Details of a Researcher - Iwamoto, Takuji

Papers - Iwamoto, Takuji

Division display 41 - 60 of about 75 ／ All the affair displays >>

岩本卓士, 佐久間悠, 鈴木拓, 鴇田朝海 and 桃原茂樹

日本手外科学会雑誌 27 ( 4 ) 468 - 471 2011.01

ISSN 2185-4092

RAまたはOAによるPIP関節症に対しナカシマメディカル社製の人工指関節Self-Locking Finger Joint Systemを用いて治療を行った11例の成績を報告した。男性1例、女性10例、年齢32～78歳、原疾患はRAが8例、OAが3例、術後観察期間は平均9.4ヵ月であった。術中の固定性は全例良好で、セメントレス固定であるため術中にインプラントの挿入深度を変更することにより屈曲伸展での軟部組織バランスの調整が可能であった。PIP関節の可動域は術前平均43.7°から術後69.1°に改善した。術前には10例が疼痛を訴えていたが、術後は1例で寒冷刺激時に軽度の疼痛を認めるのみであった。合併症として、X線でインプラント周囲の骨吸収を認めたものが1例(9%)あったが、インプラントの明らかな弛みや脱臼を生じたものはなかった。患者の主観的評価では9例(82%)が「満足」と回答した。代表例2例を提示した。

関節リウマチの母指ボタン穴変形に対する手術療法　EPL・EPB交叉腱移行の臨床成績

岩本卓士, 佐久間悠, 鈴木拓, 鴇田朝海 and 桃原茂樹

日本手外科学会雑誌 27 ( 4 ) 416 - 418 2011.01

ISSN 2185-4092

母指ボタン穴変形に対して手術を行い術後3ヵ月以上経過観察しえた10例の成績を報告した。手術は全例背側アプローチで行い、MP関節の破壊が強い症例あるいは高度の屈曲拘縮により軟部組織のリリースのみでは矯正できない症例に対してはシリコンインプラントにて置換した。IP関節に対する処置は、側方不安定性の強い症例(3例)には関節固定を行い、側方の支持性が保たれた症例(7例)には背側関節包の切離による関節授動術を施行した。また、軟部組織バランスの再建として、尺側に脱臼したEPL(長母指伸筋腱)をMP関節高位にて切離し、MP関節に対する直接的な伸展力として基節骨基部背側に縫着した。EPB(短母指伸筋腱)は基節骨付着部から剥離したのち、IP関節を固定した3例ではEPLと共に基節骨基部に縫着し、IP関節の可動域を温存した7例では、切離したEPL末梢端にEPBを腱移行し、IP関節に対する伸展力とした。MP関節の自動可動域は術前平均19.2°から術後38.5°に改善し、屈曲は術前平均70.5°から術後57.4°と悪化したものの、伸展は術前平均-51.3°から術後-18.9°と有意に改善し、屈曲拘縮の伸展方向への改善が得られた。日手会版DASHスコアは術前平均25.3点、術後は24.3点で、機能障害の大きな改善は得られなかったが、外見上の改善によって患者満足度は8例(80%)が「満足」と回答した。代表例1例を提示した。

関節リウマチにおける多数指伸筋腱皮下断裂に対する再建法の検討

鈴木拓, 岩本卓士, 佐久間悠, 鴇田朝海 and 桃原茂樹

日本手外科学会雑誌 27 ( 4 ) 419 - 421 2011.01

ISSN 2185-4092

母指を除く4指のうち3指以上の伸筋腱皮下断裂を生じた症例に対して手術を行った19例の治療成績を再建法別に4群に分けて比較検討した。4群の内訳は、長掌筋腱を用いて遊離腱移植術を行った群(5例)、隣接指への端側縫合を行った群(3例)、固有示指伸筋腱(EIP)を中環小指に移行した群(7例)、断裂した中指の総指伸筋腱(EDC)を示指EDCに端側縫合するとともに、EIPまたは浅指屈筋腱を環小指EDCに移行した群(4例;端側縫合+移行群)である。検討の結果、最も良好な伸展力が得られていたのは端側縫合+移行群であった。

