研究発表 - 神原　陽一

鉄系超伝導体Sr2VFeAsO3-dの電子磁気特性とNbドープ試行

山口道太郎, 岩崎秀, 的場正憲, 神原陽一

日本磁気学会 第41回学術講演会, 

2017年09月

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口頭発表（一般）

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Sr2VFeAsO3-dのV サイトにNb をドープした組成の合成試行
と結晶相, 電気抵抗率, 磁化の評価を報告する.

Theoretical research on dissociation of N2 for designing new ammonia catalysis supporting Ru

M. Nakanishi, M. Matoba, Y. Kamihara

4th Japan-Korea International Symposium on Materials Science and Technology 2017 (JKMST2017), 

2017年08月

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ポスター発表

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[Ca12Al28O64]4+(e-)4は C12A7と呼ばれる室温で安定なエレクトライドである。C12A7エレクトライドをアンモニア触媒として知られるRuの担持剤とした(Ru/C12A7:e-)は、常圧においては既存のハーバーボッシュ法よりも高い収率を示す触媒と報告されている。この報告は、(Ru/C12A7:e-)の電子状態を密度汎関数理論によりシミュレートした結果を報告する。Ru 原子層一層の状態においてのみC12A7とRuが混在する表面が安定であると計算された。

Ab initio calculations on the transport properties of ZrCuSiAs-type thermoelectric materials with lattice defects

T. Kato, T. Hibino, Y. Kamihara

4th Japan-Korea International Symposium on Materials Science and Technology 2017 (JKMST2017), 

2017年08月

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口頭発表（一般）

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ゼーベック効果は、2種の金属線の両端を結んで作られたループの両端間に温度差を与えると電磁誘導を伴う電圧差の生じる現象である。20世紀より、多くの研究者はゼーベック効果を利用した熱電変換材料の探索を続けている。近年、ZrCuSiAs型構造と呼ばれる結晶構造を示す化合物群において、熱電性能指数(ZT)が1を超える組成が報告されいる。ZrCuSiAs型の輸送現象をシミュレートした結果とその課題を報告する。

Transport properties of high sintered density layered oxychalcogenide, LaCuSeO

T. Kato, C-H. Lee, K. Kihou, Y. Kamihara

4th Japan-Korea International Symposium on Materials Science and Technology 2017 (JKMST2017), 

2017年08月

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ポスター発表

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ゼーベック効果は、2種の金属線の両端を結んで作られたループの両端間に温度差を与えると電磁誘導を伴う電圧差の生じる現象である。20世紀より、多くの研究者はゼーベック効果を利用した熱電変換材料の探索を続けている。近年、ZrCuSiAs型構造と呼ばれる結晶構造を示す化合物群において、熱電性能指数(ZT)が1を超える組成が報告されいる。ZrCuSiAs型の輸送現象をシミュレートした結果とその課題を報告する。

Investigation for kesterite-stannite photovoltaics: Stability and band gaps of the Cu2(Zn,Fe)SnS4 alloy

M. Hashimoto, M. Nakanishi, M. Matoba, Y. Kamihara

4th Japan-Korea International Symposium on Materials Science and Technology 2017 (JKMST2017), 

2017年08月

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ポスター発表

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ケステライト型構造を示す半導体であるCu2ZnSnS4 (CZTS)は、光電変換効率12%が報告されている太陽電池材料である。ショックレー-クエイサーリミットは、太陽電池の変換効率の上限を示す基準である。その基準を信じれば、太陽電池材料の光学バンドギャップは1.34 eV付近にあることが理想的である。CZTSにFeをドープした化学組成を仮定し、密度汎関数理論により求まった光学バンドギャップの計算値を報告する。その値は、汎関数に依存する。

Transport Properties of the layered transition metal cxypnictide Sr2ScCo1-xFexPO3 with Fe-doped Co1-xFexP layers

