Reviews, Commentaries, etc. - Torii, Hidemasa

光生物学を基盤とした眼疾患病態生理の理解と治療開発

栗原 俊英, 鳥居 秀成, 伴 紀充, 富田 洋平, 堅田 侑作, 池田 真一, 篠島 亜里, 姜 効炎, 森 紀和子, 三輪 幸裕, 四倉 絵里沙, 國見 洋光, 宮内 真紀, 伊吹 麻里, 正田 千穂, 小澤 信博, 劉 霄, 黒羽 小羊子, 李 徳鎬, 吉田 哲, 今西 哲, 黒崎 香栄, 芹澤 奈保, 丁 憲いく, 康 龍丹, 関 健, 張 えん, 中井 郁華, 侯 靖, 馬 子妍, 陳 俊翰, 福田 このみ, 山本 詩織, 福地 智一, 楊 雅靜, 施 かく, 馮 瀟, Gettinger Kate, 張 元齢, 黄 一諾, 清水 裕介, 塩尻 良子, 佐藤 礼, 楊 麗珠, 大塚 華恵, 星野 佑介, 中村 共生, 兵頭 麻里, 柄澤 広至, 戸田 匡太郎, 谷内 拓也, 新妻 雄介, 正好 奏斗, 生方 紗貴, 鈴木 遼, 冨滿 大暉, 栗本 圭, 中井 遥希, 加藤 咲枝, 保坂 里紗, 田中 康久, 有田 陽子, 萩原 由美, 川畑 綾子, 西村 直子, 柳澤 祐樹, 澤田 澪, 曽根 康平, 宮崎 輝, 藤井 桃, 神谷 明子, 中田 直之, 庭野 博子, 吉田 浩二, 芹澤 海斗, 上田 真貴, Akamine Priscilla S, 金井 政紀, 山口 智子, 清野 華子, 北村 奈々, 山田 進太郎, 近藤 眞一郎, 山口 慎太郎, 小川 護, 吉田 一帆, 呉 静, 二村 和視, 木下 卓, 高橋 秀徳, 山下 高廣, 世古 裕子, 小林 憲太, 篠田 肇, 藤波 芳, 角田 和繁, 吉野 純, 林 香, Kang Jing X., Lang Richard A., Pardue Machelle T., 中野 泰志, 岡本 一利, 河岸 洋和, 久保 亮治, 中静 裕之, 田中 謙二, 山上 聡, 久保田 義顕, 有田 誠, 神取 秀樹, 岡野 栄之, 根岸 一乃, 坪田 一男

日本眼科学会雑誌 ((公財)日本眼科学会)  129 ( 3 ) 354 - 378 2025.03

ISSN  0029-0203

【眼科外来診療-クリニックでの対応と紹介のタイミング-】白内障・屈折矯正　先天無虹彩症患者の白内障への対処法

西 恭代, 鳥居 秀成

眼科 (金原出版(株))  66 ( 11 ) 1178 - 1183 2024.11

ISSN  0016-4488

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＜文献概要＞先天無虹彩症(以下,無虹彩症)は,PAX6遺伝子の異常により,程度がさまざまな虹彩形成異常に加えて角膜症(角膜実質混濁と角膜上皮幹細胞疲弊症),白内障,緑内障,黄斑低形成,眼球振盪症などを合併する難治性眼疾患である。

2024 JSCRS Clinical Survey

田淵 仁志, 佐藤 正樹, 神谷 和孝, 小島 隆司, 初坂 奈津子, 鳥居 秀成, 永田 万由美, 宮田 和典, 林 研, 中新井田 悠太, JSCRSデータ解析委員会

IOL & RS ((株)杏林舎内「IOL&RS」編集事務局)  38 ( 3 ) 382 - 401 2024.09

ISSN  1341-3678

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日本白内障屈折矯正手術学会(JSCRS)では、本邦における前眼部手術の傾向を把握することを目的に、学会会員を対象としたclinical surveyを毎年行っている。今回、2024年の調査結果を以下の項目別に報告した。1)オンライン診療。2)COVID-19対策(術前のPCR・抗原検査)。3)手術件数。4)両眼同日手術。5)周術期管理。6)手術手技。7)各種IOLの使用頻度。8)IOL度数計算・術後屈折誤差。9)デバイス・難症例手術。10)合併症。11)IOL以外の手術。12)屈折矯正手技。

