研究者詳細 - 一ノ瀬　友博

論文 - 一ノ瀬　友博

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加藤和弘, 一ノ瀬友博, 高橋俊守

応用生態工学（応用生態工学会） 5 （ 2 ） 189-201 - 201 2003年02月

研究論文（学術雑誌）, 共著, 査読有り, ISSN 1344-3755

多摩川中流部の水辺における鳥相及び植生の調査結果を「分類樹木」の手法により分析し,その有効性を検討した.分類樹木は,機能的には判別分析に相当するが,本研究において得られた判別精度は,両者でほぼ同等であった.一方,分類樹木は,Yes-No型の条件判断を繰り返すことで最終的な判別に至るという,わかりやすい構造を持っており,判別分析に比べてより広範囲に応用可能であると考えられた.また,説明変数問に交互作用がある場合にも有効な手法であることが確認された.結論として,ランドスケープ計画においては判別分析に比べて分類樹木が利用しやすく,今後広く利用され得る手法であると言える.

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兵庫県におけるビオトープ地図・プラン作成について

中瀬勲, 服部保, 田原直樹, 八木剛, 一ノ瀬友博

造園技術報告集（日本造園学会） 2 （ 2 ） 42-45 - 45 2003年01月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

大阪湾周辺地域における土砂採取跡地利用とその要因に関する研究

橋本香代子, 一ノ瀬友博, 美濃伸之, 平田富士男

都市計画報告集（日本都市計画学会） 1 62-65 2003年

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著

緑地と周辺の土地利用が越冬期の鳥類の分布に及ぼす影響について−都市域における生態的ネットワーク構築に向けて−

一ノ瀬友博

日本都市計画学会学術研究論文集（日本都市計画学会） 38 625-630 2003年

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 単著, 査読有り

兵庫県北淡町の農村地域における小規模ため池群の水質と水位変動パターンについて

一ノ瀬友博, 片岡美和

農村計画学会誌（農村計画学会） 22 （ 22 ） 1 - 6 2003年

査読有り, ISSN 0912-9731

Water quality and fluctiation pattern in water level of 38 small irrigation ponds were investigated in Hokudan- cho, Hyogo Prefecture, West Japan. Temperature, water temperature, pH, electric conductivity (EC), dissolved oxygen (DO), N02-, N03- NH4+, SiO2, PO43-, chemical oxygen demand (COD) and water level were surveyed in each pond from May 2002 to April 2003. The result showed that there was not so much difference in water condition of among ponds, because water is frequently pumped from a pond to another pond. The existence of water plants and polluted water from residences influenced water condition. The water level of most irrigation ponds fluctuated dramatically from spring to the end of summer.

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兵庫県北淡町の小規模ため池におけるトンボ類の分布と環境要因の関係について

山野浩嗣, 片岡美和, 一ノ瀬友博, 一ノ瀬友博, 美濃伸之, 平田富士男

農村計画学会誌（農村計画学会） 21 （別冊） 25-30 - 30 2002年12月

研究論文（学術雑誌）, 共著, 査読有り, ISSN 0912-9731

Dragonfly species were surveyed in 23 small irrigation ponds in Hokudan-cho, Hyogo Prefectre in order to detect environmental factors influencing dragonfly distribution. Thirty-two species and 1066 individuals were observed from May to October 2001. The number of dragonfly species had no significant relation with water body area of irrigation ponds. Twenty-three ponds were classified to three types by TWINSPAN (Two-way Indicator Species Analysis). The result showed that neighboring woodlots and frequency of cutting glass around pond influenced the component of dragonfly species. Cutting glass is one of the important maintenances of irrigation ponds. It was suggested that the disturbance by traditional farm works such as cutting glass plays an important role to maintain dragonfly species richness on this area.

