総説・解説等 - 島津　明人

ワーク・エンゲイジメントとポジティブメンタルヘルス

島津　明人

産業精神保健 19   280 - 284 2011年

記事・総説・解説・論説等（学術雑誌）, 単著

産業看護職と福祉施設看護職のワーク・エンゲイジメントと職業性ストレス

福岡 悦子, 谷口 敏代, 國本 政子, 島津 明人

インターナショナルNursing Care Research （インターナショナルNursing Care Research研究会）  10 （ 4 ） 13 - 22 2011年

記事・総説・解説・論説等（学術雑誌）, 共著,  ISSN  1347-1341

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岡山県産業看護部会会員および福祉施設に勤務する看護職305名を対象に、無記名自己記入式アンケート調査を実施し、性・年齢等欠損値を除いた250名を分析した。ストレスの4分類(High strain、Active、Low strain、Passive)とワーク・エンゲイジメントの得点および下位尺度の「活力」「熱意」「没頭」を高得点群、低得点群の2群に分け、ストレスの4分類と比較した。高い得点群は、総得点、「活力」「熱意」「没頭」ともにActive群が有意に高かった。一方、High strain群は「活力」「熱意」、Passive群は、総得点、「熱意」「没頭」が有意に低かった。ワーク・エンゲイジメントの高い従業員は、活力にあふれ、仕事に積極的に関与することから、生産性が向上することが明らかにされている。今後はワーク・エンゲイジメントの概念を取り入れ、活き活きと仕事が出来るよう研修会の開催や、さらに働きやすい職場環境の改善が求められる。(著者抄録)

ひきこもり青年を抱える家族の困難感　父親と母親との比較から

船越 明子, 宮本 有紀, 島津 明人

こころの健康 （日本精神衛生学会）  25 （ 2 ） 102 - 102 2010年12月

記事・総説・解説・論説等（学術雑誌）,  ISSN  0912-6945

多様化するメンタルヘルス不調者への対応　今何が可能で何をすべきか 心理学者の立場から

島津 明人

産業ストレス研究 （日本産業ストレス学会）  18 （ 1 ） 48 - 48 2010年12月

記事・総説・解説・論説等（学術雑誌）,  ISSN  1340-7724

Why Japanese workers show low work engagement? An Item Response Theory analysis of the Utrecht Work Engagement Scale.

Shimazu, A., Schaufeli, W. B., Miyanaka, M., & Iwata, N.

BioPsychoSocial Medicine （BioPsychoSocial Medicine）  4   4 - 17 2010年11月

記事・総説・解説・論説等（学術雑誌）, 共著

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With the globalization of occupational health psychology, more and more researchers are interested in applying employee well-being like work engagement (i.e., a positive, fulfilling, work-related state of mind that is characterized by vigor, dedication, and absorption) to diverse populations. Accurate measurement contributes to our further understanding and to the generalizability of the concept of work engagement across different cultures. The present study investigated the measurement accuracy of the Japanese and the original Dutch versions of the Utrecht Work Engagement Scale (9-item version, UWES-9) and the comparability of this scale between both countries. Item Response Theory (IRT) was applied to the data from Japan (N = 2,339) and the Netherlands (N = 13,406). Reliability of the scale was evaluated at various levels of the latent trait (i.e., work engagement) based the test information function (TIF) and the standard error of measurement (SEM). The Japanese version had difficulty in differentiating respondents with extremely low work engagement, whereas the original Dutch version had difficulty in differentiating respondents with high work engagement. The measurement accuracy of both versions was not similar. Suppression of positive affect among Japanese people and self-enhancement (the general sensitivity to positive self-relevant information) among Dutch people may have caused decreased measurement accuracy. Hence, we should be cautious when interpreting low engagement scores among Japanese as well as high engagement scores among western employees. © 2010 Shimazu et al; licensee BioMed Central Ltd.

