論文 - 富田　豊

眼球運動と瞬目運動を利用した文字入力装置

杉本智哉，富田豊，本多敏

人とシステム 2巻 （ 1号 ） 57-59 1996年

共著

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眼電図を用いてコンピュータ画面上のマウスを動かし，瞬目をマウスのクリックとした入力装置を開発した。

混成型歩行補助システム

山口剛，富田豊，本多敏

人とシステム 2巻 （ 1号 ） 67-72 1996年

共著

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機能的電気刺激と補装具を用いて脊髄損傷患者の歩行再建を確認した。機能的電気刺激波形の振幅，刺激間隔等は実験的に定めた。

手先位置指示装置の開発

村岡慶裕，富田豊，本多敏

人とシステム 2巻 （ 1号 ） 60-66 1996年

共著

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機能的電気刺激により，上肢麻痺患者の機能再建を目指し，その運動の指示のために頭部に光源をつけ照射領域に手先が移動するような刺激パターンを計算し，刺激装置へ主する装置を製作した。

上肢多関節の水平面動作を目的としたＦＥＳ制御システムの開発

山口剛，吉田直樹，富田豊，本多敏

人間工学 33巻 （ １号 ） 21-25 1996年

共著

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水平面内における肩，肘，手からなる多関節系を同時に電気刺激制御するシステムを作り，評価した。主コントローラはラグランジュモデルを，微調整のためにニューラルネットワークモデルを用いた。結果として，このシステムでは負荷を握る，放す，保持したまま移動するなどの動作が可能であり，患者自身が介助なしで行なえる動作範囲を広げることができることがわかった。

Flow Velocity Tomography with Magnetic Flowmeter

Teshima,T., Honda, S. and Tomita, Y.

計測自動制御学会論文集 1995年08月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著

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現在標準的な流量計である電磁流量計の磁極および電極を１対から８対に増やし，断面内の流速分布をＣＴの技法を用いて解明した。

増幅機能を持つ筋電図用能動電極の試作

富田豊, 西村涼

計測自動制御学会論文集 Vol.29   No.12 1993年12月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著

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生理学，臨床医学，スポーツ医学などの分野で重要な表面筋電図導出のための能動電極を試作した。本能動電極は入力インピーダンスが大きく，従来必須であった皮膚の前処理が不要になったこと，出力インピーダンスが小さく，リード線の揺動による基線のふらつきがなくなったこと，電極中で約 500倍増幅しているので外部の増幅器を介することなくＡ／Ｄ変換器に接続し計算機に波形を取り込むことができるなどの特長がある。

Status quo of Japanese Education and Working Systems

Tomita, Y. , Honda, S. and Horiuchi, T.

Proc. of IMEKO TC1 and TC7    170-175 1993年09月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著

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近年の私立理工系大学の入試偏差値の低下をはじめとする現在の日本の教育システムを分析した。また，諸外国に不思議がられている終身雇用制が給与の後払い制度（退職金）によるものである，などを報告した。

核磁気共鳴を用いた果汁の糖度の測定

富田豊, 林陽之輔

計測自動制御学会論文集. Vol.29 （ No.4 ） 483-484 1993年04月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著

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果実の糖度を非破壊で測定するため，核磁気共鳴（ＮＭＲ）を用いて果汁のスペクトルから糖度を推定した。糖度の測定には現在，屈折式糖度計が多く使用されているが，これでは果汁を取り出さなければ測定が不可能である。ＮＭＲを用いることで物体に照射されるエネルギーを減少させることができ，非破壊で糖度を測定することができた。また，果汁の糖度を重回帰分析の結果から推定し，屈折式糖度計で測定した結果と比較し，高い相関を得た。

Experimental Evaluation of Precision of Eye Interpolation

Tomita, Y. , Honda, S. and Horiuchi, T.

AIM'92 1992年11月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著

ローイングの動作分析－腰痛の発生機序について－

富田豊, 山崎元, 大西祥平, 増本項, その他

日本成形外科スポーツ医学会誌 Vol.11   309-312 1992年11月

共著

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ボート競技はハードな種目であり，選手には腰痛を初めとしてスポーツ障害が少なくない。これらのボートのローイングによって生じる腰痛の臨床については，既に報告した。本稿ではローイングの動作分析を行い，特に腰部に加わる負荷について検討し，腰痛発生のメカニズムについて考察を加えた。

Clinical Application of an Active Electrode Using an Operational Amplifier

Tomita, S. , Nishimura, R. and Horiuchi, T.

IEEE Trans. on Biomed. Engineering Vol.39 （ No.10 ） 1096-1099 1992年10月

共著

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臨床上の使用効率をはかるため，演算増幅器を内蔵した能動電極を開発した。このことにより，皮膚の前処理や導電性ペーストを使用せずに筋電図や神経興奮電位を記録することができるようになった。また，スポーツ医学の分野におけるリード線の揺れによる基線の不安定さも改善された。

Equation error versus outputerror methods

Tomita, Y. , et al.

