論文 - 藤原　広和

Hypertensive encephalopathy of brain stem with minimal supratentorial involvement: a rare manifestation of hypertensive encephalopathy.

Fujiwara, Hirokazu, Momoshima, Suketaka, Kuribayashi, Sachio and Sasamura, Hiroyuki

Radiation medicine 23   504 - 7 2005年

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We report a case of a 38-year-old man with brain stem hypertensive encephalopathy. MR imaging revealed diffuse hyperintensities in the brain stem. Diffusion-weighted imaging (DWI) was normal, and apparent diffusion coefficient (ADC) values were increased in the brain stem. The supratentorial regions were largely spared, and only subtle high intensities were seen. The lesions completely resolved after stabilization of blood pressure. The findings of normal DWI and high ADC values were compatible with vasogenic edema due to hypertension.

【脈管の非侵襲的画像診断　進歩と現況】　頸部頸動脈のMRA

百島, 祐貴 and 藤原, 広和

脈管学 44 （ 11 ） 721 - 726 2004年11月

ISSN  0387-1126

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頸部頸動脈の低侵襲性画像診断法として,MRAは広く用いられている.現状では,まだMRA単独では血管造影(DSA)を置換することはできないが,造影MRAはCTAなど他の検査法と組み合わせることで,これに匹敵する精度を得ることが可能となりつつある.不安定プラークの検出を目的とするMRIプラークイメージングには,最適な撮影法の選択が重要である.また,プラークに集積する造影剤にも期待が寄せられている

【異物のIVR】　血管内異物　CVカテーテル以外　一時的IVC filterに血栓が付着し回収に難渋した例

倉田, 忠宜, 成松, 芳明, 藤原, 広和, 橋本, 統 and 栗林, 幸夫

IVR: Interventional Radiology 19 （ 3 ） 230 2004年07月

ISSN  1340-4520

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19歳男.急性骨髄性白血病で加療中に左下肢の腫脹・疼痛を訴え,左総腸骨静脈から総大腿静脈の深部静脈血栓症と診断された.肺塞栓予防目的でtemporary IVC filter(TF)を右肘静脈経由で腎静脈流入部下方のIVCに留置し,血栓除去術後に抗凝固療法を継続した.留置から11日後に抜去のためTFシステムからの造影を試みたが,造影剤の注入ができなかった.経右大腿静脈でのIVC造影でTFに血栓の付着を確認した.urokinaseによる持続線溶療法を行ったが十分な血栓溶解が得られず,腎静脈流入部上方にpermanent IVC filterを留置した後,カテーテルによる血栓の吸引,ガイドワイヤーや異物除去カテーテルによる血栓除去を試みた.しかし血栓の十分な縮小は得られず,このためTFの先端をGoose Neck Snareで把持し,右大腿静脈から挿入した12Fのイントロデューサー内に引き込み,右肘部からTFにつながるワイヤーを切断して体外へ取り出した.TFには器質化した血栓が強固に付着していた

Accuracy of MR temperature measurement based on chemical shift change for radiofrequency ablation using hook-shaped electrodes.

Okuda, Shigeo, Kuroda, Kagayaki, Kainuma, Osamu, Oshio, Koichi, Fujiwara, Hirokazu and Kuribayashi, Sachio

Magnetic resonance in medical sciences : MRMS 3   95 - 100 2004年

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The purpose of the current study is to evaluate the accuracy of MR thermometry for radiofrequency ablation (RFA) with hook-shaped electrodes. The objects were eight extracted bovine livers. The chemical shift change was calculated from MR images acquired with a spoiled gradient echo sequence and compared with the temperature directly measured with a thermocouple. Linear regression was established between them with a coefficient of -0.0110+/-0.0007 ppm/ degrees C and errors were calculated as -0.50+/-7.50 degrees C. MR thermometry is capable of monitoring temperature for RFA.

【新しい脳の画像診断法はどのように役に立つのか?】　CT perfusion とMR perfusion

百島, 祐貴 and 藤原, 広和

画像診断 23 （ 11 ） 1258 - 1262 2003年10月

ISSN  0285-0524

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脳血流状態の画像化には,これまで核医学検査,Xenon CTなど,複雑な装置,設備が必要とされていたが,高速CT,高速MRIの普及に伴い,比較的簡単に灌流画像を得ることができるようになった.そこで,現在,トレーサと観察法の組合せにより,様々な灌流画像法検査があるが,最近広く用いられるようになったCT perfusion,MR perfusionについて概説した.両検査は,脳血管障害の診断,病態把握に有用な血流マップを容易に得ることができるが,まだその有用性を証明するエビデンスに乏しく,今後の研究が期待されている

測定法　CT Perfusion検査

百島, 祐貴 and 藤原, 広和

脳と循環 8 （ 3 ） 243 - 247 2003年07月

ISSN  1341-8440

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脳の血流状態を画像上に表示する灌流画像法にはいくつかの方法がある.比較的最近になって普及したdeconvolution法によるCT perfusion検査(CTP)は,簡便に定量性のある灌流画像を短時間で得ることができ,急性期脳梗塞を初めとする脳血管障害の病態把握に有用な検査法である.しかし,欠点としては,撮影範囲が狭いことがあり,X線被曝にも留意する必要がある

