論文 - 岡田　英史

共焦点系を用いた高空間分解能レーザ2焦点速度計

岡田英史, 皆川恭之, 南谷晴之

第40回応用物理学関係連合講演会 1993年03月

共著

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共焦点系の光学系を利用することによってレーザ２焦点速度計の空間分解能を飛躍的に高くできることを述べ，実験で検証している。

相関法を用いた微小循環血流の速度分布測定

阿川雄資, 岡田英史, 関塚永一, 大塩力,南谷晴之

電子情報通信学会論文誌 Vol.J76-D-Ⅱ （ No.2 ） 397-405 1993年02月

共著

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相関法を用いて超高速ビデオで撮影した血流画像から血流速度を算出するアルゴリズムを開発した。階層的な相関演算を行うことによって測定誤差の増加を招かずに高速な演算を行うことが可能となった。（頁数：９）［担当部分：実験，論文執筆指導（掲載頁：p.397 〜p.405)］

画像処理による肺胞壁線維化の計測

南憲一, 石井浩一, 岡田英史, 吉村ゆかり,南谷晴之

電子情報通信学会論文誌 Vol.J76-D-Ⅱ （ No.2 ） 315-324 1993年02月

共著

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肺胞染色標本画像から色情報を用いて繊維化された組織を抽出する画像処理アルゴリズムを開発し，肺胞の繊維化度の自動判定システムを構築した。病理学者の診断結果と本アルゴリズムによる判定結果には高い相関が得られた。（頁数：10）［担当部分：アルゴリズムの検討，論文執筆指導（掲載頁：p.925 〜p.924)］

A New Tool for Measurement of Red Blood Cell Velocity Using High Speed Video System And Image Gradient Method

Eiji Okada, Jun Umetani, Eiichi Sekizuka, Chikara Oshio, Haruyuki Minamitani

Bioimages Vol.1 （ No.1 ） 21-26 1993年01月

共著

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超高速ビデオによって撮影した微小循環血流画像を対象として，濃度勾配法による画像処理で血流速度分布を測定した。血管の曲がり，分岐による血流動態の変化について解析結果をもとに検討した。（頁数：６）［担当部分：画像アルゴリズムの開発，論文執筆（掲載頁：p.21〜p.26)］

微小循環における血液酸素飽和度測定のための基礎的検討

篠崎洋，岡田英史，江原宏幸，南谷晴之

計測自動制御学会論文集 Vol.28 （ No.10 ） 1182-1188 1992年10月

共著

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微小循環の細動静脈を対象に二波長分光法を用いて血液の酸素飽和度を測定する際に問題となる血球散乱の影響を除去する方法を提案し，基礎実験によって提案法の有効性を検証している。（頁数：７）［担当部分：着想，実験，論文執筆指導（掲載頁：p.1182〜p.1188) ］

微小リンパ管におけるリンパ輸送機構の解析

江原宏幸，岡田英史，篠崎洋，南谷晴之

計測自動制御学会論文集 Vol.28 （ No.9 ） 1029-1037 1992年09月

共著

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空間フィルタ速度計を顕微鏡に組み込んだ顕微鏡型空間フィルタ速度計を製作し，ラット腸間膜のリンパ流の速度を測定した。リンパ管の収縮をビデオに記録して解析し，リンパ管の収縮とリンパ流速の関連性について検討した。（頁数：９）［担当部分：着想，実験，論文執筆指導（掲載頁：p.1033〜p.1037) ］

Practical System for Measuring RBC Velcoity in Microvessels Using Two-Dimensional Cross-Correlator

Eiji Okada, Haruyuki Minamitani, Eiichi Sekizuka, Chikara Oshio, Shigenari Hozawa, Hiroshi Nagata, Makoto Suematsu, Masahiro Tsuchiya

XVII European Conference on Microcirculation 1 1992年07月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

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画像の任意部分の時間相関をリアルタイムで測定するハードウェアを用いて，画像記録した微小循環の血流動態から血流速度を求めた結果について述べている。

動画像処理による微小血管の流速脈波解析

岡田英史, 関塚永一，大塩力，南谷晴之

第31回日本エム・イー学会大会 1992年05月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著

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超高速ビデオを用いて測定した血流速度波形の位相遅れから流速脈波の伝播速度を算出して，その妥当性を検証した。

液晶光変調器を用いたスペックル変位・速度計測

岡田英史, 南谷晴之

光学 Vol.21 （ No.3 ） 161-162 1992年03月

共著

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コヒーレント光のランダム干渉で生じるスペックルを利用して変位，速度の測定を行うスペックル写真法に液晶光変調器を用いることで，測定時間を短縮する方法について解説している。（頁数：２）［担当部分：着想，実験，論文執筆（掲載頁：p.161 〜p.162)］

微小リンパ管内の流速測定-周波数シフト機能を有する空間フィルタ速度計の応用-

江原宏幸，岡田英史，福岡豊，南谷晴之，関塚永一，大塩力

電子情報通信学会論文誌D-Ⅱ No.J74-D-Ⅱ   652-662 1992年03月

共著

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光ファイバアレイを用いた空間フィルタ速度計にスイッチング回路を用いた周波数シフト機能を付加することによって，流れの向きを判別可能にする方法を提案し，この速度計によって逆流が存在するリンパ流の流速測定を行った結果について述べている。（頁数：11）［担当部分：着想，実験，論文執筆指導（掲載頁：p.652 〜p.662)］

