ソッティーレ, マルコ (ソッテイーレ マルコ)

SOTTILE, Marco

写真a

所属(所属キャンパス)

経済学部 (日吉)

職名

准教授

総合紹介 【 表示 / 非表示

  • 日欧における移民問題、植民地教育(仏領アルジェリア)、フランス語教授法。

経歴 【 表示 / 非表示

  • 2022年04月
    -
    継続中

    慶應義塾大学経済学部

  • 2010年04月
    -
    2021年03月

    椙山女学園大学国際コミュニケーション学部

  • 2005年04月
    -
    2009年03月

    名古屋外国語大学 フランス語学科

学歴 【 表示 / 非表示

  • 2008年04月
    -
    2014年03月

    名古屋大学大学

    大学院, 単位取得退学, 博士

  • 2005年04月
    -
    2007年03月

    名古屋市立大学

    大学院, 修了, 修士

  • 2001年10月
    -
    2002年07月

    第三リール大学, 日本語学科

    大学, 卒業, 修士

学位 【 表示 / 非表示

  • 修士号, 名古屋市立大学大学院人間文化研究科多文化共生研究, 2007年03月

  • 修士号, 第三リール大学日本語学科, 2002年07月

免許・資格 【 表示 / 非表示

  • メーヌ大学、アンスティチュ・フランセ Diplôme Universitaire de Français Langue Etrangère (DUFLE) , 2013年

  • 日本語能力試験1級, 2009年

 

研究分野 【 表示 / 非表示

  • 人文・社会 / 教育人類学(多文化共生、植民地教育)

研究キーワード 【 表示 / 非表示

  • 日欧における移民問題

  • 日欧の公立学校における多文化共生

  • 仏領アリジェリアにおける植民地教育

  • フランス語教授法における映画字幕作成

研究テーマ 【 表示 / 非表示

  • 教育人類学(多文化共生), 

    2005年
    -
    継続中

     研究概要を見る

    教育人類学の分野において、通底の関心は「国家・学校・文化的多様性の関係」という課題にあり、主に日本の公立小学校における「多文化共生」に注目しました。フィールド調査と参与観察に基づくこの研究は、南米出身の子どもたちが半数を占める学級におけるグループダイナミクスと個人のアイデンティティー戦略に注目し、実際の児童間関係、そして個人レベルにおいて外国人児童の文化的アイデンティティーを研究しています。

  • 植民地教育, 

    2015年
    -
    継続中

     研究概要を見る

    「国家・学校・文化的多様性の関係」について考察するために、日本やフランスなどの植民地教育に目を向け、植民地教育に関する日本と欧米の研究から示唆を受けながら、フランスの植民地教育に関する歴史研究に移行し、特にフランス領アルジェリアの植民地教育に着目することにしています。この研究は、「原住民教育 enseignement indigène」の創設とサン=シモン主義の関係、ムスリム女子を対象とする教育の特質、両戦間期におけるムスリム女性に対するムスリム現地人の小学校教員のディスクールという課題に触れています。今後の研究につきましては、フランスとアルジェリアの資料館に足を運び、そこで保管されている史料の分析に基づき、ジェンダー論の視点からフランスの植民地支配の文脈におけるムスリム児童を対象とする教育について、教育制度、教授法、教育政策の社会的経済的影響など様々な角度から研究を進めています。

  • フランス語教授法, 

    2011年
    -
    継続中

     研究概要を見る

    フランス語教授法の研究につきましては、私の主な関心テーマはフランス語教育の教育実践へのフランス映画の字幕作成(フランス語から日本語へ)の取り込みです。特に移民・難民映画とフランス語圏の映画を研究対象としています。

共同研究希望テーマ 【 表示 / 非表示

  • 植民地教育

    大学等の研究機関との共同研究を希望する

     概要を見る

     私は2015年から特にフランス領アルジェリアの植民地教育に着目することにしました。この研究は、すでに3つの論文の対象となっておりまして、「原住民教育」の創設とサン=シモン主義の関係、ムスリム女子を対象とする教育の特質、両戦間期におけるムスリム女性に対するムスリム現地人の小学校教員のディスクールという課題に触れています。
     今後の研究につきましては、フランスとアルジェリアの資料館に足を運び、そこで保管されている史料の分析に基づき、ジェンダー論の視点からフランスの植民地支配の文脈におけるムスリム児童を対象とする教育について、教育制度、教授法、教育政策の社会的経済的影響など様々な角度から研究を進めていきたいと考えています。

