論文 - 神成　文彦

光子数揺らぎを制御する：光子数スクイーズド状態

神成 文彦

オプトロニクス  （ 11 ） 177-182 2006年11月

研究論文（学術雑誌）, 単著

Generation of extreme ultraviolet continuum radiation driven by a femtosecond two-color laser field

Y. Oishi, M. Kaku, A. Suda, F. Kannari, K. Midorikawa

Optics Express 14 （ 16 ） 7230-7237 2006年08月

研究論文（学術雑誌）, 共著, 査読有り

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高強度サブ１０fsレーザーパルスとその２倍高調波を重畳させてガス中で高次高調波発生を行い、単一のアト秒パルスに対応する構造のない広帯域軟X線パルスの発生に成功した。

7dB quadrature squeezing at 860 nm with periodically-poled KTiOPO4

S. Suzuki, H. Yonezawa, F. Kannari, M. Sasaki, A. Furusawa

Applied Physics Letters 89 （ 6 ） 061116/1-3 2006年06月

研究論文（学術雑誌）, 共著, 査読有り

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波長860nmにおけるCW真空スクイーズ光を高性能なKTP非線形結晶を用いたOPAによって発生させ、過去最高の7dBスクイージングを達成した。

Open loop and close loop control of dissociative ionization of ethanol in intense laser fields

H. Yazawa, T. Tanabe, T. Okamoto, M. Yamanaka, F. Kannari, R. Itakura, K. Yamanouchi

Journal of Chemical Physics 124 （ 20 ） 2004314/1-5 2006年05月

研究論文（学術雑誌）, 共著, 査読有り

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高強度フェムト秒レーザによるエタノール分子の解離性イオン化における解離フラグメント分布を、フェムト秒レーザパルス波形整形することによって制御できることを示した。制御はパルス幅、パルス列に関する開ループ制御と、適応制御による閉ループ制御を用いて比較した。

Practical purification scheme for decohered coherent-state superpositions via partial homodyne detection

S. Suzuki, F. Kannari, M. Takeoka, M. Sasaki, U.L. Andersen

Physical Review A 73 （ 4 ） 042304/1-7 2006年04月

研究論文（学術雑誌）, 共著, 査読有り

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コヒーレント状態の重ね合わせ状態のデコヒーレンスによる劣化を、条件付きホモダイン検出によって改善できることを理論モデルによって明らかにした。

Analysis on generation schemes of Schrodinger cat-like states under experimental imperfections

S. Suzuki, T. Tsujino, F. Kannari, M. Sasaki

Optics Communications 259 （ 2 ） 758-764 2006年03月

研究論文（学術雑誌）, 共著, 査読有り

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真空スクイーズドパルスから１光子を引き抜いたことで形成できるシュレーディンガーの猫状態を、条件付きホモダイン検出によって実現可能なことを理論解析から明らかにした。

Numerical analysis of amplitude-to-phase noise conversion in self-referencing scheme using white-continuum light generated by microstructure fibers

M. Tianprateep, K. Hirosawa, F. Kannari

Japanese Journal of Applied Physics 45 （ 3 ） L89-91 2006年03月

研究論文（学術雑誌）, 共著, 査読有り

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フェムト秒レーザパルスの絶対位相制御法に用いられている、非線形光ファイバによる白色光発生と２倍波パルスとのビート計測法において、非線形ファイバにおける振幅ー位相結合効果が及ぼす影響を理論モデル計算から明らかにした。

フェムト秒レーザーを用いたポンプープローブ法による化合物半導体の欠陥分布計計測

堀内浩平、鎌田慎也、藤井康隆、神成文彦

レーザー研究 33 （ 12 ） 868-872 2005年12月

研究論文（学術雑誌）, 共著, 査読有り

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フェムト秒レーザーで励起された伝導帯キャリアの寿命をプローブ光の反射率変化で計測することで半導体表面を２次元的に走査計測し、キャリア寿命から欠陥（結晶性）のイメージングが可能であることを、GaAs, InGaP, GaNについて実証した。

Sub-10 fs multimillijoule laser system

Y. Oishi, A. Suda, K. Midorikawa, F. Kannari

Rev. Sci. Instrum. 76 （ 9 ） 093114-1-6 2005年09月

研究論文（学術雑誌）, 共著, 査読有り

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高次高調波によるアト秒パルス発生を目的に、パルス幅8fs, 2.5mJ,波長800nmの光パルスを発生できる増幅システムを開発した。とくに、多重パス増幅器における熱レンズ効果の解決と、希ガス封入中空ガラスファイバにおける白色光発生において独自の手法を開発している。

Photon number squeezing of ultrabroadband laser pulses generated by microstructure fibers

