研究発表 - 神原　陽一

Superconducting Properties for a Cuprate Superconductor after Heat Treatments under Several Hydrogen Atmosphere at ~200 deg. C

Hideo Namita, Masanori Matoba, Suguru Iwasaki, Masaya Fujioka, Masashi Miura, Yoichi Kamihara

Materials Research Meeting (MRM) 2025 （横浜） , 

2025年12月

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口頭発表（一般）

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金属有機化合物分解法によりSrTiO3基板上に作製されたGdをYサイトに部分置換されたYBCO ((Y, Gd)BCO) 薄膜を100℃から300℃で水素雰囲気下で熱処理を行った。また、この熱処理中に、水素負イオンのバイアスによる注入の有無による結晶相の変化を調べた。210℃で水素負イオンのバイアスによる注入を施した試料のみが、頂点酸素に水素負イオン(ヒドリド)が置換されると仮定した密度汎関数理論による電子状態計算結果と矛盾しない格子定数の減少を示す。


Magnetic Flux Density Distribution and Microstructure Analysis of H-doped SmFeAsO

Hideo Namita, Tomoki Suemura, Ryosuke Sakagami, Tsuyoshi Tamegai, Yoichi Kamihara

Materials Research Meeting (MRM) 2025 （横浜） , 

2025年12月

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ポスター発表

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水素負イオン(ヒドリド)を部分置換された鉄系高温超伝導体 SmFeAsO多結晶の磁気光学イメージングとともに、異相の分布の評価を行った。


Introduction of slab structures and calculations of surface energy of Bi2Sr2CaCu2O8+x

Ryotaro Taniguchi, Haruyoshi Suzuki, Yoichi Kamihara, Masanori Matoba

Materials Research Meeting (MRM) 2025 （横浜） , 

2025年12月

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ポスター発表

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剥離性を有する銅酸化物高温超伝導体Bi2Sr2CaCu2O8+x (Bi-2212)の表面エネルギーをスラブ構造を仮定して評価する.


Computational Chemical Analysis of Oxygen deficiency in Synthesized Samples of Mixed Anion Layered Compound Superconductor, LaNiPO1−delta

Haruyoshi Suzuki, Daiki Fujii, Aurélien Antunez, Yoichi Kamihara, Masanori Matoba

Materials Research Meeting (MRM) 2025 （横浜） , 

2025年12月

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ポスター発表

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複合アニオン層状化合物の一種である超伝導を示すLaNiPO1−deltaを合成と電子状態計算を用いて研究する。酸素欠損量とTcとの相関を密度汎関数理論に基づく電子状態計算シミュレーションの結果と比較し、検討する。


新規n型Zintl相化合物 Rb(Cd,Zn)4As3の熱電性能

小野圭吾, 後藤陽介, 神原陽一，李哲虎

第22回 日本熱電学会学術講演会 （「團十郎芸術劇場うらら」 と 「サイエンスヒルズこまつ」石川県小松市） , 

2025年09月

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口頭発表（一般）

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新規n型Zintl相化合物 Rb(Cd,Zn)4As3の高温輸送現象について報告する。

143-Zintl相化合物Rb(Cd,Zn)4As3の熱電性能

小野圭吾, 後藤陽介, 村田正行, 臼井秀知, 筒井智嗣, 神原陽一, 李哲虎

日本物理学会 第80回年次大会 （広島大学（東広島キャンパス）） , 

2025年09月

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口頭発表（一般）

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143-Zintl相化合物Rb(Cd,Zn)4As3多結晶体の結晶構造と熱電変換性能の組成制御による向上を報告する。

鉄系高温超伝導体 H-doped SmFeAsO (Sm1111) の Mossbauer分光法 による Debye温度の導出

何浩，松浦義実，森田勇希，神原陽一

第49回日本磁気学会学術講演会, 

2025年09月

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口頭発表（一般）

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鉄系高温超伝導体 H-doped SmFeAsO (Sm1111) のデバイ温度をメスバウワ分光測定でも求まるアイソマーシフトの温度変化より求めた。

Jonkerプロットを使用した複合アニオン層状化合物ワイドギャップ半導体 LaCu1-dChO (Ch = S, Se)の熱電性能評価

神原陽一

応用物理学会2025年応物秋季学術講演会 （名城大学天白キャンパス&オンライン） , 

2025年09月

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口頭発表（一般）

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複合アニオン層状化合物半導体LaCuChO (Ch = S, Se)はおよそ 3 eV の光学禁制帯を示す絶縁体である。LaCuChO (Ch = S, Se)は1 at.%程度の銅欠陥により生じる正孔ドープにより、そのp型のキャリアの極性が生じる。LaCuChO (Ch = S, Se)の熱電変換性能について、Jonker plot に即して報告する。

New Synthesis Route for Polycrystalline Samples and Chemical Calculation in Superconducting LaNiPO

Haruyoshi SUZUKI, Ryoma TAKEUCHI, Daiki FUJII, Aurelien ANTUNEZ, Yoichi KAMIHARA, Masanori MATOBA

30th International Conference on Low Temperature Physics (LT30) （ビルバオ、スペイン） , 

2025年08月

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ポスター発表

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複合アニオン層状化合物の一種である鉄系高温超伝導体と類似の構造をもつニッケル複合アニオン層状化合物を、新たな合成経路で得た。

Exploration of transparent semiconductor by synthesis of Sr2CuZnSO3-delta

D. Fujii, H. Suzuki, K. Fukuda, Y. Kamihara, M. Matoba

The 10th Japan-Korea International Symposium on Materials Science and Technology (JKMST2025) （東京） , 

2025年07月

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ポスター発表

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新規な複合アニオン層状化合物 透明半導体Sr2CuZnSO3-deltaの合成を報告する。

Review on Thermoelectric properties of a mixed anion layered compound LaCu1-deltaS1-xSexO as a wide-gap semiconductor

Yoichi KAMIHARA

The 10th Japan-Korea International Symposium on Materials Science and Technology (JKMST2025) （東京） , 

2025年07月

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口頭発表（招待・特別）

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ワイドギャップ半導体として、25年以上研究されてきた複合アニオン層状化合物LaCuS1-xSexO (La1111)は絶縁体である。La1111へのキャリアドープは、1 at.%の銅欠損に由来する。1 at.%の銅欠損は、バルクとしての縮退伝導を実現する。しかしながら、銅欠損が2 at.%となると、x = 0.5の場合のLa1111は再び絶縁体となった。La1111の熱電変換材料としての評価をJonker plotで行った。


Synthesis of nickel deficient hexagonal perovskite BaNi1-xO3-y and its oxygen evolution reaction activity

Taisuke KAIZUKA, Yoichi KAMIHARA

The 10th Japan-Korea International Symposium on Materials Science and Technology (JKMST2025) （東京） , 

2025年07月

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口頭発表（一般）

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Ni欠損を導入した六方晶ペロブスカイト型化合物 BaNi1-xO3-y の合成、結晶構造解析、組成分析、および酸素発生反応電気化学触媒としての機能を報告する。


Seebeck coefficient and electrical conductivity of mixed anion layered compounds Cu-deficient LaCuChO (Ch = S, Se) in Jonker plot

Y. Kamihara

Asia Pacific Society for Materials Research 2025 Annual Meeting (APSMR 2025 Annual Meeting) （Sapporo, Hokkaido, Japan） , 

2025年07月

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口頭発表（招待・特別）

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2000年頃より、複合アニオン層状化合物の電気的、磁気的、触媒的性質は広く着目されてきた。その内の透明半導体、及び熱電変換材料として着目されている層状銅カルコゲナイド酸化物に関して、最近の実験結果を報告する。この系は、1 at.%の銅欠陥によりキャリアが入り非ドープの絶縁体から、銅欠陥ドープの縮退半導体に変化する。この系の熱電変換性能を紹介する。


Synthesis and thermoelectric performance evaluation of a layered oxyselenide BiCuSeO for future copper deficiency introduction

Jo OTAKE, Nobuhiko AZUMA, Masanori Matoba, Yoichi KAMIHARA

GCIM2025, 

2025年06月

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ポスター発表, 済州、韓国

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層状オキシセレン化合物 BiCuSeO は、導電層と絶縁層が交互に積層された構造を持つため、低い熱伝導率を示し、中間温度域での p 型熱電材料として期待されています。本研究の目的は、ほぼ単相の多結晶 BiCuSeO の熱電特性を評価することです。

Transport properties of a mixed anion layered compound LaCu0.99Se0.99S0.01O as a wide-gap semiconductor

Yoichi KAMIHARA, Nobuhiko AZUMA, Tatsuhide FUJIOKA, Masanori MATOBA

GCIM2025, 

2025年06月

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口頭発表（一般）

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熱電変換材料（TEC）と技術は、300～600 Kでの性能向上が課題です。現在の主流はBi₂Te₃系材料ですが、新たな材料の開発が進められています。2000年代以降、混合アニオン層状化合物（MALCs）が電子材料として注目され、LaCuChO（Ch＝S, Se）やBiCuSeOが報告されました。2024年、我々はLaCuChOの熱電特性をJonkerプロットで評価しました。本会議では、Cu欠損や混合アニオン状態を持つLaCu₀.₉₉Se₀.₉₉S₀.₁Oの輸送特性について議論します。

Polycrystallic synthesis of SnPn layered compound EuSn2P2

Zihao LIU, Takamasa SHIMURA, Ryosuke SAKAGAMI, Yoichi KAMIHARA, Masanori MATOBA

GCIM2025, 

2025年06月

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口頭発表（一般）, 済州、韓国

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Bi2Te3系材料の開発以来、実用化を目的とした熱電変換の研究は、デバイスやモジュールに焦点を当てて進められてきました。EuSn2P2は、Bi2Te3結晶と共通の特徴を持っています。

Advancing oxygen evolution reaction through mixed-anion compounds

Hao HE, Rei KURAMOCHI, Michitaro YAMAGUCHI, Yoichi KAMIHARA

GCIM2025, 

2025年06月

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口頭発表（一般）, 済州、韓国

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Cr系ペロブスカイト関連複合アニオン層状化合物の酸素発生反応電気化学触媒機能を新たに報告する。

Synthesis of 21113V Fe-based superconductors, polycrystalline Sr2V1-xTixFeAsO3 samples

Aurélien ANTUNEZ, Haruyoshi SUZUKI, Yoichi KAMIHARA, Masanori MATOBA

GCIM2025, 

2025年06月

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ポスター発表, 済州、韓国

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2006年に鉄系混合アニオン層状化合物（MALC）超伝導体が発見されて以来、多くの研究が進められてきました。その中で、Sr₂VFeAsO₃−δ（21113系）が有望視され、Tconsetが37.2Kと報告されています。本研究では、Tiをドープした Sr₂V₁₋ₓTiₓFeAsO₃（Tiドープ21113V）を固相反応法で合成しました。SrO、FeAs、V、V₂O₅、Ti₂O₃ を 1050℃で40時間焼成し、粉末・バルクXRDで結晶相を解析しました。さらに、四端子法による電気抵抗測定とMPMSによる磁化測定を行いました。

Novel synthesis route of superconducting polycrystalline SmFeAsO1-xFx with Tc = 56 K

Y. Kamihara, Y. Kobayashi, R. Takeuchi, M. Matoba

TechConnect World Innovation 2025 （Austin, TX, USA） , 

2025年06月

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口頭発表（一般）

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SmFeAsO1-xFxは、複合アニオン層状化合物の内、鉄系高温超伝導体として知られる。SmFeAsO1-xFx の 超伝導転移温度 56 Kを示す試料を作製するための新たな合成ルートについて報告する。

Ti-Doping of 21113V Fe-based superconductors, polycrystalline Sr2V1-xTixFeAsO3 samples

ANTUNEZ Aurelien, SUZUKI Haruyoshi, KAMIHARA Yoichi, MATOBA Masanori

日本材料科学会 2025年度 学術講演大会 （早稲田大学 早稲田キャンパス 国際会議場 3階 会議室） , 

2025年05月

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ポスター発表

143-Zintl 相化合物 Rb(Cd,Zn)4As3 の熱電特性

小野圭吾, 後藤陽介, 神原陽一, 李哲虎

日本材料科学会 2025年度 学術講演大会 （早稲田大学 早稲田キャンパス 国際会議場 3階 会議室） , 

2025年05月

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口頭発表（一般）

混合アニオン化合物による酸素発生触媒の開発

何浩, 神原陽一

日本材料科学会 2025年度 学術講演大会 （早稲田大学 早稲田キャンパス 国際会議場 3階 会議室） , 

2025年05月

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口頭発表（一般）

層状酸化セレン化物 BiCuSeO の熱電性能評価

大竹丈, 藤岡達英, 東伸彦, 鈴木温義, 的場正憲, 神原陽一

日本材料科学会 2025年度 学術講演大会 （早稲田大学 早稲田キャンパス 国際会議場 3階 会議室） , 

2025年05月

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ポスター発表

複合アニオン層状化合物 Sr2CuZnSO3-δ の合成による透明半導体の探索

藤井大樹, 鈴木温義, 大竹丈, 神原陽一, 的場正憲

日本材料科学会 2025年度 学術講演大会 （早稲田大学 早稲田キャンパス 国際会議場 3階 会議室） , 

2025年05月

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ポスター発表

Bi2Sr2CaCu2O8+x のスラブモデルの導入と表面エネルギー計算

谷口遼太朗, 山本航暉, 鈴木温義, 神原陽一, 的場正憲

日本材料科学会 2025年度 学術講演大会 （早稲田大学 早稲田キャンパス 国際会議場 3階 会議室） , 

2025年05月

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ポスター発表

鉄系高温超伝導体 H-doped SmFeAsO (Sm1111)のMosbauer分光法によるDebye温度の導出

何浩, 松浦義実, 森田勇希, 神原陽一

第24回メスバウワー分光研究会シンポジウム, 

2025年05月

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口頭発表（一般）, 東京都立大学南大沢キャンパス

Electronic structures and Magnetic Phases in EuSn2P2, Eu2+ and Eu 3+ Mixed valence states

Z. Liu, T. Shimura, M. Matoba, Y. Kamihara, S. Kitao, and M. Seto

第24回メスバウワー分光研究会シンポジウム, 

2025年05月

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口頭発表（一般）, 東京都立大学南大沢キャンパス

Tc of a Copper-based high-Tc superconductor after heat treatments under hydrogen atmosphere

H. Namita, H. Sato, M. Matoba, S. Iwasaki, M. Fujioka, Y. Hara, T. Harada, M. Miura, and Y. Kamihara

International Conference of Asian Union of Magnetics Societies (IcAUMS) 2025, 

2025年04月

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口頭発表（一般）

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銅酸化物高温超伝導体に対して、水素雰囲気下で熱処理をほどこした際の、超伝導転移温度の変化について報告する。

Synthesis of the iron-based superconductor Sr2Mg0.3Ti0.7FeAsO3-delta

Y. Ueno, N. Azuma, Y. Kamihara, and M. Matoba

International Conference of Asian Union of Magnetics Societies (IcAUMS) 2025, 

2025年04月

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口頭発表（一般）

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複合アニオン層状化合物であるSr2Mg0.3Ti0.7FeAsO3-delta多結晶の合成方法と、得られた試料の超伝導体積について報告する。

Thermoelectric properties of Rb(Cd, Zn)4As3

Keigo ONO, Yosuke GOTO, Yoichi KAMIHARA, Chul-ho LEE

Joint March Meeting and April Meeting: Global Physics Summit 2025 （Anaheim Convention Center, CA, USA） , 

2025年03月

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口頭発表（一般）

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"いわゆる"ジントル相化合物 (特定の結晶相を示す言葉では無く、結晶中に共有結合性の分子層と見なせる「局所構造」が観察できる多元系化合物群を表す俗語)は、熱電変換材料として期待されている。
その一種である122ジントル相化合物 (AM2X2, A: アルカリ金属/アルカリ土類, M: 遷移金属, X: ニクトゲン)は、高い機能性を示す。我々は、122ジントル層の類似構造である143-ジントル相化合物RbZn4As3の固溶体を作製し、
その輸送現象を報告する。ZnサイトへのCdの固溶により格子熱伝導率は低下した。


Microstructure Analysis of Nominal SmFeAsO0.77H0.12 using Magneto-optical Imaging Method

Hideo Namita, Tomoki Suemura, Ryosuke Sakagami, Tsuyoshi Tamegai, and Yoichi Kamihara

Iron-based Superconductors: Advances towards applications 2025 (IBS2app 2025), 

2025年02月

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ポスター発表

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水素をドープされた鉄系高温超伝導体SmFeAsOの磁気イメージングを、磁気光学効果により測定した。その結果、ピン留めの機構に寄与する異相の分布が明らかとなった。

Evaluation of the catalytic abilities of oxygen evolution reaction (OER) of Co doped YBa2Cu3O7-delta (YBCO)

Rei Kuramochi, Taisuke Kaizuka, Masanori Matoba, and Yoichi Kamihara

Iron-based Superconductors: Advances towards applications 2025 (IBS2app 2025), 

2025年02月

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ポスター発表

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Coをドープされた YBa2Cu3O7-δ (YBCO)の酸素発生反応電気化学触媒としての性質を、サイクリックボルタンメトリーにより明らかにした。Coドープは過電圧を下げ、電流量を増加する寄与がある。すなわち、触媒としての性能は向上する。

Nominal SmFeAsO0.77H0.12の磁気光学イメージング

浪田秀郎, 末村智紀, 坂上良介, 為ケ井強, 神原陽一

第48回 日本磁気学会学術講演会, 

2024年09月

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口頭発表（一般）

鉄系高温超伝導体Sr2Mg0.3Ti0.7FeAsO3-δの多結晶合成

上野友貴，東　伸彦，神原陽一，的場正憲

第48回 日本磁気学会学術講演会, 

2024年09月

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口頭発表（一般）

Synthesis Co doped YBa2Cu3O7-delta (YBCO) and evaluation of catalytic ability in oxygen evolution reaction (OER) of YBCO

R. Kuramochi, T. Kaizuka, M. Matoba, and Y. Kamihara

The 5 th international symposium on advanced magnetic materials and applications (ISAMMA2024) （Quang Binh） , 

2024年08月

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ポスター発表

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水の電気分解には、過電圧が生じるが、その過電圧を下げる効果のある電気化学触媒として、Co-doped YBa2Cu3O7-δを選択肢、触媒性能を報告する。複数の熱処理温度で得た試料の性能に対して報告する。

The Catalytic Activity of Co-doped YBa2Cu3O7-δ for Oxygen Evolution Reaction

H. Tahara, R. Kuramochi, M. Matoba, and Y. Kamihara

The 5 th international symposium on advanced magnetic materials and applications (ISAMMA2024) （Quang Binh） , 

2024年08月

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ポスター発表

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酸素発生反応(OER)電気化学触媒としての、Co-doped YBa2Cu3O7-δの性能について報告する。

Review on Functional Mixed Anion Layered Compounds (MALC) and Computational Chemical Analysis on a Representative MALC, Sr2VFeAsO3-δ

Y. Kamihara

The 2024 TechConnect World Innovation （メリーランド州） , 

2024年06月

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ポスター発表

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混合アニオン層状化合物（MALCs）は、結晶学的サイトに複数の異なるアニオンを含む新しい機能性材料です。実際に、MALCsからは高温超伝導体[1]、高効率熱電変換材料[2]、透明半導体[3]、酸素発生反応用電気触媒[4]などが見つかっています。
本会議では、MALCsのレビューと代表的なMALCであるSr₂VFeAsO₃₋δの磁気特性について紹介します。Sr₂VFeAsO₃₋δは、ペロブスカイト系バナジウム酸化物層から成る厚いブロッキング層を持つ混合アニオン層状化合物です。2019年には、超伝導体Sr₂VFeAsO₃₋δの酸素欠損量（δ）に対する電気的および磁気的相図が実験的に示されました。
本研究では、密度汎関数理論（DFT）に基づき、δ = 0、0.25、0.50におけるSr₂VFeAsO₃₋δ中のVおよびFeの磁気安定性を理論的に検証しました。Vの安定な磁気相は、δ = 0では2つの強磁性V磁気層間の反強磁性秩序相（A-AFM）です。一方、δ = 0.25および0.50では、Vの安定相はフェリ磁性秩序相（Ferri.）となります。Feの磁気相は、δ = 0、0.25、0.50においてストライプ型反強磁性秩序相（s-AFM）ですが、δ = 0.25では、s-AFMと常磁性（PM）秩序相の形成エネルギーがほぼ等しくなります。
理論的な磁気秩序相は、実験的に得られたSr₂VFeAsO₃₋δの電子・磁気相図と定性的に一致していますが、元素ごとの磁気モーメントの量に関しては理論と実験の間に定量的な違いが見られます。
本会議では「混合アニオン化合物鉄系超伝導線材およびその製造方法」[5]について講演予定です。


Thermoelectric properties of a mixed anion layered compound, LaCuChO (Ch = S, Se) with copper defects

Yoichi Kamihara, Nobuhiko Azuma, Tastuhide Fujioka, Yuya Tanaka, Masanori Matoba

The 9th Korea-Japan International Symposium on Materials Science & Technology (KJMST2024) in GCIM2024, 

2024年06月

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口頭発表（一般）

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Several mixed anion layered compounds (MALCs) exhibit relatively high figure of merit (ZT).[1,2] Experimental and theoretical researches expect a promising functionality for the MALCs as thermoelectric materials, [3,4] however detailed carrier-doping mechanism and relations between crystallographic defect and resistivity are still controversial for representative mixed anion layered compounds, polycrystalline LaCu(S, Se)O bulk.[5,6,7,8] In the symposia, we demonstrate thermoelectric properties of polycrystalline LaCu(S, Se)O with a little deficient in Cu site.
[1] L. D. Zhao et al., Appl. Phys. Lett. 97, 092118_1-3 (2010). Bi1−xSrxCuSeO oxyselenides as promising thermoelectric materials
[2] Y. Liu et al., J. Am. Chem. Soc. 133, 20112-20115 (2011). Remarkable enhancement in thermoelectric performance of BiCuSeO by Cu deficiencies
[3] For a review, W. Tang et al., Materials Today Physics 35, 101104_1-22 (2023). BiCuSeO based thermoelectric materials: Innovations and challenges
[4] For a review, A. R. Natarajan et al., Phys. Rev. Mater. 7, 025405 (2023). High thermoelectric performance of layered LaAgXO (X = Se, Te) from electrical and thermal transport calculations
[5] H. Hiramatsu et al., J. Am. Chem. Soc. 132, 15060-15067 (2010). Origins of hole doping and relevant optoelectronic properties of wide gap p-type semiconductor, LaCuOSe
[6] Y. Goto et al., Appl. Phys. Lett. 105, 022104-022107 (2014). Effects of the Cu off-stoichiometry on transport properties of wide gap ptype semiconductor, layered oxysulfide LaCuSO
[7] T. Kato et al., Mater. Sci. Tech. Jpn. 55, 67-71 (2018). Anisotropic thermoelectric exchange properties of high density polycrystalline layered oxychalcogenide, LaCuSeO obtained by uniaxial hot pressing (in Japanese)
[8] N. Azuma et al., Mater. Sci. Tech. Jpn. 58, 64-68 (2021). In-gap-states of a mixed anion layered compound, polycrystalline LaCu1-deltaS0.5Se0.5O (delta~ 0.01) as a degenerate semiconductor (in Japanese)