粒子イメージ速度計における機能性光学素子の利用に関する検討

岡田英史, 榎本宏，南谷晴之

計測自動制御学会論文集 Vol.28 （ No.2 ） 189-198 1992年02月

共著

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従来写真フィルムが用いられていた粒子イメージ速度計の空間光変調器に液晶ディスプレーを用いることで測定の実時間性を高めたシステムで，２次元定常流の流速分布測定を行った結果について述べている。（頁数：10）［担当部分：着想，システム設計・構築，実験，論文執筆（掲載頁：p.189 〜p.198)］

A Microscopic Spatial Filtering Velocimeter for Measurements of Lymph Flow in Microcirculation

Eiji Okada, Hiroyuki Ehara, Chikara Oshio, Eiichi Sekizuka, Haruyuki Minamitani

1991 Int.Conf.Industrial Elec.，Cont.&Instrum 1 1991年11月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

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空間フィルタ速度計を用いて微小循環レベルのリンパ流の測定を行った結果について述べている。

液晶ディスプレイを用いた粒子イメージ速度計における最適粒子画像の検討

榎本宏，岡田英史，福岡豊，南谷晴之

電子情報通信学会論文誌C-Ⅰ Vol.J74-C-Ⅰ   379-383 1991年10月

共著

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空間光変調器としてのコントラスト機能が写真フィルムより劣る液晶ディスプレーを粒子イメージ速度計の光情報処理システムに利用する際の，効果的な画像コントラスト強調の方法について述べている。（頁数：５）［担当部分：着想，論文執筆指導（掲載頁：p.379 〜p.380)］

Measurement of RBC Flow and Velocity Pulse Wave Propagation Using a Microscopic Spatial Filtering Velocimeter

Eiji Okada, Hiroyuki Ehara, Yutaka Fukuoka, Eiichi Sekizuka, Chikara Oshio, Haruyuki Minamitani

8th World Cong.on Physics and Biomed.Eng 1 1991年07月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

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細動脈の各部位において測定した流速脈波の伝播速度から，微小血管の流速脈波が血管の弾性にさほど依存しないことを考察した。

空間フィルタ法による微小循環血流計測-流速脈波の伝播を中心に-

岡田英史, 江原宏幸，福岡豊，関塚永一，大塩力，朴沢重成，南谷晴之

第30回日本エム・イー学会大会 1991年07月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著

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顕微鏡型空間フィルタ速度計を用いて微小循環の血流速度測定を行い，血流速度波形の位相遅れから流速脈波の伝播速度を解析した結果について述べている。

微小循環系の流れの可視化と定量法-高速ビデオシステムの応用と画像濃度勾配法のよる2次元血流分布の測定

南谷晴之，梅谷順，岡田英史，関塚永一，大塩力，末松誠，土屋雅春

Cell Science Vol.7 （ No.6 ） 519-528 1991年06月

研究論文（学術雑誌）, 共著

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生体微小循環における血流動態の超高速ビデオ画像から，個々の血球像を抽出せずに濃淡パターンの時空間差分値から血流速度の２次元分布を算出する手法と，ラット腸間膜の細動静脈を対象に血管内の流速分布を測定した結果を述べている。（頁数：10)［担当部分：画像処理アルゴリズムの開発（掲載頁：p.380 〜p.382)］

顕微鏡型レーザ・ドップラ血流計の高密度化と微小循環における流速脈波計測への応用

岡田英史, 福岡豊，関塚永一，大塩力，南谷晴之

医用電子と生体工学 Vol.29-1   24-31 1991年01月

共著

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顕微鏡型レーザドップラ速度計で微細な流れを測定するときに問題となるノイズの除去法を提案し，生体微小循環の血流測定を精度よく行う光学系を製作した。このシステムを用いてラット腸間膜における細動脈の流速脈波の解析を行った。（頁数：７）［担当部分：着想，光学系設計・製作，実験，論文執筆（掲載頁：p.24〜p.31) ］

Application of Microscopic Laser Doppler Velocimeter for Analysis of Arterial Pulse Wave in Microcirculation

Haruyuki Minamitani, Jun Umetani, Eiji Okada, Yuji Agawa, Eiichi Sekizuka, Chikara Oshio, Shigenari Hozawa, Makoto Suematsu and Masaharu Tsuchiya

12th Annual International Conference of the IEEE Engineering in Medicine and Biology Society 1 1990年11月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

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ラット腸間膜の細動脈における心拍動に対応した血流速度変動成分をレーザドップラ速度計で測定することによって，微小血管においても流速脈波の解析が可能であることを示した。

流れの可視化および定量法-微小循環における高速度ビデオシステムの応用-

関塚永一，大塩力，土屋雅春，岡田英史，南谷晴之

細胞工学 Vol.9-10   907-913 1990年10月

共著

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生体における 0.1μm 以下の血管内の血流動態を顕微鏡下で超高速ビデオ画像に撮影して，画像フレーム間における血球像の移動距離から血流速度を測定する方法について述べている。（頁数：７）［担当部分：画像処理アルゴリズムの開発（掲載頁：p.908 〜p.909)］

顕微鏡型LDVにおける低S/N比，単一バースト信号の信号処理法

中条義隆，福岡豊，岡田英史，南谷晴之

計測自動制御学会論文集 Vol.26-10   1120-1125 1990年10月

共著

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測定領域が小さくＳ／Ｎ比が低い顕微鏡型レーザ・ドップラ速度計の出力信号から, 離散的なバースト信号の持つ特性を利用することにより, 性格なドップラ周波数を決定する処理法について提案している。（頁数：６）［担当部分：実験（掲載頁：p.1123〜p.1124)]