Reviews, Commentaries, etc. - Torii, Hidemasa

眼内レンズ挿入

鳥居秀成

眼科手術 31 2017

ISSN  0914-6806

Outdoor Activity and the Suppression of Myopia Progression

鳥居 秀成

日本コンタクトレンズ学会誌 (日本コンタクトレンズ学会)  59 ( 1 ) 2 - 6 2017

ISSN  0374-9851

　View Summary

近視の原因は遺伝因子といわれるが詳細はいまだ不明であり、近視の人口は世界的に増加し続けている。約50年前からの世界的な近視人口の急増は、遺伝因子の変化というよりも環境因子の変化が主因であるという考え方が妥当であり、複数の研究結果から主に近業時間の増加と屋外活動時間の減少が指摘されている。実際に屋外活動時間を積極的に増やす介入型臨床試験により、近視の有病率が低下したことも示された。1日2時間以上の屋外活動が近視進行抑制に重要であることがわかってきたが、現代社会において1日2時間以上の屋外活動ができる人は少ないと思われる。近年屋外活動のうち光環境の重要性が指摘され、とくに照度に関連する報告が多くなってきている。また、その他の屋外環境を構成する因子としては、運動、軸外収差、ビタミンDなどの可能性が挙げられるがいまだ明らかではなく、今後の研究結果が待たれるところである。(著者抄録)

【小児眼科Q&A】学童近視・近視検査・屈折異常など　学童近視の原因のうち、環境要因(アウトドアなど)について教えてください

四倉 絵里沙, 鳥居 秀成

あたらしい眼科 ((株)メディカル葵出版)  33 ( 臨増 ) 25 - 30 2016.11

ISSN  0910-1810

Progression of Myopia and Its Environmental Factors

四倉 絵里沙, 鳥居 秀成

あたらしい眼科 ((株)メディカル葵出版)  33 ( 10 ) 1427 - 1433 2016.10

ISSN  0910-1810

【学童の近視進行予防アップデート】近視進行と環境要因

四倉 絵里沙, 鳥居 秀成

あたらしい眼科 ((株)メディカル葵出版)  33 ( 10 ) 1427 - 1433 2016.10

ISSN  0910-1810

Reply

Yotsukura E., Negishi K., Torii H., Saiki M., Tsubota K.

Journal of Cataract and Refractive Surgery (Journal of Cataract and Refractive Surgery)  42 ( 9 ) 1392 - 1393 2016.09