Coonrad-Morrey型インプラントを用いた人工肘関節置換術における上腕骨顆部骨折の検討

佐久間悠, 岩本卓士, 矢野紘一郎, 猪狩勝則, 斎藤聖二 and 桃原茂樹

日本人工関節学会誌 40 748 - 749 2010.12

ISSN 1345-7608

関節リウマチ(RA)に対しCoonrad-Morrey型インプラントを用いて人工肘関節置換術(TEA)を施行した22名24関節を対象に、術中の上腕骨顆部骨折に関して検討を行った。術前後の単純X線正面像にて上腕骨のサイズとインプラントの設置位置について計測部位を設定し、骨折群と非骨折群で比較検討を行った。上腕コンポーネントのサイズは全例XSであった。術中骨折は24肘中6肘(25.0%)で、両顆骨折が1例、内顆のみ骨折が5例であった。骨片は切除・摘出され、整復固定された症例はなかった。骨折群では、いずれも上腕骨コンポーネントの挿入位置が尺側に偏位し、ステム先端は橈側に傾いていた。同様の傾向は非骨折群でも認めたが、ステムの橈側への傾きは骨折群の方が有意に大きかった。また、骨折群では患者の身長と上腕骨骨幹部径が小さく、術前の関節可動域も小さく、拘縮が強い傾向がみられた。更に、骨折群ではインプラントと上腕骨遠位の尺側皮質との距離も小さく、インプラントと皮質骨の間にある海綿骨が薄くなっている傾向がみられた。

Sharp-van der Heijdeスコアを用いた関節リウマチにおける関節破壊のレントゲン解析

望月猛, 岩本卓士 and 桃原茂樹

日本手外科学会雑誌 26 ( 5 ) 416 - 418 2010.09

ISSN 2185-4092

発症より5年経過した関節リウマチ(RA)患者164例(男31例、女133例、平均年齢59.0歳)を対象として、単独の読影者が両手の単純X線正面像を読影し各部位のerosion(EN)、joint space narrowing(JSN)からSharp-van der Heijdeスコア(SHS)を計算した。また、指節間関節(IP)群、中手指節関節(MCP)群、手根骨群の満点スコアからの比率(%SHS)を算出し各群間での比較検討を行った。ENは手関節周囲で高値を示し、JSNにおいても手指関節に比して有頭骨-舟状骨間および橈骨手根関節で高値を示した。%SHSの比較では手根骨群がIP群およびMCP群と比較して有意に高値を示した。発症5年目のRA患者の骨関節破壊は手関節周囲に多く認めた。

リウマチ性手指関節炎に対するAVANTAシリコンインプラントを用いたPIP人工指関節置換術の臨床成績

岩本卓士, 宗定伸, 佐久間悠, 鴇田朝海 and 桃原茂樹

日本手外科学会雑誌 26 ( 5 ) 407 - 410 2010.09

ISSN 2185-4092

対象は9例(男1例、女8例、平均年齢52.5歳)19関節で平均経過観察期間は53.5ヵ月であった。疼痛は術前に9関節で認めていたが最終観察時は全例改善した。近位指節間関節可動域は術前15.3度から術後12.9度へ減少し、特にスワンネック変形において術後の関節可動域が不良であった。整容的には11関節が、機能的には15関節が不満であると回答し、どちらも満足と回答したのは2関節のみでいずれもボタン穴変形に対する手術であった。最終観察時にインプラントの破損・変形を10関節で認め、このうち2関節で再手術を施行した。スワンネック変形では再発例を多く認め、適応を慎重に検討して十分な軟部組織再建を併用する必要があると考えられた。

手指以外の部位に発生したグロムス腫瘍の2例

今村仁, 岩本卓士, 望月猛, 西本和正 and 白旗敏克

臨床整形外科 45 ( 7 ) 637 - 641 2010.07

ISSN 0557-0433

前腕および下腿に発生し,診断に難渋したグロムス腫瘍2例を経験したので報告する.症例1は41歳の男性で,4年前から右前腕に自発痛を自覚し,前医を受診したが確定診断には至らなかった.当科を受診し軟部腫瘍の診断で腫瘍切除術を施行した.症例2は37歳の男性で,約6ヵ月前から下腿に痛みを伴う小腫瘤を自覚したため,当科を受診した.軟部腫瘍の診断で腫瘍切除術を施行した.両症例の病理診断はグロムス腫瘍であった.術後症状は消失し良好な経過が得られている.爪下以外に発生したグロムス腫瘍は術前診断が困難であり,しばしば治療が遅れることがある.自発痛・圧痛を伴う小腫瘤の鑑別診断としてグロムス腫瘍を考慮することが重要である.(著者抄録)

A regulatory variant in CCR6 is associated with rheumatoid arthritis susceptibility

Kochi, Y., Okada, Y., Suzuki, A., Ikari, K., Terao, C., Takahashi, A., Yamazaki, K., Hosono, N., Myouzen, K., Tsunoda, T., Kamatani, N., Furuichi, T., Ikegawa, S., Ohmura, K., Mimori, T., Matsuda, F., Iwamoto, T., Momohara, S., Yamanaka, H., Yamada, R., Kubo, M., Nakamura, Y. and Yamamoto, K.