Synthesis and thermoelectric performance of a layered oxychalcogenide compound LaCuS0.25Se0.75O

Tatsuhide Fujioka, Nobuhiko Azuma, Ryoma Takeuchi, Yoichi Kamihara, Masanori Matoba

The 9th Korea-Japan International Symposium on Materials Science & Technology (KJMST2024) in GCIM2024 （済州） , 

2024年06月

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ポスター発表

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層状酸化硫化物RETMChO (RE: 希土類, TM: 遷移金属, Ch: カルコゲン)は、p型透明半導体と高効率熱電変換材料などの多様な機能性を示すことが知られている。この報告は、新規に作製されたLaCuS0.25Se0.75Oの多結晶の電気的性質と光学的性質を報告する。LaCuS0.25Se0.75Oはp型で室温で55 Ωcmの導電性を示す半導体であった。この導電性は、仕込み組成に対して意図せずに生じた銅欠陥が正孔を生じることに由来すると考えられる。


Magneto-optical imaging measurement of nominal SmFeAsO0.77H0.12

Tomoki Suemura, Hideo Namita, Ryosuke Sakagami, Tsuyoshi Tamegai, Masanori Matoba, Yoichi Kamihara

The 9th Korea-Japan International Symposium on Materials Science & Technology (KJMST2024) in GCIM2024 （済州） , 

2024年06月

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ポスター発表

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鉄系高温超伝導体の内、最も高い超伝導転移温度(Tc)を示すSmFeAsOを母相とする化合物群の内、H-doped SmFeAsOに着目する。磁気光学効果を用いてH-doped SmFeAsOの磁気Jcの分布を20 K、30 K、40 K、50 Kで得た。

Synthesis of mixed anion layered compound, polycrystalline LaNiPO samples

Haruyoshi Suzuki, Ryoma Takeuchi, Yuki Ueno, Yoichi Kamihara, Masanori Matoba

The 9th Korea-Japan International Symposium on Materials Science & Technology (KJMST2024) in GCIM2024 （済州） , 

2024年06月

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ポスター発表

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複合アニオン層状化合物LnTMPnO (Ln : ランタノ イド. TM : Fe, Ni. Pn : P, As) は低温下で超伝導を示す。
このうち、TM = Ni, Pn = Pの試料を固相反応による合成し、磁気的性質を調べた。得られた試料は4.2 Kにおいて超伝導相を
示さなかった。これは、過去にMcQueenら(2009)によるLaNiPOの超伝導転移温度(Tc)の不定比性依存性と矛盾しない。


Evaluation of OER catalystic activity of Bi2Sr2CaCu2O8+x

Masahiro Takeuchi, Hayata Miyamoto, Takahiro Matsumura, Masanori MATOBA, Yoichi KAMIHARA

The 9th Korea-Japan International Symposium on Materials Science & Technology (KJMST2024) in GCIM2024 （済州） , 

2024年06月

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ポスター発表

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Bi2Sr2CaCu2O8+x (Bi-2212)に対してCoをドープを施した多結晶粉末をゾルゲル法により作製した。
CoをCuサイト、Biサイト、に部分置換を仕込み組成において試みた試料を作製した。それぞれの過電圧は、0.45 V, 0.38 Vであった。比較としてアセチレンブラックの過電圧は0.56 Vであった。すなわちBi-2212は電気化学触媒としての機能を示す。


鉄系高温超伝導体Sr2Mg0.3Ti0.7FeAsO3-δの多結晶合成

上野友貴，東伸彦，的場正憲，神原陽一

一般社団法人日本材料科学会主催 2024年度学術講演大会 （早稲田大学 早稲田キャンパス 国際会議場3階会議室） , 

2024年05月

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口頭発表（一般）

143-Zintl相化合物Rb(Cd,Zn)4As3の合成

小野圭吾,後藤陽介,神原陽一,李哲虎

一般社団法人日本材料科学会主催 2024年度学術講演大会 （早稲田大学 早稲田キャンパス 国際会議場3階会議室） , 

2024年05月

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ポスター発表

Nominal SmFeAsO0.77H0.12の磁気光学イメージング

浪田秀郎,末村智紀,坂上良介,為ケ井強,神原陽一

一般社団法人日本材料科学会主催 2024年度学術講演大会 （早稲田大学 早稲田キャンパス 国際会議場3階会議室） , 

2024年05月

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口頭発表（一般）

複合アニオン層状化合物LaCuS0.25Se0.75Oの電気抵抗率の温度履歴測定

福田一翔，東伸彦，藤岡達英，神原陽一，的場正憲

一般社団法人日本材料科学会主催 2024年度学術講演大会 （早稲田大学 早稲田キャンパス 国際会議場3階会議室） , 

2024年05月

, 

口頭発表（一般）

第一原理計算による Y0.67Gd0.33Ba2Cu3O7-δ の安定構造のシミュレーション

岡田耀海,藤森新,的場正憲,神原陽一

一般社団法人日本材料科学会主催 2024年度学術講演大会 （早稲田大学 早稲田キャンパス 国際会議場3階会議室） , 

2024年05月

, 

口頭発表（一般）

結晶構造相転移をともなうペロブスカイト型BaTiO3の電子状態計算

山本航暉, 藤森新, 的場正憲，神原陽一

一般社団法人日本材料科学会主催 2024年度学術講演大会 （早稲田大学 早稲田キャンパス 国際会議場3階会議室） , 

2024年05月

, 

口頭発表（一般）

擬二次元層状化合物EuSn2P2の内部磁場とDebye温度

神原陽一, 志村岳栄, 劉子豪, 的場正憲, 北尾真司, 瀬戸誠

第23回メスバウアー分光研究会シンポジウム, 

2024年04月

, 

口頭発表（一般）

メスバウワ分光と密度汎関数理論による複合アニオン層状化合物 GdFeAsO の磁性

神原陽一,志村岳栄,野村悠祐,的場 正憲

第71回応用物理学会春季学術講演会, 

2024年03月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

我々は、鉄系高温超伝導体の母物質の一つであるGdFeAsOに着目する。GdFeAsOの磁気構造は、メスバウワ分光、Density functional theory (DFT)による第一原理計算により明らかになる。GdFeAsOは、酸素サイトへのフッ素置換により反強磁性相が消失し、超伝導相が生じる。超伝導相のTcは、フッ素濃度に依存するが、このフッ素濃度の決定方法の決着には未だ至っていない。

Experimental and theoretical magnetism on antiferromagnetic GdFeAsO, a mother compound of high-Tc iron-based superconductors

Yoichi Kamihara

Second Workshop on Fundamentals in density functional theory (DFT2024) （Auditorium, Integrated Innovation Building (IIB), RIKEN Kobe Campus） , 

2024年02月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

我々は、鉄系高温超伝導体の母物質の一つであるGdFeAsOに着目する。GdFeAsOの磁気構造は、メスバウワ分光、Density functional theory (DFT)による第一原理計算により明らかになる。GdFeAsOは、酸素サイトへのフッ素置換により反強磁性相が消失し、超伝導相が生じる。超伝導相のTcは、フッ素濃度に依存するが、このフッ素濃度の決定方法の決着には未だ至っていない。
会議では、我々が作製したGdFeAsO1-xFxの電子磁気状態相図とともに、関連物質の現状についても報告する。

A private story, discovery of iron-based high Tc superconductors III

Y. Kamihara

Grand Meeting MRM&ICA2023 （Kyoto） , 

2023年12月

, 

口頭発表（招待・特別）

　概要を見る

日本物理学会誌 Vol. 66, No. 10, pp.753-754 (2011).「鉄系高温超伝導体発見秘話」(英題: Private Story, Discovery of Iron-Based High Tc Superconductors)と低温工学, Vol.52, No. 6, pp. 383-388 (2017). 鉄系高温超電導体発見のこぼれ話とその後の新材料 (英語: Private Story, Discovery of Iron-Based High Tc Superconductors II)のその後の進捗を紹介する。

Analysis of critical current density of H-doped SmFeAsO

T. Suemura, R. Hotchi, S. Oka, M. Matoba, and Y. Kamihara

Grand Meeting MRM&ICA2023 （Kyoto） , 

2023年12月

, 

ポスター発表

　概要を見る

Abstract: (研究室限定) https://keio.app.box.com/file/1405200963647
要約: 鉄系高温超伝導体の母相SmFeAsOの酸素サイトを水素で部分置換されたH-doped SmFeAsOは、F-doped SmFeAsOと同程度のTcを示す。我々は拡張Beanモデルを用いて多結晶 H-doped SmFeAsOの低温での磁気臨界電流密度(Jc)を求めた。

Synthesis of polycrystalline EuSn2P2 as a hexagonal SnPn based layered compound

Z. Liu, T. Shimura, M. Matoba, Y. Kamihara

Grand Meeting MRM&ICA2023 （Kyoto） , 

2023年12月

, 

ポスター発表

　概要を見る

Abstract: (研究室内限定) https://keio.app.box.com/file/1405202082467
要約: EuSn2P2の合成方法と、非ドープでの格子定数の変化を報告する。同じ仕込組成であっても得られた試料の格子定数は相異なるため、EuSn2P2は不定比性の化合物であると結論する。

The improvement of burning synthesis of Bi2Sr2CaCu2O8+x by Sol-gel method and evaluation of its function as oxygen reaction catalysis

M. Takeuchi, H. Miyamoto, T. Matsumura, M. Matoba, and Y. Kamihara

Grand Meeting MRM&ICA2023 （Kyoto） , 

2023年12月

, 

ポスター発表

　概要を見る

Abstract: (研究室内限定) https://keio.app.box.com/file/1405247876595
要約: Bi2Sr2CaCu2O8+x (Bi-2212)は代表的な高温超伝導体の一つである。我々はこの試料を複数の条件でSol-Gel法により作製し、その酸素発生反応に関する電気化学触媒能の指標となる過電圧を報告する。試料合成に関する条件を変化させて多結晶試料中の異相量を減らした。

超伝導を示す複合アニオン層状化合物 LaNiPO の多結晶合成

鈴木温義，竹内涼真，的場正憲，神原陽一

日本材料科学会 令和5年度（2023年度）第28回若手研究者討論会 （関東学院大学金沢八景キャンパス） , 

2023年11月

, 

口頭発表（一般）

H-doped SmFeAsO の磁気臨界電流密度測定

岡 駿佑, 末村智紀, 堀地竜成, 川松拓也, 神原陽一, 的場正憲

日本材料科学会 令和5年度（2023年度）第28回若手研究者討論会 （近畿大学和歌山キャンパス） , 

2023年11月

, 

口頭発表（一般）

複合アニオン層状化合物の電気抵抗率における高温温度履歴

神原陽一，東伸彦，藤岡達英，的場正憲

日本材料科学会 令和5年度（2023年度）第28回若手研究者討論会 （近畿大学和歌山キャンパス） , 

2023年11月

, 

口頭発表（一般）

Co ドープされた Bi2Sr2CaCu2O8+x の Sol-gel 法による合成及び酸素発生反応触媒能の評価

青木 陽，宮本隼太，竹内眞宏，的場正憲，神原陽一

日本材料科学会 令和5年度（2023年度）第28回若手研究者討論会 （関東学院大学金沢八景キャンパス） , 

2023年11月

, 

口頭発表（一般）

熱電変換材料候補層状オキシカルコゲナイド多結晶

藤岡達英, 東 伸彦，神原陽一，的場正憲

日本材料科学会 令和5年度（2023年度）第28回若手研究者討論会 （関東学院大学金沢八景キャンパス） , 

2023年11月

, 

口頭発表（一般）

The Catalytic activity of Co-doped YBa2Cu3O7-δ for oxygen evolution reaction

H. Tahara, T. Kaizuka, R. Kuramochi, Y. Kamihara, and M. Matoba

8th Japan-Korea International Symposium on Materials Science and Technology (JKMST2023) （Kochi ） , 

2023年08月

, 

ポスター発表

The magnetic critical current density of H-doped SmFeAsO

Y. Kamihara, T. Kawamatu, T. Suemura, R. Hotchi, and M. Miura

8th Japan-Korea International Symposium on Materials Science and Technology (JKMST2023) （Kochi ） , 

2023年08月

, 

口頭発表（招待・特別）

Crystal Structure Dependence of Carrier Transport Phenomenon in Y0.77Gd0.23Ba2Cu3O7-δ Thin Films Under Hydrogen Atmosphere during Heat Treatment

H. Namita, H. Sato, M. Matoba, S. Iwasaki, M. Fujioka, Y. Hara, T. Harada, M. Miura, and Y. Kamihara

8th Japan-Korea International Symposium on Materials Science and Technology (JKMST2023) （Kochi ） , 

2023年08月

, 

口頭発表（一般）

The Synthesis of SmFeAsO1-xFx(nominal x = 0.16) by reaction route using SmOF

R. Takeuchi, Y. Kobayashi, A. Okada, and Y. Kamihara

8th Japan-Korea International Symposium on Materials Science and Technology (JKMST2023) （Kochi ） , 

2023年08月

, 

ポスター発表

Crystallographic phase of Y0.77Gd0.23Ba2Cu3O7-delta thin films after heat treatment under hydrogen atmosphere an hydride doping

H. Namita, H. Sato, M. Matoba, S. Iwasaki, M. Fujioka, Y. Hara, T. Harada, M. Miura, Y. Kamihara

Global Conference on Innovation Materials 2023 (GCIM2023) host by MRS-K, 

2023年06月

, 

ポスター発表

New Synthesis route of superconducting polycrystalline SmFeAsO1-xFx with Tc = 56 K

Y. Kamihara, Y. Kobayashi, R. Takeuchi, and M. Matoba

Global Conference on Innovation Materials 2023 (GCIM2023) host by MRS-K, 

2023年06月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

複合アニオン層状化合物（MALC）SmFeAsOは、鉄系超伝導体の母体化合物である。FドープとHドープのSmFeAsOは、高い上部臨界磁場と超伝導転移温度（Tc）を持つ超伝導相を示す。SmOFを合成に用いた仕込みx=0.16試料のxは、x=0.113であった。

Hyperfine magnetic fields and valence states of 151Eu in van der Waals-type hexagonal magnetic layered compound EuSn2P2

T. Shimura, Z. Liu, M. Matoba, Y. Kamihara, S. Kitao, M. Seto

Global Conference on Innovation Materials 2023 (GCIM2023) host by MRS-K, 

2023年06月

, 

ポスター発表

A prediction of reconstruction in surface structures of Ca2NH, ammonia synthesis catalyst by density functional theory

A. Fujimori, K. Mihashi, H. Sato, M. Matoba, Y. Kamihara

Global Conference on Innovation Materials 2023 (GCIM2023) host by MRS-K, 

2023年06月

, 

ポスター発表

Measurement of the critical current density of iron-based superconductor H-doped SmFeAsO with different compositions

R. Hotchi, T. Kawamatu, M. Matoba, and Y. Kamihara

Global Conference on Innovation Materials 2023 (GCIM2023) host by MRS-K, 

2023年06月

, 

ポスター発表

The synthesis of Bi2Sr2CaCu2O8+x superconductors by sol-gel method and evaluations of catalytic activity for oxygen revolution reaction

H. Miyamoto, T. Matsumura, M. Takeuchi, M. Matoba, and Y. Kamihara

Global Conference on Innovation Materials 2023 (GCIM2023) host by MRS-K, 

2023年06月

, 

ポスター発表

Synthesis Co doped and evaluation of ability in oxygen evolution reaction of YBa2Cu3O7-delta

R. Kuramochi, T. Kaizuka, M. Matoba, and Y. Kamihara

Global Conference on Innovation Materials 2023 (GCIM2023) host by MRS-K, 

2023年06月

, 

ポスター発表

ファンデルワールス型二次元磁性材料 EuSn2P2の元素選択的な磁性

神原陽一, 志村岳栄, 劉子豪, 的場正憲, 北尾真司, 瀬戸誠

日本メスバウワ分光研究会, 

2023年05月

, 

口頭発表（一般）

H-doped SmFeAsO の臨界電流密度解析

末村智紀, 川松拓也, 堀地竜成, 的場正憲, 神原陽一

2023年度日本材料科学会 学術講演大会, 

2023年05月

, 

ポスター発表

Bi-2212のSol-gel法による合成の焼成条件改善と酸素発生反応触媒活性能の評価

竹内眞宏, 宮本隼太, 松村崇大, 神原陽一, 的場正憲

2023年度日本材料科学会 学術講演大会, 

2023年05月

, 

口頭発表（一般）

SmOFを出発物質としたSmFeAsO1-xFx (nominal x = 0.16)の合成とＸ線回折分析

岡田あゆみ, 小林幸弘, 竹内涼真, 神原陽一, 的場正憲

2023年度日本材料科学会 学術講演大会, 

2023年05月

, 

口頭発表（一般）

水素導入熱処理プロセスのY0.77Gd0.23Ba2Cu3O7-δ薄膜におけるキャリア輸送現象の結晶構造依存性

浪田秀郎, 佐藤弘之, 的場正憲, 岩崎秀, 藤岡正弥, 原由子, 原田工夢, 三浦正志, 神原陽一

2023年度日本材料科学会 学術講演大会, 

2023年05月

, 

口頭発表（一般）

CoドープしたYBa2Cu3O7-δの酸素発生反応における触媒能

田原大雅, 貝塚泰介, 倉持令, 神原陽一, 的場正憲

2023年度日本材料科学会 学術講演大会, 

2023年05月

, 

口頭発表（一般）

ファンデルワールス型二次元材料 EuSn2P2の元素選択的な磁性

神原 陽一, 志村岳栄, 劉子豪, 的場正憲, 北尾 真司, 瀬戸誠

第70回 応用物理学会春期学術講演会, 

2023年03月

, 

口頭発表（一般）

H-dopeを試みた層状オキシカルコゲナイドLaCuS0.5Se0.5Oの電気的性質

伊藤大平, 中島大, 東伸彦, 的場正憲, 神原陽一, 藤岡正弥

一般社団法人日本材料科学会第27回若手研究者討論会, 

2022年12月

, 

口頭発表（一般）

水素導入熱処理プロセスのY0.77Gd0.23Ba2Cu3O7-δ薄膜の安定性

浪田秀郎, 佐藤弘之, 的場正憲, 藤岡正弥, 岩崎秀, 原由子, 原田工夢, 三浦正志, 神原陽一

一般社団法人日本材料科学会第27回若手研究者討論会, 

2022年12月

, 

口頭発表（一般）

YBa2Cu3O7-δの酸素発生反応における触媒能の評価

田原大雅, 貝塚泰介, 倉持令, 的場正憲, 神原陽一

一般社団法人日本材料科学会第27回若手研究者討論会, 

2022年12月

, 

口頭発表（一般）

SmOFを出発物質としたSmFeAsO1-xFx (nominal x = 0.16)の合成とX線回折分析

岡田あゆみ, 小林幸弘, 竹内涼真, 神原陽一, 的場正憲

一般社団法人日本材料科学会第27回若手研究者討論会, 

2022年12月

, 

口頭発表（一般）

アンモニア合成新触媒Ru担持[Ca24Al28O64]4+(e-)4の表面構造予測

三橋滉, 藤森新, 的場正憲, 神原陽一

一般社団法人日本材料科学会第27回若手研究者討論会, 

2022年12月

, 

口頭発表（一般）

磁性トポロジカル絶縁体候補EuSn2As2の磁気光学Kerr効果測定

清水眞秀, 山田悠太郎, 神原陽一, 的場正憲

一般社団法人日本材料科学会第27回若手研究者討論会, 

2022年12月

, 

口頭発表（一般）

磁気光学イメージングによるnominal SmFeAsO0.77H0.14の臨界電流密度測定

末村智紀, 川松拓也, 堀地竜成, 神原陽一, 的場正憲

一般社団法人日本材料科学会第27回若手研究者討論会, 

2022年12月

, 

口頭発表（一般）

Element specific magnetic properties of a novel van der Waals 2D material

Y. Kamihara

KJMST2022 (in Materials research society of Korea, fall conference 2022) （Jeju） , 

2022年11月

, 

口頭発表（招待・特別）, MRS-Korea & MSSJ, Japan

　概要を見る

二次元磁性層状化合物EuSn2As2およびEuSn2P2の過去の報告とアプローチをレビューし、EuとSnが内部磁場を自発磁化として生じることを報告した。

The synthesis of SmFeAsO1-xFx (nominal x = 0.16) by reaction route using SmOF

Y. Kobayashi, R. Sakagami, R. Takeuchi, M. Matoba, and Y. Kamihara

KJMST2022 (in Materials research society of Korea, fall conference 2022) （Jeju） , 

2022年11月

, 

ポスター発表, MRS-Korea & MSSJ, Japan

　概要を見る

鉄系高温超伝導体の内、最も高い超伝導転移温度(Tc)はSmFeAsOの酸素サイトにフッ素をドープすると得られる。フッ素濃度とTcは相関する。より高いTcを得るためにより高いフッ素濃度を実現するために、SmFeOFを用いた新規な反応経路を報告する。

Thin film preparation and Raman spectroscopy of EuSn2As2

Y. Yamada, R. Sakagami, M. Matoba, and Y. Kamihara

KJMST2022 (in Materials research society of Korea, fall conference 2022) （Jeju） , 

2022年11月

, 

ポスター発表, MRS-Korea & MSSJ, Japan

　概要を見る

二次元磁性層状化合物EuSn2As2の単結晶から、ナノ構造を機械的剥離により取り出すための過程を報告する。現在は、数十mの厚さの固体と、数百 nm の表面付近の構造が観察されていることを報告する。

The catalytic activity of YBa2Cu3O7-x for oxygen evolution reaction

T. Kaizuka, Y. Kamihara, and M. Matoba

KJMST2022 (in Materials research society of Korea, fall conference 2022) （Jeju） , 

2022年11月

, 

ポスター発表, MRS-Korea & MSSJ, Japan

　概要を見る

CoをCuサイトに部分置換したYBa2Cu3O7のμワイヤーの酸素発生反応における電気化学触媒としての性能を報告した。

Review on a mixed anion layered compound (MALC) polycrystalline LaCu1−δS0.5Se0.5O (δ ~ 0.01) as a degenerate semiconductor

Yoichi KAMIHARA

International conference on frontier areas of science & technology (ICFAST-2022) （Hyderabad） , 

2022年09月

, 

口頭発表（招待・特別）,  Institute of Eminence (IoE), University of Hyderabad, India, Japan Society for Promotion of Science (JSPS), Japan, and Science and Engineering Research Board (SERB), India

　概要を見る

Mixed anion layered compounds (MACLs) demonstrate several functional electronic properties; i.e., thermoelectric conversion1, superconductivity2, and transparent semiconductivity3. These functionalities strongly depend on the chemical compositions, that had been controversial on a complex mixed anion compound. Semiconducting MALC LaCu1−deltaS0.5Se0.5O are synthesized via solid state reaction. We synthesized several nominal LaCu1−deltaS0.5Se0.5O (delta = 0, ~0.01, and ~0.02). A degenerated semiconducting bulk LaCu1−deltaS0.5Se0.5O appears at delta ~ 0.014. p-type carriers are doped due to Cu deficient Cu1−deltaS0.5Se0.5 layers in LaCu1−deltaS0.5Se0.5O. In-gap states, which dominate electrical conduction, are observed at energy ~0.5 eV higher than that of the valence band in an energy band diagram for delta ~ 0.01.

