論文 - 井上　秀成

Coordination Structure and Magnetic Property of Poly（pyridilenemethylidenenitriloiron）s

西出，吉岡，土田，井上

J. Poly. Sci. Vol.A27   p.497-505 1989年

研究論文（学術雑誌）, 共著

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表記の高分子錯体を合成し，その構造及び磁気的性質をIR，X線回折，メスバウァー分光法により検討している。

Development of a Curie-point Thermal Desorption System and Its Application to the Analysis of Atmospheric Dusts

金，矢川、井上，白井

J. Anal. Appl. Pyro. Vol.15   p.217-226 1989年

研究論文（学術雑誌）, 共著

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コールドトラップ/熱脱着装置を装備したキャピラリーガスクロマトグラフィーを開発し，大気中粒子状物質に含まれる有機物の高感度定量を行っている。

Mossbauer Study of Iron（Ⅲ）Pyropheophytins

堀，角野，福田，井上，白井，Fluck

J. Radioanal. Nucl. Chem. Lett. Vol.137 （ No.4 ） p.277-286 1989年

研究論文（学術雑誌）, 共著

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ピロフェオフィチン鉄（Ⅲ）錯体を合成し，それらの電子構造をIR，電子及びメスバウァースペクトルにより詳しく調べている。

Nearly Complete Separation of Sodium Ion with a Liquid Membrane Incorporating Carboxylic Polyether Antibiotic Monensin

遠田，鈴木，井上，湊屋，井上，白井

Anal. Lett. Vol.22 （ No.9 ） p.2167-2174 1989年

研究論文（学術雑誌）, 共著

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ポリエーテルカルボン酸型抗生物質であるモネンシンを保持した液膜によるナトリウムイオンの選択的透過について述べている。

Preparation and Spectroscopic Characterization of trans-Fe（CO）3L1L2（L1，L2=Phosphine or Phosphite）

井上，黒岩，白井，Fluck

Z. Naturforsch. Vol.44b   641-646 1989年

研究論文（学術雑誌）, 共著

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一連の混合配位子錯体trans-Fe（CO）3L1L2を合成し，それらのIR，57Feメスバウァー及び31P-NMRスペクトルを測定し，スペクトルパラメータ間の相関関係よりFe-P結合を議論している。

Separation and Determination of Nitrite Ion by Affinity Chromatography with Cyano（pheophytinato a）cobalt（Ⅲ）Charged Column

古屋，羽田野，井上，白井

Chromatographia Vol.27 （ No.9/10 ） p.461-464 1989年

研究論文（学術雑誌）, 共著

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コバルト（Ⅲ）クロロフィルのシアノ錯体を担持したアフィニティーカラムを開発し，それを用いた高速液体クロマトグラフィーにより亜硝酸イオンの分離定量を行っている。

Separation and Determination of Copper（Ⅱ） Chlorophylls by Reversed-Phase High Performance Liquid Chromatography

井上，古谷，渡辺，田中，白井，三義

Anal. Sci. Vol.4 （ No.6 ） p.599-603 1988年12月

研究論文（学術雑誌）, 共著

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銅クロロフィルの調製法とそれらの高速液体クロマトグラフィーによる定量法について検討している。

Ion-Selective Electrodes Based on Natural Carboxylic Polyether Antibiotics

鈴木，遠田，有賀，松添，井上，白井

Anal. Chem. Vol.60 （ No.17 ） p.1714-1721 1988年09月

研究論文（学術雑誌）, 共著

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天然物ポリエーテルカルボン酸抗性物質を用いたポリマー膜型イオン選択性電極の応答特性について調べている。

Determination of Pheophytinatonicke1（Ⅱ）by Reversed-Phase High-Performance Liquid Chromatography

古谷，大木，井上，白井

Chromatographia Vol.25 （ No.4 ） p.319-323 1988年04月

研究論文（学術雑誌）, 共著

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クロロフィルの中心金属であるマグネシウムをニッケルに置換したニッケルクロロフィルを合成し，固定相としてODSカラムそして移動相としてアセトン-メタノールを用いた逆相系高速液体クロマトグラフィーによるニッケルクロロフィルa及びbの分離定量法を開発している。

Mossbauer Spectroscopic Characterization of Environmental Particulate Matter

井上，白井

Proc. 2nd Japan-Korea Joint Symp. Anal. Chem. Vol.2   p.85-90 1987年10月

研究論文（学術雑誌）, 共著

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環境中の粒子状物質の57Feメスバウアースペクトルの測定により，high-spin Fe3+，high-spin Fe2+及び磁気的な鉄成分の3種類が検出されている。これらの測定結果より，都市大気中の粒子状物質の発生源の推定が可能であることを示している。

Iron-Ligand Bonding Properties of Synthetic Iron-Porphyrin Complexes with Oxygen Transporting Ability in Aqueous Media

土田，前田，湯浅，西出，井上，白井

J. Chem. Soc. Dalton Trans.  （ No.10 ） p.2455-2458 1987年10月

研究論文（学術雑誌）, 共著

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水溶液系で酸素運搬能を有する合成ポルフィリン鉄錯体の一酸化炭素及び酸素付加体のメスバウアー，IR及び光解離の量子収率を測定している。これら人工ポルフィリンについて得られた分光学的パラメータは天然の酸素-ヘムタンパクのそれらと非常に類似している。

Determination of pheophytinatoiron（Ⅲ）Chlorides by Reversed Phase High Performance Liquid Chromatography

