Papers - Yamazaki, Hajime

Postoperative thallium-201 myocardial images. Evidence of regression of right ventricuIar hypertrophy

Yamazaki H, Tsugu T, Handa S, Takagi Y, Ohsuzu F, Kondo M, Kubo A, Inoue T, Nakamura Y

Brit Heart J 48   372-376 1982.04

Joint Work

　View Summary

僧房弁狭窄症や心房中隔欠損症では手術により右室負荷が減少あるいは消失する。心電図や胸部Ｘ線あるいは断層心エコーでは検出しえない右室肥大の退縮をＴＬ２０１を用いて世界で最初に明らかにした臨床報告である。

臨床例における左室と右室の直接相互関与

赤石誠，秋月哲史、山崎元，半田俊之介、中村芳郎

進歩する心臓研究 3   173-177 1982.02

Joint Work

　View Summary

実験例で得られた我々の成績を紹介した。

右心のPERFORMANCE

進歩する心臓研究 3   119-126 1982.02

Joint Work

　View Summary

山崎元,谷正人,赤石誠,大西祥平,秋山英明,半田俊之介。筆者が長年研究を続けている右室の機能評価を右室圧微分曲線を用いて各種疾患を対象に行った。その結果、微分曲線は左室のみならず右室においても機能評価に有用であることを明らかにした。

心臓手術後のタリウム201心筋シンチグラム

継健,山崎元,高木八重子,近藤誠,久保敦司,大鈴文孝,井上正,半田俊之介,中村芳郎

呼吸と循環 30   81-85 1982.01

Joint Work

　View Summary

心房中核欠損症や僧房弁狭窄症では手術によって右室負荷が軽減する。アイソトープを用いて右室肥大退縮の経過を観察できることを初めて証明した。

僧帽弁および三尖弁逸脱症を伴う先天性肺動脈閉鎖不全の一例

飯野朗子,盛英三,赤石誠,林潤一,三田村秀雄,継健,秋月哲史,小川聡,星野達夫,山崎元,半田俊之介,中村芳郎

心臓 13   1245-1250 1981.10

Joint Work

X線透視下の冠動脈石灰化所見の意義

秋山英明,山崎元,継健,中沢博江,半田俊之介,中村芳郎

日本医事新報 2995   28-31 1981.09

Joint Work

　View Summary

胸部X線透視下でわかる冠動脈の石灰化と冠動脈造影による病変の有無とを対比し、石灰化の存在が病変の存在を強く示唆することを証明した。

非対称性中隔肥厚(ASH)と冠動脈疾患の(CAD)合併例の検討

秋山英明,山崎元,中村芳郎

呼吸と循環 29   623-626 1981.05

Joint Work

　View Summary

冠動脈病変が非対照性中核肥厚に合併した際診断に迷うことが多い。どのような臨床症状ならびに心電図変化をもたらしたら冠動脈疾患が合併するかについて報告、考察した。

急性心筋虚血─ENDOCARDUMとEPlCAＲDIUM

呼吸と循環 29   595-603 1981.05

Single Work

　View Summary

心筋の内層は外層に比較して虚血に陥りやすい。心筋内心電図・内層と外層の心筋収縮・電顕所見などを用いて冠動脈閉塞時において内層から外層へと時間の経過とともに虚血変化が及んでいくことを明らかにした。

Differential effect of renografin-76 on the ischemic and nonischemic myocardium

Yamazaki H, Banka VS, Bodenheimer MM, Hattori S, Agarwal JB, HelfantRH

Am J Cardiol 47   579-602 1981.03

Joint Work

　View Summary

世界で広く用いられている造影剤が冠動脈造影時にもたらす心筋収縮能への影響を明らかにした。すなわち冠動脈狭窄がおこっている支配領域の心筋では収縮能低下が正常心筋よりもあきらかに大きいことを示した。

うっ血性心不全例におけるPRAZOSINの使用経験

永田雅良,山崎元,中村芳郎

医学と薬学 5   321-323 1981.02

Joint Work

　View Summary

血管拡張薬がうっ血性心不全の治療に極めて有用であることを報告した。

Effect of isolated interventricular ischemia on global and segment function of the canine right and left ventricle

Agarwal JB, Yamazaki H. Bodenheimer MM, Banka VS, Helfant RH

Am Heart J 102   654-658 1981.01

Joint Work

　View Summary

心室中隔は左室機能を維持するのに役立っていると考えられている。動物実験において心室中隔だけを虚血に陥らせ左室と右室の機能の変化を検討した。その結果右室の機能が低下した。心室中隔の収縮が右室の機能に果す役割を明らかにし得た。

