論文 - 川口　春馬

Modifications of a polymer latex

H. Kawaguchi, H. Hoshino, H. Amagasa and　Y. Otsuka　

J.Colloid and interface Sci., 97    465-475 1984年02月

共著

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スチレン-アクリルアミド共重合体ラテックス粒子をカルボキシル化、両性化し、粒子径は一定で表面の化学構造だけが異なる一連のラテックス粒子を作製し、共重合法で得られる類似の粒子と特性を比較した。

Immobilization of α-amylase on polymeric carriers having different structures

Y. Ohtsuka H. Kawaguchi and T. Yamamoto　

J. Appl. Polym. Sci., 29    3295-3306 1984年

共著

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表面形態が異なるポリマービーズにα-アミラーゼを結合させ、その酵素活性を調べた。結合にはウッドワード試薬が適していることを見いだし、表面が平滑なビーズが、高く安定な酵素活性を発現するのに好ましいことを明らかにした。

ポリマーラテックスの機能化

H. Kawaguchi and Y. Otsuka　

旭硝子工業技術奨励会研究報告 1984年

共著

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表面の官能基の種類、密度が異なる種々のラテックス粒子を作製し、それらのタンパク質吸着特性、酵素固定剤としての適用性、白血球による被貪食性等を調べ、粒子の構造と機能・特性との関わりについて明らかにした。

機能性高分子ミクロスフェア

有機合成化学, 42  （ No.10 ） 922-931 1984年

単著

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高分子微粒子およびその分数液がもつ機能の紹介とそれらの設計・指針を述べた。

Head-to-head polymers

J. Macromol. Sci. Chem.,A21(13&14)    1725-1739 1984年

共著

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ポリブタジエンを変性させて作製できる一連のHead-to-Head ポリマーをレビューした。

Head-to-head polymers; 19, Cholrination of cis-1, 4-polybutadiene

H.Kawaguchi, Y.Sumida, J.Muggee and O.Vogl

Polymer, 23  （ No. 11 ） 1805-1816 1982年12月

共著

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酸素不在下、低温でのシス-1、４-ポリブタジェンの塩素化により、ブロック状に頭-頭ポリ塩化ビニル構造をもつポリマーが得られることを見いだした。種々の塩素化率のポリマーについて詳しいキャラクタリゼーションを行った。

Preparation of functional polymer microspheres by suspension copolymerization of Ethlene glycol dimethacrylate with hydrophilic monomers

Y. Otsuka, H. Kawaguchi and T. Yamamoto　

J. Applied polymer Sci., 27    3279-3288 1982年09月

共著

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いくつかの親水性モノマーをエチレングリコールジメタクリラートと懸濁共重合し、ゲル粒子を得た。親水性モノマーの分配係数、両モノマーの反応性比、およびモノマーの仕込方法により生成する粒子に含まれる親水性モノマーユニットの量およびその分布が決まることを明らかにした。

Preparation of functional polymer microspheres by suspension copolymerization of dially phthalate with carboxylic monomers

Y, Otsuka, H. Kawaguchi and T. Hamasaki　　

J. Applied polymer Sci, 27    1771-1782 1982年06月

共著

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アクリル酸またはメタクリル酸をフタル酸ジアリルと懸濁共重合するとき、モノマーの仕込み方法によって粒子中のカルボン酸モノマーユニットの分布や粒子の表面構造が著しく変化した。この現象をゆるい架橋構造下での親水性成分の相分離で説明した。

Preparation of amphoteric latex by modification of styrene-acrylamide copolymerilatex

H. Kawaguchi, H. Hoshino and Y, Otsuka　

J. Applied polymer Sci.26    2015-2022 1981年07月

共著

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スチレンとアクリルアミドの共重合体ラテックス粒子をホフマン反応させると、一部のアミド基の加水分解も同時に進行してアミノ基とカルボキシル基を粒子表面に持つ両性ラテックスを生成できることを明らかにし、濁度滴定や電導度滴定で生成物の特性をしらべた。

Copolymerization of styrene with acrylamidederivatives in an emulsiffer-free aqueous medium

H. Kawaguchi, Y. Sugi and Y. Otsuka 　

J. Appl. Polym. Sci., 26    1649-1657 1981年07月

共著

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AAに代えてN.N-ジメチルアクリルアミド、N-ヒドロキシメチルアクリルアミド(HMA)をStと共重合しても、やはり三段階からなる重合過程が認めたれたが、メタクリルアミド系は例外であった。単分散粒子を得るのに、St-HMAが有効でHMAを予めある程度重合した後Stを加えて重合を続けると、粒子径が増大した。

Emulsifier-free emulsion copolymerzaion of styrene with acrylamide amid and its derivates

