研究発表 - 松田　隆美

中世英文学とcontemptus mundi

日本英文学会第60回大会シンポジウム「中世英文学とラテン的伝統」, 

1988年05月

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中世後期においてポピュラーであった「現世蔑視」のテーマが、１２世紀のラテン語散文を通じて英語文学へと入ってゆく事実を、具体例の比較により論じた。

Vernon Refrain Lyricsの特色－死、無常、自己認識の主題を中心として

日本中世英語英文学会第２回全国大会, 

1986年12月

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14世紀の宗教抒情詩(Vernon Refrain Series)に反映される死生観を論じ、その現実的姿勢の背後には宗教文学における自己認識の主題が存在することを指摘した。

Awntyrs off Arthure における複眼的視点

日本英文学会第55回全国大会, 

1983年05月

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１４世紀アーサー王ロマンス、Awntyrs off Arthureは、説教的内容とロマンス世界を賛美するような騎士道的主題から構成される。この複眼的視点を分析し、それがアーサー王伝説全体をロマンスではなく歴史として理解する姿勢に裏打ちされていることを明らかにした。

中英語におけるUbi Sunt Mentality

中世英文学談話会第28回全国大会, 

1982年07月

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中世英文学における'Ubi sunt'のテーマを古典作品、OE/ME文学テクストから広く具体例を挙げて、その役割を分類、分析した。