古谷，井上，白井

Anal. Sci. Vol.3 （ No.4 ） p.353-357 1987年08月

研究論文（学術雑誌）, 共著

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化学結合型ODSカラムとアセトン-アセニトリル系移動相を用いた高速液体クロマトグラフィーによる鉄クロロフィル類の分離定量法を開発し，鉄クロロフィルa及びbをそれぞれ0.025-30μgcm-3と0.06-30μgcm-3の範囲で迅速かつ高感度の定量を行っている。

Infrared，57Fe Mossbauer and 31P NMR Spectroscopic Characterization of Fe（CO）4L（L=phosphine and phosphite）

井上，中込，黒岩，白井

Z. Naturforsch. Vol.42b （ No.5 ） p.573-578 1987年05月

研究論文（学術雑誌）, 共著

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モデル化合物として（Fe（CO）4Lを合成し，それらのIR，57Feメスバウアー及び31P NMR-スペクトルの測定により得られたパラメータ間の相関関係について研究している。分光学的なパラメータの相関関係は配位子Lのσ供与性とπ受容性の傾向によって説明されている。

Natural Carboxylic Polyether Derivatives as Lithium Ionophores

鈴木，遠田，笹々倉，井上，竜田，白井

J. Chem. Soc. Chem. Commun.  （ No.12 ） p.932-934 1987年

研究論文（学術雑誌）, 共著

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天然物ポリエーテルカルボン酸抗生物質より2種類のリチウム高選択性イオノホア大環状モネンシンモノ酢酸エステル及びイオノマイシンメチルエステムを合成し，陽イオン選択性を検討している。

High-Spin（5T2） Low-Spin（1A1）Transition in Mixed Ligand Complex［Fe（2，2'-bipyridine） （1，10-phenanthroline）（NCS）2］

井上，中島，高橋，内田，白井，Fluck

Bull. Chem. Soc. Jpn. Vol.59 （ No.11 ） p.3483-3488 1986年11月

研究論文（学術雑誌）, 共著

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混合配位錯体［Fe（bpy）（phen）（NCS）2］（bpy=2，2'-ビピリジン，phen=1，10-フェナントロリン）を合成し，混合配位が中心鉄（Ⅱ）の電子状態にどのような影響を及ぼすかを磁気モーメント及びメスバウアースペクトルの温度変化の測定により調べている。その結果，混合配位の効果が5T2（high-spin） 1A1（low-spin）転移のタイプと転移温度に反映されることを見出している。

Mossbauer Spectroscopic Characterization of Iron Chlorophylls

井上，松林，白井，Fluck

Hyperfine Interactions Vol.29 （ （No.1） ） 1403-1406 1986年03月

研究論文（学術雑誌）, 共著

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鉄クロロフィリンのピリジン誘導体アダクトを合成し，それらの電子構造をメスバウァー分光法により調べている。メスバウアーパラメーター間の相関関係及び鉄（Ⅲ）の自発的還元とアキシャル位に配位したピリジン誘導体の電子的性質との相関をσ-供与性とπ-受容性に基いて議論している。

Spectroscopic Characterization of Iron in Environmental Particulate Matter

井上，的場，白井

Application of Mossbauer Effect Vol.3   p.1869-1872 1985年12月

研究論文（学術雑誌）, 共著

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都市における粒子状物質の発生源を57Feメスバウァー分光法により研究し，高スピン状態のFe2+成分は土壤やケイ酸塩鉱物を発生源とするが，磁気的超微細構造をもった成分は人間活動を発生源とすることを見出している。

31P-NMR- und 57Fe-Mossbauer-spektroskopische Untersuchungen an Pentacyano（phosphan oder phosphite）ferrates（II）

井上，笹川，Fluck

Z. Naturforsch. Vol.40b （ （No.2） ） 22-25 1985年02月

研究論文（学術雑誌）, 共著

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一連のペンタシアノ鉄錯体Na3〔Fe-(CN)5L〕（L=ホスフィンまたはホスファイト）の31P-NMRスペクトルと57Fe -メスバウァースペクトルを測定し，Fe-P結合及び31P-NMR化学シフトと57Fe -メスバウァーパラメーターとの相関関係についての議論を行っている。

Mossbauer Spectroscopic Study of Polymer-Bound Heme Complexes

西出，横山，土田，井上，白井

Polymer J. Vol.16 （ （No.4） ） 325-331 1984年04月

研究論文（学術雑誌）, 共著

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高分子ヘム錯体ポリ（1-ビニル-2-メチルイミダゾ-ル）-鉄プロトポルフィリンIXジメチルエステル，ポリ（1-ビニルピロリドン）のマトリックスに埋め込んだプロトヘム-モノ-N-〔5-（2-メチルイミダゾリル）ペンチル〕アミド，プロトヘム-モノ-N-〔3-（1-イミダゾリル）プロピル〕アミドの57Feメスバウァースペクトルにより構造と電子状態を検討している。

Darstellung und Charakterisierung von Berlinerblau-Analoga des Typs Ti〔M (CN)6〕

井上，Fluck

Z. Naturforsch. Vol.39b （ （Nr.2） ） 185-188 1984年02月

研究論文（学術雑誌）, 共著

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新化合物Ti〔M (CN)6〕（M =Co，Rh及びIr）を調製し，電子スペクトル，X線光電子スペクトル，IRスペクトル及び磁気モーメントの測定により，結晶構造並びに電子構造についての知見を得ている。