EuSn2P2のメスバウワ分光測定結果

志村岳栄, 劉子豪, 的場正憲, 神原陽一, 北尾真司, 瀬戸誠

第46回日本磁気学会学術講演会 （信州大学(工学部)） , 

2022年09月

, 

口頭発表（一般）

SmFeAsO1-xFx(nominal x = 0.16)の反応経路の改良

竹内涼真，小林幸弘, 神原陽一

日本材料科学会2022年度学術講演大会 （慶應義塾大学） , 

2022年05月

, 

口頭発表（一般）

密度汎関数理論によるアンモニア新合成触媒Ca2NHの表面再構成予測

藤森新，三橋滉，佐藤弘之，神原陽一

日本材料科学会2022年度学術講演大会 （慶應義塾大学） , 

2022年05月

, 

口頭発表（一般）

異なる条件下で焼成した YBa2Cu3O7-δの合成と酸素発生反応の触媒能の評価

倉持令，貝塚泰介，的場正憲，神原陽一

日本材料科学会2022年度学術講演大会 （慶應義塾大学） , 

2022年05月

, 

口頭発表（一般）

SnPn層状化合物EuSn2P2の多結晶合成と熱電輸送特性の研究

劉子豪，志村岳栄，的場正憲，神原陽一

日本材料科学会2022年度学術講演大会 （慶應義塾大学） , 

2022年05月

, 

口頭発表（一般）

Bi2Sr2CaCu2O8+xのゾルゲル法による合成と酸素発生反応触媒能評価

宮本隼太，松村崇大，的場正憲，神原陽一

日本材料科学会2022年度学術講演大会 （慶應義塾大学） , 

2022年05月

, 

口頭発表（一般）

EuSn2P2のメスバウワ分光測定結果

志村岳栄，劉子豪，的場正憲，神原陽一，北尾真司，瀬戸誠

2022年05月

, 

口頭発表（一般）

SmFeAsO0.77H0.14の臨界電流密度の間接測定

堀地竜成，川松拓也，神原陽一，的場正憲

日本材料科学会2022年度学術講演大会 （慶應義塾大学） , 

2022年05月

, 

口頭発表（一般）

Temperature dependence of specific heat of EuSn2As2, a 2D antiferromagnetic compound

W. Lee, R. Sakagami, K. Hirata, M. Matoba, Y. Kamihara

第45回 日本磁気学会 学術講演会 (オンライン開催), 

2021年09月

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口頭発表（一般）

　概要を見る

After the discovery of graphene in 2004, 2D magnetic materials have earned a great interest among condensed matter physicists and material engineers due to their fascinating magnetic properties. The 2D magnetic materials have proven that they are worth of investigating as they gave birth to van der Waals materials or topological insulators. They are the
type of materials that will introduce the new era for information and semiconductor technology.
The previous paper by R. Sakagami et el1,2 demonstrated that EuSn2As2 samples were prepared from Eu ingots and
Sn-As pallets through a liquid phase reaction in carbon crucibles within vacuum silica tubes.1) The resulting crystal structure of EuSn2As2 has a sandwich shape where top and bottom layers are Eu, and SnAs bilayer is positioned in between Eu layers.
After successful synthesis, heat capacity measurement was performed through physical property measurement system (PPMS) from Quantum Design Inc. As shown in Figure 1, we observed that there was a sudden increase of heat capacity around 24 K which implies that antiferromagnetic transition occurred. It is noted that the heat capacity of EuSn2As2 tends to follow Dulong-Petit limit at high temperature which means ultimately it would reach C = 3nR where n is the number of atoms per formula and R is the molar-gas constant. Nevertheless, at sufficiently low temperature,
Dulong-Petit law does not hold anymore. It is necessary to take account for lattice vibration which is involving Debye model into our formula to obtain a value of electronic heat capacity4), Sommerfeld constant. In the conference, we will demonstrate a Sommerfeld constant for polycrystalline EuSn2As2.
Acknowledgement
This work was performed using facilities of the Institute for Solid State Physics, the University of Tokyo.

EuSn2P2の多結晶合成

劉子豪, 坂上良介, 神原陽一

第45回 日本磁気学会 学術講演会 (オンライン開催), 

2021年09月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

緒言
　GoldsmidとDouglasによるBi2Te3系材料の開発1)以来, 60年以上,実用を目指した熱電変換の研究は,材料の素子化やモジュール化に重点が置かれた. 近年は新たな結晶構造の材料候補が提案されつづけている. 磁性トポロジカル絶縁体としての物性の有無についての議論2,3)のある2次元磁性体EuSn2Pn2は, 熱電変換性についてSakagamiらにより報告された.4,5) EuSn2Pn2は,層状構造をとる点,空間群がR3mである点, vdW結合を有する点,および, 孤立電子対を有する点で, Bi2Te3の結晶と共通する特徴を示す. この層状化合物においては, 孤立電子対に起因する熱伝導率低減が着目されている.
実験方法
　Euは購入時,油漬されているため, 短時間, アセトンで超音波洗浄し,その表面をキムワイプで拭き取り,アルゴン雰囲気のGB内へ移動して使用した. Euは金属ヤスリを用いて, 粉末化した. P粒を, めのう乳鉢・乳棒で摩砕し得られたP粉末と,Sn粉末を,化学量比でSn：P＝１：１になるように,かつ,Sn及びPの合計の質量が0.6623ｇになるように秤量し,めのう乳鉢・乳棒で混合・摩砕した.その油圧20MPaの一軸加圧でペレット状に成型し,Sn-Pペレットを得た.化学量論比でEu:Sn:P=1:2:2となるように, Sn-PペレットとEu片を,カーボンるつぼ内に入れた.これらの作業はGB内で行った.得られた出発物入りカーボンるつぼを石英ガラス管内に真空封入し,熱処理した.熱処理後,石英ガラス管を割り,試料入りカーボンるつぼを取り出した.これをアルミ箔で包みハンマで叩き割り,試料を回収した.切り出された試料片を,めのう乳鉢・乳棒で粉砕し,XRD測定し相同定した.

鉄系超伝導体 SmFeAsO0.77H0.14の磁気的性質

川松拓也, 堀地竜成, 的場正憲, 神原陽一

第45回日本磁気学会学術講演会, 

2021年09月

, 

口頭発表（一般）

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超伝導は転移温度以下で電気抵抗が 0 になる現象で, 超伝導磁石や送電線に応用されている. 今回扱う鉄
系超伝導体 SmFeAsO1-xHx は, SmO 層と FeAs 層が積み重なった構造を取る. 水素負イオンをドープすると生
じた電子が鉄の反強磁性相を消し, 55 K 以下で超伝導相になる. 水素負イオンドープは多量の電子を供給で
き, 超伝導転移温度を上げることが可能となる利点がある. LaFeAsO 由来の超伝導体は転移温度が約 7 K 上昇
して 35 K になる[1]
. 我々は試料 SmFeAsO0.77H0.14の磁気測定により, この試料の臨界電流密度を明らかにした.

酸素欠損量の異なるYBa2Cu3O7-δの酸素発生反応の触媒活性

貝塚泰介, 竹原有哉, 神原陽一, 的場正憲

日本材料科学会2021年度学術講演大会 （慶應義塾大学） , 

2021年05月

, 

口頭発表（一般）

SmFeAsO0.84F0.16 (nominal x=0.16) の輸送特性測定

小林幸弘, 神原陽一, 坂上良介

日本材料科学会2021年度学術講演大会 （慶應義塾大学） , 

2021年05月

, 

口頭発表（一般）

ゾルゲル法を用いた超伝導性を示すBi2Sr2CaCu2O8+xの合成

松村崇大, 竹原有哉, 的場正憲, 神原陽一

日本材料科学会2021年度学術講演大会 （慶應義塾大学） , 

2021年05月

, 

ポスター発表

EuSn2As2のスコッチテープ法による薄膜化とプロファイル測定

山田悠太朗, 坂上良介, 神原陽一, 的場正憲

日本材料科学会2021年度学術講演大会 （慶應義塾大学） , 

2021年05月

, 

ポスター発表

複合アニオン層状化合物LaCu1-δS0.5Se0.5O (δ=0-0.02)多結晶の絶縁体-縮退半導体-絶縁体転移

神原陽⼀, 東 伸彦, 坂上良介, 臼井 秀知

2021年応⽤物理学会春季講演会, 

2021年03月

, 

口頭発表（一般）

定常法熱伝導率測定における放射熱漏れの影響

坂上 良介, 後藤 陽介, 水口 佳一，的場 正憲，神原 陽一

第 17 回日本熱電学会学術講演会(TSJ2020), 

2020年09月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

熱電変換材料の研究の際，性能指数の測定値の不確かさにまで注意を向けないと，極端な楽観主義に陥る恐れがある．また，熱電変換素子は，通常，定常状態で使用されるから，定常法での熱伝導率測定は重要である．本研究では，試料片からの放射熱の漏れが定常法熱伝導率に及ぼす影響を見積もった．

菱面体晶近藤格子系EuSn2As2の151Euと119SnのMössbauerスペクトルの磁気分裂

坂上良介, 北尾真司, 瀬戸誠, 神原陽一

日本物理学会 2020年秋季大会 （WEB） , 

2020年09月

, 

口頭発表（一般）

密度汎関数理論による新アンモニア合成触媒 LaRuSi の仕事関数の終端依存評価

伊藤大平，河嶋丈富，的場正憲，神原陽一

2020年度 一般社団法人 日本材料科学会 学術講演大会 （WEB） , 

2020年07月

, 

口頭発表（一般）

YBa2Cu3O7-δ の酸素発生反応電気化学触媒機能の評価

竹原有哉，岩竹翼，平井慈人，神原陽一

2020年度 一般社団法人 日本材料科学会 学術講演大会 （WEB） , 

2020年07月

, 

口頭発表（一般）

超高圧下で 200 K 以上の超伝導転移温度を示す金属水素化物の電子状態計算

佐藤弘之，坂上良介，河嶋丈富，神原陽一，的場正憲

2020年度 一般社団法人 日本材料科学会 学術講演大会 （WEB） , 

2020年07月

, 

口頭発表（一般）

YBa2Cu3O7-δの酸素発生反応電気化学触媒機能の評価

竹原有哉, 岩竹翼, 平井慈人, 神原陽一

Spin-RNJ 若手オンライン研究発表会, 

2020年06月

, 

口頭発表（一般）

超高圧下で200 K以上の超伝導転移温度を示す金属水素化物の電子状態計算

佐藤弘之, 坂上良介, 河嶋丈富, 神原陽一, 的場正憲

Spin-RNJ 若手オンライン研究発表会, 

2020年06月

, 

口頭発表（一般）

近藤格子系 EuSn2As2の熱電輸送

坂上良介, 後藤陽介, 狩俣春成, 東伸彦, 山口道太郎, 岩﨑秀, 中西愛, 北脇樹, 水口佳一, 的場正憲, 神原陽一

Spin-RNJ 若手オンライン研究発表会, 

2020年06月

, 

口頭発表（一般）

Appearance of SmFeAsO as a mother phase of iron-based superconductor during a solid state reaction in the 580 deg. C to 980 deg. C temperature range

R. Sakagami, S. R. Hall, J. Potticary, M. Matoba, Y. Kamihara

Iron-based Superconductors: advances towards applications (IBS2app) （Genoa, Italy） , 

2020年02月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

鉄系高温超伝導体の内、最も高い超伝導転移温度を示すSmFeAsO1-xFxの低温合成温度の低減には、正方晶を示すSmFeAsOの結晶相出現条件のうち、最も低い温度を明らかにすることは有用である。過去に報告されたうち、最も低温でのSmFeAsO相出現を、電子顕微鏡とエネルギー分散型X線発光分析による解析を用いて明らかにする。

A review on a functional mixed anion layered compound, Sr2TMFeAsO3-d (TM: Transition metals)

Y. Kamihara

Materials research meeting (MRM) 2019 （Yokohama, Japan） , 

2019年12月

, 

口頭発表（招待・特別）

　概要を見る

遷移金属ペロブスカイト酸化物層を単位格子中に含む、複合アニオン層状化合物Sr2TMFeAsO3-d (TM: V, Cr)の磁性と電気的性質に対する酸素欠損量の影響を概説し、あらたに発現した機能性を紹介する。

Synthesis of the mother phase of the iron-based superconductor SmFeAsO at low temperatures

R. Sakagami, S. R. Hall, J. Potticary, M. Matoba, Y. Kamihara

Materials research meeting (MRM) 2019 （Yokohama, Japan） , 

2019年12月

, 

ポスター発表

　概要を見る

鉄系高温超伝導体の内, 最も高い超伝導転移温度を示すSmFeAsO1-xFxの母相であるSmFeAsOの合成温度の低温下への試みを報告する. SmFeAsOを常圧下で合成する場合、その最低温度は580C付近に存在することが明らかになった。

Superconducting critical current density enhanced to 285 A cm-2 for Sr2VFeAsO3-δ tape fabricated via ex-situ powder-in-tube process

S. Iwasaki, R. Matsumoto, S. Adachi, Y. Takano, Y. Kamihara

Materials research meeting (MRM) 2019 （Yokohama, Japan） , 

2019年12月

, 

ポスター発表

　概要を見る

遷移金属ペロブスカイト酸化物層を単位格子中に含む、複合アニオン層状化合物Sr2VFeAsO3-deltaを使用した超伝導線作製とテープ状への加工による機能性向上を報告する。

Synthesis of the mother phase of the iron-based superconductor, SmFeAsO via low-temperature heat treatment

R. Sakagami, S. R. Hall, J. Potticary, M. Matoba, and Y. Kamihara

32nd International Symposium on Superconductivity (ISS2019) （Kyoto, Japan） , 

2019年12月

, 

ポスター発表

鉄系超伝導体Sr2VFeAsO3-δ (δ = 0.150)の自発磁化

岩崎 秀, 足立 伸太郎, 高野義彦, 山口道太郎, 木方邦宏, 李 哲虎, 神原陽一

第43回 日本磁気学会学術講演会, 

2019年09月

, 

口頭発表（一般）

六方晶層状化合物EuSn2As2の自発分極

平田昂輝，坂上良介，的場正憲，神原陽一

第43回 日本磁気学会学術講演会, 

2019年09月

, 

ポスター発表

二次元近藤格子系EuSn2As2の熱電変換性能

坂上良介, 狩俣春成, 後藤陽介, 東 伸彦, 平田昂輝, 中西 愛, 岩崎 秀, 山口 道太郎, 北脇 樹, 水口佳一, 的場正憲, 神原陽一

第43回 日本磁気学会学術講演会, 

2019年09月

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口頭発表（一般）

ペロブスカイト関連複合アニオン層状化合物の酸素欠陥と磁性

藤乘優治郎, 中西愛, 神原陽一

日本物理学会2019年秋季大会 （岐阜大学） , 

2019年09月

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口頭発表（一般）

　概要を見る

鉄系層状高温超伝導体の1つであるSr2VFeAsO3 (21113V)1は, ペロブスカイト関連Sr2VO3層とPbO型FeAs層が互いに積層した複合アニオン層状化合物(Mixed anion layered compounds: MALCs)である. 21113Vは, 酸素欠損量()  0.145 の酸素欠損量()を示す化学組成においてバルク超伝導相2を示すのみならず, Powder-in-tube (PIT)法により超電導線材が作製可能3であり, 高機能な酸素発生電気化学触媒4である. すなわち, 多機能な材料といえる. Nakamuraらは, 21113V ( = 0)の安定な磁性相を分子式中の鉄(Fe), バナジウム(V)ともに反強磁性と報告した.5 ところで, 21113Vの安定な磁性相は, の変化に対応し変化する.2 しかしながら, 実験的に得られる  0の化学組成を示す21113Vの磁性相と比較可能な理論的な磁性相モデルは, いまだ不明であった. 我々は, 21113V ( = 0, 0.25, 0.5)の 21113Vにおける酸素欠損由来の磁性相転移の詳細を, 密度汎関数理論(DFT)に基づき報告する. 21113V (0)のVはフェリ磁性を示す.2 21113V (0)は, 低温において常伝導相を示す ~ 0.25において最大の自発磁化を示す.2 21113Vの磁気相図は, DFTに基づき得られた21113V中のFe, Vの理論的なスピン分極により支持される.6

共鳴軟X線散乱によるEu系層状磁性体の磁気構造の解明

平田靖透, 櫻木俊輔, 池田啓祐, 中尾裕則, 山崎裕一, 坂上良介, 神原陽一, 近藤猛, 和達大樹

日本物理学会2019年秋季大会 （岐阜大学） , 

2019年09月

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口頭発表（一般）

バルク層状磁性体に生じる非従来型異方的超伝導

櫻木俊輔, 佐々木秀, 明石遼介, 坂上良介, 黒田健太, C. Bareille, 橋本嵩広, 長島椿, 木下雄斗, 平田靖透, 下澤雅明, 浅井晋一郎, 土居抄太郎, 辻本直人, 國定聡, 野口亮, 黒川輝風, 東伸彦, 平田昂輝, T. K. Kim, C. Cacho, 益田隆嗣, 徳永将史, 和達大樹E, 岡﨑浩三, 辛埴, 神原陽一, 山下穣, 近藤猛

日本物理学会2019年秋季大会 （岐阜大学） , 

2019年09月

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口頭発表（一般）

Computational chemical analysis on element-specific magnetic phases in a mixed anion layered compound superconductor, Sr2VFeAsO3-delta

Yujiro TOJO, Manami NAKANISHI, Yoichi KAMIHARA

The 6th Japan-Korea International Seminar on Materials Science and Engineering (JKMST2019) （Sapporo, Japan） , 

2019年08月

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口頭発表（招待・特別）, The Materials Science Society of Japan, Materials Research Society of Korea

　概要を見る

複合アニオン層状化合物Sr2VFeAsO3-δは超伝導体である。TojoらはSr2VFeAsO3-δの磁気状態相図を実験により作成し報告した。ところが、Sr2VFeAsO3-δの磁気構造、状態密度、準安定相について、酸素欠損を考慮した密度汎関数理論(DFT)に基づき報告した例は我々の知る限り存在しない。自ら作成した磁気状態相図の計算機化学的な解釈を報告する。

Thermoelectric properties of mixed anion layered compoundSr2VFeAsO3-δ (δ = 0.150)

S. Iwasaki, M. Yamaguchi, R. Sakagami, K. Kihou, C. H. Lee, and Y. Kamihara

The 6th Japan-Korea International Seminar on Materials Science and Engineering (JKMST2019) （Sapporo, Japan） , 

2019年08月

, 

ポスター発表, The Materials Science Society of Japan, Materials Research Society of Korea

　概要を見る

複合アニオン層状化合物 (MALC) Sr2VFeAsO3-δ の熱電能を高温領域において明らかにした。
Sr2VFeAsO3-δは 0.031 =< δ =< 0.145 で超伝導相を示し、0.124 =< δ =< 0.631でフェリ磁性を示す。このフェリ磁性相は、転移付近において熱電能の大きさを増加させるとの作業仮説があり、その検証を行った。 Sr2VFeAsO3-δ (δ = 0.150)の低空隙率試料を作製し、その無次元性能指数ZTは 5×10-5 であった。

Crystallographic phases in Y0.77Gd0.23Ba2Cu3O7-δ thin film annealed in the range of 573 K to 673 K

S. Kozutsumi, S. Iwasaki, M. Matoba, Y. Kamihara, M. Miura

The 6th Japan-Korea International Seminar on Materials Science and Engineering (JKMST2019) （Sapporo, Japan） , 

2019年08月

, 

ポスター発表, The Materials Science Society of Japan, Materials Research Society of Korea

　概要を見る

(Y,Gd)Ba2Cu3O7-δ((Y,Gd)BCO)薄膜の熱処理に関する温度(T)圧力(P)相図について報告する。アニール温度は 573-673 Kである。
このTP相図は、(Y,Gd)BCO薄膜に対するアニオン置換等の条件出しに必要である。試料として用いた(Y,Gd)BCO薄膜は金属有機物堆積(MOD)法により作製した。
試料のTcは92.5 K であった。673 Kで熱処理を行った(Y,Gd)BCO薄膜の結晶構造は直方晶である。

Thermal transport properties of mixed anion layered compound Sr2CrFeAsO3-delta,

H. Karimata, M. Yamaguchi, S. Iwasaki, R. Sakagami, Y. Goto, Y. Mizuguchi, M. Matoba, Y. Kamihara

The 6th Japan-Korea International Seminar on Materials Science and Engineering (JKMST2019) （Sapporo, Japan） , 

2019年08月

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ポスター発表, The Materials Science Society of Japan, Materials Research Society of Korea

