論文 - 立仙　順朗

フランス世紀末文学叢書ⅩⅢ『詞華集』、井上輝夫／小浜俊郎／田中淳一／立仙順朗編訳

井上輝夫／小浜俊郎／田中淳一／立仙順朗編訳

（国書刊行会）     321-325,100-109,160-167,63-69,168-169,156-159,170- 1985年02月

共著

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立仙分担は以下の通り。ルネ・ヴィヴィアン p.321-325. キュスターヴ・カーン p.100-109. ルネ・ギル p.160-167. ローラン・タイヤード p.63-69. エドゥアール・デュジャルダン p.168-169. アンドレ・フォンテナス p.156-159. ステファーヌ・マラルメ p.170-191. カミーユ・モクレール p.192-195. ジャン・モレアス p.120-131. ピエール・ルイス p.314-320.(354pp.)

ヴァレリー晩年の恋

文学界１１月号.  （ 11月号 ） 184-194 1984年11月

単著

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慶應義塾大学図書館貴重書室が所蔵するヴァレリーの『コロニラ』詩篇の概要を紹介し、晩年の恋人であったヴォワリエ夫人に贈られた詩篇を分析。この秘められた恋がヴァレリー晩年の創造活動にどのような位置と重要性を持っていたかを考察した。

愛を書く－ヴァレリーの未刊詩篇

三田評論  （ 8-9合併 ） 82-83 1983年08月

単著

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慶應義塾図書館が購入したヴァレリーの自筆未刊詩集『コロニラ』の概要を紹介した。

マラルメ詩集（佐藤朔／立仙順朗訳）

佐藤朔／立仙順朗訳

（ほるぷ出版）  1983年06月

共著

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佐藤　朔訳の２篇の詩以外はすべて立仙が訳す。以下の作品は本邦初訳：「聖職者」「栄光」「諍い」「文学の進化について」「孤独」「対峙」。(259pp.)

晩年のマラルメを読むために－その美学と経済学をめぐって

芸文研究、慶應義塾大学芸文学会. No.44   79-97 1982年03月

単著

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マラルメの晩年の作品に於いて詩的言語の美学的側面と経済的考察とがいかに密接に関連しているか、『音楽と文芸』の後註、散文『魔術』などに見られるマラルメの考察を踏まえて分析した。

自分自身に変わるがごとく ― マラルメとヴァレリー

ユリイカ１１月号  （ 11月号 ） 114-123 1979年11月

単著

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エドガー・ポーをめぐって展開された晩年のマラルメと青年ヴァレリーとのあいだのやりとりに焦点を当て、ポーの創作の原理をどう解釈するでヴァレリーが師マラルメとのあいだで距離を取り、この解釈の相違が両者の創作態度の根本を規定する重要事項であったことを証明しようとした。

ジョルジュ・プーレ「私と私のあいだ」

現代詩手貼  （ ９月 ） 42-56 1979年09月

単著

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プーレの画期的なヴァレリー論の翻訳。

マラルメの『香具師の口上』

現代詩手貼７月号    132-138 1979年07月

単著

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散文詩『香具師の口上』には女性の金髪を詠んだ有名なソネットが含まれており、この韻文と散文との関係を考察し、マラルメの詩がいかにハプニング的な状況に基づいて創られたものとして提示されているか、マラルメの作品提示の戦略を分析した。

ブランショによるマラルメ

現代詩手貼１０月号  （ 10月号 ） 90-97 1978年10月

単著

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『踏み外し』から『防火地帯』、『文学空間』から『来るべき書物』、『限りなき対話』へとブランショの評論集の中でどのようにマラルメ理解が変遷しながら深まっていくか、その段階をマラルメの『イジチュール』、『賽子一投げ』などについての考察を通じて追跡し、最終的にはマラルメの「書物」へと向かう遠近法の中で重要な提言をしたものとして分析した。

マラルメ－死児アナトールのためのライム集

翻訳の世界６月号  （ 6月号 ）  1978年06月

単著

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マラルメが高校生向けに英語の教材として編纂したライム集から、マラルメの死んだ息子アナトールへ捧げられたとおぼしき若干を考察し、同時にこのライム集に見られる英仏言語文化の相互影響を論じた。

ル・クレジオ「言語を包囲する反文明」

現代詩手貼  （ ６月 ） 121-125 1977年06月

単著

ジャン・ピエール・リシャール「マラルメの光」

エピステーメ  （ 3-4 ） 47-55 1977年

単著

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リシャールの大著『マラルメの想像界』の最後の一章の訳。

レヴィ＝ストロースの『悲しき熱帯』解題

流動  （ ８月 ）  1976年08月

単著

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内容を一般向けに解説し、この本の持つ画期的な意味を問う。

日本におけるマラルメ研究書誌

無限. No.39   224-229 1976年07月

単著

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この時点における日本のマラルメ研究の書誌を網羅したもの。

新書解体　幻想の内と外

文学界  （ ６月 ） 200-205 1976年06月

単著

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丸山健二の小説『火山の歌』のイメージとテーマの反復構造と作品構成手法を分析。この作家の小説構成における基本的な図式を取り出し、その現代的な意味を捉えようとした。

丸岡明－影のドラマ

三田文学  （ １１月 ） 36-44 1975年11月

単著

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作家丸岡明の作品を分析。陰影ある表現の裏に作家の鋭利な感性の軌跡をたどった。

現代作家の内的距離

三田文学  （ ７月 ） 60-66 1975年07月

単著

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「三田文学」誌上で昭和４９年８月から６人の作家に対して立仙がおこなったインタビューの総括として、これらの作家（井上光晴、藤枝静男、後藤明生、古井由吉、塚本邦雄、丸山健二）をあらためて立仙の観点から取り上げ、その作品構造の特徴を取り出そうとした。

マラルメのＸＹのソネ

無限 No.39   104-109 1975年07月

単著

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マラルメの『ＹＸのソネ』のテクストをイマージュ、音韻、詩法などの観点から詳細に分析し、マラルメ作品の中におけるこの詩篇の位置づけをおこなった。

LES NOCES D'HERODIADE DE MALLARME(2)

芸文研究,　慶應義塾大学芸文学会. No.34   25-53 1975年03月

単著

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仏語論文。前掲同題の論文の続編。この続編では「聖ヨハネの頌歌」とデイヴィス編纂の『エロディアードの結婚』の中のプレリュード詩篇を詳細に分析し、それらがエロディアード詩篇群に占める役割を論じた。

NAVIGUER, ECRIRE?SALUT DE MALLARME

LANGUE ET LITTERATURE　FRANCAISES、NO.25-26. Societe japonaise de Langue et Litterature francaises. No,25-26   50-69 1975年03月

単著, 査読有り

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仏語論文。メショニックの詩の分析法とラスティエのイゾトピーの理論を踏まえて、マラルメ詩集冒頭詩『挨拶』のテキスト分析を詳細におこなう。