S. Okada, Y. Kamihara, N. Ohkubo, S. Ban, M. Matoba

28th International Conference on Low Temperature Physics (LT28), 

2017年08月

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ポスター発表

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新規な層状酸化ニクタイドであるSr2ScCo1-xFexPO3の輸送現象を測定した。 いずれの組成も金属的な電気抵抗の温度依存性を示す。母相のゼーベック係数は室温では負である。Sr2ScCo1-xFexPO3のゼーベック係数は, 50 K 以下では増加し, x = 0.5では270 K以下で正となる。x = 0.04-0.7の組成において, 同様のゼーベック係数の符号変化, すなわち極性の変化が観察された。

NMR study of the layered cobalt oxyphosphide Sr2Sc(Co1-xFex)PO3

K.-I. Magishi, R. Watanabe, A. Hisada, T. Saito, K. Koyama, S. Okada, Y. Kamihara, N. Ohkubo, S. Ban, M. Matoba

28th International Conference on Low Temperature Physics (LT28), 

2017年08月

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ポスター発表

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新規なコバルト酸化ニクタイドであるSr2Sc(Co1-xFex)PO3の31P-核磁気共鳴(NMR)の結果を報告する。NMRは、結晶の局所構造を調べるために有用であるため、これを利用した。31P-NMRは粉末試料に特有の波形を示す。核スピン緩和率を示す1/T1は温度に対して比例する。1/T1TはFeの置換量の上昇とともに上昇する。すなわち、Feの置換はフェルミ準位付近の状態密度の上昇を与える。

Electronic structure of the iron-based superconductor (La,Eu)FeAsO1-xFx investigated by Laser photoemission spectroscopy

W. Malaeb, R. Awad, T. Hibino, Y. Kamihara, T. Kondo, S. Shin

International Conference on Strongly Correlated Electron Systems 2017 (SCES17), 

2017年07月

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ポスター発表

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鉄系超伝導体の内, もっともバルク超伝導転移温度が高い, いわゆる1111系に属する
(La,Eu)FeAsO1-xFx (LaEu1111)の低温光電子分光を測定し, フェルミエネルギー付近の状態密度の
温度依存性を明らかにした. 超伝導転移温度以下で明らかな状態密度の低下, すなわち超伝導ギャップの観察をLaEu1111に対して
世界で初めて観察した.

ZrCuSiAs型熱電変換材料の化学的安定性

加藤達輝, 日比野拓, 神原陽一

第1回マテリアルズ・インフォマティクス基礎研究会 （関東学院大学KGU関内メディアセンター8階（神奈川県横浜市中区太田町2-23）） , 

2017年06月

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日本材料科学会　(東京都千代田区四番町8-1　（株）裳華房内)

Cu2(Zn,Fe)SnS4のスタンナイト構造からケステライト構造の結晶安定性と光学禁制帯に関する検討

橋本万梨恵, 中西愛, 的場正憲, 神原 陽一

日本材料科学会主催平成29年度学術講演大会プログラム （関東学院大学KGU関内メディアセンター8階（神奈川県横浜市中区太田町2-23）） , 

2017年06月

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口頭発表（一般）, 日本材料科学会　(東京都千代田区四番町8-1　（株）裳華房内)

密度汎関数理論によるアンモニア合成新触媒Ru/12CaO・7Al2O3:e-の評価

中西愛，木下拓郎，神原陽一，的場正憲

日本材料科学会主催平成29年度学術講演大会プログラム （関東学院大学KGU関内メディアセンター8階（神奈川県横浜市中区太田町2-23）） , 

2017年06月

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口頭発表（一般）, 日本材料科学会　(東京都千代田区四番町8-1　（株）裳華房内)

YBCOナノ／マイクロワイヤの低温合成と輸送現象測定

村田陽，神原陽一，藤岡正弥，海住英生，松本裕介，Imad Chelali

日本材料科学会主催平成29年度学術講演大会プログラム （関東学院大学KGU関内メディアセンター8階（神奈川県横浜市中区太田町2-23）） , 

2017年06月

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口頭発表（一般）, 日本材料科学会　(東京都千代田区四番町8-1　（株）裳華房内)