 

著書 【 表示 / 非表示

  • 『イスラーム・ジェンダー・スタディーズ―教育とエンパワーメント』

    ソッティーレ、マルコ, 明石書店, 2020年,  ページ数: 361

    担当範囲: 「戦間期(1918年〜1939年)の仏領アルジェリアにおけるムスリム女性解放に関する言説―原住民教員組合の機関紙分析から―」,  担当ページ: 52-73 原著者: 長沢栄治、服部美奈、小林寧子編

     概要を見る

    本稿は、戦間期の仏領アルジェリアにおいて原住民教員の声を代表する組合機関紙の中で言及されたムスリム女性解放をめぐる諸課題とそれに関する言説を追うことにより、当時、原住民エリートに希望を与えた「ヴィオレット法案」とそれに伴う原住民の市民権という政治的課題の中で描かれるムスリム女性像について検討した

  • 『トランスナショナル・アイデンティティと多文化共生』

    ソッティーレ、マルコ, 明石書店, 2007年,  ページ数: 459

    担当範囲: 「日本の公立小学校における日系南米人児童の統合をめぐって―ソシオメトリック・テストによる類型化の試み」,  担当ページ: 245-262 原著者: 村井忠政編

     概要を見る

    本研究の目的は集団力学の視点を取り、日系人が集住するある外国人集住都市の小学校の多文化学級における親和関係の心理的構造を明らかにすることによって、「統合」の原理に基づく「学級集団づくり」をめざすことである。本研究で明らかになった要点は、次の三点である。①先行研究で強調されている「境界化」がみられなかった。②文化的差異が顕在化する児童は「同化」や「分離」の傾向がみられた。文化的差異が顕在化しない児童は「統合」の傾向がみられた。③日本人の男子は文化的差異が顕在化しない日系人児童を勉強仲間として受け入れる傾向がみられた。日本人の女子児童は日系人児童より内集団の成員を選ぶ傾向がみられた。

  • 『つたえあう日本語教育実習―外国人集住地域でのこころみ』

    ソッティーレ、マルコ, 明石書店, 2005年,  ページ数: 338

    担当範囲: 「イタリア出身の我が家族」,  担当ページ: 245-262 原著者: 土屋千尋編

     概要を見る

    本稿ではイタリア出身の我が家族における言語コミュニケーションを論じる。我が家族の移民経験を考察しながら、各世代におけるフランス語の取得の特徴とイタリア語の維持過程や方法、世代内と世代間のコミュニケーションの形について述べる。最後にフランス滞在の日本人家庭の言語に関わる問題と比較を試みる

論文 【 表示 / 非表示

  • 「第四共和制初期における仏領アルジェリアの教育改革―ムスリム児童とその家族に対する女性教育実習生の眼差しに着目して」

    ソッティーレ、マルコ

    フランス教育学会紀要   ( 35 ) 55 - 68 2023年09月

    研究論文(学術雑誌), 筆頭著者, 査読有り

  • 「19世紀末仏領アルジェリアにおけるライックな道徳 : 「原住民教育」におけるイスラム・道徳教育・市民権の関係に着目して」

    フランス教育学会紀要  ( 33 ) 51 - 64 2021年

    研究論文(学術雑誌), 単著, 筆頭著者, 査読有り

  • 「仏領アルジェリアにおける先住ムスリム女子に対する植民地教育 : 「慎重な問題」の歴史的変貌」

    ソッティーレ、マルコ

    フランス教育学会紀要  ( 31 ) 25 - 36 2019年

    研究論文(学術雑誌), 単著, 筆頭著者, 査読有り

     概要を見る

    本稿は、先住ムスリム女子に対する教育の出発点である1840年代からその枠組みが強化された1930年代までに時期を絞ることとし、さらに、100年弱の歴史を、①1840年代から1870年代までの「教育的実験と試行錯誤」、②1880年代から1910年代までの「親原住民派の原住民教育」、③1920年代から1930年代までの「先住ムスリム女子に対する教育政策の発展」と3つの時期に分けて論じ、先住ムスリム女子に対する教育政策の①特徴、②その変貌、③それをめぐる議論を明らかにした。

