INOUE Masahiro

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Affiliation

Graduate School of System Design and Management (Hiyoshi)

Position

Project Professor (Non-tenured) (芝浦工業大学)

External Links

Career 【 Display / hide

  • 1980.04
    -
    2005.03

    三菱電機株式会社

  • 1990.07
    -
    1991.07

    The University of Michigan, 客員研究員

  • 2005.04
    -
    2021.03

    芝浦工業大学, システム理工学部電子情報システム学科, 教授

  • 2006.12
    -
    2017.06

    芝浦工業大学, 学長補佐

  • 2017.06
    -
    2021.03

    芝浦工業大学, 副学長

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Academic Background 【 Display / hide

  • 1974.04
    -
    1978.03

    Waseda University, 理工学部, 応用物理学科

    University, Graduated

  • 1978.04
    -
    1980.03

    Waseda University, 大学院理工学研究科, 物理学及応用物理学専攻

    Graduate School, Completed, Master's course

Academic Degrees 【 Display / hide

  • 工学修士, Waseda University, 1980.03

  • 博士(工学), Shizuoka University, Dissertation, 2003.03

Licenses and Qualifications 【 Display / hide

  • 技術士(情報工学部門), 1995.02

  • シニア教育士(工学・技術), 2022.01

 

Research Areas 【 Display / hide

  • Humanities & Social Sciences / Educational technology

  • Manufacturing Technology (Mechanical Engineering, Electrical and Electronic Engineering, Chemical Engineering) / Control and system engineering

  • Social Infrastructure (Civil Engineering, Architecture, Disaster Prevention) / Social systems engineering

  • Social Infrastructure (Civil Engineering, Architecture, Disaster Prevention) / Safety engineering

  • Informatics / Information network

 

Books 【 Display / hide

  • 学生を成長させる海外留学プログラムの設計

    河合塾, 芦沢, 真五, 井上, 雅裕, 太田, 浩, 深堀, 聰子, 村澤, 昌崇, 村山, 賢哉, 中尾, 走, 友野, 伸一郎, 野吾, 教行, 東信堂, 2021.10,  Page: viii, 228p

  • システム工学 : 定量的な意思決定法

    井上, 雅裕, 陳, 新開, 長谷川, 浩志, オーム社, 2013.11,  Page: xiii, 197p

  • 組込みシステム

    中條, 直也, 井上, 雅裕, 山田, 圀裕, 水野, 忠則, 共立出版, 2013.04,  Page: xii, 233p

  • システム工学:問題発見・解決の方法

    井上, 雅裕, 陳, 新開, 長谷川, 浩志, オーム社, 2011.09,  Page: xii, 153p

  • システム工学:計画・分析の方法

    池田, 將明, 井上, 雅裕, 陳, 新開, オーム社, 2011.08,  Page: viii, 195p

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Papers 【 Display / hide

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Presentations 【 Display / hide

  • ユーザ参加型センシングを利用した災害後情報収集と安全性を加味した経路地図作成

    池田幸恵, 井上雅裕

    情報処理学会全国大会講演論文集, 

    2016

    Other

     View Summary

    大規模災害発生時は道路の破壊・閉塞などが起こり得る為,災害前に提供される地図情報だけでは安全に避難することが困難であると考えられる.また,歩行者の避難行動は非常に自由度が高く,本来は道路ではない場所を通行することで避難することができる.本研究では,被災者の避難行動より一時避難場所から一次・広域避難場所へ避難する際の通行可能経路とその安全性を提供するシステムを提案する.被災者の所持するスマートフォンのGPSと加速度センサを利用することで,災害発生前の地図情報を用いることなく通行可能経路の推定を行う.また,通行量などから経路の安全性を評価するアルゴリズムについて提案,評価を行う.

