatayama, Y. Fukai, T. Takuma, S. Akita, T. Nanahara, K. Nemoto and K. Yamaji

Nucl. Engineering and Design 10   87-93 1989年06月

研究論文（学術雑誌）, 共著, 査読有り

　概要を見る

核融合?核分裂ハイブリッド炉ブランケット設計の最適化を行った。また，先に開発した炉システム／経済性評価コードにより電力生産型及び燃料生産型ハイブリッド炉の経済性比較を主として行った。

Temperature Dependence of Lower Hybrid Current Drive Efficiency

K. Ushigusa, A. Hatayama and T. Imai

日本原子力研究所 JAERI-M89-033    154-157 1989年02月

共著

　概要を見る

波動伝播／吸収シミュレーションコードによる臨界プラズマ試験装置（ＪＴ-60) 低域混成波電流駆動実験の解析。実験で観測された電流駆動効率の温度依存性が波の吸収分布の変化により説明できることを示した。

Lower Hybrid Current Drive for INTOR High Temperature and High Density Operation

JAERI-M Report, Japan Atomic Energy Institute, JAERI-M 88- 006 1989年01月

共著

　概要を見る

日本, 米国，ＥＣ，ソ連の４ヵ国協力により概念設計が進められている次期核融合装置（ＩＮＴＯＲ）を対象とした低域混成波動電流駆動のシミュレーション。プラズマ温度が高温となる次期装置のプラズマでは，駆動電流分布が炉心プラズマ周辺部に局在化する可能性を示した。このような局在化を避けるためには，波の入射位置を変えることが有効であることを示した。

ＪＡＥＲＩ-Ｍレポート：非円形プラズマの断面形状制御に関する論文

日本原子力研究所 JAERI-M87-116 1988年11月

研究論文（大学，研究機関等紀要）, 共著

ＪＡＥＲＩ-Ｍレポート：炉心プラズマの不純物解析に関する論文

日本原子力研究所 JAERI-M87-109, 119 1988年09月

研究論文（大学，研究機関等紀要）, 共著

Lower Hybrid Current Drive and Heating for FER

A. Hatayama, M. Sugihara, K. Okano, Y. Saito and N. Tachikawa

Proc. of 14th European Conf. onControlled Fusion and Plasma Physics, Madrid, Vol. Ⅲ, PARIF, P.1046-1049 1987年06月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著

　概要を見る

理論・実験データベース及び炉心輸送／波動加熱シミュレーションに基づくＦＥＲ低域混成波動加熱・電流駆動系の物理設計をまとめたもの。入射波の周波数及び入射スペクトルの制御による加熱系と電流駆動系の共用化の可能性を示した。

Main Physics Features Driving Design Concept and Physics Design Constraints Coneeptual Design Study of FY 86 FER

日本原子力研究所 JAERI-M86-093    44-47 1987年06月

共著

　概要を見る

核融合実験炉（ＦＥＲ）設計チーム・炉心プラズマグループ炉心物理設計の観点からＦＥＲの炉全体概念に大きな影響を持つ項目に関し，設計手法，実験データベース等の系統的なまとめを行い，今後の設計データベース／設計指針を示した。著者は主として，加熱パワーの評価手法，低域混成波動による加熱電流駆動の物理設計データベース，設計条件等（p.44-47)について担当・執筆した。

核融合実験炉（ＦＥＲ）の概念設計

核融合実験炉（ＦＥＲ）設計チーム

日本原子力研究所 JAERI -M86-134    87-112,535-550 1986年11月

共著

　概要を見る

核融合実験炉（ＦＥＲ：Fusion Experimental Reactor)の昭和59, 60年度の設計・研究成果の総合報告。著者は，主に炉心プラズマ起動・燃焼・停止に関するプラズマ輸送コードによる解析（p.87-112),計測系の概念設計(p.535-550)を担当・執筆した。炉心自己点火に必要なプラズマ加熱入力低減に有効な時間変化パターン等を明らかにした。

Eddy Current Formulation Using BEM

T. Hamajima, M. Shimada, A. Hatayama and Y. Swada

Proc. of International Workshopfor Eddy Current Code Comparison, Tokyo,    263-270 1986年10月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著

　概要を見る

薄肉近似では解析が困難な厚肉構造物の渦電流分布解析を目的とし，境界要素法による定式化と数値解析コードの開発／精度評価を行った。

Results for Benchmark Calculation of Test Problem 1A

Proc. of International Workshopfor Eddy Current Code Comparison, Tokyo,    167-174 1986年10月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 単著

　概要を見る

核融合炉・炉心構造物への薄肉近似による有限要素電磁界数値解析コードの適用（渦電流解析）のための解析例とその精度評価を行った。

Operation Scenario of Fusion Experimental Reactor with Main Emphasis on Startup

N. Fujisawa, M. Sugihara, S. Yamamoto, T. Okazaki, S. Hitoki, T. Mizoguchi, M. Shinya, A. Hatayama, M. Kasai, S. Kinoshita, S. Saito

International School of Fusion Reactor Tecnology Course/Workshop on Tokamak, Italy 1985年06月

共著

　概要を見る

左記ワークショップは，核融合炉技術の大学院生への講義と講師間の議論・意見交換を目的とするもの。論文は先のＦＥＲの炉の起動に重点を置いた解説である。著者は，主として炉心プラズマが自己点火燃焼に至る加熱アプローチの解析及び必要加熱パワー評価手法について執筆した。