  • 「仏領アルジェリアにおける『原住民教育』の創設 : 19世紀後半の体制移行期にみるサン=シモン主義の影響に着目して」

    ソッティーレ、マルコ

    フランス教育学会紀要  ( 30 ) 58 - 68 2018年

    研究論文(学術雑誌), 単著, 筆頭著者, 査読有り

     概要を見る

    本稿は、2種類の歴史資料を用いて、今まで注目されてこなかったアルジェリア生まれの視学官の役割に着目し、原住民教育政策をめぐる諸勢力の関係性のなかで視学官としての任務に携わったシェールの活動を通して、19世紀末の原住民教育の実像、特に第二帝政と第三共和制の教育政策に影響を与えたサン=シモン主義との関係を解明した。本論の考察から、第三共和制における原住民向けの教育政策に当たって、①急進派共和主義者に支持される同化政策、②サン=シモン主義者と自由派共和主義者に支持される段階的同化政策、③コロンに支持される隔離政策という3つの陣営が対立したことが明確になった。

  • 「フランスにおける『統合モデル』(1)―共和国の誕生とダブルスタンダ―ドの普遍主義による『国民』/『市民』」

    ソッティーレ、マルコ

    椙山女学園大学研究論集  ( 48 ) 39 - 55 2017年

    研究論文(大学,研究機関等紀要), 単著, 筆頭著者

     概要を見る

    本論文では、フランスにおける「統合モデル」の起点、いわゆるフランス共和国の誕生と発展という19世紀から20世紀半ばまで時代に注目し、「共和国」が定義してきた「統合モデル」の中心となる「国民」、「市民」、「ライシテ」において「多様性」がどのように位置付けられているのかについて考察した。

全件表示 >>

研究発表 【 表示 / 非表示

  • 仏領アルジェリアにおける 「教育・社会センター」: 1955-62年 — 基礎教育の捉え方に着目して —

    ソッティーレ、マルコ

    帝国史研究会, 

    2023年07月

    口頭発表(招待・特別)

  • 第四共和政期の仏領アルジェリアにおける初等教育の「女性化」— IBAZIZEN寄贈蔵書と女性教員養成に着目して—

    ソッティーレ、マルコ

    フランス語圏の文学・芸術における女性の表象研究会, 

    2022年12月

    口頭発表(招待・特別)

