研究発表 - 神原　陽一

Synthesis of mixed anion layered compound, polycrystalline LaNiPO samples

Haruyoshi Suzuki, Ryoma Takeuchi, Yuki Ueno, Yoichi Kamihara, Masanori Matoba

The 9th Korea-Japan International Symposium on Materials Science & Technology (KJMST2024) in GCIM2024 （済州） , 

2024年06月

, 

ポスター発表

　概要を見る

複合アニオン層状化合物LnTMPnO (Ln : ランタノ イド. TM : Fe, Ni. Pn : P, As) は低温下で超伝導を示す。
このうち、TM = Ni, Pn = Pの試料を固相反応による合成し、磁気的性質を調べた。得られた試料は4.2 Kにおいて超伝導相を
示さなかった。これは、過去にMcQueenら(2009)によるLaNiPOの超伝導転移温度(Tc)の不定比性依存性と矛盾しない。


Evaluation of OER catalystic activity of Bi2Sr2CaCu2O8+x

Masahiro Takeuchi, Hayata Miyamoto, Takahiro Matsumura, Masanori MATOBA, Yoichi KAMIHARA

The 9th Korea-Japan International Symposium on Materials Science & Technology (KJMST2024) in GCIM2024 （済州） , 

2024年06月

, 

ポスター発表

　概要を見る

Bi2Sr2CaCu2O8+x (Bi-2212)に対してCoをドープを施した多結晶粉末をゾルゲル法により作製した。
CoをCuサイト、Biサイト、に部分置換を仕込み組成において試みた試料を作製した。それぞれの過電圧は、0.45 V, 0.38 Vであった。比較としてアセチレンブラックの過電圧は0.56 Vであった。すなわちBi-2212は電気化学触媒としての機能を示す。


鉄系高温超伝導体Sr2Mg0.3Ti0.7FeAsO3-δの多結晶合成

上野友貴，東伸彦，的場正憲，神原陽一

一般社団法人日本材料科学会主催 2024年度学術講演大会 （早稲田大学 早稲田キャンパス 国際会議場3階会議室） , 

2024年05月

, 

口頭発表（一般）

143-Zintl相化合物Rb(Cd,Zn)4As3の合成

小野圭吾,後藤陽介,神原陽一,李哲虎

一般社団法人日本材料科学会主催 2024年度学術講演大会 （早稲田大学 早稲田キャンパス 国際会議場3階会議室） , 

2024年05月

, 

ポスター発表

Nominal SmFeAsO0.77H0.12の磁気光学イメージング

浪田秀郎,末村智紀,坂上良介,為ケ井強,神原陽一

一般社団法人日本材料科学会主催 2024年度学術講演大会 （早稲田大学 早稲田キャンパス 国際会議場3階会議室） , 

2024年05月

, 

口頭発表（一般）

複合アニオン層状化合物LaCuS0.25Se0.75Oの電気抵抗率の温度履歴測定

福田一翔，東伸彦，藤岡達英，神原陽一，的場正憲

一般社団法人日本材料科学会主催 2024年度学術講演大会 （早稲田大学 早稲田キャンパス 国際会議場3階会議室） , 

2024年05月

, 

口頭発表（一般）

第一原理計算による Y0.67Gd0.33Ba2Cu3O7-δ の安定構造のシミュレーション

岡田耀海,藤森新,的場正憲,神原陽一

一般社団法人日本材料科学会主催 2024年度学術講演大会 （早稲田大学 早稲田キャンパス 国際会議場3階会議室） , 

2024年05月

, 

口頭発表（一般）

結晶構造相転移をともなうペロブスカイト型BaTiO3の電子状態計算

山本航暉, 藤森新, 的場正憲，神原陽一

一般社団法人日本材料科学会主催 2024年度学術講演大会 （早稲田大学 早稲田キャンパス 国際会議場3階会議室） , 

2024年05月

, 

口頭発表（一般）

擬二次元層状化合物EuSn2P2の内部磁場とDebye温度

神原陽一, 志村岳栄, 劉子豪, 的場正憲, 北尾真司, 瀬戸誠

第23回メスバウアー分光研究会シンポジウム, 

2024年04月

, 

口頭発表（一般）

メスバウワ分光と密度汎関数理論による複合アニオン層状化合物 GdFeAsO の磁性

神原陽一,志村岳栄,野村悠祐,的場 正憲

第71回応用物理学会春季学術講演会, 

2024年03月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

我々は、鉄系高温超伝導体の母物質の一つであるGdFeAsOに着目する。GdFeAsOの磁気構造は、メスバウワ分光、Density functional theory (DFT)による第一原理計算により明らかになる。GdFeAsOは、酸素サイトへのフッ素置換により反強磁性相が消失し、超伝導相が生じる。超伝導相のTcは、フッ素濃度に依存するが、このフッ素濃度の決定方法の決着には未だ至っていない。

Experimental and theoretical magnetism on antiferromagnetic GdFeAsO, a mother compound of high-Tc iron-based superconductors

Yoichi Kamihara

Second Workshop on Fundamentals in density functional theory (DFT2024) （Auditorium, Integrated Innovation Building (IIB), RIKEN Kobe Campus） , 