Nat Genet 42 ( 6 ) 515 - 9 2010.06

ISSN 1546-1718

Rheumatoid arthritis is a common autoimmune disease with a complex genetic etiology. Here, through a genome-wide association study of rheumatoid arthritis, we identified a polymorphism in CCR6, the gene encoding chemokine (C-C motif) receptor 6 (a surface marker for Th17 cells) at 6q27, that was associated with rheumatoid arthritis susceptibility and was validated in two independent replication cohorts from Japan (rs3093024, a total of 7,069 individuals with rheumatoid arthritis (cases) and 20,727 controls, overall odds ratio = 1.19, P = 7.7 x 10(-19)). We identified a triallelic dinucleotide polymorphism of CCR6 (CCR6DNP) in strong linkage disequilibrium with rs3093024 that showed effects on gene transcription. The CCR6DNP genotype was correlated with the expression level of CCR6 and was associated with the presence of interleukin-17 (IL-17) in the sera of subjects with rheumatoid arthritis. Moreover, CCR6DNP was associated with susceptibility to Graves' and Crohn's diseases. These results suggest that CCR6 is critically involved in IL-17-driven autoimmunity in human diseases.

Access to Document (DOI)

術前から変形性膝関節症に対するTKAの軟部組織解離範囲を予測出来るか?

望月猛, 猪狩勝則, 二木康夫, 岩本卓士, 白旗敏克 and 桃原茂樹

JOSKAS 35 ( 3 ) 623 - 627 2010.05

ISSN 1884-8842

著者らは術前ストレス撮影を行った後にTKA(人工膝関節全置換術)を施行した内側型変形性膝関節症患者のうち、術後安定性が良好であった25例30膝を対象に、軟部組織解離範囲の予測因子について検討した。重回帰分析の結果、1)術前ストレスFTA(S-FTA)はストレス圧が強力な予測因子であり、更にBMIおよび術前伸展角を加えることで、術前に軟部組織解離範囲が予測できることが明らかとなった。2)FTAが大きい症例であっても、S-FTAが小さくなる症例では軟部組織解離範囲が少なくなること、また、ストレス圧が少なくS-FTAが小さくなる症例では軟部組織解離範囲はより少なくてよいことが示唆された。

Reparative radiological changes of the hip joint in rheumatoid arthritis: do these findings indicate the true repair of the joint?

Sakuma, Y., Ikari, K., Iwamoto, T., Tokita, A. and Momohara, S.

Joint Bone Spine 77 ( 3 ) 278 - 9 2010.05

ISSN 1778-7254

Access to Document (DOI)

【関節リウマチの画像診断】関節リウマチ手部変形の画像的特徴

岩本卓士 and 桃原茂樹

Orthopaedics 23 ( 6 ) 63 - 69 2010.05

ISSN 0914-8124

関節リウマチは多関節に滑膜炎を生じ、進行すると手関節および手指に特徴的な変形を引き起こす。早期診断、滑膜炎の評価においてはMRI、超音波が優れているが、単純X線写真は関節破壊・変形の程度を経時的に観察することが可能であり、薬物療法の効果判定や外科的治療の適応を判断するうえでもRAの診療における基本となるものである。また変形を3次元的にとらえて評価するためには3DCTも極めて有用である。関節リウマチにおける手の特徴的な所見を十分に認識することは他の関節炎を生じる類縁疾患との鑑別診断を可能とし、適切な診断および治療につながる重要な要素であると考える。(著者抄録)

Multiple extensor tendon ruptures caused by tophaceous gout

Iwamoto, T., Toki, H., Ikari, K., Yamanaka, H. and Momohara, S.

Mod Rheumatol 20 ( 2 ) 210 - 2 2010.04

ISSN 1439-7609

A 54-year-old woman presented with painless subcutaneous masses on her right hand and spontaneous loss of extension of her ring finger. Surgical exploration of the wrist showed hypertrophic white-colored crystal deposits that both surrounded and invaded into the extensor tendons (intratendinous invasion). Histopathologic examination of the specimen demonstrated findings consistent with gouty tophi. We conclude that tophaceous gout needs to be included in the differential diagnosis of chronic extensor tenosynovitis of the hand.