【これだけは知っておきたい臨床医の画像診断】　頭部　脳腫瘍　小脳橋角部腫瘍

藤原, 広和

臨床医 29 （ 増刊 ） 744 - 746 2003年06月

ISSN  0388-2969

【これだけは知っておきたい臨床医の画像診断】　頭部　脱髄性疾患,白質ジストロフィー　浸透圧性髄鞘融解症

藤原, 広和

臨床医 29 （ 増刊 ） 778 - 779 2003年06月

ISSN  0388-2969

【これだけは知っておきたい臨床医の画像診断】　頭部　脳腫瘍　その他の後頭蓋窩腫瘍

藤原, 広和

臨床医 29 （ 増刊 ） 747 - 749 2003年06月

ISSN  0388-2969

脳血管障害のモニタリング―CT perfusion検査

百島祐貴，藤原広和

Clinical neuroscience 20 （ 9 ） 1031-1032 2002年09月

研究論文（学術雑誌）, 共著

脳卒中の臨床評価システム―画像診断の立場からの評価システム

百島祐貴，藤原広和

Clinical neuroscience 20 （ 8 ） 891-893 2002年08月

研究論文（学術雑誌）, 共著

【痴呆の画像診断　形態と機能からのアプローチ】　痴呆のCT・MRI

百島, 祐貴 and 藤原, 広和

臨床放射線 47 （ 7 ） 861 - 874 2002年07月

ISSN  0009-9252

小児側頭骨奇形のCT診断

百島祐貴，藤原広和

小児耳鼻咽喉科 23 （ 1 ） 23-27 2002年07月

研究論文（学術雑誌）, 共著

痴呆のCT・MRI

百島祐貴，藤原広和

臨床放射線 47 （ 7 ） 861-874 2002年07月

研究論文（学術雑誌）, 共著

慢性肝疾患患者に超音波検査で指摘された10mm未満の肝内小結節の経過の検討

田波穣，小川健二，田波良子，岡田真広，松本一宏，藤原広和，陣崎雅弘，大熊潔，栗林幸夫

日本医学放射線学会雑誌 62 （ 1 ） 17-22 2002年01月

研究論文（学術雑誌）, 共著

Outcome of hepatic nodules less than 10mm in size detected by ultrasonography in patients with chronic liver disease

Tanami Yutaka, Ogawa Kenji, Tanami Yoshiko, Okada Masahiro, Matsumoto Kazuhiro, Fujiwara Hirokazu, Jinzaki Masahiro, Ohkuma Kiyoshi, Kuribayashi Sachio

Nippon Igaku Hoshasen Gaakai Zasshi 62 （ 1 ） 17-22 2002年01月

研究論文（学術雑誌）, 共著

透析シヤント不全の血管造影所見

田波穣，成松芳明，藤原広和，倉田忠宜，小泉淳，中塚誠之，橋本統，小川健二，栗林幸夫，稲本元，村井勝

日本医学放射線学会雑誌 61 （ 6 ） 298-302 2001年05月

研究論文（学術雑誌）, 共著

Computed tomography during arterial portography under temporary balloon occlusion of the hepatic artery: evaluation of pseudolesions caused by arterio-portal venous shunts

Koizumi Jun, Kurata Tadayoshi, Yamashita Tomohiro, Kominami Masato, Fujiwara Hirokazu, Narimatsu Yoshiaki, Hiramatsu Kyoichi

Abdominal Imaging 25 （ 6 ） 583-586 2000年11月

研究論文（学術雑誌）, 共著

子宮頸管妊娠に対してActinomycin-D選択的動注療法を施行した1例

田波, 穣, 小川, 健二, 近藤, 善二郎, 角, 毅一郎, 和泉, 俊一郎, 藤原, 広和 and 栗林, 幸夫

IVR: Interventional Radiology 15 （ 4 ） 433 - 437 2000年10月

ISSN  1340-4520

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32歳.無月経を主訴とし妊娠反応陽性であったが,超音波検査で明らかな胎嚢を子宮体部に認めなかった為,子宮外妊娠が疑われた.MRIで子宮頸部にT2強調画像によりvery high intensityを示すmassが認められ,胎嚢と考えられた.尿中human chorionic gonadotropin(hCG)高値と合わせ,頸管妊娠と診断した.ただし胎児の心拍は認められず,color Dopplerでも子宮頸部の血流増加は軽度と考えられた.患者が妊孕性温存を希望した為,Actinomycin-D(ACTD)の動注による保存的治療を選択した.hCGが低下し,胎嚢の収縮が認められた後,子宮頸部内膜掻爬術を施行した.術後経過は良好で,大量出血やACTDによる明らかな副作用は認めていない

Angio-CTと肝癌のTAE

田村泰治，成松芳明，橋本統，山下智裕，藤原広和，倉田忠宜，中塚誠之，平松京一

IVR会誌 15 （ 3 ） 341-346 2000年09月

研究論文（学術雑誌）, 共著