論文 - 神成　文彦

Correlation of matched electric-fields in four-level atoms via electromagnetically induced transparency

M. Takeoka, R. Tada

Jpn. J. Appl. Phys Vol.39, Part 2 （ No.12A ） L1249-1251 2000年12月

共著

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4準位系における電磁誘導透過効果を利用し，２つの結合レーザーにより２つのプローブ光間の量子相関の形成が可能になることを理論モデルから明かにした。

Time jitter in a kilohertz regenerative amplifier of a femtosecond pulse Ti:Al2O3 laser

T. Miura, K. Kobayashi, K. Takasago, Z. Zhang, K. Torizuka

Opt. Lett. 25 （ 24 ） 1795-1797 2000年12月

共著

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フェムト秒レーザー再生増幅器出力の繰り返し周波数ジッタをサブフェムト秒の精度で計測する手法を考案し，実験から繰り返し周波数の揺らぎをはじめて計測した。

レーザーカオス秘匿通信

内田淳史，吉森茂，小川武史，篠塚昌彦，島村嘉秀

レーザー研究 Vol.28 （ No.10 ） 682-689 2000年10月

共著

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レーザーカオスを用いた秘匿通信に必要なカオス同期，カオスマスキング法について述べ，マイクロチップレーザーを用いたカオス同期についてその精度と条件を明かにした。

アダプティブ制御によるフェムト秒レーザーパルス整形と光励起過程への応用

神成文彦，武井信達，塩澤麻理子

レーザー研究 28 （ 8 ） 479-485 2000年08月

研究論文（学術雑誌）, 共著, 査読有り

Synchronaization of chaos in microchip solid-state lasers (invited papaer)

Uchida, M. Shinozuka, T. Ogawa

International J. Chaos Teory and Application Vol.5 （ No.2 ） 35-44 2000年05月

共著

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複数の半導体レーザー励起固体レーザ間でのカオス発振の同期について理論と実験から研究を行い，光注入同期によって可能であることと，その精度と条件を明かにした。

A coherent all-solid-state laser array using the Talbot effect in a three-mirror cavity

K. Kono, M. Takeoka, K. Uto

IEEE J. Quantum Electron Vol.36 （ No.5 ） 607-614 2000年05月

共著

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Talbot共振器を用いて，8個の半導体励起マイクロチップレーザの位相同期を行い，高輝度遠視野分布の形成に成功した。

高出力半導体レーザーアレイのコヒーレント化技術

河野祐子

レーザー研究 Vol.28 （ No.4 ） 214-220 2000年04月

共著

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位相同期アレイレーザの機構について述べ，半導体レーザー励起マイクロチップレーザーを用いて行ったTalbot共振器による位相同期実験について解説を行った。

Accuracy of chaos synchronization in Nd:YVO4 microchip laser

Uchida, M. Shinozuka, T. Ogawa

Phys. Rev. E vol.62 （ No.2 ） 1960-1971 2000年02月

共著

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複数の半導体レーザ励起マイクロチップレーザ間のカオス発振を注入同期によってカオス同期できることを実験的に示し，精度と条件を明かにした。

Two-Dimensional Optical Coherence Tomography using Spectral Domain Interferometry

Y. Teramura, M. Suekuni, F. Kannari

J.Opt.A：Pure　Appl.Opt. Vol. 2   21-26 2000年01月

共著

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機械的走査を必要とせずに奥行き情報が計測可能な周波数域干渉法において，周波数軸と直交する方向に空間域の干渉縞をも同じに生成する光学系を考案し，走査することなく１次元の空間情報も計測できる低コヒーレンス光トモグラフィ法を実験によって実証し，動く対象物の断層計測に有用であることを明らかにした。

Spatial Phase Information Transmission Through Single-Mode Fiber by Coherent Function Shaping of Low Coherent Light

Y. Teramura, A. Shirakawa, F. Kannari

Jpn. J. Appl. Phys. (1999) Vol.38, Part 2 （ No.12A ） L1416-1418 1999年

共著

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低コヒーレンス光の周波数域に展開した位相特性に空間情報を載せることにより，アナログ的に空間信号を単一モードファイバーをかいして伝送し，周波数域で形成したホログラムを空間情報として読み出すことで空間情報を再生できることを，実験によってはじめて実現した。