ISSN  08863350

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【エイジングと加齢眼疾患】エイジングからみた強度近視

鳥居 秀成

眼科 (金原出版(株))  58 ( 6 ) 635 - 641 2016.06

ISSN  0016-4488

HIF阻害剤の網膜変性に対する治療効果の検討

三輪 幸裕, 宮内 真紀, 姜 効炎, 堅田 侑作, 森 紀和子, 鳥居 秀成, 坪田 一男, 栗原 俊英

比較眼科学会年次大会講演要旨集 (比較眼科学会)  36回   33 - 33 2016.05

【こどもの近視進行予防】屋外活動増加による予防

鳥居 秀成

眼科グラフィック ((株)メディカ出版)  5 ( 2 ) 181 - 185 2016.04

ISSN  2187-2422

高度近視の未成年者に見られる睡眠の質の低下

綾木 雅彦, 鳥居 秀成, 栗原 俊英, 根岸 一乃, 坪田 一男

日本眼科学会雑誌 ((公財)日本眼科学会)  120 ( 臨増 ) 323 - 323 2016.03

ISSN  0029-0203

Tetシステムを利用した網膜神経節細胞特異的な遺伝子改変動物モデルの構築

堅田 侑作, 田中 謙二, 三輪 幸裕, 姜 効炎, 森 紀和子, 宮内 真紀, 鳥居 秀成, 坪田 一男, 栗原 俊英

日本眼科学会雑誌 ((公財)日本眼科学会)  120 ( 臨増 ) 181 - 181 2016.03

ISSN  0029-0203

HIF阻害剤トポテカンによる網膜光障害モデルへの阻害効果

三輪 幸裕, 宮内 真紀, 姜 効炎, 堅田 侑作, 森 紀和子, 鳥居 秀成, 坪田 一男, 栗原 俊英

日本眼科学会雑誌 ((公財)日本眼科学会)  120 ( 臨増 ) 260 - 260 2016.03

ISSN  0029-0203

血糖降下剤メトホルミンによるヒヨコ近視モデルに対する近視抑制効果

鳥居 秀成, 栗原 俊英, 堅田 侑作, 三輪 幸裕, 宮内 真紀, 姜 効炎, 世古 裕子, 坪田 一男

日本眼科学会雑誌 ((公財)日本眼科学会)  120 ( 臨増 ) 199 - 199 2016.03

ISSN  0029-0203

ヒヨコ実験近視モデルにおけるUV照射と血清ビタミンD量の相関

森 紀和子, 栗原 俊英, 姜 効炎, 宮内 真紀, 堅田 侑作, 三輪 幸裕, 世古 裕子, 鳥居 秀成, 坪田 一男

日本眼科学会雑誌 ((公財)日本眼科学会)  120 ( 臨増 ) 199 - 199 2016.03

ISSN  0029-0203

高齢運転者の実用視力と有効視野

根岸 一乃, 増井 佐千子, 鳥居 秀成, 西 恭代, 常吉 由佳里, 坪田 一男, 藤田 佳男, 三村 将

日本眼科学会雑誌 ((公財)日本眼科学会)  120 ( 2 ) 128 - 128 2016.02

ISSN  0029-0203

【乱視の診療update】乱視の疫学　乱視の分布と加齢変化

鳥居 秀成

OCULISTA ((株)全日本病院出版会)   ( 29 ) 1 - 6 2015.08

ISSN  2187-5855

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全乱視は眼の部位により分類した場合、角膜前面乱視と眼内乱視(角膜後面乱視を含む)の2つに大きく分けられる。乱視には加齢変化があることが知られており、近年登場した乱視矯正眼内レンズの普及に伴い、患者の年齢に応じた矯正量の加減の重要性も増してくると思われる。乱視矯正眼内レンズは角膜乱視の軽減を目的としている。通常の眼科診療で広く用いられているオートケラトメータは角膜前面乱視のみを測定しており、角膜後面乱視は測定できない。近年はその角膜後面乱視に注目が集まっている。角膜前面は加齢に伴い直乱視から倒乱視へ変化し(変化の程度は10年間で0.3D程度)、角膜後面乱視の加齢変化はあまりなくその程度は角膜前面に比べ小さくかつ個体差が少ない。また、角膜後面乱視を含む眼内乱視も加齢変化はあまりなく、そのため全乱視は角膜前面乱視の加齢変化の影響を受け、加齢に伴い直乱視から倒乱視へと変化する。(著者抄録)

シリーズ慶應病院を知る 専門外来紹介㊾ 水晶体外来

鳥居秀成, 根岸一乃

慶應義塾大学医学部新聞  ( 2015年4月20日 )  2015.04

眼内レンズ挿入の基本手技とトラブルシューティング

鳥居秀成

JSCRS学術総会プログラム・講演抄録集 30th 2015

【屈折矯正newest-保存療法と手術の比較-】近視の原因と予防

鳥居 秀成

OCULISTA ((株)全日本病院出版会)   ( 21 ) 1 - 10 2014.12

ISSN  2187-5855

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近視は世界的に増加しており、特に日本人などアジア系の人種に近視の割合が多い。近視は環境因子と遺伝因子により発症・進行すると考えられている。現在evidenceに基づいた主な環境因子は近業(近業時間が長いほど近視化)とアウトドア(アウトドア時間が長いほど近視抑制)である。特定の遺伝子が強度近視に関係すると報告されていること、動物実験でも遺伝的素因を認めることなどから遺伝的素因のあるものが、近業時間の増加やアウトドア時間の低下といった環境負荷を受けると近視が発症・進行すると考えられている。現在、近視の進行予防として臨床上実施もしくは検討されているものとして、ムスカリン受容体拮抗薬などの薬物治療、近視の進行抑制理論に基づいた眼鏡・コンタクトレンズ・オルソケラトロジーなどによる屈折矯正、環境因子の制御が挙げられる。現在小児を対象とした軸外収差抑制眼鏡を用いた多施設共同二重盲検無作為化並行群試験が日本の7大学病院において進行中である。(著者抄録)

矯正視力が良好な後発白内障に対するYAGレーザー後嚢切開術後の視機能

四倉 絵里沙, 鳥居 秀成, 佐伯 めぐみ, 清水 努, 根岸 一乃, 坪田 一男

日本眼科学会雑誌 ((公財)日本眼科学会)  118 ( 11 ) 980 - 980 2014.11

ISSN  0029-0203