　概要を見る

多結晶のSr2CrFeAsO3-δを作製し、ホットプレスにより低空隙率多結晶 Sr2CrFeAsO3-δ (δ=0.250)(以下試料)を得た。
酸素量はYamaguchiらの方法により決定した。この試料はc軸にわずかに配向している。Sr2CrFeAsO3-δの電気抵抗率は473 Kで58 mΩ cmである。室温での熱伝導率は 3.5 W m-1 K-1 である。

Spontaneous magnetic polarization of a layered hexagonal compound, EuSn2As2

K. Hirata, R. Sakagami, M. Matoba, Y. Kamihara

The 6th Japan-Korea International Seminar on Materials Science and Engineering (JKMST2019) （Sapporo, Japan） , 

2019年08月

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ポスター発表, The Materials Science Society of Japan, Materials Research Society of Korea

　概要を見る

EuSn2As2は2017年にArguillaらが報告した新規な磁性体である。EuSn2As2は、R3-mの空間群で有り、Eu2+層と[Sn2As2]2-層の間はvan der Waals 力で結合している。学会では、多結晶EuSn2As2の自発磁化について報告する。自発磁化はArrott plotにより求めた。

Several possible electronic phases in FeS and SrTiO3 interface based on density functional theory

K. Watanabe, S. Higashi, M. Nakanishi, M. Matoba, Y. Kamihara

The 6th Japan-Korea International Seminar on Materials Science and Engineering (JKMST2019) （Sapporo, Japan） , 

2019年08月

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ポスター発表, The Materials Science Society of Japan, Materials Research Society of Korea

　概要を見る

SrTiO3上にFeSe単分子層を成長させたデバイスの電子状態を密度汎関数理論(DFT)により求めた。このFeSe単分子層は,超伝導転移温度 40 K を示し、この数値はFeSeのうちで最も高いTcである。この高いTcはデバイスの構造とFe-Se4四面体構造の局所構造により決定されていると考えられる。我々は、このデバイス構造の電子状態をDFTにより調べた。

層状オキシカルコゲナイドLaCuChO (Ch = S, Se, Te)の熱伝導率に対する非調和格子動力学による理論検証

北脇樹，中西愛，神原陽一

日本材料科学会主催 2019年度学術講演大会 （関東学院大学KGU関内メディアセンター8階 （神奈川県横浜市中区太田町2-23）） , 

2019年05月

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口頭発表（一般）, 日本材料科学会

密度汎関数理論による酸素発生触媒CaCu3Fe4O12の水分子吸着能評価

河嶋丈富，中西愛，渡邉健太郎, 神原陽一，的場正憲

日本材料科学会主催 2019年度学術講演大会 （関東学院大学KGU関内メディアセンター8階 （神奈川県横浜市中区太田町2-23）） , 

2019年05月

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口頭発表（一般）, 日本材料科学会

酸素欠損を持つCaTiO3の密度汎関数理論による熱力学的安定性評価

青木佑介，中西愛，渡邉健太郎，神原陽一

日本材料科学会主催 2019年度学術講演大会 （関東学院大学KGU関内メディアセンター8階 （神奈川県横浜市中区太田町2-23）） , 

2019年05月

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口頭発表（一般）, 日本材料科学会

低温で熱処理された銅酸化物超伝導体Y0.77Gd0.23Ba2Cu3O7-δ薄膜の結晶相評価

小堤渉平，岩崎秀，的場正憲，神原陽一，三浦正志

日本材料科学会主催 2019年度学術講演大会 （関東学院大学KGU関内メディアセンター8階 （神奈川県横浜市中区太田町2-23）） , 

2019年05月

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ポスター発表, 日本材料科学会

層状反強磁性体EuSn2As2における磁気に結合した二次元電子状態の観測

櫻木俊輔, 坂上良介, 黒田健太, C. Bareille, 東伸彦, 岩竹翼, 佐々木秀, 土居抄太郎, 辻本直人, 明石遼介, 國定聡, 野口亮, 黒川輝風, T. K. Kim, C. Cacho, 辛埴, 神原陽一, 近藤猛

日本物理学会 第74回年次大会（2019年） （〒819-0395 福岡市西区元岡744 九州大学伊都キャンパス） , 

2019年03月

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口頭発表（一般）

　概要を見る

近年、新奇機能性材料の創出の観点から、機能性二次元材料をファンデルワールス力により積層した層状物質が注目を集めている。これらの物質系では、層間の電気的、光学的、またスピン軌道結合を自在に設計し、制御することが可能になると期待される。このような観点から、我々は二次元(層内)強磁性Eu 層により二枚のSnAs 層が挟まれたEuSn2As2に関して研究を行った。

熱電物質LaOBiS2-xSexにおける電子・局所結晶構造の分光測定

寺嶋健成, 矢野佑幸, Paris Eugenio, 後藤陽介, 水口佳一, 神原陽一, 脇田高徳, 村岡祐治, Saini Naurang L., 横谷尚睦

日本物理学会 第74回年次大会（2019年） （〒819-0395 福岡市西区元岡744 九州大学伊都キャンパス） , 

2019年03月

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口頭発表（一般）

Magnetic and structural properties of superconducting mixed anion layered compound, La(Ca)FeAsO(F)

K. Kaneyasu, M. Matoba, Y. Kamihara

The 5th Korea-Japan International Seminar on Materials Science and Engineering (KJMST2018), A Joint seminar with 2018 Fall conference of the Materials Research Society of Korea （Yeosu, Korea） , 

2018年11月

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ポスター発表, K-MRS, MSSJ

　概要を見る

鉄系高温超伝導体のLa(Ca)FeAsO(F)はLaFeAsOを母相とした室温合成が可能な化学組成としては、最高の超伝導転移温度(Tc)　31.5 K を示す。 La(Ca)FeAsO(F)の磁性、格子定数の変化、及び局所構造変化を報告する。

Magnetic properties of perovskite-related mixed anion layered compounds, Sr2TMFeAsO3-delta, (TM: Cr, V)

KAMIHARA Yoichi

The 5th Korea-Japan International Seminar on Materials Science and Engineering (KJMST2018), A Joint seminar with 2018 Fall conference of the Materials Research Society of Korea （Yeosu, Korea） , 

2018年11月

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口頭発表（招待・特別）, K-MRS, MSSJ

　概要を見る

ペロブスカイト型酸化物は強誘電体や強磁性体を含む機能性材料である。その電気的磁気的性質は1970年にGoodenoughとLongonによりまとめられた。このペロブスカイト関連層状酸化物をふくむ混合アニオン層状化合物Sr2TMFeAsO3-, (TM: Cr, V)の磁性を報告する。

Electrical structure and thermal properties of ZrCuSiAs type mixed anion layered compounds

M. Nakanishi, M. Matoba, Y. Kamihara

The 5th Korea-Japan International Seminar on Materials Science and Engineering (KJMST2018), A Joint seminar with 2018 Fall conference of the Materials Research Society of Korea （Yeosu, Korea） , 

2018年11月

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ポスター発表, K-MRS, MSSJ

　概要を見る

熱電変換材料の性能は無次元性能指数ZT=S2σT/κ、すなわちゼーベック係数(S)、電気伝導率(σ)、絶対温度(T)、熱伝導率(κ)より定義される。ZTが1を超えると実用的な熱電材料といえる。混合アニオン層状化合物の1111系BiCuSeOは1付近のZTを示すことが知られている。われわれは1111系AeMnPnF (Ae: アルカリ土類)の熱電変換性能を非経験的計算により部分的に予想した。

Transport properties of the layered hexagonal compound, EuSn2As2

R. Sakagami, H. Karimata, N. Azuma, M. Yamaguchi, S. Iwasaki, Y. Goto, Y. Mizuguchi, M. Matoba, Y. Kamihara

The 5th Korea-Japan International Seminar on Materials Science and Engineering (KJMST2018), A Joint seminar with 2018 Fall conference of the Materials Research Society of Korea （Yeosu, Korea） , 

2018年11月

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ポスター発表, K-MRS, MSSJ

　概要を見る

六方晶EuSn2As2はその格子にファンデルワールス結合を有する金属間化合物である。Sn2As2層とEu層が積層しており、代表的な熱電変換材料であるBi2Te3と晶系と化学結合は類似している。我々は低空隙率の多結晶EuSn2As2を作製し、その熱電変換性能を明らかにした。

層状化合物超伝導体Sr2VFeAsO3-δの非経験的な磁気構造

藤乘優治郎，中西愛，神原陽一

第42回 日本磁気学会学術講演大会 （日本大学理工学部駿河台キャンパス1号館） , 

2018年09月

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口頭発表（一般）

バイオテンプレートによるYBa2Cu3O7-δマイクロワイヤの作製及び機能性検証

岩竹翼，村田陽，松本裕介，的場正憲，神原陽一

第42回 日本磁気学会学術講演大会 （日本大学理工学部駿河台キャンパス1号館） , 

2018年09月

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ポスター発表

鉄系超伝導体母相CaFeAsFへのLaドーピング

輿水亮一，金安航大，山口道太郎，神原陽一

第42回 日本磁気学会学術講演大会 （日本大学理工学部駿河台キャンパス1号館） , 

2018年09月

, 

ポスター発表

鉄系超伝導体Sr2VFeAsO3-δを用いた丸状およびテープ状 超伝導線材の評価

岩﨑秀, 高野義彦, 的場正憲, 神原陽一

第42回 日本磁気学会学術講演大会 （日本大学理工学部駿河台キャンパス1号館） , 

2018年09月

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ポスター発表

鉄系21113化合物Sr2TMFeAsO3-δの合成および輸送特性

山口道太郎, 藤岡弘孝, 大塚貴史, 瀬戸誠, 北尾真司, 的場正憲, 神原陽一

第42回 日本磁気学会学術講演大会 （日本大学理工学部駿河台キャンパス1号館） , 

2018年09月

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ポスター発表

二次元近藤格子系CeFe1-xCrxPOの磁気構造の解明

安藤弘喜, 谷中慎太郎, 井田和則, 金道浩一, 小濱芳允, 的場正憲, 神原陽一

第42回 日本磁気学会学術講演大会 （日本大学理工学部駿河台キャンパス1号館） , 

2018年09月

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ポスター発表

The effects of Heat Treatment Conditions and Potassium Incorporation on Morphologies of YBa2Cu3O7-delta Micro-wires

Y. Kamihara, J. Potticary, R. Sakagami, M. Murata, T. Iwatake, and S. R. Hall

日本材料科学会(MSSJ)第4回マテリアルズ・インフォマティクス基礎研究会, 

2018年09月

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口頭発表（一般）, 日本材料科学会　(東京都千代田区四番町8-1　（株）裳華房内)

エネルギー材料としてのペロブスカイト型混合アニオン層状化合物(MALC)

神原 陽一

応用物理学会北海道支部講演会, エンレイソウの会・日本材料科学会共催 （北海道大学） , 

2018年09月

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口頭発表（招待・特別）

　概要を見る

高磁場領域での超伝導線材材料としての性能が期待されるペロブスカイト型MALCの内、Sr2VFeAsO3-の電子磁気状態相図の作成を概説する。 その後に、得られた電子磁気状態相図を利用することで作製された Powder-In-Tube (PIT)型超伝導線材と、高機能酸素発生反応(Oxygen evolution reaction: OER)電気触媒を紹介する。

密度汎関数理論による酸素発生触媒評価の準備と学習

河嶋 丈富, 神原 陽一, 的場 正憲

日本材料科学会(MSSJ)第4回マテリアルズ・インフォマティクス基礎研究会, 

2018年09月

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口頭発表（一般）, 日本材料科学会　(東京都千代田区四番町8-1　（株）裳華房内)

Synthesis of Strontium Vanadate using Ionic Liquid and Biopolymer

S. Iwasaki, O. G. Rojas, S. R. Hall, M. Matoba, Y. Kamihara

日本材料科学会(MSSJ)第4回マテリアルズ・インフォマティクス基礎研究会, 

2018年09月

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口頭発表（一般）, 日本材料科学会　(東京都千代田区四番町8-1　（株）裳華房内)

473 Kにて熱処理された銅酸化物超伝導体Y0.77Gd0.23Ba2Cu3O7-delta薄膜の評価

小堤 渉平, 岩崎 秀, 的場 正憲, 神原 陽一, 三浦正志

日本材料科学会(MSSJ)第4回マテリアルズ・インフォマティクス基礎研究会, 

2018年09月

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口頭発表（一般）, 日本材料科学会　(東京都千代田区四番町8-1　（株）裳華房内)

EuSn2As2の高密度多結晶における熱電変換性能評価

坂上 良介, 狩俣 春成, 東 伸彦, 岩崎 秀, 後藤 陽介, 水口 佳一, 的場 正憲, 神原 陽一

日本材料科学会(MSSJ)第4回マテリアルズ・インフォマティクス基礎研究会, 

2018年09月

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口頭発表（一般）, 日本材料科学会　(東京都千代田区四番町8-1　（株）裳華房内)

Local Structure of FeAs4 Tetrahedrons in Superconductor La(Ca)FeAsO(F) with Tc > 30 K

K. Kaneyasu, M. Matoba, Y. Kamihara

日本材料科学会(MSSJ)第4回マテリアルズ・インフォマティクス基礎研究会, 

2018年09月

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ポスター発表, 日本材料科学会　(東京都千代田区四番町8-1　（株）裳華房内)

ペロブスカイト構造を持つ酸化物の安定性評価に関する悩み

青木 佑介, 神原 陽一, 的場 正憲

日本材料科学会(MSSJ)第4回マテリアルズ・インフォマティクス基礎研究会, 

2018年09月

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口頭発表（一般）, 日本材料科学会　(東京都千代田区四番町8-1　（株）裳華房内)

Internal magnetic fields in mixed anion layered compound, Sr2VFeAsO3-delta

Y. Tojo, T. Nakamura, H. Fujioka, M. Matoba, S. Kitao, M. Seto, Y. Kamihara

16th International Conference on Megagauss Magentic Field Generation and Related Topics (MG-XVI), 

2018年09月

, 

ポスター発表

　概要を見る

混合アニオン層状化合物であり、超伝導体であるSr2VFeAsO3の酸素量を系統的に変化させて57Feメスバウワ分光の報告をおこなった。異性体シフト、四重極分裂、吸収線の半値幅の温度変化をそれぞれ明らかにし、低温での内部磁場の増大、すなわちFeの反強磁性相の出現を報告した。

Superconducting mixed anion compound, Ca and F co-doped LaFeAsO with Tc = 31.5 K

K. Kaneyasu, M. Matoba, and Y. Kamihara

16th International Conference on Megagauss Magentic Field Generation and Related Topics (MG-XVI), 

2018年09月

, 

ポスター発表

　概要を見る

鉄系高温超伝導体の母相の内、混合アニオン層状化合物であるLaFeAsOのLaサイト、及びOサイトのそれぞれに異価数イオン置換を行い、その電気的性質を明らかにした。LaFeAsOを母相とした室温合成が可能な化学組成としては、最高の超伝導転移温度(Tc)　31.5 K が観測された。

Electronic functionality of superconducting mixed anion layered compounds (MALCs)

Y. Kamihara, Y. Tojo, S. Iwasaki, R. Sakagami, M. Yamaguchi, S. Hirai, M. Nakanishi

International Union of Materials Research Societies-International Conference on Electronic Materials (IUMRS-ICEM) 2018 （Daejeon, Korea） , 

2018年08月

, 

口頭発表（招待・特別）

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ペロブスカイト型構造を示す酸化物は, 酸素欠損の量や構成元素により, その電気的性質が大きく変わる。 一方, 混合(複合)アニオン化合物と呼ばれる化合物は, 透明酸化物, 光触媒, および高温超伝導のような多様な機能性を示す. Sr2VFeAsO3-は, ペロブスカイト関連Sr2VO3-層とPbO型FeAs層が互いに積層した混合アニオン層状化合物(Mixed anion layered compounds: MALC)であり,　その酸素欠損由来の磁気量子相転移の詳細を報告する。

Proposal of new electrochemistry in mixed anion compounds

S. Hirai, K. Morita, T. Shibuya, Y. Tojo, T. Ohno, K. Yasuoka, S. Yagi, Y. Kamihara, T. Matsuda

International Union of Materials Research Societies-International Conference on Electronic Materials (IUMRS-ICEM) 2018 （Daejeon, Korea） , 

2018年08月

, 

口頭発表（招待・特別）

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再生可能エネルギーの需要に対して, 酸素発生は重要な反応である。混合アニオン化合物における, 新規な酸素発生反応に対する実験結果と密度汎関数理論を用いた解析結果を報告する。

六方晶層状化合物EuSn2As2の輸送特性

坂上良介, 後藤陽介, 水口佳一, 的場正憲, 神原陽一

日本材料科学会主催学術講演会 （関東学院大学KGU関内メディアセンター8階（神奈川県横浜市中区太田町2-23）） , 

2018年05月

, 

口頭発表（一般）, 日本材料科学会　(東京都千代田区四番町8-1（株）裳華房内)

FeSeとSrTiO3界面の電子状態に起因する新電子相の解析

渡邊健太郎, 東尚吾, 中西愛, 的場正憲, 神原陽一

第3回マテリアルズ・インフォマティクス基礎研究会 （関東学院大学KGU関内メディアセンター8階（神奈川県横浜市中区太田町2-23）） , 

2018年05月

, 

口頭発表（一般）, 日本材料科学会　(東京都千代田区四番町8-1　（株）裳華房内)

非調和格子動力学による層状オキシカルコゲナイドLaCuSeOの熱伝導率計算

北脇樹, 中西愛, 的場正憲, 神原陽一

第3回マテリアルズ・インフォマティクス基礎研究会 （関東学院大学KGU関内メディアセンター8階（神奈川県横浜市中区太田町2-23）） , 

2018年05月

, 

口頭発表（一般）, 日本材料科学会　(東京都千代田区四番町8-1　（株）裳華房内)

混合アニオン層状化合物超伝導体Sr2VFeAsO3-deltaの電子状態計算

藤乘優治郎, 中西愛, 的場正憲, 神原陽一

第3回マテリアルズ・インフォマティクス基礎研究会 （関東学院大学KGU関内メディアセンター8階（神奈川県横浜市中区太田町2-23）） , 

2018年05月

, 

口頭発表（一般）, 日本材料科学会　(東京都千代田区四番町8-1　（株）裳華房内)

1111系の熱電変換性能評価

東伸彦, 加藤達輝, 谷中慎太郎, 的場正憲, 神原陽一

日本材料科学会主催学術講演会 （関東学院大学KGU関内メディアセンター8階（神奈川県横浜市中区太田町2-23）） , 

2018年05月

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ポスター発表, 日本材料科学会　(東京都千代田区四番町8-1　（株）裳華房内)

新型熱電変換モジュールの提案と測定

佐山景, 加藤達輝, 大塚貴史, 北脇樹, 岩崎秀, 的場正憲, 神原陽一

日本材料科学会主催学術講演会 （関東学院大学KGU関内メディアセンター8階（神奈川県横浜市中区太田町2-23）） , 

2018年05月

, 

ポスター発表, 日本材料科学会　(東京都千代田区四番町8-1　（株）裳華房内)

SnAs層を含む層状化合物EuSn2As2の合成

坂上良介,水口佳一,後藤陽介,的場正憲,神原 陽一

「スピントロニクス学術研究基盤と連携ネットワーク」シンポジウム （東京大学 本郷/浅野キャンパス 武田先端知ビル5F 武田ホール ホワイエ） , 

2018年03月

, 

ポスター発表, スピントロニクス学術研究基盤と連携ネットワーク拠点

Synthesis of Ca and F Co-Doped LaFeAsO, as a Mother Compound of Iron-Based Superconductors

Kodai Kaneyasu, Masanori Matoba, Yoichi Kamihara

2017 Materials Research society Fall Meeting, 

2017年11月

, 

ポスター発表

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密度汎関数理論による電子状態計算により, 鉄系高温超伝導体の母結晶であるLaFeAsOとCaFeAsFの固溶体の化学的な安定性を調べ, その内部エネルギーと, 安定構造の理論値を得た。幾つかの原材料の内部エネルギーと目的物質であるLaFeAsO/CaFeAsF固溶体の内部エネルギーの差分を取り、生成エンタルピーの大きさから、目的の固溶体が合成可能であると予想した。実際に、目的の固溶体の合成に成功した。

鉄系超伝導体Sr2VFeAsO3-dの電子磁気特性とNbドープ試行

山口道太郎, 岩崎秀, 的場正憲, 神原陽一

日本磁気学会 第41回学術講演会, 

2017年09月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

Sr2VFeAsO3-dのV サイトにNb をドープした組成の合成試行
と結晶相, 電気抵抗率, 磁化の評価を報告する.