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メンタルヘルス対策の新指標「ワーク・エンゲイジメント」

島津　明人

ビジネスガイド 718   60 - 65 2010年10月

記事・総説・解説・論説等（学術雑誌）, 単著

健康の社会格差のメカニズム解明を目的とした労働者大規模パネル調査　研究デザイン

堤 明純, 高橋 正也, 川上 憲人, 島津 明人, 井上 彰臣

日本公衆衛生学会総会抄録集 （日本公衆衛生学会）  69回   392 - 392 2010年10月

記事・総説・解説・論説等（学術雑誌）,  ISSN  1347-8060

健康心理学の医学への応用：心理社会的ストレスに注目して

島津　明人

医学のあゆみ 235   181 - 182 2010年10月

記事・総説・解説・論説等（学術雑誌）, 単著

健康心理学の医学への応用　心理社会的ストレスに注目して

島津 明人

医学のあゆみ （医歯薬出版(株)）  235 （ 2 ） 181 - 182 2010年10月

記事・総説・解説・論説等（学術雑誌）,  ISSN  0039-2359

産業心理臨床のヒント(vol.6)　ワーク・エンゲイジメント

島津 明人

臨床心理学 （(株)金剛出版）  10 （ 5 ） 791 - 792 2010年09月

記事・総説・解説・論説等（学術雑誌）,  ISSN  1345-9171

産業心理臨床のヒント：ワーク・エンゲイジメント

島津　明人

臨床心理学 10   791 - 792 2010年09月

記事・総説・解説・論説等（学術雑誌）, 単著

人事労務必見　これからの職場のメンタルヘルス：ワーク・エンゲイジメントに注目した人と組織の活性化

島津　明人

労働基準広報 1684   6 - 15 2010年07月

記事・総説・解説・論説等（学術雑誌）, 単著

動物看護師の職場ストレス 職業性ストレスの考え方と対策

島津 明人

日本動物看護学会大会抄録集 （日本動物看護学会）  19回   20 - 21 2010年07月

記事・総説・解説・論説等（学術雑誌）

活気ある職場づくりに向けて　人と組織を活性化するメンタルヘルスのあり方を考える いま、なぜ活気ある職場が必要か?

島津 明人

産業精神保健 （(一社)日本産業精神保健学会）  18 （ 増刊 ） 42 - 42 2010年06月

記事・総説・解説・論説等（学術雑誌）,  ISSN  1340-2862

職業性ストレスとワーク・エンゲイジメント

島津　明人

ストレス科学研究 （公益財団法人 パブリックヘルスリサーチセンター）  25   1 - 6 2010年06月

記事・総説・解説・論説等（学術雑誌）, 単著,  ISSN  1341-9986

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This article gives an overview of the recently introduced concept of work engagement: a positive, fulfilling, affective motivational state of work-related well-being. I first define engagement as a state including vigor, dedication, and absorption, and then refer to how engagement differs from related concepts (i.e., burnout and workaholism). Work engagement is a unique concept that is best predicted by job resources (e.g., autonomy, supervisory coaching, performance feedback) and personal resources (e.g., optimism, self-efficacy, self-esteem) and is predictive of psychological/physical health, proactive organizational behavior, and job performance. The most often used instrument to measure engagement is the Utrecht Work Engagement Scale, a self-report instrument that has been validated in many countries across the world. The paper closes with practical implications to improve work engagement in terms of job and personal resources.<br>

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労働者のウェルビーングおよび仕事のパフォーマンス向上を目的としたe-ラーニングプログラムの効果の検討　クラスター無作為化比較試験

馬ノ段 梨乃, 南 昌秀, 川上 憲人, 島津 明人

産業衛生学雑誌 （(公社)日本産業衛生学会）  52 （ 臨増 ） 578 - 578 2010年05月

記事・総説・解説・論説等（学術雑誌）,  ISSN  1341-0725

組織活力調査票(ACTIVE)の開発　パフォーマンス尺度の性別・年代別の検討

土屋 政雄, 島津 明人, 井上 彰臣, 島田 恭子, 馬ノ段 梨乃, 秋山 美紀, 川上 憲人

産業衛生学雑誌 （(公社)日本産業衛生学会）  52 （ 臨増 ） 633 - 633 2010年05月

記事・総説・解説・論説等（学術雑誌）,  ISSN  1341-0725

組織活力調査票(ACTIVE)の開発　仕事の資源尺度の性別・年代別の検討

島津 明人, 土屋 政雄, 井上 彰臣, 島田 恭子, 馬ノ段 梨乃, 秋山 美紀, 川上 憲人

産業衛生学雑誌 （(公社)日本産業衛生学会）  52 （ 臨増 ） 632 - 632 2010年05月

記事・総説・解説・論説等（学術雑誌）,  ISSN  1341-0725

【職業性ストレスにかかわる最新情報】 職業性ストレスとワーク・エンゲイジメント

島津 明人

ストレス科学研究 （(公財)パブリックヘルスリサーチセンター）  25   1 - 6 2010年03月

記事・総説・解説・論説等（学術雑誌）,  ISSN  1341-9986

【総合病院での医師の働き方を支援する】 ワーク・エンゲイジメントに注目した自助と互助

島津 明人

総合病院精神医学 （(一社)日本総合病院精神医学会）  22 （ 1 ） 20 - 26 2010年01月

記事・総説・解説・論説等（学術雑誌）,  ISSN  0915-5872

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新しい職場のメンタルヘルスのあり方をとらえるキーワードとしてワーク・エンゲージメントを取り上げ、その概念、主な研究、評価方法、医療場面への示唆について述べた。ワーク・エンゲージメントの規定要因としては、仕事の資源と個人資源が明らかにされている。結果要因としては、心身の健康、仕事や組織に対するポジティブな態度、仕事のパフォーマンスとの関連が検討されている。ワーク・エンゲージメントの測定にはユトレヒト・ワーク・エンゲージメント尺度が最も広く使用さている。