Access to Document (DOI)

K-NOW SNAP IN人工肘関節置換術を施行した関節リウマチの小経験

岩本卓士, 丹治敦, 中村俊康, 池上博泰, 戸山芳昭 and 桃原茂樹

日本肘関節学会雑誌 16 ( 2 ) 54 - 56 2009.12

ISSN 1349-7324

関節リウマチによって不安定性を呈した肘関節に対し、K-NOW SNAP IN 人工肘関節置換術(TEA)を使用した5例6肘の短期成績を検討した。対象は全例女性で、手術時年齢は平均72歳、術後経過観察期間は平均8.6ヵ月であった。LarsenのX線分類でgrade IVが1肘、grade Vが4肘であった。手術は全例Campbell法による後方侵入で展開し、尺骨神経は皮下前方移行した。上腕骨・尺骨共にインプラントは全例セメントにて固定し、顆部の欠損が大きい場合は必要に応じて切除骨による骨移植を行った。JOA scoreは術前平均44点から術後81.6点に改善し、全例で不安定性は消失してADLの改善が得られた。疼痛は術前平均12.5点から術後平均26.7点と改善した。関節可動域は屈曲115度から128度と改善したが、伸展は-25度から-28度と屈曲拘縮は残存した。回内外可動域は術前114度から術後125度と改善した。合併症として脱臼はなく、上腕骨インプラントのセメント固定の打ち込みによる上腕骨内顆骨折を1例に生じ、キルシュナー鋼線による内固定を行った。

Corrective osteotomy for volarly malunited distal radius fracture

Sato, K., Nakamura, T., Iwamoto, T., Toyama, Y., Ikegami, H. and Takayama, S.

J Hand Surg Am 34 ( 1 ) 27 - 33, 33 e1 2009.01

ISSN 1531-6564

PURPOSE: To retrospectively analyze consecutive cases with opening wedge corrective osteotomy of the volarly malunited distal radius with iliac bone graft, including preoperative and postoperative comparison of symptoms, visual analog scale (VAS), Japanese Society for Surgery of the Hand version of the Disabilities of the Arm, Shoulder, and Hand (DASH-JSSH) questionnaires, radiographic indices, clinical results as evaluated by modified Mayo wrist score, and complications. METHODS: Subjects were 28 patients with volarly malunited distal radius fracture treated by transverse opening wedge osteotomy with oblique iliac bone graft. Preoperative symptoms included wrist deformity, weakness of grip strength, and marked restriction of supination range. Postoperative symptoms, radiographic parameters, clinical results, and complications were analyzed at an average of 25 months of follow-up. We also analyzed the union period of the radius in younger patients (< or =45 years old) and older patients (>45 years old). RESULTS: Mean preoperative visual analog scale was 45, improving significantly to 3 postoperatively. Range of wrist motion improved in all 28 patients, with supination range improving from 16 degrees preoperatively to 80 degrees postoperatively. Mean preoperative DASH-JSSH score was 55, improving to 9 postoperatively. Radiography revealed that volar tilt improved from 32 degrees preoperatively to 10 degrees postoperatively, and radial inclination increased from 17 degrees to 21 degrees . Preoperative ulnar variance of +5.9 mm was corrected to -0.1 mm postoperatively. All 28 wrists demonstrated bony union at the osteotomy site after an average of 52 days (younger patients, 51 days; older patients, 54 days). No complications, significant radiographic correction loss, or nonunion were seen after at least 2 years of follow-up. Modified Mayo wrist score was excellent in 16 patients, good in 10 patients, and fair in 2 patients. CONCLUSIONS: Opening wedge osteotomy for volarly malunited distal radius fracture restored bony configuration of the distal radius, decreased pain, and improved grip strength and range of wrist motion, particularly for forearm supination. No complications or noteworthy correction loss were noted after surgery, even in older patients. TYPE OF STUDY/LEVEL OF EVIDENCE: Therapeutic IV.

Access to Document (DOI)

A role for the aryl hydrocarbon receptor and the dioxin TCDD in rheumatoid arthritis

Kobayashi, S., Okamoto, H., Iwamoto, T., Toyama, Y., Tomatsu, T., Yamanaka, H. and Momohara, S.