Theoretical research on dissociation of N2 for designing new ammonia catalysis supporting Ru

M. Nakanishi, M. Matoba, Y. Kamihara

4th Japan-Korea International Symposium on Materials Science and Technology 2017 (JKMST2017), 

2017年08月

, 

ポスター発表

　概要を見る

[Ca12Al28O64]4+(e-)4は C12A7と呼ばれる室温で安定なエレクトライドである。C12A7エレクトライドをアンモニア触媒として知られるRuの担持剤とした(Ru/C12A7:e-)は、常圧においては既存のハーバーボッシュ法よりも高い収率を示す触媒と報告されている。この報告は、(Ru/C12A7:e-)の電子状態を密度汎関数理論によりシミュレートした結果を報告する。Ru 原子層一層の状態においてのみC12A7とRuが混在する表面が安定であると計算された。

Ab initio calculations on the transport properties of ZrCuSiAs-type thermoelectric materials with lattice defects

T. Kato, T. Hibino, Y. Kamihara

4th Japan-Korea International Symposium on Materials Science and Technology 2017 (JKMST2017), 

2017年08月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

ゼーベック効果は、2種の金属線の両端を結んで作られたループの両端間に温度差を与えると電磁誘導を伴う電圧差の生じる現象である。20世紀より、多くの研究者はゼーベック効果を利用した熱電変換材料の探索を続けている。近年、ZrCuSiAs型構造と呼ばれる結晶構造を示す化合物群において、熱電性能指数(ZT)が1を超える組成が報告されいる。ZrCuSiAs型の輸送現象をシミュレートした結果とその課題を報告する。

Transport properties of high sintered density layered oxychalcogenide, LaCuSeO

T. Kato, C-H. Lee, K. Kihou, Y. Kamihara

4th Japan-Korea International Symposium on Materials Science and Technology 2017 (JKMST2017), 

2017年08月

, 

ポスター発表

　概要を見る

ゼーベック効果は、2種の金属線の両端を結んで作られたループの両端間に温度差を与えると電磁誘導を伴う電圧差の生じる現象である。20世紀より、多くの研究者はゼーベック効果を利用した熱電変換材料の探索を続けている。近年、ZrCuSiAs型構造と呼ばれる結晶構造を示す化合物群において、熱電性能指数(ZT)が1を超える組成が報告されいる。ZrCuSiAs型の輸送現象をシミュレートした結果とその課題を報告する。

Investigation for kesterite-stannite photovoltaics: Stability and band gaps of the Cu2(Zn,Fe)SnS4 alloy

M. Hashimoto, M. Nakanishi, M. Matoba, Y. Kamihara

4th Japan-Korea International Symposium on Materials Science and Technology 2017 (JKMST2017), 

2017年08月

, 

ポスター発表

　概要を見る

ケステライト型構造を示す半導体であるCu2ZnSnS4 (CZTS)は、光電変換効率12%が報告されている太陽電池材料である。ショックレー-クエイサーリミットは、太陽電池の変換効率の上限を示す基準である。その基準を信じれば、太陽電池材料の光学バンドギャップは1.34 eV付近にあることが理想的である。CZTSにFeをドープした化学組成を仮定し、密度汎関数理論により求まった光学バンドギャップの計算値を報告する。その値は、汎関数に依存する。

Transport Properties of the layered transition metal cxypnictide Sr2ScCo1-xFexPO3 with Fe-doped Co1-xFexP layers

S. Okada, Y. Kamihara, N. Ohkubo, S. Ban, M. Matoba

28th International Conference on Low Temperature Physics (LT28), 

2017年08月

, 

ポスター発表

　概要を見る

新規な層状酸化ニクタイドであるSr2ScCo1-xFexPO3の輸送現象を測定した。 いずれの組成も金属的な電気抵抗の温度依存性を示す。母相のゼーベック係数は室温では負である。Sr2ScCo1-xFexPO3のゼーベック係数は, 50 K 以下では増加し, x = 0.5では270 K以下で正となる。x = 0.04-0.7の組成において, 同様のゼーベック係数の符号変化, すなわち極性の変化が観察された。

NMR study of the layered cobalt oxyphosphide Sr2Sc(Co1-xFex)PO3

K.-I. Magishi, R. Watanabe, A. Hisada, T. Saito, K. Koyama, S. Okada, Y. Kamihara, N. Ohkubo, S. Ban, M. Matoba

28th International Conference on Low Temperature Physics (LT28), 

2017年08月

, 

ポスター発表

　概要を見る

新規なコバルト酸化ニクタイドであるSr2Sc(Co1-xFex)PO3の31P-核磁気共鳴(NMR)の結果を報告する。NMRは、結晶の局所構造を調べるために有用であるため、これを利用した。31P-NMRは粉末試料に特有の波形を示す。核スピン緩和率を示す1/T1は温度に対して比例する。1/T1TはFeの置換量の上昇とともに上昇する。すなわち、Feの置換はフェルミ準位付近の状態密度の上昇を与える。

Electronic structure of the iron-based superconductor (La,Eu)FeAsO1-xFx investigated by Laser photoemission spectroscopy

W. Malaeb, R. Awad, T. Hibino, Y. Kamihara, T. Kondo, S. Shin

International Conference on Strongly Correlated Electron Systems 2017 (SCES17), 

2017年07月

, 

ポスター発表

　概要を見る

鉄系超伝導体の内, もっともバルク超伝導転移温度が高い, いわゆる1111系に属する
(La,Eu)FeAsO1-xFx (LaEu1111)の低温光電子分光を測定し, フェルミエネルギー付近の状態密度の
温度依存性を明らかにした. 超伝導転移温度以下で明らかな状態密度の低下, すなわち超伝導ギャップの観察をLaEu1111に対して
世界で初めて観察した.

ZrCuSiAs型熱電変換材料の化学的安定性

加藤達輝, 日比野拓, 神原陽一

第1回マテリアルズ・インフォマティクス基礎研究会 （関東学院大学KGU関内メディアセンター8階（神奈川県横浜市中区太田町2-23）） , 

2017年06月

, 

日本材料科学会　(東京都千代田区四番町8-1　（株）裳華房内)

Cu2(Zn,Fe)SnS4のスタンナイト構造からケステライト構造の結晶安定性と光学禁制帯に関する検討

橋本万梨恵, 中西愛, 的場正憲, 神原 陽一

日本材料科学会主催平成29年度学術講演大会プログラム （関東学院大学KGU関内メディアセンター8階（神奈川県横浜市中区太田町2-23）） , 

2017年06月

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口頭発表（一般）, 日本材料科学会　(東京都千代田区四番町8-1　（株）裳華房内)

密度汎関数理論によるアンモニア合成新触媒Ru/12CaO・7Al2O3:e-の評価

中西愛，木下拓郎，神原陽一，的場正憲

日本材料科学会主催平成29年度学術講演大会プログラム （関東学院大学KGU関内メディアセンター8階（神奈川県横浜市中区太田町2-23）） , 

2017年06月

, 

口頭発表（一般）, 日本材料科学会　(東京都千代田区四番町8-1　（株）裳華房内)

YBCOナノ／マイクロワイヤの低温合成と輸送現象測定

村田陽，神原陽一，藤岡正弥，海住英生，松本裕介，Imad Chelali

日本材料科学会主催平成29年度学術講演大会プログラム （関東学院大学KGU関内メディアセンター8階（神奈川県横浜市中区太田町2-23）） , 

2017年06月

, 

口頭発表（一般）, 日本材料科学会　(東京都千代田区四番町8-1　（株）裳華房内)

鉄系超伝導体Sr2VFeAsO3-dを用いたPowder-in-tube法による超伝導線材の作製とシース材への拡散

岩﨑秀, 神原陽一, 的場正憲

日本材料科学会主催平成29年度学術講演大会プログラム （関東学院大学KGU関内メディアセンター8階（神奈川県横浜市中区太田町2-23）） , 

2017年06月

, 

口頭発表（一般）, 日本材料科学会　(東京都千代田区四番町8-1　（株）裳華房内)

鉄系超伝導体母相SmFeAsOの低温合成

Ryosuke SAKAGAMI, Imad CHELALI, Simon R. Hall, Masanori MATOBA, Yoichi KAMIHARA

日本材料科学会主催平成29年度学術講演大会プログラム （関東学院大学KGU関内メディアセンター8階（神奈川県横浜市中区太田町2-23）） , 

2017年06月

, 

口頭発表（一般）, 日本材料科学会　(東京都千代田区四番町8-1　（株）裳華房内)

鉄系超伝導体母相LaFeAsOへのCa, F同時ドーピング

金安航大, 坂上良介, 的場正憲, 神原陽一

第1回マテリアルズ・インフォマティクス基礎研究会 （関東学院大学KGU関内メディアセンター8階（神奈川県横浜市中区太田町2-23）） , 

2017年06月

, 

日本材料科学会　(東京都千代田区四番町8-1　（株）裳華房内)

Magnetic phases in a 2 dimensional Kondo lattice, CeTMPO (TM = Fe, Ru, Cr, Ni)

神原 陽一

動的平均場近似計算に関する情報交流会(ワークショップ), 

2017年02月

, 

口頭発表（一般）

Preparation and transport properties of superconducting Sr2VFeAsO3-d wires fabricated by ex situ powder-in-tube process

S. Iwasaki, M. Matoba, Y. Kamihara

29th International Symposium on Superconductivity （東京国際フォーラム） , 

2016年12月

, 

ポスター発表

　概要を見る

鉄系高温超伝導体の内、結晶構造中にペロブスカイトブロックを有する遷移金属混合アニオン化合物Sr2VFeAsO3- (21113)を使用した超伝導線材を世界で初めて作製した。超伝導線材のコア部分に21113を使用した。Tc付近の臨界電流密度の温度変化より、低温外挿による超伝導臨界電流密度を明らかにした。

Theoretical and experimental approaches for crystallographic stability of LnFeAsO

T. Hibino, A. Sakurai, H. Shiozawa, M. Matoba, Y. Kamihara

3rd Korea-Japan International Symposium on Materials Science and Technology 2016 (KJMST2016), 

2016年11月

, 

ポスター発表, ZrCuAsSi型構造 (いわゆる1111構造)を示す鉄系高温超伝導体の複数の化学組成に対して密度汎関数理論による電子状態計算を行なった。 　仮想結晶の安定性は生成エンタルピーにより評価した。それぞれの化学組成の磁気的安定性を評価した。

Transport property of layered oxychalcogenide for thermoelectric material

S. Katsumata, H. Kinoshita, M. Matoba, Y. Kamihara

3rd Korea-Japan International Symposium on Materials Science and Technology 2016 (KJMST2016), 

2016年11月

, 

ポスター発表

　概要を見る

ZrCuAsSi型構造 (いわゆる1111構造)を示す透明導電性化合物LnCuSO, LaCuSeO, CeCuSO, BiCuSeOの熱電性能指数を報告する。測定は手製の定常法による4端子抵抗測定装置、ゼーベック係数測定装置、熱伝導率測定装置により行なった。それぞれの装置に対して、標準資料としてNIST Feを使用した。予備的な測定により、上述の化合物に対して得られた試料の内、もっとも熱伝導率が小さいのはCeCuSOであった。

An new iron-based superconducting wire

S. Iwasaki, M. Matoba, Y. Kamihara

3rd Korea-Korea International Symposium on Materials Science and Technology 2016 (KJMST2016), 

2016年11月

, 

口頭発表（招待・特別）

　概要を見る

鉄系高温超伝導体の内、結晶構造中にペロブスカイトブロックを有する遷移金属混合アニオン化合物Sr2VFeAsO3- (21113)を使用した超伝導線材をPowder-in-tube法により作製し, 線材としての超伝導転移温度の観測に成功したことを報告した。

二次元近藤格子系CeFe1-xCrxPOのMossbauer分光及び比熱測定

谷中慎太郎, 井田和則, 岡野智宏, 北尾真司, 瀬戸誠, 金道浩一, 小濱芳允, 的場正憲, 神原陽一

日本磁気学会 第40回学術講演会, 

2016年09月

, 

口頭発表（一般）

山岳地域における放射線の天候，地形および地質による影響

保科静香，黒沢景一，高橋翔太，加藤浩太，吉村公佑，奥村幸弘，横山雅彦，中田正文，日比谷孟俊, 神原陽一

第53回アイソトープ・放射線研究発表会 （東京大学弥生講堂、弥生講堂アネックス、中島ホール（東京都文京区弥生1-1-1）） , 

2016年07月

, 

口頭発表（一般）, 日本アイソトープ協会

　概要を見る

2011年3月の福島第一原子力発電所事故1)により，多量の放射性物質が東日本に降り注いだ．放射線強度は，航空機モニタリングの手法により観測され，数値が公開されている2)．また，山岳関係者によって山岳地域における放射線量の測定が行われているが3)，事故由来の134Csおよび137Csによる  線と，岩石に含まれる40Kによる  線（自然放射線）とを分離し測定をする必要がある．山の地形がCsの分布に及ぼす影響も考慮するべきである．理工学部山岳部としての特徴を活かし，自然放射線の影響を考慮しつつ，山岳地域における放射性Csの分布とその機構を明らかにする．

Synthesis of Transition Metal-Based High-Tc Superconducting Micro-Wire Using Bio-Polymer

I. Chelali, Y. Matsumoto, S. Kawaguchi, R. Sakagami, Simon R. Hall, M. Matoba, H. Kaiju, J. Nishii, and Y. Kamihara

平成28年度学術講演大会 （産業技術総合研究所（AIST）　臨海副都心センター別館（東京都江東区青海2-3-26）） , 

2016年06月

, 

口頭発表（一般）, 日本材料科学会主宰

Hドープした銅酸化物高温超伝導体 YBa2Cu3O7-dの生成エンタルピーの評価と合成試行

中野翔太, 馬渕貴洋, 神原陽一, 的場正憲

平成28年度学術講演大会 （産業技術総合研究所（AIST）　臨海副都心センター別館（東京都江東区青海2-3-26）） , 

2016年06月

, 

口頭発表（一般）, 日本材料科学会主宰

層状オキシカルコゲナイドの合成と熱電性能指数の評価

加藤達輝, 室伏基, 勝俣哲, 木下寛己, 神原陽一, 的場正憲

平成28年度学術講演大会 （産業技術総合研究所（AIST）　臨海副都心センター別館（東京都江東区青海2-3-26）） , 

2016年06月

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口頭発表（一般）, 日本材料科学会主宰

低温合成された鉄系超伝導体SmFeAsO1-xFxにおける反応性固相バインダーの拡散

Ryosuke SAKAGAMI, Jun IIHARA, Imad CHELALI, Simon R. HALL, Masanori MATOBA, Yoichi KAMIHARA

平成28年度学術講演大会 （産業技術総合研究所（AIST）　臨海副都心センター別館（東京都江東区青海2-3-26）） , 

2016年06月

, 

口頭発表（一般）, 日本材料科学会主宰

鉄系超伝導体Sr2VFeAsO3-d の合成と線材化

岩﨑秀, 大塚貴史, 的場正憲, 神原陽一

2016年春季低温工学・超電導学会, 

2016年05月

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口頭発表（一般）

　概要を見る

超伝導線材は、電気抵抗がゼロになる現象である超伝導の応用の一つであり研究が盛んにおこなわれている。しかし、これまでに作製されている超伝導線材は特殊な技術が必要であり、超伝導線材作製には膨大なコストがかかる。そこで、我々の研究室はSr2VFeAsO3-dの合成及びその磁気状態相図の知見を得ているため、金属シースに超伝導粉末を詰め圧延後、熱処理を行うPowder-in-tube(PIT)法によるSr2VFeAsO3-dの線材化に取り組んでいる。本講演では、我々が得ているSr2VFeAsO3-dの合成法とその線材化の現状を報告する。

144Sm Isotope Effects on Transition Temperatures in Superconducting SmFeAsO1-xHy

Y. Sakai, K. Fukumura, S. Nakajima, M. Matoba, S. Iimura, S. Matsuishi, H. Hosono, A. Iyo, N. Takeshita, H. Eisaki, Y. Kamihara

5th International Conference on Superconductivity and Magnetism (ICSM2016) （Fethiye, Turkey） , 

2016年04月

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口頭発表（一般）

　概要を見る

鉄系超伝導体が発見されてから、超伝導転移温度(Tc)を上昇させる研究が進められてきた。 そのうちの一つであるSmFeAsOは、酸素欠陥導入、圧力印加、水素ドープにより超伝導化し、SmFeAsO1-xHyは55 K程度のTcを示す. 我々は試料の天然同位体組成のSmを144Smに置換することで生じる同位体効果を定量し、Tcに対する同位体効果を明らかにした。

57Fe Mössbauer Spectroscopy of Mixed Anion Compounds Sr2CrFeAsO3-delta

T. Otsuka, K. Ida, Y. Matsumoto, H. Fujioka, S. Kitao, M. Seto, M. Matoba, and Y. Kamihara

5th International Conference on Superconductivity and Magnetism (ICSM2016) （Fethiye, Turkey） , 

2016年04月

, 

ポスター発表

　概要を見る

鉄系高温超伝導体は、非常に多くの化合物において発見されている。その内、単位格子中にペロブスカイト関連酸化物層を有するSr2TMFeAsO3-dは、酸素欠陥量定量の困難さから、化学組成とい磁性の相関について議論のある状況であった。我々は、Sr2CrFeAsO3-d酸素量を系統的に変化させた多結晶を合成した。また、57Feメスバウワ分光により、Sr2CrFeAsO3-dの磁気相図を世界ではじめて作製した。

Magnetic phase and electronic density of state of LnCr2Si2C (Ln = La, Ce, Sm)

K. Yamamoto, T. Yuki, Y. Nagamine, H. Sugawara, M. Matoba, and Y. Kamihara

5th International Conference on Superconductivity and Magnetism (ICSM2016) （Fethiye, Turkey） , 

2016年04月

, 

ポスター発表

　概要を見る

希土類と遷移金属を含む層状化合物の磁性体は、重い電子系超伝導体やNi-B系超伝導体の発見により、20年以上に渡り、物質探索の対象であった。われわれは、過去に報告例の少ない、Cr系層状金属間化合物 LnCr2Si2C (Ln = La, Ce, Sm)のCrと希土類の磁気構造を理論的に検討し、Crの磁性はS型反強磁性が最安定であることを明らかにした。

層状遷移金属オキシニクタイトSr2ScCo1-xFexPO3の物性(II)

岡田悟志, 神原陽一,大久保尚紀, 伴周一, 的場正憲

日本物理学会第71回年次大会 （東北学院大学　泉キャンパス） , 

2016年03月

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ポスター発表

Sr2Sc(Co1-xFex)PO3のNMR II

渡邉凌, 真岸孝一, 久田旭彦, 斉藤隆仁, 小山晋之, 岡田悟志, 神原陽一,大久保尚紀, 伴周一, 的場正憲

日本物理学会第71回年次大会 （東北学院大学　泉キャンパス） , 

2016年03月

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ポスター発表

生体材料鋳型によるYBa2Cu3O7-δマイクロ/ナノワイヤの合成と評価

松本裕介, 的場正憲, 海住英生, 西井準治, Simon R. Hall, 神原陽一

第63回応用物理学会春季学術講演会 （東京工業大学大岡山キャンパス） , 

2016年03月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

銅酸化物超伝導体は結晶構造中にペロブスカイ
ト関連構造を有し, ランタノイド等からなるキャリ
アブロック層とCuO2 面からなる電気伝導層の2 種
類の層が交互に積み重なって構成される層状構造
を取る[1]. 高温超伝導体多結晶の臨界電流密度(Jc)
は多結晶を構成する微結晶の粒界接合の形状によ
りJc が大きく変化する. そのため単結晶であること
が望ましい.
我々は多糖類の構造を鋳型 (バイオテンプレー
ト)として用いたYBa2Cu3O7-δ (YBCO)マイクロ/ナノ
ワイヤの合成を行い, その構造を評価した.

新規プラチナ系超伝導体の特異な結晶構造と超伝導特性

藤岡正弥, 石丸学, 渋谷泰蔵, 神原陽一, 田畑千紘, 網塚浩, 田中将嗣, 高野義彦, 海住英生, 西井準治

日本物理学会第71回年次大会 （東北学院大学　泉キャンパス） , 

2016年03月

, 

口頭発表（一般）

鉄系超伝導体SmFeAsO1-xHyのSmサイト同位体効果

酒井雄樹, 福村憲二, 中島祥, 的場正憲, 飯村壮史, 松石聡, 細野秀雄, 伊豫彰, 竹下直, 永崎洋, 神原陽一

日本物理学会第71回年次大会 （東北学院大学　泉キャンパス） , 

2016年03月

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口頭発表（一般）

鉄系高温超伝導体材料の発見経緯と現状

神原 陽一

大阪府立大学　ナノ科学・材料人材育成拠点　第32回N2RC拠点セミナー （大阪府立大学 中百舌鳥キャンパス A12棟 サイエンスホール） , 

2016年03月

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公開講演，セミナー，チュートリアル，講習，講義等, 地域の大学からナノ科学・材料人材育成拠点

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鉄系高温超伝導体の転移温度(Tc)は、混合アニオン化合物において、オンセット温度 58 Kに達した。これらを扱う原著論文は、4600編以上報告されているため、個人での文献調査はいささか苦労の多い状況である。当日は, 今後の技術革新の「種」に関する議論をインフォーマルに概説する。

鉄系混合アニオン化合物超伝導体の電子磁気状態相図と応用

神原 陽一

応用物理学会北海道支部講演会, エイレイソウの会共催 （北海道大学） , 

2015年12月

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口頭発表（招待・特別）

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我々が2006年に鉄の正方格子が電気伝導を担う超伝導体を報告して以来、同じく金属的な鉄の正方格子を単位格子中に有する層状化合物において様々な鉄系高温超伝導体が、世界中で報告され続けている。国内外の先端研究事例、自ら求めた電子磁気状態相図、及び今後のブレイクスルーを必要とする鉄系超伝導体の線材応用研究の現状について概説した。

Research on Activation of N2 Adsorption on Transition Metals Surfaces Based on Density Functional Theory

T. Kinoshita, T. Shibuya, M. Matoba, and Y. Kamihara

2nd International Symposium on Frontiers in Materials Science (FMS2015), 

2015年11月

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口頭発表（一般）

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アンモニア(NH3)は、鉄を触媒として用いたHaber-Bosch(HB)法により、水素と酸素から合成されている。この反応は、高温高圧の温度圧力条件が必要であるため、多大なエネルギーを要する。我々はPAW法による非経験的な状態密度計算コードVienna Ab-initio Simulation Packageを用いてFe、Ru、Niそれぞれの界面への窒素分子吸着エネルギーを求め、HB法メカニズムの一部を解釈した。

Synthesis and electronic properties of a layered compound SmCr2Si2

H. Sugawara, S. Matsumoto, K. Nagamine, K. Ioroi, M. Matoba, and Y. Kamihara

International Conference on Electron Spectroscopy and Structure: ICESS-2015 （Stony Brook University, New York, USA Conference & Event Services Charles B. Wang Center, Suite 302 Stony Brook, NY 11794-4044） , 

2015年10月

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ポスター発表

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ThCr2Si2型構造を示す化合物群は、空間群はI4/mmmに属する正方格子の結晶である。この化合物群は、重い電子系の超伝導体であるCeCu2Si2や鉄系超伝導体の内、もっとも高い臨界電流密度を示す超伝導線材として期待されているBa1-xKxFe2As2を含み、マテリアルインフォマティクスの対象として興味深い。本講演では実験的な電子物性と理論的な電子物性の比較を行い、4f電子の電子状態の解釈ついて報告する。

Electronic and magnetic phase diagrams of iron-based superconductors LnFeAsO1-xFx (Ln: La, Sm, Eu, and Gd)

J. Iihara, A. Sakurai, Y. Sakai, H. Shiozawa, M. Matoba, T. Yamamoto, Y. Einaga, I. Yamada, and Y. Kamihara

International Conference on Electron Spectroscopy and Structure: ICESS-2015 （Stony Brook University, New York, USA Conference & Event Services Charles B. Wang Center, Suite 302 Stony Brook, NY 11794-4044） , 

