論文 - 神成　文彦

Saturation of 640-nm absorption in Cr4+:YAG for an InGaN laser diode pumped passively Q-switched Pr3+:YLF laser

Hiroki Tanaka, Ryosuke Kariyama, Kodai Iijima, Kenichi Hirosawa and Fumihiko Kannari

Optics Express 23 （ 15 ） 19382 - 19395 2015年07月

研究論文（学術雑誌）, 共著, 査読有り

　概要を見る

波長640nmにおいてCr:YAGが過飽和吸収体として機能することをz-scan法とポンプ・プローブ法で計測し、半導体レーザー励起Pr:YLFレーザーの受動Qスイッチに適応した。レーザー出力はレート方程式モデルと比較し実験結果を解析した、

• Access to Document (DOI)

Generation of photon-number squeezed states with a fiber-optic symmetric interferometer

Aruto Hosaka, Kenichi Hirosawa, Ryota Sawada, and Fumihiko Kannari

Optics Express 23 （ 15 ） 18850 - 18863 2015年07月

研究論文（学術雑誌）, 共著, 査読有り

　概要を見る

フェムト秒レーザを用いた非線形ファイバ光学系により光子数スクイージングを発生させる際、従来の非対称ファイバ干渉計ではなく、対称干渉計を用い局所発振光を最適化することにより、より高いスクイージングレベルを達成できることを理論モデルから明らかにした。

• Access to Document (DOI)

Kerr lens mode-locked Yb:Lu2O3 bulk ceramic oscillator pumped by a multimode laser diode

Tomohiro Ishikawa, A. Amani Eilanlou1, Yasuo Nabekawa, Yoshihiko Fujihira, Tomohiro Imahoko, Tetsumi Sumiyoshi, Fumihiko Kannari, Makoto Kuwata-Gonokami, and Katsumi Midorikawa

Japanese J. Appl. Physics 54   072703-1 - 072703-8 2015年06月

研究論文（学術雑誌）, 共著, 査読有り

　概要を見る

セラミックYb:Lu2O3 レーザのKerrレンズモード同期をマルチモード半導体レーザ励起で効率よく実現する方法として、共振器内に高非線形材料を用いる手法を開発し、1.83Wのフェムト秒レーザ出力を得た。

• Access to Document (DOI)

In-phase second harmonic eave array generation with intra-Talbot-cavity frequency-doubling

Kenichi Hirosawa, Fumio Shohda, Takayuki Yanagisawa, and Fumihiko Kannari

Optics Express 23 （ 6 ） 7703 - 7712 2015年03月

研究論文（学術雑誌）, 共著, 査読有り

　概要を見る

Talbot共振器を用いたレーザーアレイは選択的に交代位相モードでコヒーレント結合できる手法であるが，共振器内2倍高調波発生によって同位相モードで2倍波コヒーレント結合アレイレーザーが発生できることをはじめて提案し，半導体レーザーアレイ励起Nd:YVO4レーザーで原理実証実験を行った。

Design for sequentially timed all-optical mapping photography with optimum temporal performance

Miu Tamamitsu, Keiichi Nakagawa, Ryoichi Horisaki, Atsushi Iwasaki, Yu Oishi, Akira Tsukamoto, Fumihiko Kannari, Ichiro Sakuma, and Keisuke Goda

Optics Letters 40 （ 4 ） 633 - 636 2015年02月

研究論文（学術雑誌）, 共著, 査読有り

　概要を見る

サブフェムト秒の時間分解能を有し1ショットで超高速コマ撮りイメージングが可能であるSTAMPにおいて，時間分解能をスペクトル幅の周波数チャープ幅と不確定性原理から解析的に求め，設計指針を明らかにした。

High-speed multispectral videography with a periscope array in a spectral shaper

Kazuki Hashimoto, Hikaru Mizuno, Keiichi Nakagawa, Ryoichi Horisaki, Atsushi Iwasaki, Fumihiko Kannari, Ichiro Sakuma, and Keisuke Goda

Optics Letters 39 （ 24 ） 6942 - 6945 2014年12月

研究論文（学術雑誌）, 共著, 査読有り

　概要を見る

超高速コマ撮り撮影法として開発したSTAMPをＣＷ広帯域光を用いると，高速ハイパースペクトルイメージング計測ができることを原理実証から明らかにした。

Sequentially timed all-optical mapping photography (STAMP)