バイオレットライトの臨床応用

坪田 一男, 近藤 眞一郎, 早野 元詞, 鳥居 秀成, 伴 紀充, 富田 洋平, 栗原 俊英

Medical Science Digest ((株)ニュー・サイエンス社)  50 ( 10 ) 547 - 552 2024.09

ISSN  1347-4340

【屈折異常の進行評価】学童の近視進行

四倉 絵里沙, 鳥居 秀成

眼科 (金原出版(株))  66 ( 3 ) 217 - 227 2024.03

ISSN  0016-4488

【令和の眼科クルズス】白内障　眼内レンズ決定法と眼軸長測定の原理と実際

四倉 絵里沙, 鳥居 秀成

あたらしい眼科 ((株)メディカル葵出版)  40 ( 臨増 ) 258 - 266 2023.12

ISSN  0910-1810

【知って得する白内障と屈折矯正の最新情報】トーリック眼内レンズの現状と課題

西 恭代, 鳥居 秀成

臨床眼科 ((株)医学書院)  77 ( 13 ) 1549 - 1556 2023.12

ISSN  0370-5579

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＜文献概要＞●トーリック眼内レンズを用いた手術を行う際,角膜前面のみならず角膜後面乱視も実測して角膜全面乱視を矯正する方法が現在主流になりつつあるが,角膜後面乱視を実測できない場合にはノモグラムやトーリックカリキュレータを用いて推測する方法がある。●角膜乱視を矯正する場合,直乱視や倒乱視ではなく斜乱視の場合や,日によって軸や乱視の程度が変わる場合には注意が必要である。●近年,トーリックカリキュレータはバイオメトリー機器に搭載されることで,入力業務の効率化など多くの利点を得られるようになった。●乱視の評価には,乱視量と向きを考慮した倍角座標法が近年多く用いられている。

【知っておきたい　眼科処置・手術の合併症対策と予防】白内障・屈折矯正　強度近視の白内障手術

鳥居 秀成

眼科 (金原出版(株))  65 ( 10 ) 979 - 983 2023.10

ISSN  0016-4488

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＜文献概要＞近年,世界的に近視人口の急増とともに近視の程度が強い強度近視の人口も増えてきている。強度近視とは,近視研究会(http://myopia.jp/definition/)の定義によると,等価球面値が-6.00Dかそれを超えるもの,または眼軸長26.0mm以上が強度近視とされる。本邦において,白内障で手術する人のうち強度近視眼(眼軸長が26.0mm以上)は,4,479眼中331眼(約7.4%)含まれていたことが報告された。さらに我々は東京都内の一私立中学校において調査を行い,眼軸長が26.0mm以上の中学生の割合が3学年平均で15.2%であったことを報告した。今後,強度近視の割合がさらに増加する可能性がある。

視機能　屈折と調節

鳥居 秀成

眼科学レビュー ((株)総合医学社)  2023-'24   244 - 250 2023.09

ISSN  2436-4150

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＜最近の動向＞●近年,屈折の分野では,近視,特に近視進行抑制に注目が集まっている.●有効な近視進行抑制法として世界的にコンセンサスが得られているのは,屋外活動,オルソケラトロジー,多焦点コンタクトレンズ,低濃度アトロピン点眼である.●屋外活動を構成する要素のうち,近年は屋外の光環境に注目が集まっており,以前からいわれてきた照度だけではなく,短波長(バイオレット・ブルーライト)・長波長(レッドライト)の両方に近視進行抑制効果がある可能性が報告されている.●短波長側のバイオレットライト(波長360～400nm)による近視進行抑制のメカニズムは,網膜神経節細胞に発現する非視覚光受容OPN5(380nmを最大吸収波長)を介すことが,Opn5遺伝子を欠損させた遺伝子改変動物(OPN5ノックアウトマウス)を用いた研究により明らかになった.一方,長波長側のレッドライトによる近視進行抑制機序は明らかになっていない.●バイオレットライト・レッドライトに関し,バイオレットライトにおけるリバウンドの報告はまだないが,レッドライトでは明らかなリバウンドがあることが近年報告された.●オルソケラトロジーのトピックスとして,低年齢,弱度近視では眼軸長伸長が速い可能性が報告された.●調節の分野では,調節・近業と近視,近業の種類と近視に注目が集まっている.●屋外活動時間が十分であれば,スマートフォン使用による近視化の影響をキャンセルできる可能性がある.●近業の合計時間よりも,20分以上の連続したスマートフォン使用時間が近視化に影響する可能性があり,こまめの休憩が重要である.●近業の種類により眼のバイオメトリーに与える影響が異なる可能性が示唆されており,同じ近業でも紙媒体とデジタルデバイスで影響が異なる可能性がある.(著者抄録)