2015年09月

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ポスター発表

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われわれはこれまでに、層状オキシニクタイドLnFeAsO1-xFx (Ln = La, Sm, Eu and Gd)において、電子磁気状態相図を明らかにしている。いずれの系も、x = 0 の母相は反強磁性金属であり超伝導を示さず、5 at.%程度のフッ素(F)ドープにより超伝導相が現れ、この超伝導相はFe由来の磁気相とは共存しない。本講演では、Ln = Gd を中心に、低温の結晶構造相転移のフッ素濃度依存性について報告する。

57Fe Mössbauer spectroscopy of heavy fermion CeFe1-xCrxPO

K. Ida, T. Okano, S. Kitao, M. Seto, M. Matoba, and #HY.Kamihara <U/>

International Conference on Electron Spectroscopy and Structure: ICESS-2015 （Stony Brook University, New York, USA Conference & Event Services Charles B. Wang Center, Suite 302 Stony Brook, NY 11794-4044） , 

2015年09月

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ポスター発表

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われわれはこれまでに、層状オキシニクタイドCeFePOにおいて、常磁性強磁性メタ磁性転移、FeサイトへのRuドープによる擬二次元Ce正方格子の次元性制御による強磁性相から常磁性相への量子臨界点、及び、FeサイトへのCrドープによる常磁性強磁性磁気相転移などを明らかにした。
本講演では、強磁性相CeFe1-xCrxPOにおけるFe付近の元素選択的磁気状態を報告す。

Sr2Sc(Co1-xFex)PO3のNMR

渡邉凌, 真岸孝一, 久田旭彦, 斉藤隆仁, 小山晋之, 岡田悟志, 神原陽一,大久保尚紀, 伴周一, 的場正憲

日本物理学会　2015年秋季大会 （関西大学 千里山キャンパス） , 

2015年09月

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口頭発表（一般）

YCr2(Si1-xBx)2の電子状態密度計算と磁気的性質

菅原大道,長嶺良磨,竹内勝彦,松本沙也,的場正憲,神原陽一

日本物理学会　2015年秋季大会 （関西大学 千里山キャンパス） , 

2015年09月

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口頭発表（一般）

高温高圧下でのw-BNの合成と電子物性

木俣亮祐, 酒井雄樹, 塩沢啓, 馬渕貴洋, 的場正憲, 神原陽一

日本物理学会　2015年秋季大会 （関西大学 千里山キャンパス アクセス） , 

2015年09月

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口頭発表（一般）

Electronic and magnetic phase diagram of aliovalent ions substituted LnFeAsO

T. Hibino, A. Sakurai, H. Shiozawa, M. Matoba, and Y. Kamihara

2nd Japan-Korea International Symposium on Materials Science and Technology 2015 (JKMST2015) （Tokyo, Japan） , 

2015年08月

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ポスター発表

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LaFeAsOは、鉄系超伝導体の母相ではあるものの、反強磁性金属である。LaFeAsOは、酸素サイトに、酸素(O)や水素(H)を部分置換することにより生じる電子ドープにより超伝導相となることが知られている。しかしながら、LaFeAsOのホールドープによる電子相の変化については、報告例が少ない。われわれは、LaサイトへEu2+をドープすることで、ホールドープ領域の電子相を明らかにした。

Crystal structure and thermoelectric properties of polycrystalline layered oxyselenides, nominal BiCuSeO

S. Katsumata, M. Matoba, and Y. Kamihara

2nd Japan-Korea International Symposium on Materials Science and Technology 2015 (JKMST2015) （Tokyo, Japan） , 

2015年08月

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ポスター発表

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熱電変換材料は、無次元性能指数ZT=S2/()で評価される。ここでSはゼーベック係数、は電気抵抗率、は熱伝導率、Tは絶対温度を示す。毒性が少ない酸化物の熱電材料の内、地殻中に豊富に含まれる材料を選択することは、この分野の課題である。われわれは、新規な熱電材料候補として、注目を集めているBiCuSeOを実際に合成し、そのZTを測定した。得られたZTは0.18程度で、Liuらの報告と矛盾しない。

LnFeAsOに対する異価数イオン置換による電子磁気状態相図

日比野 拓, 櫻井 信, 塩沢 啓, 的場 正憲, 神原 陽一

日本材料科学会主催第22回若手研究者討論会, 

2015年08月

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口頭発表（一般）

Recent progress of transition metal-based layered superconductors

神原 陽一

2nd Japan-Korea International Symposium on Materials Science and Technology 2015 (JKMST2015) （Tokyo, Japan） , 

2015年08月

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口頭発表（招待・特別）

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超伝導体の歴史の中で鉄系超伝導体LaFeAsO1-xFxは58 Kの超伝導転移温度を示す。この鉄系超伝導体は結晶構造が既知の物質の中で銅酸化物に続く、高い超伝導転移温度(Tc)を示す物質である。この超伝導相は、酸素サイトの一部をフッ素に置換することで、生じる。そのTcは、単位格子中の局所構造に依存する。

層状構造オキセレナイド多結晶体BiCuSeOの結晶構造及び輸送特性

勝俣哲, 的場正憲, 神原陽一

日本材料科学会主催第22回若手研究者討論会, 

2015年08月

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口頭発表（一般）

擬ポテンシャル法を用いたB-doped SiCの高圧下相安定性

日比野拓, 後藤陽介, 神原陽一, 的場正憲

日本材料科学会主催 平成27年度学術講演大会 （工学院大学　高層棟3階　アーバンテックホール（新宿キャンパス） 　(東京都新宿区西新宿1-24-2)） , 

2015年06月

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口頭発表（一般）

非経験的シミュレーションによる遷移金属表面へのN2分子の吸着活性の推定と仕事関数

木下拓郎, 澁谷泰蔵, 的場正憲, 神原陽一

日本材料科学会主催 平成27年度学術講演大会 （工学院大学　高層棟3階　アーバンテックホール（新宿キャンパス） 　(東京都新宿区西新宿1-24-2)） , 

2015年06月

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口頭発表（一般）

144Sm置換したSmFeAsO1-ｘHｙの性質評価

中島祥, 酒井雄樹, 福村憲二, 的場正憲, 神原陽一

2015年春季低温工学・超電導学会 （産業技術総合研究所つくばセンター共用講堂, 〒305-8561 茨城県つくば市東1-1-1） , 

2015年05月

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口頭発表（一般）

鉄系混合アニオン化合物Sr2CrFeAsO3-δの輸送特性の評価

松本裕介, 藤岡弘孝, 的場正憲, 神原陽一, 瀬戸誠, 北尾真司

2015年春季低温工学・超電導学会 （産業技術総合研究所つくばセンター共用講堂, 〒305-8561 茨城県つくば市東1-1-1） , 

2015年05月

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口頭発表（一般）

Recent progress of iron-based layered oxypnictide superconductors

KAMIHARA Yoichi

2015 Joint UK-Japan Workshop on Physics and Applications of Superconductivity (JWPAS), 

2015年04月

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口頭発表（一般）

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鉄系高温超伝導体と称される一連の物質群は、 広い範囲の凝縮系科学分野の研究者にとって、　2008年より興味の対象となった。7年にわたる鉄系超伝導体の研究を通して、結晶中の局所構造と超伝導転移温度の相関、多様なドーパント/圧力による超伝導相の出現などが報告された。これらは今後の新超伝導体の探索に有用な知見である。

鉄系高温超伝導体の近況, 電子磁気状態相図を求める化学的方法

神原 陽一

物質材料研究機構 関係研究員向けのセミナー, 

2015年04月

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公開講演，セミナー，チュートリアル，講習，講義等

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2008年2月の時点では, 鉄系超伝導体のクーパ対の対称性・発現機構,　ウィークリンクの問題, 及び超伝導転移温度の上限に関する議論が鉄系超伝導体に存在し, それらを解明するための研究が世界各地で行われた. 鉄系超伝導体の特徴と歴史について概説し, 1111系に関する, ホールドープによる電子磁気状態相図とサイト選択的な同位体効果の詳細について紹介する.

遍歴電子強磁性体Sr2ScCoPO3のNMR

真岸孝一, 渡邉凌, 久田旭彦, 斉藤隆仁, 小山晋之, 岡田悟志, 神原陽一, 大久保尚紀, 伴周一, 的場正憲

日本物理学会第70回年次大会 （早稲田大学 早稲田キャンパス） , 

2015年03月

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ポスター発表

層状遷移金属オキシニクタイトSr2ScCo1-xFexPO3の物性

岡田悟志, 神原陽一, 大久保尚紀, 伴周一, 的場正憲

日本物理学会第70回年次大会 （早稲田大学 早稲田キャンパス） , 

2015年03月

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ポスター発表

CeRu1-xFexPOの高圧下における新奇な磁性および輸送特性

平井慈人, 山田幾也, 神原陽一, 的場正憲

日本物理学会第70回年次大会 （早稲田大学 早稲田キャンパス） , 

2015年03月

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口頭発表（一般）

新規ルテニウム2元型化合物CsCl型RuGe, RuSnの合成

酒井雄樹,的場正憲,山田幾也,舟越賢一,國本健広,肥後祐司,神原陽一

日本物理学会第70回年次大会 （早稲田大学 早稲田キャンパス） , 

2015年03月

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口頭発表（一般）

Mn₃-xCoxO₄ の構造および電気化学特性

平井慈人, 山田幾也, 八木俊介, 神原陽一, 的場正憲

公益社団法人日本セラミックス協会 2015年 年会 （岡山大学 （津島キャンパス）） , 

2015年03月

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口頭発表（一般）

Mn3-xCoxO4の磁気相図と新奇な物性

平井 慈人, 山田 幾也, 八木 俊介, 神原陽一, 的場 正憲

第62回 応用物理学関係連合講演会 （東海大学　湘南キャンパス（神奈川県平塚市北金目4-1-1）） , 

2015年03月

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口頭発表（一般）

Ferromagnetic B-doped LnCr2Si2C (Ln = La, Sm)

K. Takeuchi, T. Yuki, K. Nagamine, M. Matoba, N. Takeshita, Y. Kamihara

The 59th Annual Magnetism and Magnetic Materials (MMM) Conference, 

2014年11月

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口頭発表（一般）

　概要を見る

クロムイオンによる正方格子を有するLaCr2Si2C、及びSmCr2Si2Cは金属的な電気的性質を示す金属間化合物であり、希土類サイトの置換により、その磁気構造は大きく変化する。アーク溶融による試料合成を行い、それぞれの組成の炭素(C)欠陥による磁気安定相を調べ、それぞれの電子磁気状態相図を報告する。

A Possible Ferromagnetic Quantum Critical Point in Heavy-Fermion Iron Oxypnictide Ce(Fe1-xCrx)PO

T. Okano, S. Kitao, M. Seto, T. Atou, M. Itoh, M. Matoba, Y. Kamihara

The 59th Annual Magnetism and Magnetic Materials (MMM) Conference, 

2014年11月

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口頭発表（一般）

　概要を見る

量子相転移(QCP)は、磁性に近接し、しばしば超伝導相の出現を伴うことから、多くの研究者に着目される物理現象である。本報告では、重い電子系で生じる強磁性的なQCPに関して予備的な報告を行う。Ce(Fe1-xCrx)PO (x = 0.10, 0.20, 0.30)多結晶試料は、固相反応により作製された。各試料の結晶相はX線回折により確認した。各試料の磁気転移温度はアロットプロットにより求めた。Ce(Fe1-xCrx)POのQCPは、x=0.00-0.10に存在する。

層状オキシサルファイドLaCuSOの輸送特性における銅欠陥の効果

木下寛己, 棚木麻衣, 大草裕己, 後藤陽介, 澁谷泰蔵, 的場正憲, 神原陽一

第75回応用物理学会秋季学術講演会 （北海道大学札幌キャンパス） , 

2014年09月

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口頭発表（一般）

Mn₃O₄のスピネル相およびポストスピネル相の電子構造

平井慈人, 後藤陽介, 神原陽一,的場正憲

第75回応用物理学会秋季学術講演会 （北海道大学札幌キャンパス） , 

2014年09月

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口頭発表（一般）

電子ドープされたREFeAsO(RE=Sm,Gd)に対する圧力効果

貫井無我,添田英人,高橋博樹,飯村壮史,松石聡,細野秀雄,神原陽一,的場正憲, 櫻井信

日本物理学会　2014年秋季大会 （中部大学（春日井キャンパス）） , 

2014年09月

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ポスター発表

B doped LnCr2Si2C1+d (Ln = La, Sm)の強磁性相

長嶺良磨, 竹内勝彦, 的場正憲, 神原陽一

日本物理学会　2014年秋季大会 （中部大学（春日井キャンパス）） , 

2014年09月

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口頭発表（一般）

二次元近藤格子のメスバウア分光

井田和則,岡野智宏,中村哲朗,若月厚志,北尾真司,瀬戸誠,阿藤敏行,伊藤　満,的場正憲,神原陽一

第38回 日本磁気学会学術講演会 （慶應義塾大学日吉キャンパス） , 

2014年09月

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口頭発表（一般）

混合アニオン化合物層状オキシサルファイドの熱電特性

Y. Goto, A. Omachi, M. Matoba, Y, Kamihara, and Y. Mizuguchi

Superconductivity Summer Seminar 2014 Program （ホテル：熱川温泉堂(静岡県)） , 

2014年08月

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口頭発表（一般）, 低温工学・超電導学会コミュニケーション事業「室温超伝導体を目指す物質調査」

層状強磁性体クロム化合物

神原 陽一

Superconductivity Summer Seminar 2014 Program （ホテル：熱川温泉堂(静岡県)） , 

2014年08月

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口頭発表（一般）, 低温工学・超電導学会コミュニケーション事業「室温超伝導体を目指す物質調査」

Transport properties of the layered trasnsition metal oxypnictide Sr2ScMPO3 with MP Layeres (M = Mn, Ni)

S. Okada, Y. Kamihara, N. Ohkubo, S. Ban, and M. Matoba

27th International Conference on Low Temperature Physics (LT27) （Palais Rouge, Buenos Aires, Argentina） , 

2014年08月

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ポスター発表

　概要を見る

単位格子中にペロブスカイト関連キャリアブロック層を有する、混合アニオン化合物 Sr2ScMPO3 (M = Mn, Ni)を新規に合成し、結晶構造、電気的性質、熱起電力を明らかにした。Sr2ScMPO3 (M = Mn, Ni)は、いずれも正方晶であり、M = Mnの場合は、絶縁的、Niの場合は金属的な電気的性質を示す。M = Niの20-300 Kでの熱起電力の大きさは、|10| VK1以下である。

Electronic and Magnetic Properties of Superconducting Polycrystalline GdFeAsO1-xFx

Y. Kamihara, A. Sakurai, H. Shiozawa, M. Matoba, T. Yamamoto, Y. Einaga, S. Yasui, and M. Itoh

27th International Conference on Low Temperature Physics (LT27) （Palais Rouge, Buenos Aires, Argentina） , 

2014年08月

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ポスター発表

　概要を見る

GdFeAsO1-xFxの結晶構造、及び電気的、磁気的性質を、フッ素濃度を体積べガード則を基準として定量しその電子磁気状態を明らかにした。GdFeAsOの電気抵抗率は、150 K 付近(Tanom)で温度の低下とともに、急激に減少し、低温で残留抵抗を示す。一方、フッ素を配合した試料は最高で47 K付近の超伝導転移を示した。57Feメスバウワ分光により母相の反強磁性相を低温で確認した。これらの結果は先行研究と矛盾しない。

1111相鉄系超伝導体の相図に関する最新の話題

神原 陽一

(社)未踏科学技術協会　超伝導科学技術研究会 第84回ワークショップ「新しい超伝導体のホットな話題、最新の理解」 （場　　所：　全日通霞が関ビルディング　8階　大会議室B　 http://www.neu.or.jp/html/map/ 〒100-0013　千代田区霞が関3-3-3 TEL 03-3581-2261） , 

2014年07月

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公開講演，セミナー，チュートリアル，講習，講義等, (社)未踏科学技術協会　超伝導科学技術研究会

A Pressure-Temperature Phase diagram of BN

Y. Sakai,M. Matoba, I. Yamada, K. Funakoshi, T. Kunimoto, Y. Higo, T. Atou, Y. Kamihara

The Eighth International Conference on the Science and Technology for Advanced Ceramics (STAC8) （Mielparque-Yokohama, Yokohama, Japan） , 

2014年06月

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口頭発表（一般）

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ウルツ鉱型窒化ホウ素(w-BN)と閃亜鉛鉱型窒化ホウ素(c-BN)は、高い硬度と鉄化合物に化学的安定性により、その工学的有用性から、研究対象として興味深い。しかしながら、w-BNは高圧下低温安定相であり、c-BNは高温高圧下安定相であり、常温常圧下ではいずれの相も準安定相となるため、単相の試料を得ることは困難であった。われわれは、高温高圧下その場エネルギー分散型X線回折による高温高圧での結晶相観察を行ない、w-BNの単相をえるための圧力/温度条件を得た。

アンモニア合成の新触媒設計のためのN2およびH2の解離現象の理論的評価

木下拓郎, 宮尾修平, 後藤陽介, 的場正憲, 神原陽一

日本材料科学会主催 平成26年度学術講演大会 （工学院大学　高層棟3階　アーバンテックホール（新宿キャンパス） 　(東京都新宿区西新宿1-24-2)） , 

2014年06月

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口頭発表（一般）

第一原理計算による三方晶型AAl2X2 (A = Mg,Ca,Sr, X = Si,Ge) 熱電変換機能予測

関根絵里菜,宮尾修平, 後藤陽介, 神原陽一, 的場正憲

日本材料科学会主催 平成26年度学術講演大会 （工学院大学　高層棟3階　アーバンテックホール（新宿キャンパス） 　(東京都新宿区西新宿1-24-2)） , 

2014年06月

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口頭発表（一般）

層状プニクタイドSrCr2(As, P)2の合成と電子磁気特性

小野 仁, 岡野智宏, 酒井雄樹, 後藤陽介, 神原陽一, 的場正憲

日本材料科学会主催 平成26年度学術講演大会 （工学院大学　高層棟3階　アーバンテックホール（新宿キャンパス） 　(東京都新宿区西新宿1-24-2)） , 

2014年06月

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口頭発表（一般）

異価数イオンドープBNの高温高圧合成と電子物性

馬渕貴洋, 塩沢啓, 酒井雄樹, 的場正憲, 神原陽一

日本材料科学会主催 平成26年度学術講演大会 （工学院大学　高層棟3階　アーバンテックホール（新宿キャンパス） 　(東京都新宿区西新宿1-24-2)） , 

2014年06月

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口頭発表（一般）

鉄系超伝導体SmFeAsO1-xFxの臨界電流密度と磁場侵入長

飯原潤, 庄司浩一朗, 二瓶卓也, 的場正憲, 海住英生, 西井 準治, 神原陽一

2014年春季低温工学・超電導学会 （タワーホール船堀） , 

2014年05月

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口頭発表（一般）

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SmFeAsO1-xFx, SmFeAs1-x PxO1-yFy (Sm1111)の多結晶試料について, magnetic Jcを拡張Beanモデルを用いて求め, 4端子法により測定される電圧降下の閾値を定義して求まるtransport Jcと比較した同一試料の磁束密度分布をSQUID顕微鏡により直接観察し, 多結晶体における磁場侵入長の算出を試みた.
5 Kにおけるmagnetic JcはSmFeAsO1-xFx (x = 0.082) が〜13kA cm-2, SmFeAs1-xPxO1-yFy (x=0.02, y = 0.10)が〜12 kA cm-2であった.
多結晶試料の磁場侵入長をLondonの理論[1]を仮定し, 算出すると単結晶等で報告されるIntrinsicな値[2]に比べ数桁大きい値を示した.学会では, この値を多結晶の結晶粒界の影響を考慮し解釈する.