2024年02月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

我々は、鉄系高温超伝導体の母物質の一つであるGdFeAsOに着目する。GdFeAsOの磁気構造は、メスバウワ分光、Density functional theory (DFT)による第一原理計算により明らかになる。GdFeAsOは、酸素サイトへのフッ素置換により反強磁性相が消失し、超伝導相が生じる。超伝導相のTcは、フッ素濃度に依存するが、このフッ素濃度の決定方法の決着には未だ至っていない。
会議では、我々が作製したGdFeAsO1-xFxの電子磁気状態相図とともに、関連物質の現状についても報告する。

A private story, discovery of iron-based high Tc superconductors III

Y. Kamihara

Grand Meeting MRM&ICA2023 （Kyoto） , 

2023年12月

, 

口頭発表（招待・特別）

　概要を見る

日本物理学会誌 Vol. 66, No. 10, pp.753-754 (2011).「鉄系高温超伝導体発見秘話」(英題: Private Story, Discovery of Iron-Based High Tc Superconductors)と低温工学, Vol.52, No. 6, pp. 383-388 (2017). 鉄系高温超電導体発見のこぼれ話とその後の新材料 (英語: Private Story, Discovery of Iron-Based High Tc Superconductors II)のその後の進捗を紹介する。

Analysis of critical current density of H-doped SmFeAsO

T. Suemura, R. Hotchi, S. Oka, M. Matoba, and Y. Kamihara

Grand Meeting MRM&ICA2023 （Kyoto） , 

2023年12月

, 

ポスター発表

　概要を見る

Abstract: (研究室限定) https://keio.app.box.com/file/1405200963647
要約: 鉄系高温超伝導体の母相SmFeAsOの酸素サイトを水素で部分置換されたH-doped SmFeAsOは、F-doped SmFeAsOと同程度のTcを示す。我々は拡張Beanモデルを用いて多結晶 H-doped SmFeAsOの低温での磁気臨界電流密度(Jc)を求めた。

Synthesis of polycrystalline EuSn2P2 as a hexagonal SnPn based layered compound

Z. Liu, T. Shimura, M. Matoba, Y. Kamihara

Grand Meeting MRM&ICA2023 （Kyoto） , 

2023年12月

, 

ポスター発表

　概要を見る

Abstract: (研究室内限定) https://keio.app.box.com/file/1405202082467
要約: EuSn2P2の合成方法と、非ドープでの格子定数の変化を報告する。同じ仕込組成であっても得られた試料の格子定数は相異なるため、EuSn2P2は不定比性の化合物であると結論する。

The improvement of burning synthesis of Bi2Sr2CaCu2O8+x by Sol-gel method and evaluation of its function as oxygen reaction catalysis

M. Takeuchi, H. Miyamoto, T. Matsumura, M. Matoba, and Y. Kamihara

Grand Meeting MRM&ICA2023 （Kyoto） , 

2023年12月

, 

ポスター発表

　概要を見る

Abstract: (研究室内限定) https://keio.app.box.com/file/1405247876595
要約: Bi2Sr2CaCu2O8+x (Bi-2212)は代表的な高温超伝導体の一つである。我々はこの試料を複数の条件でSol-Gel法により作製し、その酸素発生反応に関する電気化学触媒能の指標となる過電圧を報告する。試料合成に関する条件を変化させて多結晶試料中の異相量を減らした。

超伝導を示す複合アニオン層状化合物 LaNiPO の多結晶合成

鈴木温義，竹内涼真，的場正憲，神原陽一

日本材料科学会 令和5年度（2023年度）第28回若手研究者討論会 （関東学院大学金沢八景キャンパス） , 

2023年11月

, 

口頭発表（一般）

H-doped SmFeAsO の磁気臨界電流密度測定

岡 駿佑, 末村智紀, 堀地竜成, 川松拓也, 神原陽一, 的場正憲

日本材料科学会 令和5年度（2023年度）第28回若手研究者討論会 （近畿大学和歌山キャンパス） , 

2023年11月

, 

口頭発表（一般）

複合アニオン層状化合物の電気抵抗率における高温温度履歴

神原陽一，東伸彦，藤岡達英，的場正憲

日本材料科学会 令和5年度（2023年度）第28回若手研究者討論会 （近畿大学和歌山キャンパス） , 

2023年11月

, 

口頭発表（一般）

Co ドープされた Bi2Sr2CaCu2O8+x の Sol-gel 法による合成及び酸素発生反応触媒能の評価

青木 陽，宮本隼太，竹内眞宏，的場正憲，神原陽一

日本材料科学会 令和5年度（2023年度）第28回若手研究者討論会 （関東学院大学金沢八景キャンパス） , 

2023年11月

, 

口頭発表（一般）

熱電変換材料候補層状オキシカルコゲナイド多結晶

藤岡達英, 東 伸彦，神原陽一，的場正憲

日本材料科学会 令和5年度（2023年度）第28回若手研究者討論会 （関東学院大学金沢八景キャンパス） , 

2023年11月

, 

口頭発表（一般）