2023 JSCRS Clinical Survey

佐藤 正樹, 田淵 仁志, 神谷 和孝, 小島 隆司, 後藤 憲仁, 初坂 奈津子, 鳥居 秀成, 永田 万由美, 宮田 和典, 林 研

IOL & RS ((株)杏林舎内「IOL&RS」編集事務局)  37 ( 3 ) 358 - 381 2023.09

ISSN  1341-3678

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日本白内障屈折矯正手術学会(JSCRS)では、本邦における前眼部手術の傾向を把握することを目的に、学会会員を対象としたclinical surveyを毎年行っている。今回、2023年(第31回)の調査結果を過去30回の結果と比較しつつ下記の項目に分けて報告し、一部の結果については米国ASCRS clinical surveyおよび欧州ESCRS clinical surveyの結果と比較した。1)オンライン診療。2)COVID-19対策(術前のPCR・抗原検査)。3)手術件数。4)両眼同日手術。5)術中の全身管理。6)周術期管理。7)手術手技。8)IOL。9)IOL度数計算・術後屈折誤差。10)デバイス・難症例手術。11)術後合併症。12)その他の手術。13)屈折矯正手技。

近視進行抑制におけるバイオレットライトの可能性

鳥居 秀成

神奈川医学会雑誌 ((公社)神奈川県医師会)  50 ( 2 ) 52 - 52 2023.07

ISSN  0285-0680

【水晶体研究推進計画(水晶体研究の魅力)】近視疫学研究とその先の研究

鳥居 秀成

日本白内障学会誌 (日本白内障学会)  35 ( 1 ) 67 - 69 2023.06

ISSN  0915-4302

角膜形状異常眼(flat化)　LASIK後など

鳥居 秀成

日本眼科学会雑誌 ((公財)日本眼科学会)  127 ( 臨増 ) 139 - 139 2023.03

ISSN  0029-0203

デジタルデバイスが青少年の視機能に及ぼす影響　近業が近視進行へ及ぼす影響(Impact of Near-Vision Activities on Myopia Progression)

鳥居 秀成

日本眼科学会雑誌 ((公財)日本眼科学会)  127 ( 臨増 ) 62 - 62 2023.03

ISSN  0029-0203

【最新臨床研究から探る眼科臨床のギモンQ&A】白内障・視覚矯正　小児の近視進行予防は,どれくらいの効果があるのでしょうか?

小川 護, 四倉 絵里沙, 鳥居 秀成

臨床眼科 ((株)医学書院)  76 ( 11 ) 76 - 82 2022.10

ISSN  0370-5579

【年代別・目的別　眼鏡・コンタクトレンズ処方-私はこうしている-】近視進行抑制を目的とした眼鏡・コンタクトレンズ

四倉 絵里沙, 鳥居 秀成

OCULISTA ((株)全日本病院出版会)   ( 112 ) 36 - 44 2022.07

ISSN  2187-5855

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近視進行抑制治療の主流は、光学的治療、薬物治療、ライフスタイルの是正である。光学的治療には眼鏡やコンタクトレンズがあり、代表的な眼鏡では、調節ラグの低減や軸外収差抑制を目的とした多焦点眼鏡、屋外活動時のバイオレットライトを透過させるバイオレットライト選択透過眼鏡等がある。コンタクトレンズでは、オルソケラトロジー、多焦点コンタクトレンズ等に代表される。それぞれのメリットやデメリットを把握し、患者の年齢や近視の程度、ライフスタイルに合わせた近視進行抑制治療を選択できるようにしていきたい。(著者抄録)

眼光学から得られる最新知見　近視の現況と近視進行抑制の最新知見(The latest findings from ocular optics　Current status of myopic epidemiology and suppression of myopic progression)

鳥居 秀成

日本眼科学会雑誌 ((公財)日本眼科学会)  126 ( 臨増 ) 59 - 59 2022.03

ISSN  0029-0203

EPA代謝物の脈絡膜菲薄化および近視抑制効果に与える影響

栗原 俊英, 森 紀和子, 黒羽 小羊子, 侯 靖, 丁 憲いく, 小川 護, 池田 真一, Kang Jing, 鳥居 秀成, 有田 誠, 根岸 一乃, 坪田 一男

日本眼科学会雑誌 ((公財)日本眼科学会)  126 ( 臨増 ) 228 - 228 2022.03

ISSN  0029-0203

白内障術後の眼瞼清拭による実用視力の改善効果

横堀 健人, 綾木 雅彦, 川島 素子, 鳥居 秀成, 四倉 絵里沙, 増井 佐千子, 根岸 一乃

日本眼科学会雑誌 ((公財)日本眼科学会)  126 ( 臨増 ) 184 - 184 2022.03

ISSN  0029-0203

イチョウ葉エキスがEGR1活性および脈絡膜血流に与える影響についての検討

侯 靖, 森 紀和子, 池田 真一, 丁 憲いく, 鳥居 秀成, 根岸 一乃, 栗原 俊英, 坪田 一男

日本眼科学会雑誌 ((公財)日本眼科学会)  126 ( 臨増 ) 301 - 301 2022.03

ISSN  0029-0203