GdFeAsO1-xFxの電子磁気状態相図

塩沢啓, 櫻井信, 的場正憲, 安井伸太郎, 伊藤満,神原陽一

日本物理学会第69回年次大会 （東海大学 湘南キャンパス(神奈川県平塚市北金目4-1-1)） , 

2014年03月

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口頭発表（一般）

層状遷移金属オキシニクタイトSr2ScMPO3の物性

岡田 悟志, 神原 陽一, 大久保 尚紀, 伴 周一, 的場 正憲

日本物理学会第69回年次大会 （東海大学 湘南キャンパス(神奈川県平塚市北金目4-1-1)） , 

2014年03月

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口頭発表（一般）

鉄系混合アニオン化合物超伝導体の基礎と応用への課題

神原 陽一

首都大学東京新超伝導体研究会(TMUNSC 2014) （首都大学東京） , 

2014年03月

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口頭発表（招待・特別）

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これまでに報告された鉄系高温超伝導体の内,は最も高い超伝導転移温度、上部臨界磁場、及び不可逆磁場を示すのはいずれも混合アニオン化合物である。しかしながら、これらの混合アニオン化合物を利用した超伝導線材の臨界電流密度は、ThCr2Si2構造を示すBa1-xKxFe2As2を初めとするいわゆる122系に比べて, 数桁低い値にとどまる。鉄系超伝導体の歴史と現状を紹介し、混合アニオン化合物の電子磁気相図の重要性と、今後の展望を概説する。

Modulation of Critical Current Density in Superconducting Diamond by Surface Modification

K. Natsui, T. Yamamoto, T. Watanabe, Y. Kamihara, and Y. Einaga

International Symposium on Diamond Electrochemistry （Keio University, Hiyoshi, Yokohama, Japan） , 

2014年03月

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ポスター発表

　概要を見る

超伝導体のゼロ抵抗、すなわち臨界電流密度(Jc)以下の状態は線材や強磁場応用電磁石として活用可能な重要な状態相である。一般に、常伝導のピン留め中心の混入はJcの上昇をもたらすが、反面、Tcの低下をもたらす場合もある。本稿は、超伝導を示すホウ素ドープダイヤモンドの表面に水素終端処理、または酸素終端処理を施すことで、Jcの可逆的な制御を報告する。

Crystal structure and thermoelectric properties of kuramite Cu3Sn(Se,S)4 with cation disorder

Y. Goto, Y. Kamihara, and M. Matoba

APS March Meeting 2014 （Denver, USA） , 

2014年03月

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口頭発表（一般）

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遷移金属(TM)を含む3元系, 4元系 カルコゲン(Ch)化合物 (Cu2-TM-A-Ch4, A = 14族元素 又は 15族元素)はp型の熱電変換材料として期待されている。この化合物の格子熱伝導は, 陽イオンサイトに複数のイオンが入り, 乱れが生じることに起因して, 低下する。 この報告ではCu2-TM-A-Ch4の１つである空間群 I-42m に属するCu3Sn(Se,S)4の結晶構造の乱れと熱電材料としての性質を明らかにした。

Magnetic and Electronic Phase Diagram of Sr2VFeAsO3-d

Y. Tojo, T. Shibuya, T. Nakamura, K. Shoji, M. Matoba, S. Yasui, M. Itoh, S. Kitao, M. Seto, and Y. Kamihara

APS March Meeting 2014 （Denver, USA, 3/3-7 (2013)） , 

2014年03月

, 

口頭発表（一般）

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鉄系超伝導体Sr2VFeAsO3-dの(磁性、電気的性質)と酸素欠陥の相関を複数の試料に対して, 直流電気抵抗率, 磁化, 磁化率, エネルギー分散型X線分光(EDX), 57Fe メスバウワ分光の測定より明らかにした。d < 0.1 の試料はTc = 24-37 Kの超伝導転移を示した。d = 57Feメスバウワ分光はd = 0.5 付近では試料は自発磁化を示した。これらの知見から, Sr2VFeAsO3-dの電子磁気状態相図を作成した。

Magnetic phase transition of LnCr2Si2C (Ln = La, Sm)

T. Yuki, K. Takeuchi, M. Matoba, Y. Kamihara

International Workshop on Novel Superconductors and Super Materials 2013 (NS22013) （Tokyo, Japan） , 

2013年11月

, 

ポスター発表

　概要を見る

クロムイオンによる正方格子を有するLnCr2Si2Cは金属的な電気的性質を示す金属間化合物である。アーク溶融による試料合成を行い、それぞれの組成の炭素(C)欠陥による磁性の変化、Siサイトへのホウ素(B)ドープによる磁性の変化を調べ、Siの5 at%程度Bに置換したSmCr2Si2Cは4 Kの低温で遍歴強磁性を示すことがわかった。

Electronic phase diagram of superconductors, GdFeAsO1-xFx

H. Shiozawa, M. Matoba, S. Yasui, M. Itoh, Y. Kamihara

International Workshop on Novel Superconductors and Super Materials 2013 (NS22013) （Tokyo, Japan） , 

2013年11月

, 

ポスター発表

　概要を見る

鉄系超伝導体の基本構造であるZrCuAsSi型構造 (いわゆる1111構造)を示す高温超伝導体の内、未だに電子磁気状態相図の不明なGdFeAsO1-xFxの超伝導転移温度のフッ素濃度依存性を明らかにした。超伝導転移温度(Tc)は x > 0.65付近より現れる。Tcはフッ素濃度とともに上昇し、そのTcは48 K付近に上昇する。

Quantum Critical Point in Heavy-Fermion Iron Oxypnictide Ce(Fe1-xRux)PO and Ce(Fe1-xCrx)PO

A. Wakatsuki, T. Okano, T. Nakamura, M. Matoba, Y. Kamihara

International Workshop on Novel Superconductors and Super Materials 2013 (NS22013) （Tokyo, Japan） , 

2013年11月

, 

ポスター発表

　概要を見る

二次元近藤格子を有するCeFePOのFeサイトにRuとCrを部分置換することで、ゼロ磁場下では常磁性を示すCeFePOをTc = 8-15 Kの強磁性体に転移させることに成功した。すなわち、二次元近藤格子の量子相転移は、5-20at%程度のRuドープ/Crドープのそれぞれで引き起こすことができる。

Magnetic and Electronic Phase Diagram of Sr2VFeAsO3-x

Y. Tojo, T. Shibuya, T. Nakamura, K. Shoji, M. Matoba, Y. Kamihara, S. Yasui, M. Itoh, S. Kitao, M. Seto

International Workshop on Novel Superconductors and Super Materials 2013 (NS22013) （Tokyo, Japan） , 

2013年11月

, 

ポスター発表

　概要を見る

単位格子中にペロブスカイト構造酸化物を有し、異方性の非常に大きい鉄系超伝導体Sr2VFeAsO3-dの磁性、電気的性質の酸素欠陥との相関しらべ、超伝導相と磁性相は非共存であることを明らかにした。d = 0.5 付近では鉄は自発磁化を示し、Spin density waveとして振る舞う。またFeの磁性相と超伝導相は非共存である。

SmCr2(Si1-xBx)2Cの電気的・磁気的性質

竹内勝彦, 結城達也, 的場正憲, 神原陽一

日本物理学会2013年秋季大会 （徳島大学（常三島キャンパス）） , 

2013年09月

, 

口頭発表（一般）

ぺロブスカイト関連鉄系混合アニオン化合物Sr2CrFeAsO3-dの合成

藤岡弘考, 藤乘優治郎, 中村哲朗, 北尾真司, 瀬戸誠, 的場正憲, 神原陽一

日本物理学会2013年秋季大会 （徳島大学（常三島キャンパス）） , 

2013年09月

, 

口頭発表（一般）

層状コバルトオキシニクタイトの熱電特性

岡田悟志, 神原陽一, 大久保尚紀, ,伴周一, 的場正憲

第十回日本熱電学会学術講演会（TSJ2013) （名古屋大学豊田講堂（東山キャンパス）） , 

2013年09月

, 

ポスター発表

CoPn (Pn =P,As,Sb)の電子構造と輸送特性

宮尾修平, 神原陽一, 的場正憲

第十回日本熱電学会学術講演会（TSJ2013) （名古屋大学豊田講堂（東山キャンパス）） , 

2013年09月

, 

口頭発表（一般）

スタンナイト型銅硫化物Cu3SnS4の電子構造および熱電性能

後藤陽介, 神原陽一, 的場正憲

第十回日本熱電学会学術講演会（TSJ2013) （名古屋大学豊田講堂（東山キャンパス）） , 

2013年09月

, 

口頭発表（一般）

二次元近藤格子系の磁性

岡野智宏，中村哲朗，若月厚志，北尾真司，瀬戸誠，阿藤敏行，伊藤　満，的場正憲，神原陽一

日本磁気学会学術講演会 （北海道大学） , 

2013年09月

, 

口頭発表（一般）

High pressure electrical resistivity studies of CeRu1-xFexPO

HIRAI Shigeto, KAMIHARA Yoichi, WAKATSUKI Atsushi, MATOBA masanori, MAO Wendy

The International Conference on Strongly Correlated Electron Systems (SCES'13) （Ito International Research Center Conference, The University of Tokyo, Tokyo, Japan） , 

2013年08月

, 

ポスター発表

Relations between Critical Temperatures and Crystallographic Local Structures in Iron-based Mixed Anion Compounds

H. Shiozawa; S. Inagi; M. Matoba; T. Atou; M. Itoh; Y. Kamihara

The 12th Asia Pacific Physics Conference (APPC12) （July 14-19, 2013 International Conference Hall, Makuhari Messe Chiba, Japan） , 

2013年07月

, 

口頭発表（一般）

Electronic and Site Specific Phase Diagrams of Iron-based Superconductors

Y. Kamihara, Y. Sakai, Y. Tojo, H. Shiozawa, M. Matoba, A. Iyo, N. Takeshita, H. Eisaki, S. Kitao, M. Seto

16th US-Japan Workshop on Advanced Superconductors （University of Dayton Research Institute, Dayton, OH, USA） , 

2013年07月

, 

口頭発表（招待・特別）

　概要を見る

鉄や鉄を含む化合物は、高温超伝導体に不向きであると盲信されていたが、2008年の鉄系超伝導体の発見以来、数多くの鉄の正方格子を有する超伝導体の報告されている。ここ数年の研究トピックスの推移を述べ、最近の応用研究上の進展を概説した。

Structural and Thermoelectric Propetieses of Stannite-kuramite Solid Solution Cu2+xFe1-xSnS4-y (x = 0.0-1.0)

Y. Goto, F. Naito, R. Sato, K. Yoshiyasu, Y. Kamihara, M. Matoba

The 32nd International Conference on Thermoelectrics (ICT2013) （Kobe, Japan） , 

2013年07月

, 

ポスター発表

　概要を見る

硫化物系低熱伝導率材料Cu4InxSn1-xS4 (x = 0-0.2)の熱電性能を報告する。この物質の特徴は、結晶学的な斜方晶高温相-単斜晶低温相の一次相転移を230 K付近で生じることである。Inの部分置換の施された試料は縮退伝導を示す。ゼーベック係数は単斜晶相で最大値を示した。無次元性能指数ZTは、化学組成の最適化により上昇する。

重い電子系物質 CeFe1-xRuxPO の量子臨界点

若月厚志, 中村哲朗, 的場正憲, 神原陽一

日本材料科学会主催 平成25年度学術講演大会 （工学院大学　高層棟3階　アーバンテックホール（新宿キャンパス） 　(東京都新宿区西新宿1-24-2)） , 

2013年06月

, 

口頭発表（一般）

LnCr2Si2の合成と輸送特性評価

松本沙也, 結城達也, 神原陽一, 的場正憲

日本材料科学会主催 平成25年度学術講演大会 （工学院大学　高層棟3階　アーバンテックホール（新宿キャンパス） 　(東京都新宿区西新宿1-24-2)） , 

2013年06月

, 

口頭発表（一般）

層状酸化硫化物 N-doped LaCuSO,LaCu1-δSOの合成と輸送特性評価

棚木麻衣, 後藤陽介, 神原陽一, 的場正憲

日本材料科学会主催 平成25年度学術講演大会 （工学院大学　高層棟3階　アーバンテックホール（新宿キャンパス） 　(東京都新宿区西新宿1-24-2)） , 

2013年06月

, 

口頭発表（一般）

超伝導体F-doped SmFeAsOの臨界電流密度の向上

二瓶卓也, 甲田智弘, 庄司浩一朗, 的場正憲, 海住英生, 為ヶ井強, 土屋雄司, 神原陽一

日本材料科学会主催 平成25年度学術講演大会 （工学院大学　高層棟3階　アーバンテックホール（新宿キャンパス） 　(東京都新宿区西新宿1-24-2)） , 

2013年06月

, 

口頭発表（一般）

Eu-doped GdFeAsOの合成と評価

櫻井信, 塩沢啓, 的場正憲, 神原陽一

日本材料科学会主催 平成25年度学術講演大会 （工学院大学　高層棟3階　アーバンテックホール（新宿キャンパス） 　(東京都新宿区西新宿1-24-2)） , 

2013年06月

, 

口頭発表（一般）

低熱伝導率材料Cu4SnS4における硫黄欠陥導入のサイト選択性

井上達也, 後藤陽介, 神原陽一, 的場正憲

日本材料科学会主催 平成25年度学術講演大会 （工学院大学　高層棟3階　アーバンテックホール（新宿キャンパス） 　(東京都新宿区西新宿1-24-2)） , 

2013年06月

, 

口頭発表（一般）

スタンナイト型Cu2Fe1-xCuxSn1-xInxS4の熱電性能

吉安啓吾, 後藤陽介, 神原陽一, 的場正憲

日本材料科学会主催 平成25年度学術講演大会 （工学院大学　高層棟3階　アーバンテックホール（新宿キャンパス） 　(東京都新宿区西新宿1-24-2)） , 

2013年06月

, 

口頭発表（一般）

層状遷移金属化合物LaMn2Si2の合成と物性評価

五百蔵和也, 結城達也, 的場正憲, 神原陽一

日本材料科学会主催 平成25年度学術講演大会 （工学院大学　高層棟3階　アーバンテックホール（新宿キャンパス） 　(東京都新宿区西新宿1-24-2)） , 

2013年06月

, 

口頭発表（一般）

31P-NMRで明らかにするCe(Ru1-xFex)POにおける二次元強磁性量子臨界点近傍の新奇な磁気ゆらぎ

北川俊作, 石田憲二, 中村哲郎, 的場正憲, 神原陽一,菅原仁, 山本良太, 松岡英一

日本物理学会第68回年次大会 （広島大学東広島キャンパス） , 

2013年03月

, 

ポスター発表

Raman spectroscopic analysis for grain boundary of Superconducting polycrystalline SmFeAsO1-xFx

H. Shinohara, M. Fujioka, H. Taniguchi, M. Itoh, T. Atou, Y. Takano, H. Kumakura, M. Matoba, and Y. Kamihara

APS March Meeting 2013 （Baltimore, USA） , 

2013年03月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

多結晶中の粒界構造の観察は、高温超伝導を用いた線材作製に必要な技術である。われわれは顕微ラマン測定をもちいて、鉄系超伝導体 SmFeAsO1-xFx多結晶中の微結晶の空間分布を明らかにした。多結晶試料は二段階熱処理により作製した。微視的な分光測定と電子線後方散乱スペクトルの解析により試料表面構造を確認した結果,SmFeAsO1-xFx多結晶は、SmFeAsO1-xFxの結晶相と, 粒界に存在するアモルファス的なFeAs相により構成されていることがわかった。

鉄系超伝導体と二次元近藤格子系の進捗

神原 陽一

超伝導ウィンターセミナーSIS2013 （ホテルアルパイン長野） , 

2013年03月

, 

口頭発表（一般）

Magnetic Properties of a Perovskite-related Iron-based Mixed Anion Compound Sr2VFeAsO3-d

Y. Tojo; M. Matoba; Y. Kamihara

12th Joint MMM-Intermag Conference （Chicago, USA） , 

2013年01月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

ペロブスカイト関連構造を単位格子中に有する多結晶Sr2VFeAsO3-dを石英封管により合成した。実験的には、超伝導転移温度(Tc)は熱処理経路に依存し、熱処理は、化学組成と単位格子中のサイト間のアンチサイトの低減などの働きがあると考えられる。

Local Structural Relations between Superconductivity Transition Temperatures and Distorted Tetrahedral FeAs4 in La0.5Gd0.5FeAsO1-xFx

H. Shiozawa; S. Inagi; M. Matoba; T. Atou; M. Itoh; Y. Kamihara

12th Joint MMM-Intermag Conference （Chicago, USA） , 

2013年01月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

2次元的に広がった層状構造を有する鉄系超伝導体LnFeAsO1-xFx中のFeAs4四面体の歪みと、その超伝導転移温度(Tc)の相関を実験的に明らかにした。フッ素ドープ量の増加とともに、FeAs4四面体の正方晶からの歪みは変化し、As-Fe-As角度 111.7にて最高のTc = 43 K を示した。 x= 0.05-0.11 付近でフッ素量に対してTcは単純増加せず、ばらついた値をとる。

超伝導と物性工学

神原 陽一

電気電子工学先端技術特別講義4 (4回分の授業担当), 

2013年01月

, 

公開講演，セミナー，チュートリアル，講習，講義等

Magnetism of 144Sm enriched undoped SmFeAsO

K. Fukumura, M. Matoba, and Y. Kamihara

The 25th International Symposium on Superconductivity (ISS2012) （Tokyo, Japan） , 

2012年12月

, 

ポスター発表

Magnetic Properties of Layered Cobalt Oxyphosphide Sr2ScCoPO3 with CoP Layer

S. Okada, Y. Kamihara, N. Ohkubo, S. Ban, M. Matoba, T. Atou

IUMRS-International Conference on Electronic Materials (IUMRS-ICEM 2012) （Yokohama, Japan） , 

2012年09月

, 

口頭発表（一般）

Enhancement of Magnetic Jc for SmFeAsO1-xFx Superconducting Core

M. Fujioka; T. Kota; K. Syoji;Y. Kamihara; M. Matoba; T. Ozaki; H. Kumakura; Y. Takano

IUMRS-International Conference on Electronic Materials (IUMRS-ICEM 2012) （Yokohama, Japan） , 

2012年09月

, 

口頭発表（一般）

Reflection spectra of SmFeAsO1-xFx (x=0, 0.069) in a visible area

H. Shinohara, M. Fujioka, M. Matoba and Y.Kamihara

IUMRS-International Conference on Electronic Materials (IUMRS-ICEM 2012) （Yokohama, Japan） , 

2012年09月

, 

口頭発表（一般）

　概要を見る

鉄系超伝導体で最も超伝導転移温度(Tc)の高いSmFeAsO1-xFxの可視光領域における光学的性質を明らかにし、光学伝導度を明らかにした。 SmFeAsO1-xFxの光学伝導度はドルーデ型の挙動を示し、0.47-4.76 eVの付近にバンド間遷移に起因すると考えられる構造を示した。これらの構造に関する考察は第一原理によるバンド計算により解析可能と考えられる。

Current status of iron-based superconductors and related materials

KAMIHARA Yoichi

IUMRS-International Conference on Electronic Materials (IUMRS-ICEM 2012) （Yokohama, Japan） , 

2012年09月

, 

口頭発表（招待・特別）

　概要を見る

鉄系超伝導体の研究現状を概説し、関連化合物で発見された重い電子系の性質について他グループの結果も適時引用し、紹介する。鉄系超伝導体は線材や薄膜等を利用したデバイスの作製が行われており、それらの臨界電流密度(Jc)はバルクの値とほぼ同じ値を示している。応用を主眼とした鉄系超伝導体の基礎研究は収束しつつあり、現在は関連物質であるCeFePOなどの新物性に注目課題は存在している。

新規層状コバルトオキシニクタイトSr2ScCoPO3の物性(IV)

岡田 悟志,神原 陽一,大久保 尚紀,伴 周一,的場 正憲

日本物理学会2012年秋季大会 （横浜国立大学） , 

2012年09月

, 

ポスター発表

31P-NMRで見るCe(Fe1-xRux)POにおける新奇な強磁性量子臨界点近傍の磁気状態

北川俊作, 石田憲二, 中村哲郎，的場正憲, 神原陽一

日本物理学会2012年秋季大会 （横浜国立大学） , 

2012年09月

, 

口頭発表（一般）

ペロブスカイト関連鉄系混合アニオン化合物Sr2VFeAsO3-δの電気的性質

藤乘優治郎, 的場正憲, 神原陽一

日本物理学会2012年秋季大会 （横浜国立大学） , 

2012年09月

, 

口頭発表（一般）

LaCr2Si2Cの電気的性質

結城達也, 的場正憲, 神原陽一

日本物理学会2012年秋季大会 （横浜国立大学） , 

2012年09月

, 

口頭発表（一般）

シャンド鉱型金属強磁性体Ｃｏ３Ｓｎ２Ｓ２の硫黄欠陥効果

田中舘亮太, 酒井雄樹, 神原陽一,的場正憲

日本物理学会2012年秋季大会 （横浜国立大学） , 

2012年09月

, 

口頭発表（一般）

層状酸化硫化物F/N-doped LaCuSOの合成と輸送特性

大草裕己,　棚木麻衣, 神原陽一, 的場 正憲

第73回応用物理学会学術講演会 （愛媛大学・松山大学） , 

2012年09月

, 

ポスター発表

Phase Diagram of Shandite-type Co-based Sulfide under high pressure

Y. Sakai, M. Matoba, I. Yamada, N. Nishiyama, T. Irifune, T. Kunimoto, Y. Higo, K. Funakoshi, Y. Kamihara

The 18th International conference on Ternary and Multinary compounds (ICTMC18) （Salzburg, Austria） , 

2012年08月

, 

口頭発表（一般）

Thermoelectric Properties and Electronic Structure of In-doped Cu4SnS4

Y. Goto, Y. Kamihara, Masanori Matoba

The 18th International conference on Ternary and Multinary compounds (ICTMC18) （Salzburg, Austria） , 

2012年08月

, 

口頭発表（一般）

Thermoelectric Properties of Layered Cobalt Oxyphosphide Sr2ScCoPO3 with CoP Layer

S. Okada, Y. Kamihara, N. Ohkubo, S. Ban, M. Matoba, T. Atou

XXIst International Symposium on the Jahn-Teller Effect （Tsukuba campus of University of Tsukuba, Japan） , 

2012年08月

, 

ポスター発表

鉄系超伝導体の特徴と線材化

神原 陽一

応用物理学会北海道支部講演会 （北海道大学） , 

2012年08月

, 

口頭発表（招待・特別）

　概要を見る

2008年2月における鉄系高温超伝導体の発見から現在までに、類似の構造を有する新しい超伝導体の発見が続いている。最高のTcを示すLnFeAsO1-xFx (いわゆる1111系)の母相は反強磁性金属であり、その結晶構造は低温で斜方晶に転移する。1111系はフッ素、酸素欠陥導入、結晶内への水素導入によりFeの磁気モーメントが消失した化学組成にて有限のTcが出現する。このような反強磁性体への異価数イオンドープにより引き起こされるTc の出現は銅酸化物高温超伝導体と同一の特徴である。

Metal-nonmetal transition in Cr partial substituted Ni1-dS

M. Matoba, H. Yasuraoka, Y. Kamihara, M. Mikami, N. Torii, S. Anzai

The 19th International conference on Magnetism with Strongly Correlated Electron Systems (ICM2012) （Busan, South Korea） , 

2012年07月

, 

ポスター発表

　概要を見る

NiAs型の結晶構造を有する電荷移動型化合物NiSのNiサイトに格子欠陥を導入するとともにCrを部分置換し、格子系、輸送特性、及び磁性の制御機構を、格子欠陥導入によるホールドープとCの部分置換による電子ドープの観点から明らかにした。伝導キャリアとしてのホールはS 2p軌道の上部に存在する。

Homogeneous coexistence and phase segregation in 1111 iron-based pnictides studied via NMR

N. Fujiwara, Y. Kamihara, S. Matsuishi, H. Hosono

The 19th International conference on Magnetism with Strongly Correlated Electron Systems (ICM2012) （Busan, South Korea） , 

2012年07月

, 

ポスター発表

　概要を見る

鉄系高温超伝導体のうち、もっとも高いTcを示す1111系のうち、基本構造とされるLaFeAsO1-xFxにおける超伝導相(SC)と反強磁性相(AFM)の相境界を有する相分離と、Ca(Fe1-xCox)AsFにおける反強磁性相と超伝導相の同一組成でのわずかなオーバーラップを75As / 51Co核磁気共鳴(NMR)により明らかにした。

A Possible Ferromagnetic Quantum Critical Point in CeFe1-xRuxPO

T. Nakamura, K. Iritani, R. Yano, M. Matoba, Y. Kamihara

The 19th International conference on Magnetism with Strongly Correlated Electron Systems (ICM2012) （Busan, South Korea） , 

2012年07月

, 

ポスター発表

　概要を見る

新規な擬二次元重い電子系であるCeFePO、及び二次元強磁性近藤格子系であるCeRuPOの固容体CeFe1-xRuxPO多結晶を固相反応により作製した. 量子臨界点となるRu濃度を大まかにx = 0.10-0.15付近と求めた. いずれの試料も金属的な電気伝導性を示し, x > 0.15の試料はいずれも有限温度で遍歴強磁性転移を示す.

