論文 - 太田　英二

On the behavior of interaction of　a Pt-related center with radiation-induced defects and the trace platinum detection

翁，太田英二，坂田

J.Appl. Phys. (1989) Vol.65 （ No.2 ） 515 -518 1989年01月

共著

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電子照射誘起欠陥と白金の相互作用を調べた。白金の存在は電子照射欠陥を増加させる。白金のつくる欠陥準位の特性を論ずるとともに，電子照射と熱処理を組み合せて微量の白金を電気的に活性にし，検出する方法を提案した。

Electrical resistivity and magnetic susceptibility in the amorphous Cr_x_ Ge_1-x_ alloy system

佐藤，城生，太田英二，坂田

Phys. Rev. B (1988) Vol.38 （ No.16 ） 11741-11750 1988年12月

共著

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非晶質Crｘ Ge１―ｘ の電気抵抗と磁化率を非晶質構造と関連させて研究した。Cr原子が非常に小さな局在磁気モーメントをもつことを見出し，これを局所環境効果を考慮した仮想束ばく状態の考え方を用いて論じた。

MnおよびCo添加FeSi_2_ 焼結体の相変態

海部，太田英二，坂田，磯田，西田

材料科学 (1988) Vol.25 （ No.3 ） 149-157 1988年12月

共著

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MnおよびCo添加FeSiとFe２ Si５ からなる共晶合金焼結体から半導体相FeSi２ となる反応を電気抵抗，熱電能およびＸ線解析から調べた。ｐ型およびｎ型FeSi２ からＶ字型熱発電素子を構成し，最適熱処理条件を得た。

Application of ３９K NMR spectroscopy to potasium transport in mung bean root tips

矢崎，真木，佐藤，太田英二，坂田

Plant&Cell Physiol (1988) Vol.29 （ No.8 ） 1417-1422 1988年12月

共著

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３９Ｋ―ＮＭＲ法を用いてモヤシマメ幼根細胞内Ｋ＋ 濃度とその変化を定量的に研究した。得られたＫ＋ 濃度は，炎光光度法による細胞内Ｋ＋濃度と一致した。細胞内Ｋ＋ 濃度とＫ＋ 輸送を研究するために３９Ｋ-ＮＭＲ法を用いることができることを示した

Estimation of cytoplasmic free　Mg^2+^ levels phosphorylation potentials in mung bean root tips by in　vivo ３１P NMR spectroscopy

矢崎，飛鳥川，石川，太田英二，坂田

Plant&Cell Physiol (1988) Vol.29 （ No.6 ） 919-924 1988年09月

共著

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３１P-NMR を用いてモヤシマメ幼根細胞内におけるＡＴＰ結合性Mgと自由なMgイオン濃度をしらべた。細胞内ＡＴＰのうち90％がMg２＋と結合していることがわかった。阻害剤による細胞機能の抑制に対するMg２＋の影響について論じた。

Magnetic phase diagram of amorphous Cr_1-x_ Mn_x_ Ge

佐藤，亀井，根本，太田英二，坂田

J. Phys.:Met. Phys. (1988) Vol.18 （ No.7 ） 1593-1600 1988年07月

共著

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非晶質Cr１―ｘ Mnｘ Ge合金系の直流磁化率と交流磁化率を調べた。結晶質のCr１―ｘ Mnｘ Ge系がリエントラントスピングラスであるにもかかわらず，この系が常磁性相からスピングラス相へ一回の相転移を生じる。この系はスピングラス相互作用の起源とスピングラス特性について議論した。

Surface charge density estimation　of vigna mungo protoplasts using a fluorescent dye, 9-amino-acridine

岡，池島，石川，太田英二，坂田

Plant&Cell Physion.(1988) Vol.29 （ No.5 ） 771 -775 1988年07月

共著

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モヤシマメ幼根から単離したプロトプラストの表面電荷密度を９― アミノアクリジンを用いる方法で調べた。プロトプラスト表面は負の電荷をもつ。実験結果から負電荷と同程度のアミノ基がプロトプラスト表面に存在すると推定した。

Magnetic phase diagram of Cr_1-x_ Mn_x_ Ge

佐藤，神津，王子田，根本，太田英二，坂田，後藤，榊原

J. Phys. Soc. Jpn.(1988) Vol.57 （ No.2 ） 639-646 1988年02月

共著

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Cr１―ｘ Mnｘ Ge系の合金が強磁性相，常磁性相，スピングラス相から成ることを示した。この磁気的性質は変形ＲＫＫＹ相互作用と Mn-Mn相互作用の競合の結果であると結論した。

Interaction between radiation-inducd defects and Pt-related center in silicon

翁，太田英二，坂田

Appl. Phys. Lett.(1987) Vol.51 （ No.12 ） 2206-2207 1987年12月

共著

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シリコンにおける電子照射欠陥と白金不純物の相互作用をしらべた。白金の存在は電子照射欠陥の発生を著しく増加させ，またその消滅温度を低下させた。この機構について議論した。