H. Kawaguchi, Y. Sugi and Y. Otsuka 　

in 'Emulsion polymers and emulsion polymerization' ed. American Chemical Society Symposium Series  （ No. 165, ） 145-156 1981年07月

共著

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スチレン-アクリルアミド類のソープフリー乳化重合における粒子のできかた、重合の場の移動（水相-粒子中-水相）、種々のアクリルアミド類の性質と、重合挙動の違いとのあいだの相関などについて検討した。

Copolymerization of styrene with acrylamide in an emulsiffer-free aqueous medium

Y. Otsuka, H. Kawaguchi and Y. Sugi　　

J. Appl. Polym. Sci., 26    1637-1647 1981年05月

共著

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乳化剤を含まない水系でスチレン(St)をアクリルアミド(AA)と共重合すると、重合過程が次の三段階に区分できることを明らかにした。１）AAが優先的に重合、粒子核生成、粒子数増加２）粒子中でSt一方的に重合３）水相でのAAの重合活性化。

Preparation and characterization of cationic copolymer latex. 2. Copolymerization of styrene with 4-vinylpyridine in an emulsifier-free aqueous medium

Y.Otsuka , H. Kawaguchi and S, Hayachi

Polymer, 22  （ No.5 ） 658-662 1981年05月

共著

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乳化剤を加えずスチレンと4-ビニルピリジンを水系共重合し、カオチンラテックスを得た。低pHでの重合は、4-ビニルピリジンの優先的反応段階と、それに続くスチレンの優先的反応段階とに二分され、表面電荷密度の高いラテックスを生成した。高pHでは単調な共重合が進行し、4-ビニルピリジンユニットは、粒子内にも均一に分布した。

Preparation and characterization of cationic copolymer latex. 1. Emulsion copolymerization of styrene with 4-vinylpyridine in the presence of non-ionic emulsifier

Y.Otsuka, H. Kawaguchi and S. Watanabe　

Polymer, 21    1073-1078 1980年09月

共著

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スチレンと4-ビニルピリジンの乳化共重合の動力学および、生成するカオチンラテックス中の四-ビニルピリジンユニットの分布について研究した。

Effects of the molecular structure of polyoxyethylene-type emulsifiers on emulsion polymerization of styrene initiated by the emulsifier-ceric ion redox system (In Japanese)

H. Kawaguchi and Y.Otsuka　

Koubunshi Ronbunshu 34    421-428 1977年06月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著

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ポリオキシエチレン系乳化剤-セリウム(IV)イオンによるスチレンの乳化重合に及ぼす乳化剤の分子構造の影響

Emulsion polymerization of styrene initiated by poly(oxyethelene-laurylamine)-Ceric ion recox system (In Japanese)

Y.Otsuka, H. Kawaguchi and S. Suzuki　

Koubunshi Ronbunshu 33    224-228 1976年02月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著

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ポリオキシエチレンラウリルアミン-第二セリウムイオンによるスチレンの乳化重合

Emulsion polymerization of styrene initiated by sodium dodecylpolyoxyethlene sulfate-Ceric ion recox system (In Japanese)

H. Kawaguchi and Y.Otsuka

Koubunshi Ronbunshu 34    85-90 1976年02月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著

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ドデシルポリオキシエチレン硫酸ナトリウム-第二セリウムイオンによるスチレンの乳化重合

Mechanism of emulsion polymerization of styrene initiated by polyoxyethlene-type surfactant-Ceric ion redox system (In Japanese)

Y.Otsuka, H. Kawaguchi, Y.Tokunaga　

Koubunshi Ronbunshu 32  （ No.8 ） 472-476 1975年08月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著

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ポリオキシエチレン系乳化剤Ce4+によるレドックス乳化重合のメカニズム

Effects of numbers of oxyethylene units of polyoxyethylene-type surfactant in the emulsion polymerization of styrene initiated by the surfactnat-ceric ion redox system (In Japanese)　

Y.Otsuka and H. Kawaguchi 　

Koubunshi Ronbunshu 31    377-382 1974年02月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著

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ポリキシレン系界面活性剤-第二セリウムイオンによるスチレンの乳化重合におけるオキシエチレン鎖長の影響

ポリオキシエチレン系界面活性剤-第二セリウムイオンによるスチレンの乳化重合

Y.Otsuka H. Kawaguchi and T. Kanaya

Koubunshi Ronbunshu 31    87-93 1974年02月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著

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ポリエキシレン系界面活性剤が、第二セリウムイオンとレドックス開始剤として機能することを利用し、スチレンの乳化重合系に用いた。系は準均一系状態から、不均一系に変化してゆき、不均一系での現象は新しいモデルで説明された。