K. Nakagawa, A. Iwasaki, Y. Oishi, R. Horisaki, A. Tsukamoto, A. Nakamura, K. Hirosawa, H. Liao, T. Ushida, K. Goda, F. Kannari, and I. Sakuma,

Nature Photonics 8   695 - 700 2014年09月

研究論文（学術雑誌）, 共著, 査読有り

　概要を見る

線形に周波数チャープした超高速パルスにおいて瞬時周波数と時間が完全に対応することを利用し，ペリスコープアレイを用いることで1ショットでサブフェムト秒間隔のコマ撮りイメージングができることを原理実証実験を行った。

InGaN diode pumped actively Q-switched intracavity frequency doubling Pr:LiYF4 261 nm laser

Junichiro Kojou, Ryo Abe, Ryosuke Kariyama, Hiroki Tanaka, Akira Sakurai, Yojiro Watanabe, and Fumihiko Kannari

Applied Optics （Optical Society of America）  53 （ 10 ） 2030 - 2036 2014年04月

研究論文（学術雑誌）, 共著, 査読有り

　概要を見る

InGaN半導体レーザ励起532nmPr:YLFレーザーを音響光学変調器を用いてQスイッチ動作させ，さらに共振器内２倍高調波発生により，261nmのパルスレーザーを直接発生させた。レート方程式モデルを用いて実験結果をよく説明できることを示した。

• Access to Document (DOI)

Demonstration of a Ti:sapphire mode-locked laser pumped directly with a green diode laser

S. Sawai, A. Hosaka, H. Kawauchi, K. Hirosawa, and F. Kannari

Appl. Phys. Express （Japanese Society of Applied Physics）  7   022702-1 - 3 2014年01月

研究論文（学術雑誌）, 共著, 査読有り

　概要を見る

緑色半導体レーザーを用いたモード同期Ti:sapphireレーザーをはじめて実現した。半導体過飽和吸収鏡を用い，分散補償ミラーのみにより共振器分散を補償しコンパクトな動作を達成した。

• Access to Document (DOI)

暗視野相関顕微イメージング法を用いたフェムト秒レーザーパルス励起局在プラズモン特性計測

大井潤、草場美幸、松石圭一郎、大西秀太郎、原田卓弥、大石裕、神成文彦

レーザー研究 （レーザー学会）  41 （ 11 ） 952 - 956 2013年11月

研究論文（学術雑誌）, 共著, 査読有り

　概要を見る

フリンジ分解相互相関暗視野イメージング法を開発し，フェムト秒レーザー励起局在プラズモン場の時間特性さらに応答関数を計測した。

Spatiotemporal control of femtosecond plasmon usi ng plasmon response functions measured by near-field scanning optical microscopy (NSOM)

S. Onishi, K. Matsuishi, J. Oi, T. Harada, M. Kusaba, and F. Kannari

Optics Express （Optical Society）  21 （ 22 ） 26631 - 26641 2013年11月

研究論文（学術雑誌）, 共著, 査読有り

　概要を見る

フェムト秒励起局在プラズモンおよびプラズモン導波路ニオケル表面プラズモンポラリトンの複素電界スペクトルを走査型近接場顕微鏡と周波数干渉法を用いて計測し，応答関数を導いた。この応答関数を用いて励起レーザーパルスを整形することでプラズモン場を制御できることを実験的に明らかにした。

• Access to Document (DOI)

Photon- number squeezing with a noisy femtosecond fiber laser amplifier source by a balanced detection technique

S. Sawai, H. Kawauchi, K. Hirosawa, and F. Kannari

Optics Express （Optical Society）  21 （ 21 ） 25099 - 25106 2013年10月

研究論文（学術雑誌）, 共著, 査読有り

　概要を見る

ASEビート雑音により強度雑音がショット雑音レベルより遥かに高いEDFAレーザー光源は量子光学実験に不向きであるが，遅延時間をつけた２つのパルスを用い，同軸型平衡ホモダイン検出により特定のRF周波数において雑音をキャンセルすることが可能であり，光子数スクイージングを実現できることをファイバ非線形偏光干渉計ではじめて実現した。

• Access to Document (DOI)