Ergonomics Vol.35   551-564 1992年05月

共著

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システム同定における式誤差規範と出力誤差規範のちがいを数学的に明らかにした。その結果，システムがモデル集合に含まれるときは両規範は等しい同定結果を与えるが，実システムがそうであるように，モデル集合に含まれない場合には異なる結果を与える。シミュレーションの目的には出力誤差規範を用いなければならないことを示した。

フォーストオシレーション法と自己回帰移動平均モデルを用いた呼吸器インピーダンスの測定

富田豊, その他

バイオメカニズム11    35-41 1992年05月

共著

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気管支喘息に代表される閉塞性の呼吸器疾患の程度を客観的に評価することは，疾患の診断や重症度の判定を行ううえで重要である。また，ＡＲＭＡモデルを用いることにより，１秒の測定時間で呼吸器疾患の程度を評価できることがわかった。本研究では呼吸器を，口腔に印加される流量を入力，その際口腔に生ずる大気圧との差圧を出力とするシステムと考え，Woldが体系づけた自己回帰移動平均（以下ＡＲＭＡ）モデルを呼吸器系等価回路モデルのパラメータ推定に適用した。

The measurement of the spatial 　 distribution of the skin surface potential by using the surface electrode with built-in impedance transformer

Tomita, Y. , Honda, S. , et al.

IMEKO TC7 AIMaC'91 Proceedings    289 -294 1991年09月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著

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能動電極を用いることにより，空間分解能が２㎜の表面列電極を作製した。本電極により，小指外転筋の神経筋接合部領域が５㎜，伝播速度2.8 ｍ／ｓなどを見出した。また，逆問題を解くことにより，皮膚下１㎜における神経線維の活動状況を推定した。

Estimation of Velocity Profile by Magnetic Flowmeter with Rotating Field

Tomita, Y. , Honda, S. , et al.

The American Society of Mechanical Engineers Book  （ No.100315-1991 ）  1991年08月

共著

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工業用に広く用いられている電磁流量計は励磁磁場をどうとっても流速分布の影響を受けてしまう，という事実を利用して, 励磁磁場を変動させ，多数の電極により誘導起電力を検出することにより，流速分布のトモグラフィが可能となる。本研究は，２次元逆問題として定式化し理論解析とシミュレーションにより流速トモグラフィの妥当性とその限界を求めた。

目測の精度に関する実験的研究

富田豊, 本多敏, その他

計測自動制御学会論文集 Vol.27 （ No.7 ） 834- 836 1991年07月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著

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ノギスの０と１㎜の間を副尺を用いて１／20等分したものを用意し, 副尺を被験者に見えないようにした状態で１／10分割の目測を行わせた。その結果，定説とされている個人の癖によるものよりも，被験者に平均的に存在する位置による読みの偏りに起因する系統的誤差の方が大きいこと，分散分析から，要因で説明できない誤差の不偏分散の平方根は約0.06であること，などがわかった。

皮膚の前処理を必要としないペーストレス電極の試作

富田豊, 千野直一, その他

総合リハビリテーション Vol.19 （ No.6 ） 647- 649 1991年06月

共著

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我々は, 臨床上の簡便化をはかるため，スキンクリーナによる皮膚の前処理や導電性ペーストの使用を不要とするべく，皮膚抵抗を無視できるほど大きな人力抵抗を持つ電極－すなわち,電極自体にインピーダンス変換器の機能を組み込んだ能動電極を試作した。

ゴムのスティック・スリップを用いたすべりセンサの開発

富田豊, その他

計測自動制御学会論文集 Vol.27 （ No.1 ） 1-4 1991年01月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著

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ゴムが物体に対してすべったときに生じるスティック・スリップを利用して対象とする物体とのすべりを検出することができるセンサを開発した。開発したすべりセンサを装着したロボット・ハンドは，水の入った紙コップや豆腐などの軟らかい物を剛性に関する先見情報なしに持ち上げることができた。

出力誤差規範に基づく連続時間伝達関数推定法

富田豊, その他

電子情報通信学会論文誌 J74-D-II  （ No.1 ） 109-111 1991年01月

共著

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本論文では，系の離散時間入出力時系列から連続時間伝達関数の係数を出力誤差規範に基づき直接に推定する方法を提案している。また，姿勢制御系の同定例を用いた他の推定法との比較により，本推定法の有効性を示している。

A Slip Sensor by Using Stick-Slip of Rubber Membrane

Tomita, Y. , Horiuchi, T. , et al.

Capteurs'89 1989年06月

研究論文（学術雑誌）, 共著