Characteristics of Transiensts among Periodic Attractors Controlled by High Frequency Injection in a Chaotic Laser Diode

IEEE.J.Quantum Electron. 25 （ 10 ） 1374-1381 1999年

共著

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カオス同期法を用いて周期状態に安定化された半導体レーザの制御パラメータを変化させた場合の、周期状態間の遷移特性を理論モデルによって明らかにした。周期状態そのものを信号の符号として通信に応用するために必要な短い遷移時間特性を得るための手法について検討した。

Experiments on Chaos Synchronization in Two Separate Microchip Lasers

A.?? Uchida, M. Shinozuka,T. Ogawa, F. Kannari

Opt. Lett.(1999) Vol.24 （ No.13 ） 890-892 1999年

共著

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半導体励起マイクロチップレーザにおいて，１台のカオス発振出力をもう一台のレーザに注入することで，高精度のカオス同期発振が可能となることをはじめて実験的に明らかにした。

Characteristics of Transients among Periodic Attractors Controlled by High Frequency Injection in a Chaotic Laser Diode

A.? Uchida, T. Sato, T. Ogawa, F. Kannari

IEEE J. Quantum Electron. (1999) Vol.25 （ No.10 ） 1374-1381 1999年

共著

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カオス同期法を用いて周期状態に安定化された半導体レーザの制御パラメータを変化させた場合の，周期状態間の遷移特性を理論モデルによって明らかにした。周期状態そのものを信号の符号として通信に応用するために必要な短い遷移時間特性を得るための手法について検討した。

Low Coherence Interferometry with Synthesis of Coherence Function

Y. Teramura, K. Suzuki, M. Suzuki, F. Kannari

Appl. Opt.(1999) Vol.38 （ No.28 ） 5974-5980 1999年

共著

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広帯域なスペクトルを有する低コヒーレンス光の周波数位相を空間光変調器によってプログラムすることで，ほぼ任意のコヒーレンス関数の光を発生させることができることを実験より示し，干渉計測に利用した場合，焦点を走査することなく奥行き情報が測定できることをはじめて明らかにした。

Low-threshold amplification of vacuum-ultraviolet radiation in bichromatically driven Kr gases

武岡正裕，中田恒夫，神成文彦

J. Opt. Soc. Am. B 15 （ 12 ） 2967 - 2974 1998年12月

共著

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Krガスの４つの励起準位間のコヒーレンスを２波長のレーザによって変調することによって，無反転分布状態での真空紫外増幅が可能であることと，実現のためのレーザ線幅への条件等を理論モデルから明らかにした。

フェムト秒光パルスの位相・振幅特性の再構築

鈴木正幸，神成文彦

応用物理67-9    1074-1075 1998年09月

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周波数分解ゲート法によるフェムト秒パルスの振幅・位相再構築法について解析した。

Synchronization of chaos in two microchip lasers: comparison between two master-slave types and a mutually-coupled type

内田淳史，小川武史，神成文彦

Jpn. J. Appl. Phys.37-6B    L730-L732 1998年06月

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２つのマイクロチップレーザカオスを同期させるための条件を，３つの結合方法について詳細に調べた。

Laser ablation deposition of crystalline copper-phthalocyanine thin films

伊那永吾郎，松本尚能，鹿田英一，神成文彦

Appl. Surface Sci.127-129    574-578 1998年05月

共著

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レーザアブレーションによるCuPc有機薄膜作製過程において，HeNeレーザ励起，基板加熱，DC電界印加によって結晶性が向上することを確認し，結晶の配向性から検討した。

Evaluation of femtosecond pulse shaping with low-loss phase-only masks

高砂一弥，竹川誠，鈴木正幸，小森和弘，神成文彦

IEEE J. Selected Topics in Quantum. Electron. 4-2    346-352 1998年03月

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位相マスクのみによるフェムト秒波形整形の定容範囲と精度を評価した。また，実験よりFROGトレースから振幅・位相の両者を特定した波形整形が可能であることを示した。

Suppression of chaotic oscillations in a microchip laser by injection of a new orbit into the chaotic attractor

内田淳史，佐藤孝弘，神成文彦

Opt. Lett. 23-6    460-462 1998年03月

共著

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マイクロチップレーザカオスにおいて，戻り光量と駆動電流変調のいずれかによってカオスが発生することを利用して，安定先を予測できるカオス安定法を提案し実験に検証した。