土屋 雅美 (ツチヤ マサミ)

Tsuchiya, Masami

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所属(所属キャンパス)

薬学部 薬学科 医薬品情報学講座 (芝共立)

職名

特任講師(有期)

経歴 【 表示 / 非表示

  • 2007年05月
    -
    2013年03月

    東北大学病院, 病院(医科診療部門) 薬剤部, 薬剤師

  • 2013年04月
    -
    2020年03月

    地方独立行政法人宮城県立病院機構 宮城県立がんセンター 研究所, 薬剤部, 薬剤師

  • 2020年04月
    -
    2023年12月

    地方独立行政法人宮城県立病院機構 宮城県立がんセンター, 薬剤部, 主任薬剤師

  • 2020年04月
    -
    2024年03月

    東北大学, 大学院薬学研究科 病態分子薬学分野, 分野研究員

  • 2021年09月
    -
    2023年12月

    地方独立行政法人宮城県立病院機構 宮城県立がんセンター 研究所, がん薬物療法研究部, 研究員

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学歴 【 表示 / 非表示

  • 2003年04月
    -
    2007年03月

    東北大学, 薬学部, 総合薬学科

  • 2015年10月
    -
    2020年03月

    東北大学, 大学院薬学研究科, 医療薬学専攻

 

著書 【 表示 / 非表示

  • がん化学療法レジメン管理マニュアル

    青山, 剛, 池末, 裕明, 内田, まやこ, 佐藤, 淳也, 高田, 慎也, 土屋, 雅美, 濱, 敏弘, 医学書院, 2023年02月,  ページ数: xvii, 908p

  • 臨床腫瘍薬学

    日本臨床腫瘍薬学会, じほう, 2022年09月,  ページ数: x, 961p

  • まず知っておきたい!がん治療のお金,医療サービス事典

    山﨑, 知子, 全日本病院出版会, 2021年06月,  ページ数: 242p

  • がん薬物療法副作用管理マニュアル

    吉村, 知哲, 田村, 和夫, 川上, 和宜, 松尾, 宏一, 林, 稔展, 大橋, 養賢, 小笠原, 信敬, 医学書院, 2021年03月,  ページ数: 14,377p

  • 感染・がん : 薬トレ : 薬剤師の臨床センスを磨くトレーニングブック

    望月, 敬浩, 中村, 安孝, 川上, 和宜, 大橋, 養賢, 原田, 知彦, 南山堂, 2020年08月,  ページ数: xii, 417p

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論文 【 表示 / 非表示

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総説・解説等 【 表示 / 非表示

  • 臨床での疑問にこたえる統計データの読み方,使い方 基礎編:もう一度おさらい!統計データの読み方 リスクってなに?と聞かれたら 相対リスク,オッズ比,絶対リスク,ハザード比

    土屋雅美

    月刊薬事 66 ( 12 )  2024年

    ISSN  0016-5980

  • 当院における患者支援アピアランスケアの取り組み~告知からお看取りまでのアピアランスケア~

    瀬戸真由美, 渡邉香奈, 五安城芙由子, 門馬仁美, 高子利美, 佐山幸, 土屋雅美, 大塚和令

    日本臨床腫瘍学会学術集会(CD-ROM) 21st 2024年

  • 医療ビッグデータで切り拓く医療薬学研究のこれから

    土屋雅美, 土屋雅美

    日本薬学会年会要旨集(Web) 144th 2024年

    ISSN  0918-9823

  • 患者中心のがんチーム医療の推進のために J-TOPのリーダーシップ教育の取り組み

    土屋 雅美

    日本癌治療学会学術集会抄録集 ((一社)日本癌治療学会)  61回   YP1 - 4 2023年10月

  • 病院薬剤師のキャリアパス(後編)

