論文 - 上原　喜代治

Fifth-，Seventh-and Ninth-Order Calculation of the Lamb Dip in Lasers and Saturated Absorption

K.Shimoda and K.Uehara

Jpn.J.Appl.Ppys. 10   460-467 1971年04月

研究論文（学術雑誌）, 共著, 査読有り

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半古典的レーザー理論を電場Eの高次の項まで進める一般的方法を示した。具体的な計算を9次まで行い，Lambくぼみや飽和吸収のより正確な関数形を求めた。

Stark Effect of the Absorption Line of Methane Observed by the 3.39μm He-Ne Maser

K.Uehara，K.Sakurai，and K.Shimoda

J.Phys.Soc.Jpn. 26   1018-1022 1969年04月

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ゼーマン同調3.39μmHe-Neレーザーを光源としてメタンのスペクトルを測定し，永久双極子モーメントを有しないこの分子がシュタルク効果を示すことを理論的，実験的に明らかにした。また実効的な双極子モーメントを求めた。

High-Resolution Stark Spectroscopy of Molecules by Infrared and Far-Infrared Masers

K.Uehara，T.Shimizu，and K.Shimoda

IEEE J.Quantum Electronics QE-4   728-732 1968年11月

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周波数可変のHe-XeやHe-Neレーザーを用いていくつかの有機分子のシュタルク変調スペクトルを測定し，特にホルアルムデヒドについて分子定数を決定した。また周波数固定のレーザーを用いる場合は，電場によって吸収線をシフトさせる方法をD2Oレーザーとアンモニアの組合わせで示した。

Stark Effect of Vibration Rotation Lines of Formaldehyde Observed by a 3.5μm Laser

K.Sakurai，K.Uehara，M.Takami，and K.Shimoda

J.Phys.Soc.Jpn. 23   103-109 1967年07月

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ゼーマン同調3.5μm He-Xeレーザーを用いてホルムアルデヒドのシュタルク変調スペクトルを測定した。シュタルク分裂によって遷移の帰属が容易であり，この方法が一般的な分光手段として有力であることを示した。

Higher Order Calculation of the Lamb Dip in the Output of an Optical Maser

K.Uehara and K.Shimoda

Jpn.J.Appl.Phys. 4   921-927 1965年11月

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光メーザーの出力を発振周波数のより正確な関数として表わすために，媒質の分極を電場Eの5次の項まで計算した。これによってLambくぼみの形から媒質の線幅をより正確に求められることが分った。