Rheumatology (Oxford) 47 ( 9 ) 1317 - 22 2008.09

ISSN 1462-0332

OBJECTIVE: Environmental factors are involved in RA pathogenesis and epidemiological studies have suggested that smoking is an environmental risk factor for RA. The 2,3,7,8-tetrachlorodibenzo-p-dioxin (TCDD) is one of the major toxic components in cigarettes. To clarify the biological effects of smoking in RA, we investigated the role of TCDD in RA pathogenesis. METHODS: Human synovial tissue was obtained from RA and OA patients and aryl hydrocarbon receptor (AhR) expression in these tissues was evaluated using immunohistochemistry and real-time PCR. Expression of various cytokines was measured by real-time PCR following stimulation of RA synoviocytes with different concentrations of TCDD. To study the role of AhR, we treated RA synoviocytes with alpha-naphthoflavone, a known AhR antagonist. To evaluate which signal transduction pathways were stimulated by the TCDD-AhR interaction, we used inhibitors of nuclear factor-kappaB (NF-kappaB) and extra-cellular stimulus-activated kinase (ERK). RESULTS: Higher AhR mRNA and protein levels were observed in RA synovial tissue than in OA tissue. TCDD up-regulated the expression of IL-1beta, IL-6 and IL-8 through binding to AhR, and this effect was transmitted via the NF-kappaB and ERK signalling cascades. AhR expression in synovial cells was up-regulated by TNF-alpha. CONCLUSION: TNF-alpha activates AhR expression in RA synovial tissue, and that cigarette smoking and exposure to TCDD enhances RA inflammatory processes. TCDD induces inflammatory cytokines via its association with AhR, resulting in stimulation of the NF-kappaB and ERK signalling cascades. Thus TCDD exposure, such as smoking exacerbates RA pathophysiology.

Access to Document (DOI)

Molecular aspects of rheumatoid arthritis: chemokines in the joints of patients

Iwamoto, T., Okamoto, H., Toyama, Y. and Momohara, S.

FEBS J 275 ( 18 ) 4448 - 55 2008.09

ISSN 1742-464X

Rheumatoid arthritis (RA) is a chronic symmetric polyarticular joint disease that primarily affects the small joints of the hands and feet. The inflammatory process is characterized by infiltration of inflammatory cells into the joints, leading to proliferation of synoviocytes and destruction of cartilage and bone. In RA synovial tissue, the infiltrating cells such as macrophages, T cells, B cells and dendritic cells play important role in the pathogenesis of RA. Migration of leukocytes into the synovium is a regulated multi-step process, involving interactions between leukocytes and endothelial cells, cellular adhesion molecules, as well as chemokines and chemokine receptors. Chemokines are small, chemoattractant cytokines which play key roles in the accumulation of inflammatory cells at the site of inflammation. It is known that synovial tissue and synovial fluid from RA patients contain increased concentrations of several chemokines, such as monocyte chemoattractant protein-4 (MCP-4)/CCL13, pulmonary and activation-regulated chemokine (PARC)/CCL18, monokine induced by interferon-gamma (Mig)/CXCL9, stromal cell-derived factor 1 (SDF-1)/CXCL12, monocyte chemotactic protein 1 (MCP-1)/CCL2, macrophage inflammatory protein 1alpha (MIP-1alpha)/CCL3, and Fractalkine/CXC3CL1. Therefore, chemokines and chemokine-receptors are considered to be important molecules in RA pathology.

Access to Document (DOI)

CTLA-4 CT60 polymorphism is not an independent genetic risk marker of rheumatoid arthritis in a Japanese population

Tsukahara, S., Iwamoto, T., Ikari, K., Inoue, E., Tomatsu, T., Hara, M., Yamanaka, H., Kamatani, N. and Momohara, S.

Ann Rheum Dis 67 ( 3 ) 428 - 9 2008.03

ISSN 1468-2060

Access to Document (DOI)

A role of monocyte chemoattractant protein-4 (MCP-4)/CCL13 from chondrocytes in rheumatoid arthritis

Iwamoto, T., Okamoto, H., Kobayashi, S., Ikari, K., Toyama, Y., Tomatsu, T., Kamatani, N. and Momohara, S.

