研究発表 - 千田　憲孝

Ｄ-グルコースを出発原料とした免疫抑制剤FR65814の全合成

天野誠司，小川典子，小川誠一郎，千田憲孝

日本化学会第74春季年会, 

1998年03月

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免疫抑制活性を示す天然セスキテルペンであるFR65814物質をＤ-グルコースを出発原料とし，初めて全合成し，その絶対構造を確定した。

糖質からのキラルビルディングブロックの創製と天然物合成への展開

千田憲孝

日本化学会第74春季年会, 

1998年03月

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天然物を光学活性体として合成する際，天然に豊富に存在する糖質を原料とし，これをキラルビルディングブロックとして活用する方法論についての報告。アルドヘキソース類の炭素環への変換，シクリトール類の環開裂による直鎖状化合物への変換などが有効に機能することを見いだした。

Overman転位を鍵反応としたスフィンゴフンギンＥの合成研究

千田憲孝，安藤幸司，小川誠一郎

日本化学会第74春季年会, 

1998年03月

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抗真菌活性を有する天然物，スフィンゴフンギンＥをＤ-グルコースを出発原料とし，Overman転位を鍵反応として全合成するアプローチについて報告した。

myo-イノシトールを出発原料としたスピカマイシンの合成研究-N-グリコシド化反応の検討

千田憲孝，山田巌，田中さやか，山田和恵，小川誠一郎

日本化学会第74春季年会, 

1998年03月

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抗腫瘍活性を有する天然物，スピカマイシンにみられる特異なＮ-グリコシド結合を構築することを目的とし，モデル化合物を用いて検討を行った。糖アミンとハロゲン化プリンのパラジウム触媒によるカップリング反応が目的の構造を与えることを見いだした。

デプシペプチド構造を有するstevastelin Bの合成研究

千田憲孝，長瀬俊彦，水野佐枝子，小川誠一郎

日本化学会第74春季年会, 

1998年03月

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免疫抑制活性を有する新規天然物，ステバステリンＢの合成アプローチに関する報告。脂肪酸部を天然に豊富に存在するシクリトールであるＬ-クエブラキトールから立体選択的に合成，アミノ酸部と結合し，環化前駆体を合成した。

生理活性天然物の全合成研究-キラルビルディングブロックとしての糖質の活用

千田憲孝

有機合成化学講習会 （東京） , 

1997年11月

, 

口頭発表（招待・特別）

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糖質をキラルビルディングブロックとして活用する生理活性天然物の全合成研究について，演者らの独自のアプローチについて概説した。