     概要を見る

    本発表では、イバジゼン寄贈蔵書の分析に基づき、仏領アルジェリアにおける小学校教員の「女性化」の取り組み、特にマドレーヌ·イバジゼン(Madeleine IBAZIZEN, 1903-2013)が創設者の一人である 「アルジェリアに適応された初等教育の女性教員養成機関」(Section Féminine d’Adaptation de l’éducation à l’Algérie、以下、SFA )に着目した。
     学校教育の大衆化に伴い、ムスリムの男子児童だけでなく、女子児童の就学も増えた。この増加に対応するために、小学校教師、特に女性教師の養成が喫緊の課題となった。そこで、アルジェリア3県で既存の師範学校に加え、1950年に、アルジェの「原住民地区」にあるザアチャ通りの「工芸教育センター」の中に、SFAが新設された。SFAは、初等視学官の管轄下に置かれており、基本的に初等教育教員の養成機関であった。SFA設立の背景には、1949年に創設された「入門準備級cours préparatoire d’initiation」(以下、CPI)がある。CPIは、初等級課程(7-9歳)に入る前に、1~2年間フランス語の特別教育を必要とする5~7歳の児童を受け入れる特別措置である。そういった児童を受け入れるためにCPIがSFAの校舎にも設けられた。養成期間は1年間で、その内容は理論と実習の2部構成であった。理論の授業において、通常の教育学が教えられたが、CPIを担当するため、フランス語を母語としない児童に対する教授法に重点がおかれていた。実習は、主にCPIか、近隣の小学校の付属学級で行われた。この他、アラビア語とベルベル語、アルジェリアの歴史と地理、アルジェリアの社会について学ぶ授業があり、養成期間中にアルジェリアの社会問題について小論文を提出することが義務づけられていた。
     本発表で注目した点は、「子どもの心理と環境」と題された実習課題である。ムスリム児童とその家族についてより深く知るために、学年の始め、くじ引きによって研修中の女性教師にはCPIか附属学級の児童が割当てられ、学年を通して研修中の女性教師とその児童は「名付け親と名付け子marraine et filleul(e)」という道徳的関係で結ばれる。学年末に「名づけ子」に関する「モノグラフmonographie」が本発表の分析資料である。モノグラフの形式的な特徴について述べよう。EMは個性的で多様なモノグラフを作り上げていた。ほとんどは手書きのテキストであるが、中にはテキストの他に、挿絵や写真を掲載した独創的なものもある。
     モノグラフは、特定の社会·政治体制の産物であり、その体制が提唱する言説を反映する。一方で、モノグラフだからこそ、子どもとその環境を客観化することに努めた研修中の女性教師が、体制の求める言説だけではなく、自らの体験に対して主観的な見地を述べる余地があったと考えられる。そして、第四共和制の改革主義と問われる帝国主義の板挟みになっていた本土出身の女性だからこそ、それらの影響がモノグラフに反映されていたと考えられる。以上のことから、イバジゼン寄贈蔵書のモノグラフを検証することにより、転換期に直面した仏領アルジェリアにおける教育がより深く理解される。その意味で、イバジゼン寄贈蔵書のモノグラフは、学校による「精神の征服」の考え方を検証するための史料として多大な価値があると考えられる。

  • 19世紀におけるサン=シモン主義とフェミニズム —女性サン=シモン主義者の声と活動に着目して—

    ソッティーレ、マルコ

    国際女性デー2022年シンポジウム「フランスのフェミニズムを再考する:大革命期からパリテ法まで」, 

    2022年03月

    シンポジウム・ワークショップ パネル(指名), 日仏女性研究学会と日仏会館・フランス国立日本研究所・ジェンダー法政政策研究所

     概要を見る

    19世紀におけるサン=シモン主義的なフェミニズムは、サン=シモン主義、革命運動、フェミニズムに関する歴史研究によって注目されてきた。例えば、ロール・アドレールの著書『黎明期のフェミニズム』(1978年)は、1830年代から1850年代までにわたる女性サン=シモン主義者のジャーナリズム活動を紹介し、1970年代の「フランスの女性解放運動 Mouvement de Libération des Femmes (MLF)」の活動を長期的な視点で捉えることを試みた。過去の闘争に着目することによって現代のフェミニズム運動を理解しようとするアプローチには、女性たちの社会的政治的要求や闘い方の継続性を浮き彫りにするという利点がある。
     本発表では、女性サン=シモン主義者の発揚時期である1830年代に焦点を当て、彼女たちのジャーナリズム活動を通じて、女性サン=シモン主義者の公的な声に着目し、その中でも特にその声における宗教に対する言説に注目する。そして、このシンポジウムは、歴史的観点からフランスのフェミニズムを再考するものであるため、女性サン=シモン主義者たちの声が、いかに今日のフランスにおける「宗教的フェミニズム」を名乗る運動の闘いに光を当てるのかについて考察する。

  • 戦間期(1918年~1939年)の仏領アルジェリアにおけるムスリム女子教育 ―ムスリム小学校教員組合の機関誌(La Voix des Humbles)の分析から―