K. Hirosawa, H. Furumochi, A. Tada, F. Kannari, M. Takeoka, M. Sasaki

Phy. Rev. Lett. 94 （ 20 ） 203601-1-4 2005年05月

研究論文（学術雑誌）, 単著, 査読有り

Influence of polarization and pulse shape of femtosecond initial laser pulses on spectral broadening in microstructure fibers

M. Tianprateep, J. Tada, F. Kannari

Opt. Rev. 12 （ 3 ） 179-189 2005年03月

研究論文（学術雑誌）, 共著, 査読有り

Influence of spatiotemporal coupling induced by an ultrashort laser pulse shaper on a focused beam profile

T. Tanabe, F. Kannari, F. Krote, J. Koch, B. Chichkov

Appl. Opt. 44 （ 6 ） 1092-1098 2005年02月

研究論文（学術雑誌）, 共著, 査読有り

Spectral-shape-controllable supercontinuum generation in microstruvtured fibers using adaptive pulse shaping

M. Tianprateep, J. Tada, T. Yamazaki, F. Kannari

Jpn. J. Appl. Phys. 43 （ 12 ） 8059-8063 2004年12月

研究論文（学術雑誌）, 共著, 査読有り

Selective excitation between two-photon and three-photon fluorescence with engineering cost functions

J. Chen, H. Kuwano, Y. Nabekawa, H. Mizuno, A. Miyawaki, T.Tanabe, F. Kannari, K. Midorikawa

Opt. Express 12 （ 15 ） 3408-3414 2004年07月

研究論文（学術雑誌）, 共著, 査読有り

Feedback control for accurate shaping of ultrashort optical pulses prior to chirped pulse amplification

田辺　孝純，大野　公久，岡本　達佳，山中　美緒，神成 文彦

Jpn. J. Appl. Phys. 43 （ 4A ） 1366-1375 2004年04月

研究論文（学術雑誌）, 共著, 査読有り

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フェムト秒レーザの再生増幅器前に置かれた位相変調波形整形器を用いて，増幅パルスの位相・振幅波形を高精度に整形するシステムについて報告した。増幅波形計測を適応制御ループのコスト関数として用いることで，アダプティブに整形制御できることを示した。

Compensation for a transfer function of a regenerative amplifier to generate accurately shaped ultrashort pulses in both the amplitude and phase

田辺孝純，山中美緒，岡本達佳，神成 文彦

IEEE J. Selected Topics in Quantum Electron 10 （ 1 ） 221-228 2004年01月

研究論文（学術雑誌）, 共著, 査読有り

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フェムト秒レーザの再生増幅器の手前でパルス整形を行なう場合には，増幅器の非線型伝達関数を考慮しなくてはならない。そこで，周波数域干渉法を用いた計測法で増幅パルスの複素パルス波形を計測し，パルス整形器にフィードバックすることで，複素パルス波形を正確に整形できることを実験から明らかにした。

Optical imaging of defect density distribution in ion-implanted GaAs using ultrafast carrier dynamics

藤井康隆，堀内浩平，神成 文彦，長谷，北島

Jpn. J. Appl. Phys 43 （ 1 ） 184-185 2004年01月

研究論文（学術雑誌）, 共著, 査読有り

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フェムト秒レーザで励起された伝導帯キャリアの寿命が欠陥密度によって短縮されることから，キャリア寿命をプローブ光の反射率で計測して走査型計測することで，2次元的に欠陥分布を表示できることをGaAs表面について実験的に示した。

Fiber delivery of ultrashort optical pulses pre-shaped on the basis of a backward propagation solver

山崎智高，田辺孝純，神成 文彦，志田，伏見重雄

Jpn. J. Appl. Phys. 42 （ 12 ） 7313-7317 2003年12月

研究論文（学術雑誌）, 共著, 査読有り

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ファイバーの非線型光学効果および群速度分散による伝送パルスの歪みを入射パルスを整形して補償するために，光ファイバーの逆伝播方程式を解く手法を提案し，補償が有効であることを理論モデルを用いて明らかにした。

周波数域干渉を用いた光コヒーレンストモグラフィーと分光情報摘出に関する検討

藤岡良太，藤田昌也，末国雅行，神成 文彦

レーザー研究 31 （ 10 ） 668-673 2003年10月

研究論文（学術雑誌）, 共著, 査読有り

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周波数干渉法を用いた光コヒーレンストモグラフィ計測に関して，分解能，計測深度，課題を定量的に実験から報告した。さらに，位相計測によって分光情報を摘出できる可能性と原理実証実験を行った。

フェムト秒パルスレーザーが拓く科学と技術

神成 文彦

O pulse E 25 （ 9 ） 987-995 2003年09月

研究論文（学術雑誌）, 単著

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高強度フェムト秒レーザによって可能となる科学と工学について，短パルス性，広帯域性，高強度性から解説し，自らの研究成果も紹介した，