Two dimentional echocardiographic analysis of wall motion abnormalities during handgrip exercise in patients with coronary artery disease

Mitamura H, Ogawa S, Hori S, Yamazaki H, Handa S, Nakamura Y

Am J Cardiol 48   711-719 1981.01

Joint Work

　View Summary

ハンドグリップテストを行なうことにより潜在性心筋虚血領域は断層心エコー左室短軸像でアシナジーを露呈し虚血性心疾患を非侵襲的に診断しうることを明らかにした。

Regional coronary flow and contraction after partial coronary obstruction

Ramanathan KB, Yamazaki H, Bodenheimer MM, Banka VS, Helfant RH

Chest 80   481-486 1981.01

Joint Work

　View Summary

硝酸薬を用いて冠動脈部分狭窄時に見られる左室の局所心筋収縮能を評価した。両者ともに収縮血圧を２０ｍｍＨｇまで低下させても収縮能は改善したがそれ以上低下させると収縮能は逆に悪化することを示した。臨床の場で用いる硝酸薬のメリットとデメリットを示した。

Thallium-201 myocardial Imaging to evaluate right ventricular overIoading

Ohsuzu F, Handa S, Kondo M, Yamazaki H, Tsugu T, Kubo A, Takagi Y, Nakamura Y

Circulation 61   620-625 1980.03

Joint Work

　View Summary

右室負荷例において右室にＴＬ２０１の集積が見られた多数例を用いて血行動態と対比し右室負荷が強くなるにしたがって右室への集積が増すことを明らかにした。臨床では困難な右室負荷の診断に用いられる手段であることを示した初めての報告である。

タリウム201心筋シンチグラムによる特発性心筋症の評価

大鈴文孝,半田俊之介,盛英三,三田村秀雄,継健,秋月哲史,川村陽一,山崎元,中村芳郎,近藤誠,高木八重子,久保敦司

J Cardiography 9   435-446 1979.09

Joint Work

　View Summary

閉塞性・非閉塞性心筋症の診断をアイソトープを用いることによって可能であることを明らかにした。

Thallium-201 myocardial imaging for evaluation of right ventricular overloading

Kondo M. Kubo A, Yamazaki H, Ohsuzu F, Handa S, Tsugu T, Masaki H, Kinoshita F, Hashimoto S

J Nucl Med 19   1197-1203 1978.11

Joint Work

　View Summary

アイソトープＴＬ２０１は左室心筋梗塞例の診断に用いられる。普通右室には集積はみられない。しかしながら右室負荷例では右室に集積が見られることを明らかにした。

タリウム201心筋シンチグラムによる右室負荷の評価: 血行動態および心電図との関連について

大鈴文孝,半田俊之介,山崎元,継健,中村芳郎,近藤誠,高木八重子,久保敦司

J Cardiography 8   483-498 1978.09

Joint Work

　View Summary

非臨床的に右室負荷を診断することは非侵襲的に困難である。アイソトープを用いて右室自由壁への集積の有無により右室肥大が判定可能であることを初めて明らかにした論文である。

臨床的に急性心筋梗塞と考えられ閉塞性冠病変のない2例

前田晶子,綾正二郎,山崎元,川村陽一,綾部隆夫,半田俊之介,中村芳郎

内科 42   134-139 1978.07

Joint Work

Coronary vascular reserve, and regional myocardial contractile force. With special reference to myocardial metabolism

Ohsuzu F, Nakamura Y, Takahashi M, Horikawa M, Aya S, Yamazaki H, Hattori S, Naito M

Jap Heart J 21   235-245 1978.03

Joint Work

　View Summary

動物実験において冠動脈を徐々に狭窄していった時の冠血管予備能、局所収縮能、並びに乳酸等代謝指標を対比検討した。冠血管予備能がなくなった時点において代謝指標に変化が見られることがわかった。

Akuter Myokardinfarkt bei einem jungen Patienten mit Hyperthyreose

Hoshino T, Aya S, Yamazaki H, Ayabe T, Handa S, Nakamura Y

Z Kardial 67   99-103 1978.02

Joint Work

　View Summary

甲状腺機能亢進症発症後７ケ月の時点で急性心筋梗塞症を発症した極めて稀なる例の報告である。冠動脈造影では狭窄病変はなく冠動脈の攣縮が原因と考えられた。