    ソッティーレ、マルコ

    日本比較教育学会 第 57 回大会, 

    2021年06月

    口頭発表(一般), 日本比較教育学会

     概要を見る

    本発表は、戦間期(1918~39年)の仏領アルジェリアにおけるムスリム女子を対象とする初等教育(以下、ムスリム女子教育)に焦点を当てる。戦間期までの仏領アルジェリアにおける第三共和制の教育政策は、ムスリム社会の「宗教的感情を傷つけない」(« heurter les sentiments religieux »)ようムスリム女子教育を軽視した一方、ムスリム男子の初等教育を発展させた。その結果、フランス式の小学校で教育を受けたムスリム男性から中間層のエリートが誕生し、その代表として小学校教員が挙げられる。1920年代以降、仏領アルジェリアのムスリム住民の政治的・社会的向上を図るために、組合の性格を持つ組織を設立したのは、ほかならぬムスリム小学校教員であり、ムスリム女子のための教育政策の改革を求めたのも彼らである。ムスリム小学校教員の働きかけは、1934年から1935年にかけて導入された①ムスリム女子のための最初の初等教育指導要領、そして②ムスリム女子のための小学校建設計画の実現に関係する。
    本発表の目的は、ムスリム小学校教員組合の機関誌「La Voix des Humbles」(以下、LVH)で展開されているムスリム女子教育に関する諸言説に注目し、以下の課題を明らかにすることである。
    - LVHはムスリム女子に与えられるべき教育(その内容と目的など)をどのように考えていたのか?
    - LVHによるムスリム女子教育の発展の障害物とは何であったのか?
    - ムスリム女子教育の発展のためにムスリム小学校教員がどのような働きかけを行ったのか?
    本研究では、筆者はLVHの1922年の創刊号から1935年までの刊号の中からテキストを収集し、そのコーパスを分析した。コーパスには、ムスリム女性とその教育に関する記事、大学区の権威者や組合及び人道連盟の代表者との文通、ムスリム小学校教員組合の会議や講演会の報告などのテキストが含まれている。
    本研究は、仏領アルジェリアの植民地体制における①植民者側の偏ったジェンダー観と②ムスリム社会における伝統主義に対して、フランスの植民地教育の所産であるムスリム小学校教員がどのように挑戦したのか、つまり被植民者の行為主体性を示している。また本研究の意義として、植民地支配によってヨーロッパの「近代化」と接触したムスリム社会による特有の「近代化」の形成について考察する際に、ムスリム女子教育をめぐる議論から多くの示唆が得られると考えられる。

  • 「ムスリム現地人の小学校教員組合の機関誌(La Voix des Humbles, 1922-39)の分析からみるムスリム女性の表象」

    ソッティーレ、マルコ

    フランス語圏の文学・芸術における女性の表象研究会, 

    2021年05月

    口頭発表(招待・特別), 日仏女性研究学会

     概要を見る

    西洋のフェミニズムは父親の権威からの解放によって特徴づけられるとすれば、アシア・ジェバールとレイラ・セバールのようなアルジェリアの女性作家の文学作品は、父親による女性解放を示している。これらの女性作家の場合、彼女たちの父親はフランスの植民地支配下において「共和国の学校」で教育を受けた教師だったことが重要な点である。本発表は、ムスリム現地人の小学校教員組合の機関誌La Voix des Humblesの分析を通し、戦間期の仏領アルジェリアにおけるムスリム女性の表象を明らかにすることを目的とする。「原住民」(indigène)として差別されていたムスリム現地人の組合活動に着目することは、現代アルジェリアにおけるフェミニズム運動の歴史的原点を探る試みと考えられる。

全件表示 >>

その他 【 表示 / 非表示

  • J-F. Sabouret et Daisuke Sonoyama (2008), Liberté, inégalité, individualité : La France et le Japon au miroir de l'éducation, CNRS Editions

    2008年

     内容を見る

    翻訳(日本語からフランス語)
    1 吉本圭一、「高等教育学位の社会的レリバンスに関する日仏比較」YOSHIMOTO Keiichi, Comparaison nippo-française de l'utilité des titres de l'enseignement supérieur

    2 近藤孝弘、「文部省による歴史教科書の統制と歴史家の抵抗という視点の妥当性について」KONDO Takahiro, Pertinence de l'opposition des historiens japonais au contrôle du ministère de l'Education sur les manuels scolaires

    3 山田昌弘、「希望格差社会と教育、家族」YAMADA Masahiro, Société d'inégalité dans les espérances

 

担当授業科目 【 表示 / 非表示

  • 自由研究セミナーb

    2024年度

  • 自由研究セミナーa

    2024年度

  • フランス語Ⅸb

    2024年度

  • フランス語Ⅸa

    2024年度

  • フランス語Ⅴb

    2024年度

全件表示 >>

 

所属学協会 【 表示 / 非表示