異価数イオンドープBNの第一原理によるバンド計算

塩沢 啓, 的場 正憲, 神原 陽一

日本材料科学会主催 平成24年度学術講演大会 （工学院大学　高層棟3階　アーバンテックホール（新宿キャンパス） (東京都新宿区西新宿1-24-2)） , 

2012年06月

, 

口頭発表（一般）

鉄系超伝導体の臨界電流密度の評価

庄司 浩一朗, 甲田 智弘, 藤岡 正弥, 的場 正憲, 神原 陽一

日本材料科学会主催 平成24年度学術講演大会 （工学院大学　高層棟3階　アーバンテックホール（新宿キャンパス） (東京都新宿区西新宿1-24-2)） , 

2012年06月

, 

口頭発表（一般）

鉄系超伝導体の研究

神原 陽一

産業総合研究所 関係研究員向けのセミナー, 

2012年04月

　概要を見る

金属伝導に寄与する鉄の3d軌道を有し、超伝導を示す単体、二元系化合物、三元系化合物、四元系化合物、五元化合物をリストアップし、それぞれの電気的な性質、高圧力下での物性変化について解説した。鉄は遷移金属の内では、もっとも超伝導と相性の良い元素であることを示し、応用を目指した研究例として、線材材料、薄膜による臨界電流密度の測定、臨界角度の測定例を紹介した。

31P-NMRを用いた擬二次元重い電子強磁性Ce(Fe0.75Ru0.25)POの研究

北川俊作, 石田憲二, 入谷健資, 的場正憲, 神原陽一

日本物理学会第67回年次大会 （関西学院大学 西宮上ケ原キャンパス(兵庫県)） , 

2012年03月

, 

口頭発表（一般）

NMRによるLaFeAsO1-xFxの電子相図の再考：電子ドープによる常磁性ドメインの発達

藤原直樹, 神原陽一, 細野秀雄

日本物理学会第67回年次大会 （関西学院大学） , 

2012年03月

, 

口頭発表（一般）

新規層状コバルトオキシニクタイトSr2ScCoPO3 の物性(III)

岡田悟志, 神原陽一, 大久保尚紀, 伴周一, 的場正憲, 阿藤敏行

日本物理学会第67回年次大会 （関西学院大学 西宮上ケ原キャンパス (兵庫県)） , 

2012年03月

, 

ポスター発表

AgシースとSmFeAsO1-xFx鉄系超伝導コアの界面における相互拡散

藤岡正弥, 神原 陽一, 的場正憲, 尾崎壽紀, 高野義彦, 熊倉浩明

第59回 応用物理学関係連合講演会 （早稲田大学 早稲田キャンパス（東京都新宿区西早稲田1-6-1）） , 

2012年03月

, 

口頭発表（一般）

FT-IR evaluation of SmFeAsO1-xFx (x = 0, 0.069)

Hajime SHINOHARA, Yoichi KAMIHARA

American Physical Society March Meeting 2012 （Boston, USA） , 

2012年03月

, 

口頭発表（一般）

鉄が主役の超伝導体とその応用

神原 陽一

テクニカルショーヨコハマ2012, 

2012年02月

, 

公益財団法人 神奈川産業振興センター 総務・企画部 事業課

　概要を見る

1911年のヘイケ・カメリン・オネスによる水銀による超伝導状態の発見、1933年のマイスナー効果に発見によるゼロ抵抗の確定を紹介した。超伝導体の転移温度(Tc)の100年間の推移とデバイス化に関わる困難を、自らの研究結果と併せて紹介した。

カワイ型高圧合成によるTM3B2Ch2 (TM: 遷移金属, B: Sn, Bi, etc, Ch: S, Se)型硫化物の探索

神原 陽一

GRC研究推進プロジェクト・キックオフシンポジウム「高圧下における材料合成」 （愛媛大学　城北地区） , 

2011年10月

, 

口頭発表（招待・特別）

　概要を見る

TM3B2S2型化合物は大まかにシャンダイト型(Shandite)、スタンニド型(Stannide)とパーカライト型(Parkerite)に分けられる物質群である。これらの性質はいずれも金属的であるが、その磁性は常磁性、強磁性、超伝導と多様である。この内Shandite型は単位格子中に結合角度のひずみが非常に大きなアンチペロブスカイト構造を有しており、遷移金属サイトを他の金属で部分置換することによる電子物性・磁性の変化を期待している。

Magnetism of iron-based superconductors vailed probing internal magnetic field of elements

KAMIHARA Yoichi

International Conference on the Applications of the Mossbauer Effect (ICAME2011) （神戸コンベンションセンター, 日本） , 

2011年09月

, 

口頭発表（招待・特別）

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鉄系高温超伝導体群の結晶構造と磁性・超伝導転移温度の相関を紹介した。鉄系高温超伝導体は鉄の正方格子を有する典型的な5種類の物質群と例外的に三斜晶又は単斜晶をゆうする物質群の6種以上が報告されている。典型的な物質では磁性と超伝導は共存しないことがメスバウワ分光、中性子回折、SRにより明らかになった。

擬二次元重い電子系物質CeFePOの新奇なメタ磁性の発見

北川 俊作,中井 祐介,服部 泰祐,池田 達哉,石田 憲二,神原 陽一,平野 正浩,細野 秀雄

日本物理学会 2011年 秋季大会 （富山大学） , 

2011年09月

, 

口頭発表（一般）

新規層状コバルトオキシニクタイトSr4Sc2Co2P2O6の物性(II)

岡田 悟志,神原 陽一,大久保 尚紀,伴 周一,的場 正憲,阿藤敏行

日本物理学会　2011年秋季大会 （富山大学） , 

2011年09月

, 

ポスター発表

鉄系高温超伝導体の現状と線材化

神原 陽一

秋季 第72回応用物理学会学術講演会 （山形大学） , 

2011年08月

, 

口頭発表（招待・特別）

Physical properties of the novel layered cobalt oxyphosphide Sr4Sc2Co2P2O6

S. Okada, Y. Kamihara, N. Ohkubo, S. Ban, M. Matoba and T. Atou

26th International Conference on Low Temperature Physics (LT26) （Beijing, China） , 

2011年08月

, 

ポスター発表

鉄系超伝導体の発見の舞台裏と近況報告

神原 陽一

Superconductivity Summer Seminar 2011 (SSS2011) （VAN スクエアガーデン, 長野） , 

2011年07月

, 

口頭発表（招待・特別）

Ex-situプロセスに用いるSmFeAsO1-xFx粉末の作成

藤岡 正弥,神原 陽一,的場 正憲,尾崎 壽紀,高野 義彦,熊倉 浩明

第58回応用物理学関係連合講演会 （神奈川工科大学） , 

2011年03月

, 

口頭発表（一般）

Magnetism of SmFeAsO1-xFx

Yoichi Kamihara, Yasuhiro Kobayashi , Shinji Kitao , Yoshitaka Yoda , Makoto Seto , and Hideo Hosono

American Physical Society (APS) March Meeting 2011 （Dallas, USA） , 

2011年03月

, 

口頭発表（一般）

Fabrication of SmFeAsO1-xFx superconducting wire with ex-situ powder in tube method

Masaya Fujioka, Yoichi Kamihara, Masanori Matoba, Toshinori Ozaki, Yoshihiko Takano, and Hiroaki Kumakura

International Workshop on Novel Superconductors and Super Materials 2011(NS2 2011) （Tokyo, Japan） , 

2011年03月

, 

ポスター発表

Synthesis and thermoelectric properties of CeFe1-xRuxPO

R. Yano, Y. Kamihara, and M. Matoba

International Workshop on Novel Superconductors and Super Materials 2011 (NS2 2011) （Tokyo, Japan） , 

2011年03月

, 

ポスター発表

Iron-based superconductors: current status of new materials

KAMIHARA Yoichi

23rd International symposium on superconductivity （Epochal Tsukuba, Tsukuba, Ibaraki, Japan） , 

2010年11月

, 

口頭発表（招待・特別）

鉄系高温超伝導体をめぐる冒険(TRIP);

神原 陽一

大阪大学グローバルCOEプログラム「物質の量子機能解明と未来型機能材料創出」物性若手秋の学校 （岡山, 岡山いこいの村） , 

2010年10月

, 

口頭発表（招待・特別）

Coカゴメ格子を持つシャンド鉱型金属強磁性体Sn2Co3S2の電子状態と磁気体積効果

的場 正憲,酒井 雄樹,川田 琢磨,中井 隼也,中島 将吾,名越 英二,神原 陽一,谷山 智康,伊藤 満

日本物理学会　2010年秋季大会 （大阪府立大学） , 

2010年09月

, 

口頭発表（一般）

Coカゴメ格子を持つシャンド鉱型金属強磁性体Sn2Co3S2の電子状態と物性制御要因

酒井 雄樹,中島 将吾,石川 隆昭,神原 陽一,的場 正憲,谷山 智康,伊藤 満

日本物理学会　2010年秋季大会 （大阪府立大学） , 

2010年09月

, 

口頭発表（一般）

LaFeAsO1-xFx（x=0, 0.026, 0.05, 0.08, 0.1, 0.14）の高圧NMR

中野 達也,藤原 直樹,岡田 宏成,高橋 博樹,神原 陽一,平野正浩,細野 秀雄

日本物理学会　2010年秋季大会 （大阪府立大学） , 

2010年09月

, 

口頭発表（一般）

メスバウワー分光で明らかになったFe系超伝導体の磁性

神原 陽一

日本物理学会 2010年秋季大会 （大阪, 大阪府立大学） , 

2010年09月

, 

口頭発表（一般）

新規層状コバルトオキシニクタイトSr4Sc2Co2P2O6の物性

岡田 悟志,柴田 和弥, 高橋 尚之, 河又聖典, 神原 陽一, 大久保 尚紀,伴 周一,的場 正憲,阿藤 敏行

日本物理学会　2010年秋季大会 （大阪府立大学） , 

2010年09月

, 

ポスター発表

La1-xCexFePOの金属・非金属転移

柏原 昌和,的場 正憲,神原陽一,阿藤敏行,伊藤満

日本物理学会　2010年秋季大会 （大阪府立大） , 

2010年09月

, 

口頭発表（一般）

SmFeAsO1-xFxの圧力効果II

金一圭,高橋弘幸,高橋博樹,冨田崇弘,神原陽一,平野正浩,細野秀雄

日本物理学会　2010年秋季大会 （大阪府立大） , 

2010年09月

, 

ポスター発表

La1-xLnxFeAsOの電気的性質

稲木誓哉,的場正憲,神原陽一,阿藤敏行,伊藤満

日本物理学会　2010年秋季大会 （大阪府立大） , 

2010年09月

, 

口頭発表（一般）

鉄系超伝導体LaFeAs(O1-xFx)の低ドープ領域におけるNMR

北川俊作,中井祐介,家哲也,石田憲二,神原陽一,平野正浩,細野秀雄

日本物理学会　第65回年次大会 （岡山大学） , 

2010年03月

, 

ポスター発表

LaFeAsFxO1-x（x=0, 0.05, 0.08, 0.1, 0.14）の高圧下NMR

藤原直樹,辰巳健一郎,中野達也,岡田宏成,高橋博樹,神原陽一,平野正浩,細野秀雄

日本物理学会　第65回年次大会 （岡山大学） , 

2010年03月

, 

ポスター発表

強磁性体LaCoPOの圧力効果

高畑惣一,岡田宏成,高橋博樹,神原陽一,柳博,平野正浩,神谷利夫,細野秀雄

日本物理学会　第65回年次大会 （岡山大学） , 

2010年03月

, 

ポスター発表

SmFeAsO1-xFxの圧力効果

金一圭,岡田宏成,高橋博樹,神原陽一,平野正浩,細野秀雄

日本物理学会　第65回年次大会 （岡山大学） , 

2010年03月

, 

ポスター発表

鉄系高温超伝導体の特徴と現状

神原 陽一

第35回化合物新磁性材料研究会 （東京, 早稲田大学 西早稲田キャンパス） , 

2010年01月

, 

口頭発表（招待・特別）

高圧下におけるLaFeAsO1-xFx(x=0.05)のAs核NMR

中野達也,辰巳健一郎,藤原直樹,岡田宏成,高橋博樹,神原陽一,平野正浩,細野秀雄

日本物理学会　2009年秋季大会 （熊本大学） , 

2009年09月

, 

口頭発表（一般）

鉄ニクタイドLaFeXO (X = As，P)におけるNMR

中井祐介,北川俊作,家哲也,石田憲二,神原陽一,平野正浩,細野秀雄

日本物理学会　2009年秋季大会 （熊本大学） , 

2009年09月

, 

口頭発表（一般）

鉄系超伝導体LaFeAs(O1-xFx)における75As-NMRによる磁気励起の研究

北川俊作,中井祐介,石田憲二,神原陽一,平野正浩,細野秀雄

日本物理学会　2009年秋季大会 （熊本大学） , 

2009年09月

, 

口頭発表（一般）

非ドープおよびFドープLaFeAsOの強磁場下メスバウアー分光

北尾真司,小林康浩,東谷口聡,黒葛真行,齋藤真器名,三井隆也,神原陽一,平野正浩,細野秀雄,瀬戸誠

日本物理学会　2009年秋季大会 （岡山） , 

2009年09月

, 

口頭発表（一般）

LaFeAsOの高圧下NMR

辰巳健一郎,中野達也,藤原直樹,岡田宏成,高橋博樹,神原陽一,平野正浩,細野秀雄

日本物理学会　2009年秋季大会 （熊本大学） , 

2009年09月

, 

ポスター発表

層状化合物CeFePOにおける重い電子的振る舞い

石田憲二,池田達也,服部泰佑,中井祐介,北川俊作,神原陽一,平野正浩,細野秀雄

日本物理学会　2009年秋季大会 （熊本大学） , 

2009年09月

, 

口頭発表（一般）

鉄系超伝導体のSTM/STS

河島佑樹,市村晃一,黒澤徹,小田研,丹田聡,高橋博樹,岡田宏成,神原陽一,細野秀雄

日本物理学会　第65回年次大会 （熊本大学） , 

2009年09月

, 

口頭発表（一般）

SmFeAs(O，F)と LaFeP(O，F) における粒内・粒間臨界電流密度

為ヶ井強,土屋雄司,仲島康行,神原陽一,平野正浩,細野秀雄

日本物理学会　2009年秋季大会 （熊本大学） , 

2009年09月

, 

口頭発表（一般）

鉄ニクタイド系 超伝導体の発見と磁性

神原 陽一

日本物理学会 第64回年次大会 （東京, 立教大学） , 

2009年03月

, 

口頭発表（招待・特別）

鉄系高温超伝導体の発見―現場の体験から―

神原 陽一

超伝導科学技術研究会 第71回 ワークショップ （東京, 東京大学武田ホール） , 

2009年03月

, 

口頭発表（招待・特別）

Coexistence of magnetic order and superconductivity in a layered superconductor SmFePnO (Pn = P, As)

Y. Kamihara, H. Hiramatsu, M. Hirano, Y. Kobayashi, S. Kitao, S. Higashitaniguchi, Y. Yoda, M. Seto, H. Hosono

IUMRS-ICA （愛知, 名古屋, 名古屋国際会議場） , 

2008年12月

, 

口頭発表（招待・特別）

Fe系層状超伝導体LnFePnOの磁性

神原 陽一

凝縮系科学賞受賞講演, 

2008年11月

Superconductivity and magnetic properties of SmFePnO (Pn = P, As)

Y. Kamihara, H. Hiramatsu, M. Hirano, Y. Kobayashi, S. Kitao, S. Higashitaniguchi, Y. Yoda, M. Seto, H. Hosono

ISAQM & The 7th APW （Tokyo University, Tokyo, Japan） , 

2008年11月

, 

口頭発表（招待・特別）

層状超伝導体SmFePOの磁性

神原 陽一, 平松 秀典, 平野 正浩, 小林 康浩, 北尾 真司, 東谷口 聡, 依田 芳卓, 瀬戸 誠, 細野 秀雄

日本物理学会 秋季大会 （岩手県, 岩手大学） , 

2008年09月

, 

口頭発表（一般）

鉄系新高温超伝導体の作成法

神原 陽一, 細野 秀雄

秋季 第69 回 応用物理学会学術講演会 （愛知県春日井市, 中部大学） , 

2008年09月

, 

口頭発表（招待・特別）

Iron-based high Tc Superconductor: F-doped LaOFeAs

Y. Kamihara, T. Watanabe, T. Nomura, S. W. Kim, T. Kamiya, M. Hirano, and H. Hosono

25th international conference on low temperature physics (LT25) （オランダ, アムステルダム） , 

2008年08月

, 

その他

作って、測った、鉄の超伝導化合物 F-doped LaOFePn (Pn = P, As)

神原 陽一

慶應義塾大学 理工学部 物理情報工学特別講義, 

2008年06月

La(O, F)FePn (Pn = P,As)の電気的磁気的性質

神原 陽一

第28 回化合物新磁性材料専門研究会 （東京 学習院大学） , 

2008年03月

, 

口頭発表（招待・特別）

パウリ常磁性を示すFe系層状超伝導体LaOFeP

神原 陽一,平松 秀典, 平野 正浩, 川村 竜登, 柳 博, 神谷 利夫, 細野 秀雄

日本物理学会 第62回年次大会 （札幌, 北海道大学） , 

2007年09月

, 

口頭発表（一般）

Magnetotransport properties of LnOFeP (Ln = La, Ce) with layered structure

KAMIHARA Yoichi, Masahiro Hirano, Hiroshi Yanagi, Toshio Kamiya, and Hideo Hosono

14th International　Symposium on Intercalation Compounds （大韓民国, ソウル） , 

2007年06月

, 

口頭発表（一般）

Fe系層状超伝導体LaOFeP

神原 陽一,平松 秀典, 平野 正浩, 川村 竜登, 柳 博, 神谷 利夫, 細野 秀雄

第54回応用物理学関係連合講演会 （神奈川, 青山学院大学 相模原キャンパス） , 

2007年03月

, 

口頭発表（一般）

層状構造を有する新規な超伝導体LaOFeP;

神原 陽一

第21回化合物新磁性材料専門研究会 （東京, 青山学院大学 青山キャンパス） , 

2006年10月

, 

口頭発表（招待・特別）

層状構造を有する新規な超伝導体LaFeOP

神原陽一,平松秀典,平野正浩,川村竜登,柳博,神谷利夫,細野秀雄

第30回日本応用磁気学会学術講演会 （島根大学） , 

2006年09月

, 

口頭発表（一般）

Metal-nonmetal transition in Ge doped spinel-type CuCr2S4

KAMIHARA Yoichi,Masanori Matoba, Toru Kyomen, and Misturu Itoh

The International　Conference on Strongly Correlated Electron Systems SCES '05 （オーストリア ウィーン） , 

2005年07月

, 

ポスター発表

スピネル型化合物Cu1-xGexCr2S4の磁性と金属-非金属転移

神原 陽一,的場 正憲, 京免 徹, 伊藤 満

第28回日本応用磁気学会学術講演大会 （千葉, 東京理科大学野田キャンパス） , 

2005年03月

, 

口頭発表（一般）

スピネル型硫化物(Cu, Ge)Cr2S4の金属非金属転移

神原 陽一, 的場 正憲, 京免 徹, 伊藤 満

第28回日本応用磁気学会学術講演大会 （沖縄, 沖縄コンベンションセンター） , 

2004年09月

, 

ポスター発表

Electronic and Transport Properties of Large Magnetoresistive Spinel Fe1-xMnxCr2S4

KAMIHARA Yoichi, Yukinori Takeshita, Masanori Matoba, Toru Kyomen, and Misturu Itoh

The International　Conference on Strongly Correlated Electron Systems SCES '04 （ドイツ, カールスルーエ） , 

2004年07月

, 

ポスター発表

スピネル型硫化物Mg0.2Cu0.8Cr2S4における負の磁気抵抗

神原 陽一,的場 正憲, 京免 徹, 伊藤 満

第27回日本応用磁気学会学術講演大会 （大阪, 大阪大学吹田キャンパス） , 

2003年09月

, 

口頭発表（一般）

Magnetic and electronic nature of (Sr, La)2Cu(Mn, Zn)O3S and (Sr, La)4Cu2Mn3O7.5S2

KAMIHARA Yoichi,Junko Naganuma, Kotaro Yasunaka, Mamoru Ishii, Hironobu Ueno, Masanori Matoba

The 47th Annual Conference on Magnetism and Magnetic Materials （アメリカ合衆国フロリダ州タンパ） , 

2002年11月

, 

ポスター発表

層状Mn酸化硫化物(Sr, La)2Cu(Mn, Zn)O3S及び(Sr, La)4Cu2Mn3O7.5S2の磁性と電子状態解析

神原 陽一,長沼 順子, 安仲 健太郎, 石井 守, 上野 広伸, 的場 正憲

第26回日本応用磁気学会学術講演大会 （東京, 東京農工大学） , 

2002年09月

, 

口頭発表（一般）

Magnetic and electronic nature of novel layered manganese oxysulfide Sr2CuMnO3S

Yoichi Kamihara, Masanori Matoba, Toru Kyomen, Mitsuru Itoh

The 46th Annual Conference on Magnetism and Magnetic Materilas （アメリカ合衆国ワシントン州シアトル） , 

2001年11月

, 

ポスター発表

層状Mn酸化硫化物の機能性探求

神原 陽一,的場 正憲, 京免 徹, 伊藤 満

第25回日本応用磁気学会学術講演大会 （秋田, 秋田大学） , 

2001年09月

, 

口頭発表（一般）

Sr2Cu2Co1－xRuxO2S2の熱電特性

神原 陽一, 河合 正人, 岡部 博孝, 岡田 悟志, 的場 正憲

熱伝変換シンポジウム2001 （東京, 工学院大学） , 

2001年08月

, 

ポスター発表

多元系層状磁性半導体Sr2Cu2Zn1-xMnxO2S2の物性

神原 陽一, 的場 正憲, 伊藤 満

第24回日本応用磁気学会学術講演大会 （東京, 早稲田大学大久保キャンパス） , 

2000年09月

, 

口頭発表（一般）

多元系層状層状磁性半導体の設計

神原 陽一, 的場 正憲, 伊藤 満

日本材料科学会学術講演大会 （東京, 工学院大学） , 

2000年05月

, 

口頭発表（一般）