鉄系超伝導体Sr2VFeAsO3-dを用いたPowder-in-tube法による超伝導線材の作製とシース材への拡散

岩﨑秀, 神原陽一, 的場正憲

日本材料科学会主催平成29年度学術講演大会プログラム （関東学院大学KGU関内メディアセンター8階（神奈川県横浜市中区太田町2-23）） , 

2017年06月

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口頭発表（一般）, 日本材料科学会　(東京都千代田区四番町8-1　（株）裳華房内)

鉄系超伝導体母相SmFeAsOの低温合成

Ryosuke SAKAGAMI, Imad CHELALI, Simon R. Hall, Masanori MATOBA, Yoichi KAMIHARA

日本材料科学会主催平成29年度学術講演大会プログラム （関東学院大学KGU関内メディアセンター8階（神奈川県横浜市中区太田町2-23）） , 

2017年06月

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口頭発表（一般）, 日本材料科学会　(東京都千代田区四番町8-1　（株）裳華房内)

鉄系超伝導体母相LaFeAsOへのCa, F同時ドーピング

金安航大, 坂上良介, 的場正憲, 神原陽一

第1回マテリアルズ・インフォマティクス基礎研究会 （関東学院大学KGU関内メディアセンター8階（神奈川県横浜市中区太田町2-23）） , 

2017年06月

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日本材料科学会　(東京都千代田区四番町8-1　（株）裳華房内)

Magnetic phases in a 2 dimensional Kondo lattice, CeTMPO (TM = Fe, Ru, Cr, Ni)

神原 陽一

動的平均場近似計算に関する情報交流会(ワークショップ), 

2017年02月

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口頭発表（一般）

Preparation and transport properties of superconducting Sr2VFeAsO3-d wires fabricated by ex situ powder-in-tube process

S. Iwasaki, M. Matoba, Y. Kamihara

29th International Symposium on Superconductivity （東京国際フォーラム） , 

2016年12月

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ポスター発表

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鉄系高温超伝導体の内、結晶構造中にペロブスカイトブロックを有する遷移金属混合アニオン化合物Sr2VFeAsO3- (21113)を使用した超伝導線材を世界で初めて作製した。超伝導線材のコア部分に21113を使用した。Tc付近の臨界電流密度の温度変化より、低温外挿による超伝導臨界電流密度を明らかにした。

Theoretical and experimental approaches for crystallographic stability of LnFeAsO

T. Hibino, A. Sakurai, H. Shiozawa, M. Matoba, Y. Kamihara

3rd Korea-Japan International Symposium on Materials Science and Technology 2016 (KJMST2016), 

2016年11月

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ポスター発表, ZrCuAsSi型構造 (いわゆる1111構造)を示す鉄系高温超伝導体の複数の化学組成に対して密度汎関数理論による電子状態計算を行なった。 　仮想結晶の安定性は生成エンタルピーにより評価した。それぞれの化学組成の磁気的安定性を評価した。

Transport property of layered oxychalcogenide for thermoelectric material

S. Katsumata, H. Kinoshita, M. Matoba, Y. Kamihara

3rd Korea-Japan International Symposium on Materials Science and Technology 2016 (KJMST2016), 

2016年11月

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ポスター発表

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ZrCuAsSi型構造 (いわゆる1111構造)を示す透明導電性化合物LnCuSO, LaCuSeO, CeCuSO, BiCuSeOの熱電性能指数を報告する。測定は手製の定常法による4端子抵抗測定装置、ゼーベック係数測定装置、熱伝導率測定装置により行なった。それぞれの装置に対して、標準資料としてNIST Feを使用した。予備的な測定により、上述の化合物に対して得られた試料の内、もっとも熱伝導率が小さいのはCeCuSOであった。

An new iron-based superconducting wire

S. Iwasaki, M. Matoba, Y. Kamihara

3rd Korea-Korea International Symposium on Materials Science and Technology 2016 (KJMST2016), 

2016年11月

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口頭発表（招待・特別）

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鉄系高温超伝導体の内、結晶構造中にペロブスカイトブロックを有する遷移金属混合アニオン化合物Sr2VFeAsO3- (21113)を使用した超伝導線材をPowder-in-tube法により作製し, 線材としての超伝導転移温度の観測に成功したことを報告した。