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生態的ネットワーク計画のための評価手法の提案−洲本市を事例として−

橋本亜矢子, 伊藤休一, 三井雄一郎, 片岡美和, 一ノ瀬友博, 美濃伸之, 斎藤庸平

農村計画学会誌（農村計画学会） 21 （別冊） 235-240 2002年12月

研究論文（学術雑誌）, 共著, 査読有り

公園緑地における鳥類の出現状況と公園緑地の植生及び周辺土地利用との関係に関する研究−都市域における生態的ネットワーク計画構築のための基礎的研究−

一ノ瀬友博

日本都市計画学会学術研究論文集（日本都市計画学会） 37 919-924 2002年11月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 単著, 査読有り

公園緑地における鳥類の出現状況と公園緑地の植生及び周辺土地利用との関係に関する研究 : 都市域における生態的ネットワーク計画の構築のための基礎的研究

一ノ瀬友博

都市計画. 別冊, 都市計画論文集 = City planning review. Special issue, Papers on city planning （公益社団法人日本都市計画学会） 37 （ 37 ） 919 - 924 2002年10月

査読有り, ISSN 0913-1280

都市域における生態的ネットワーク計画のための生物生息環境評価手法を確立することを目的として研究を行った。研究対象地域は、兵庫県西宮市南部の都市域とし、対象生物としては鳥類を選択した。対象地域内の都市公園20ヶ所において、1999年12月から2000年２月の越冬期の間に、点センサス法を用いて鳥類の分布調査を行った。鳥類の種組成をTWINSPANを用いて公園緑地を分類し、分類・回帰樹木によって鳥類の分布に影響を及ぼしている環境要因を分析したところ、公園緑地内の植緑被面積、公園の周囲500ｍ以内の植被率、低木層と高木層の植被率が重要な環境要因であることが明らかになった。

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兵庫県北淡町の農村地域のため池におけるトンボ類の分布とそれを規定する要因について

一ノ瀬友博, 森田年則

ランドスケープ研究（日本造園学会） 65 （ 5 ） 501-506 - 506 2002年03月

研究論文（学術雑誌）, 共著, 査読有り, ISSN 1340-8984

淡路島北淡町の農村地域のため池24ヶ所において,2000年の6月から9月の間,トンボ類の分布を調査した。出現したトンボ類の種数とため池の水域面積の間には明らかな関係が見られなかった。TW-NSPANによって,24ヶ所のため池は5つのタイプに分類された。ため池の環境についての変数を説明変数として,分類・回帰樹木を用いて分析を行った結果,ため池の区分には,ため池の位置する標高,隣接する樹林の存在,水域面積,水質が影響を及ぼしていることがわかった。特に,ため池の周囲の約半分以上で樹林と接していれば,林縁や暗い環境を好む種が出現することが明らかになった。

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生態的ネットワーク計画手法の提案−洲本市を事例として−

橋本亜矢子, 伊藤休一, 三井雄一郎, 片岡美和, 一ノ瀬友博, 美濃伸之, 斎藤庸平

景観園芸研究（兵庫県立淡路景観園芸学校） 3 23-28 2002年03月

研究論文（大学，研究機関等紀要）, 共著, 査読有り

兵庫県淡路町における果樹園に関わる土地利用変遷とその要因について

瀬尾綾子, 一ノ瀬友博, 美濃伸之, 平田富士男

景観園芸研究（兵庫県立淡路景観園芸学校） 3 11-16 2002年03月

研究論文（大学，研究機関等紀要）, 共著, 査読有り

都市域における生態的ネットワーク計画手法に関する研究

一ノ瀬友博

都市緑化技術（都市緑化技術開発機構） 46 （ 46 ） 36-39 - 39 2002年

研究論文（学術雑誌）, 単著, 査読有り, ISSN 0919-021X

生態的ネットワーク計画のための評価手法の提案洲本市を事例として

橋本亜矢子, 伊藤休一, 三井雄一郎, 片岡美和, 一ノ瀬友博, 斎藤洋平, 美濃伸之, 斎藤庸平

農村計画学会誌（農村計画学会） 21 （ 21 ） 235 - 240 2002年

査読有り, ISSN 0912-9731

The objectie of this study is to propose a method for evaluating ecological network. We propose to consider two classes of spatial scales for evaluation. In the macro-scale research, we classified land use types by satellite data, and extracted two areas of heterogeneous or homogeneous land use in the object region In these areas, we performed micro-scale researches through field survey and geographical information based topographical maps. Throughout these researches of different spatial scales, we evaluated present ecological network and discussed the availability of this method.