Phase locking in a Nd:YVO4 waveguide laser array using Talbot cavity

Kenichi Hirosawa, Seiichi Kittaka, Yu Oishi, Fumihiko Kannari, and Takayuki Yanagisawa

Optics Express （Optical Society of America）  21 （ 21 ） 24952 - 24961 2013年10月

研究論文（学術雑誌）, 共著, 査読有り

　概要を見る

半導体レーザー励起されたNd:YVO4平面導波路に作成した１５個のレーザーアレイをTalbot共振器で位相同期する実験を行い，交代位相に同期できることを明らかにした。

• Access to Document (DOI)

Enhancement of lateral resolution and optical sectioning capavility of two-photon fluorescence microscopy by combining temporal-focusing with structures illumination

Keisuke Isobe, Takanori Takeda, Kyohei Mochizuki, Qiyuan Song, Akira Suda, Fumihiko Kannari, Hiroyuki Kawano, Akiko Kumagai, Atsushi Miyawaki, and Katsumi Midorikawa

Biomedical Optics Express （Optical Society of America）  4 （ 11 ） 2396 - 2410 2013年10月

研究論文（学術雑誌）, 共著

　概要を見る

微フ細照射手法と時空間集光を組み合わせた新しい２光子蛍光顕微鏡を開発し，深さ方向の空間分解能と背景光抑制において優れた性能を示すことを明らかにした。

• Access to Document (DOI)

レーザーでしかできない応用の実用化を目指して

神成 文彦

O plus E （アドコムメディア（株））   （ 402 ） 1-3 2013年05月

研究論文（学術雑誌）, 単著

　概要を見る

「広がるレーザー応用」特集号の巻頭言として動向の私信を記述

Cr:YAG as a saturable absorber for a Q-switched and mode-locked 639-nm Pr:YLF laser

R. Abe, J. Kojou, K. Masuda, and F. Kannari

Appl. Phys. Express （Japan Applied Physics Society）  6   032703-1 - 3 2013年02月

研究論文（学術雑誌）, 共著, 査読有り

　概要を見る

Cr:YAGが可視域において過飽和吸収体として働くことを見出し，青色半導体レーザー励起Pr:YLFの受動Qスイッチレーザーをはじめて実現した。さらに，波長639nmでQスイッチモード同期も実現した。

テラヘルツ技術の最近の展開

神成 文彦

O plus E （アドコムメディア（株））   （ 399 ） 1-2 2013年02月

研究論文（学術雑誌）, 単著

　概要を見る

「テラヘルツ波光源と応用」特集号の巻頭言として動向の私信を記述

光と画像2013年：回顧，展望と大予測 「レーザー光源」

神成 文彦

O plus E （アドコムメディア（株））   （ 398 ） 1-3 2013年01月

研究論文（学術雑誌）, 単著

　概要を見る

光と画像2013年：回顧，展望と大予測の特集号においてレーザー光源に関する動向と未来予想の私信を記述

Wavelength tunable Q-switch laser in visible region with Pr3+-doped fluoride-glass fiber pumped by GaN diode laser

J. Kojou, Y. Watanabe, P. Agrawal, T. Kamimura, and F Kannari

Optics Communication 290   136 - 140 2013年

研究論文（学術雑誌）, 共著, 査読有り

　概要を見る

青色半導体レーザー励起Prドープフッ化物レーザーにおいて，光音響Qスイッチ動作を可視域の波長可変動作で実現した。

• Access to Document (DOI)

Material Survey for a Novel Beam Splitter Separating High-Order Harmonics from High-Average-Power Fundamental Pulses

Y. Kojima, A. Amani Eilanlou, Y. Furukawa, Y. Nabekawa, E. Takahashi, F. Kannari, K. Midorikawa

Japanese Journal of Applied Physics 51 （ 6 ） 062601 -6 2012年06月

研究論文（学術雑誌）, 共著, 査読有り

　概要を見る

フェムト秒レーザーの高次高調波によって極端紫外光を発生する際に，基本波の近赤外および可視域の低次高調波を分離ビームスプリッターが必要になるが，効率よくかつ熱歪みのないビームスプリッター用の材料探査を行った。SiC,ダイヤモンド，酸化チタンを候補に選び，SiCが効率，熱特性的に最も優れていることを明らかにした。