FEBS J 274 ( 18 ) 4904 - 12 2007.09

ISSN 1742-464X

We studied the role of monocyte chemoattractant (MCP)-4/CCL13 in the pathogenesis of rheumatoid arthritis (RA). MCP-4 was highly expressed in cartilage from RA patients. Interferon-gamma significantly stimulated MCP-4/CCL13 production in human chondrocytes, and this effect was enhanced in combination with interleukin-1beta or tumor necrosis factor-alpha. MCP-4/CCL13 induces the phosphorylation of extracellular signal-regulated kinase in fibroblast-like synoviocytes and activates cell proliferation, and PD98059 completely inhibits these effects. These data suggest that interferon-gamma in combination with interleukin-1beta/tumor necrosis factor-alpha activates the production of MCP-4/CCL13 from chondrocytes in RA joints, and that secreted MCP-4/CCL13 enhances fibroblast-like synoviocyte proliferation by activating the extracellular signal-regulated kinase mitogen-activated protein kinase cascade.

Access to Document (DOI)

High CCL18/PARC expression in articular cartilage and synovial tissue of patients with rheumatoid arthritis

Momohara, S., Okamoto, H., Iwamoto, T., Mizumura, T., Ikari, K., Kawaguchi, Y., Takeuchi, M., Kamatani, N. and Tomatsu, T.

J Rheumatol 34 ( 2 ) 266 - 71 2007.02

ISSN 0315-162X

OBJECTIVE: We studied the role of CCL18/pulmonary and activation-regulated chemokine (PARC) in rheumatoid arthritis (RA). METHODS: Human cartilage tissues and synovial membranes were obtained from patients with RA and with osteoarthritis (OA). Sera samples were obtained from RA patients, OA patients, healthy controls, and patients with flu, and synovial fluid (SF) from patients with RA and OA. Real-time PCR was performed with RNA from cartilage samples. Immunohistochemical analysis of CCL18/PARC was done with RA and OA cartilage and synovial tissue. Levels of CCL18/PARC in serum and SF were evaluated by ELISA. RESULTS: CCL18/PARC mRNA was expressed at significantly higher levels in RA cartilage than in OA (p = 0.0001) and control (p < 0.0001) samples. CCL18/PARC mRNA expression was much higher in RA synovial membrane than OA samples (p = 0.0001). All RA cartilage and synovial tissue samples exhibited medium to strong staining for CCL18/PARC. Serum levels of CCL18/PARC were higher in RA patients (156.21 +/- 125.73 ng/ml, n = 71) than in OA patients (64.54 +/- 40.90 ng/ml, n = 12) and controls (28.04 +/- 10.96 ng/ml, n = 20). Levels of CCL18/PARC in RA SF (275.20 +/- 228.16 ng/ml, n = 15) were higher than in OA (33.13 +/- 14.84 ng/ml, n = 6; p = 0.0198). CCL18/PARC levels correlated significantly with rheumatoid factor levels (r = 0.431, p = 0.0040), but not with matrix metalloproteinase-3, erythrocyte sedimentation rate, and C-reactive protein. CONCLUSION: CCL18/PARC was highly expressed in RA articular cartilage and synovial tissue compared with OA samples. Our data indicated that CCL18/PARC levels are not related to the conditions of generalized inflammation, but are related to the pathogenesis of RA.

Access to Document (DOI)

Failure to confirm association between PDCD1 polymorphisms and rheumatoid arthritis in a Japanese population

Iwamoto, T., Ikari, K., Inoue, E., Toyama, Y., Hara, M., Yamanaka, H., Tomatsu, T., Momohara, S. and Kamatani, N.

J Hum Genet 52 ( 6 ) 557 - 60 2007

ISSN 1434-5161

Programmed cell death 1 (PDCD1) is a necessary negative regulator to maintain peripheral tolerance and is a key molecule in the development of autoimmune diseases. Although PDCD1 gene polymorphisms and haplotypes were reported to be associated with rheumatoid arthritis (RA), replication studies later on showed conflicting results. Here, we analyzed the association of PDCD1 with RA using a large series of Japanese RA patients and population-based controls. DNA samples were obtained from 1,504 RA patients and 449 sex-matched controls. All samples were genotyped for three SNPs on PDCD1 (PD-1.1, PD-1.3 and PD-1.5) using the TaqMan fluorogenic 5' nuclease assay. Chi-square testing was performed for a case-control study, and the PENHAPLO program was used for haplotype estimation. We could not observe any significant association of PD-1.1 or PD-1.5 polymorphisms between RA. PD-1.3, which was reported to be involved in susceptibility to RA in patients of European descent, was non-polymorphic in the Japanese population. We conclude that polymorphisms in the PDCD1 gene analyzed here are not associated with RA in a Japanese population.

Access to Document (DOI)

　 Previous page - Next page 　