Reentrant spin glass properties of Cr_1-x-y_ Mn_x_ Fe_y_ Ge

佐藤，根元，太田英二，坂田，榊原，後藤

J. Magn, Magn. Materials. (1987) Vol.70   411-421 1987年12月

共著

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Cr１―ｘ―ｙ Mnｘ Feｙ Ge系の直流および交流磁気測定からこの系がリエントラントスピングラス相をもつことを示した。FeによるGrの置換が磁気的秩序を破壊することを示している。

Effect of osmotic stress on turgor　 pressure in mung bean root cells

伊藤，中村，河田，山田，太田英二，坂田

Plant and Cell Physiol (1987) Vol.28 （ No.6 ） 987-994 1987年09月

共著

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マヤシマメ幼根の伸長域における細胞の膨圧を圧力プローブ法によって直接測定し，生長との関係をしらべた。細胞において膨圧調整が行われていること，浸透圧ストレス後の膨圧回復以前に生長の回復が見られることを示した。

Membrane potential measurement　of　protoplasts isolated from vigna mungo hypocotyl using a fluorescent probe, dis-C３-(5)

岡，内藤，吉田，石川，太田英二，坂田

Plant Cell Physiol (1987) Vol.28 （ No.5 ） 843-849 1987年07月

共著

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モヤシマメ胚芽由来のプロトプラストの膜電位を蛍光色素dis-C３-(5)を用いて測定した。プラトプラスト内部は負電位であること，膜電位への呼吸阻害剤およびCa２＋の効果を併せて明らかにした。

Effects of external Ca^2+^ on K^+^ permeability of the elongation region of mung bean roots under high KCl stress

岡，石川，太田英二，坂田

Plant Cell Physiol (1987) Vol.28 （ No.4 ） 581-586 1987年06月

共著

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高KCl 濃度下のモヤシマメ幼根において，細胞膜のＫ＋ 透過性に対する外液Ca２＋濃度の効果をしらべた。Ca２＋は皮層細胞から外液へ流出するＫを減少させることを見出した。

Osmotic adjustment and osmotic constituents in roots of mung bean seedlings

伊藤，中原，石川，太田英二，坂田

Plant Cell Physiol (1987) Vol.28 （ No.3 ） 397-403 1987年04月

共著

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モヤシマメ幼根における浸透調整の機構を研究した。根内部の主な溶質はＫ＋ とCl― およびアミノ酸と糖でありこれらの寄与は全浸透圧の80％となる。アミノ酸と糖は子葉に由来することを示した。

Czシリコン中のバルク型ＯＳＦにおける表面酸化の影響

柿下，藤原，太田英二，坂田

材料科学(1987) Vol.23 （ No.4 ） 205 -212 1987年02月

共著

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熱処理によってシリコン内部に発生する積層欠陥の成長に及ぼす表面酸化の影響を調べた。バルク型積層欠陥は酸化折出に伴って発生する格子間Siを吸収して成長するが，表面酸化によって発生する過剰格子間シリコンの拡散の影響をうける。

まめ科植物根の重力に対する膜電位応答

石川，田中，太田英二，坂田

表面科学(1987) Vol.8 （ No.1 ） 37-41 1987年01月

共著

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ガラス微小電極を用いたマメ科植物根の重力に対する膜電位応答に関する解説。重力に対する膜電位の変化は重力屈性からの推測に比べ非常に速いことを指摘。

Role of K^+^ and Cl^-^ in osmotic adjustment in roots and hypocotyls of intact mung bean seedlings

伊藤，山田，石川，太田英二

Plant Cell Physiol (1986) Vol.27 （ No.8 ） 1445-1450 1986年12月

共著

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高浸透圧ストレス環境下のモヤシマメ幼根で生じる浸透調整について研究した。根の成熟域における内部浸透圧の1/2 はＫ＋ とCl― の濃度増加によることを見出した。

Nearly ferromagnetic properties of CrGe_1-x_ Si_x_（0≦ｘ≦0.15)

佐藤，太田英二，坂田

J. Magn. and Magn. Mater. (1986) Vol.61   205-211 1986年09月

共著

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CrGe１―ｘ Siｘ（０≦ｘ≦0.15) の磁気的特性を帯磁率と電気抵抗率の温度依存性から研究した。その結果この合金が強磁性に近い金属でありSi濃度の増加とともに電子相関が弱くなることを示した。

Longitudinal magneto phonon resonance in n-type InP in Ohmic and hot electron region

滝，王子田，太田英二，坂田，山田，福井，三浦

J. Phys. Soc. Japan (1985) Vol.54 （ No.10 ） 3873-3879 1985年10月

共著

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エピタキシャル成長でつくられたn-InP の縦磁気フォノン共鳴が30T までのパルス磁場で測定された。10〜40K の低温では強磁場側にhot electronに関連する新しい共鳴ピークがみられた。

Study of upper critical field in　Pb_x_ La_1-x_ Mo_6_ Se_8_ in high magnetic fields

二木，佐藤，太田英二，坂田，三浦

J. Pyhs.C:Solid State phys (1985) Vol.18 （ No.20 ） L611-L614 1985年09月

共著

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シェブレル化合物合金Pbｘ La１―ｘ Mo６ Se８ の超伝導相における上部臨界磁場が35T まで測定された。上部臨界磁場の温度依存性は理論から得られるものとよく一致する。