    大橋 裕丈, 大野 能之, 土屋 雅美, 細野 智美, 安 武夫, 鈴木 慶介, 小林 映子, 金 素安, 本多 秀俊

    東京都病院薬剤師会雑誌 ((一社)東京都病院薬剤師会)  72 ( 3 ) 121 - 128 2023年05月

    ISSN  1345-7624

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研究発表 【 表示 / 非表示

  • 病院薬剤部門の現状調査および診療報酬改定特別調査データの利活用推進に関する調査・研究

    小原 拓, 内倉 健, 菊池 大輔, 田坂 祐一, 土屋 雅美, 畠山 史朗, 舟越 亮寛

    日本病院薬剤師会雑誌, 

    2022年10月

    (一社)日本病院薬剤師会

  • COVID-19流行下における内服抗がん薬処方動向と電話処方の分析

    土屋雅美

    日本臨床腫瘍学会学術集会(CD-ROM), 

    2022年07月

    ELSEVIER

  • イトラコナゾール錠へのリルマザホン混入事例 JADERを用いた解析

    土屋 雅美, 小原 拓, 眞野 成康

    日本医薬品情報学会総会・学術大会講演要旨集, 

    2022年06月

    (一社)日本医薬品情報学会

  • 病院薬剤部門の医薬品副作用自発報告に関する業務実態の解明

    土屋 雅美, 菊池 大輔, 畠山 史朗, 田坂 祐一, 内倉 健, 舟越 亮寛, 小原 拓, 日本病院薬剤師会令和3年度学術第5小委員会

    日本医薬品情報学会総会・学術大会講演要旨集, 

    2022年06月

    (一社)日本医薬品情報学会

  • 病院薬剤師における医療提供施設間での患者情報共有に関する調査

    菊池 大輔, 土屋 雅美, 畠山 史朗, 田坂 祐一, 内倉 健, 舟越 亮寛, 小原 拓, 日本病院薬剤師会令和3年度学術第5小委員会

    日本医薬品情報学会総会・学術大会講演要旨集, 

    2022年06月

    (一社)日本医薬品情報学会

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競争的研究費の研究課題 【 表示 / 非表示

  • 医療ビッグデータを用いた妊婦に対する抗がん薬投与の出産・児のアウトカムへの影響

    2023年04月
    -
    2028年03月

    日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 土屋 雅美, 若手研究, 未設定

  • 新型コロナウイルス流行下におけるがん薬物療法の安全性の検討

    2021年04月
    -
    2022年03月

    日本学術振興会, 科学研究費助成事業 奨励研究, 土屋 雅美, 奨励研究, 未設定

  • 妊娠可能年齢女性のがん罹患とがん治療の実態把握及び妊婦と児のアウトカム評価

    2019年04月
    -
    2020年03月

    日本学術振興会, 科学研究費助成事業 奨励研究, 土屋 雅美, 奨励研究, 未設定

     研究概要を見る

    本邦のレセプトデータ5,698,893件から、データ期間中に妊娠可能年齢であった女性1,694,318件を解析対象とし、処方された抗がん薬について調査を行った。抗悪性腫瘍薬または内分泌療法薬の処方歴が1回でもあったのは13,875件で、データセット全体の0.2%、妊娠可能年齢女性の0.8%を占めていた。AYA世代(15~39歳)に限定すると、代謝拮抗薬、抗腫瘍用抗ゴナドトロピン放出ホルモン類似体、アルキル化薬、抗腫瘍性抗生物質の順に多かった。アルキル化薬の一部は卵巣毒性のメカニズムが明らかになっていることから、若年がん患者の妊孕性への影響が懸念される。

  • 多発性骨髄腫治療における抗血栓薬の静脈血栓症予防効果の検証と医療経済的評価

    2018年

    日本学術振興会, 科学研究費助成事業 奨励研究, 土屋 雅美, 奨励研究, 未設定

     研究概要を見る

    多発性骨髄腫治療薬である免疫調整薬(IMIDs)は、多発性骨髄腫の治療成績を大きく改善させた一方で、静脈血栓症(VTE)発症リスクを有している。がん患者、とりわけ多発性骨髄腫の患者は種々の理由から凝固系亢進状態であり、これらの薬剤を使用することによりVTEリスクが上昇することが懸念される。本研究の目的は、本邦で承認されている3種のIMIDs(サリドマイド、レナリドミド、ポマリドミド)について、抗血栓薬によるVTE発症リスクの低減効果を探索し、医療経済的評価を行うことである。
    【方法】宮城県立がんセンターの電子カルテデータから、2012年1月~2017年12月のサリドマイド、レナリドミド、ポマリドミド使用患者を抽出し、アスピリン、ワルファリンカリウム、低分子ヘパリン、アピキサバン、エドキサバン、リバーロキサバン併用の有無、VTE発症の有無などを調査した。VTEの定義はICD-10コードに基づいて、I26.9 : 急性肺性心の記載のない肺塞栓症、I82.2 : 大静脈の塞栓症及び血栓症、I80.1 : 大腿静脈の静脈炎及び血栓(性)静脈炎、I80.2 : 下肢のその他の深在血管の静脈炎及び血栓(性)静脈炎、I82.8 : その他の明示された静脈の塞栓症及び血栓症、I82.9 : 部位不明の静脈の塞栓症及び血栓症とした。
    【結果】期間中にIMIDsの処方歴が1回以上あった患者は108人、その内訳(重複あり)はサリドマイド34人、レナリドミド101人、ポマリドミド11人であった。このうち、抗血栓薬処方歴があった患者は82人(75.9%)であった。VTEに関連する病名が付与されていた患者は7名(6.5%)であったが、IMIDs使用中にVTEが発症した症例はおらず、VTE発症率やVTE発症に関連するリスク因子等を見出すことはできなかった。
    【考察】添付文書上の必須要件とされていないにも関わらず、当院におけるIMIDs使用時の抗血栓薬の併用率は高かった。VTEに関連する病名が付与されていた患者7名に関しても、検査等のためのレセプト病名であり、VTE発症の実態は確認できなかった。処方されていた抗血栓薬としては、国際骨髄腫ワーキンググループのガイドラインに準拠したバイアスピリンが最も多く、直接経口抗凝固薬の処方も認められた。VTE発症率が電子カルテデータからは得られなかったため、文献等のデータソースを用いてディシジョンツリーを構築し、各抗血栓薬のVTE発症リスクの低減効果に関して、医療経済的評価を行う予定である。

 

担当経験のある授業科目 【 表示 / 非表示

  • 医療情報学

    東北大学

    2022年07月
    -
    継続中