  • 認知症早期発見のためのデータ分析プラットフォームの開発

    君野敬祐, 石井瞭, 井上雅裕

    情報処理学会全国大会講演論文集, 

    2016

    Other

     View Summary

    近年、高齢者の増加に伴い認知症の患者数も増加している。認知症は早期発見により進行遅延が可能であることから早期発見が非常に重要であるが、独居高齢者は、認知症の症状に気が付く家族がいないため、早期発見が困難であった。本研究では独居高齢者の住宅内に、認知症における典型的な行動を検出するセンサーを設置し、行動の時系列を獲得するとともに、センサーでは検出できない高齢者の属性情報を含めて高齢者の行動を分析することにより認知症であるかどうかを早期に判別する分析を行う。取得する認知症患者のデータや分析方法を拡張可能にすることにより利用者に適した診断を行うためのプラットフォームを開発する。

  • グローバル人材育成のためのeポートフォリオ

    井上雅裕, 祖父江一郎

    情報処理学会全国大会講演論文集, 

    2015

    Other

  • スマート社会を支えるM2Mシステム技術の最新動向-M2Mプラットフォーム技術-

    北上眞二, 井上雅裕

    日本冷凍空調学会年次大会講演論文集(CD-ROM), 

    2015

    Other

  • スマート社会を支えるM2Mシステム技術の最新動向-M2Mネットワーク技術-

    井上雅裕, 井家上哲史, 不破泰, 鄭立, 服部雅晴, 藤田隆史, 渡辺尚

    電気学会全国大会講演論文集(CD-ROM), 

    2015

    Other

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Research Projects of Competitive Funds, etc. 【 Display / hide

  • Comparative Study and Experimental Use of Micro-Credentials at Higher Education Institutions in Asia and the Pacific

    2022.04
    -
    2026.03

    Grants-in-Aid for Scientific Research, Grant-in-Aid for Scientific Research (B), Research grant, No Setting

     View Summary

    近年、比較的短期かつ特定領域の学修成果を認証する「マイクロクレデンシャル」(以下MC)が、欧米やオセアニアを中心に高等教育機関や企業・民間機関で急速に普及している。本研究は、日本とアジア太平洋地域におけるMCの運用状況とニーズを把握し、質保証と国際通用性を伴うMCを運用するための要件定義を明らかにする。併せて日本におけるMC普及の条件とそれを阻む要因・課題を分析する。この目的達成のため下記を行う。
    ①アジア太平洋諸国におけるMCの運用及びニーズに関する調査
    ②質保証と国際通用性を伴うMC運用ガイドラインの策定
    ③アジア太平洋地域の大学ネットワークを基盤として当該ガイドラインの有用性にかかわる実証実験

  • A Practical Research of Sustainable STEM Human Resource Development by Global PBL, through the Export of Japanese KOSEN Education System and Cooperation between KOSEN and Universities

    2020.04
    -
    2024.03

    SALESIAN POLYTECHNIC, Grants-in-Aid for Scientific Research, Grant-in-Aid for Scientific Research (B), Research grant, No Setting

     View Summary

    本研究では、高専教育の輸出と高専大学連携による【グローバルPBLを用いた持続可能な理工系人材育成】の1モデルを提示する.本研究の第一目的は、日本人学生・モンゴル人学生への将来エンジニアとして求められる異文化理解教育とグローバル社会で活躍する理工系人材育成である.本研究では、海外の教育機関とのアクティブラーニングやSTEM教育の協同実践を行うだけではなく、研究成果を海外の教育機関へ波及させ、教育効果の分析により高専教育を再定義することで、今後、高専教育のグローバル展開の推進と、双方向での理工系人材育成の発展に寄与するものである.

  • A study of Multidimensional Assessment on the Short-Term Study Abroad Programs

    2020.04
    -
    2023.03

    Shibaura Institute of Technology, Grants-in-Aid for Scientific Research, Grant-in-Aid for Scientific Research (C), Research grant, No Setting

     View Summary

    芝浦工業大学では、理工系グローバル人材の育成を目的に、多くの短期海外研修プログラムを開発・実施している。本研究の目的は、既存の英語版異文化対応能力測定ツールを教職協働で検証し、短期海外研修プログラムの評価指標の確立することである。プログラムの事前・事後で、参加者の異文化対応能力の変化を調査する。また、非参加者とのデータ比較も含めることで、選択バイアスに配慮した効果測定を行う。最終的には、英語・日本語以外の言語も加え、国内外で展開可能な多言語調査票の開発を目指す。
    教職協働で行うことで、データを基に学内で議論する文化の醸成、効果的なPDCAサイクルの実践、及び質の高いプログラムの開発へと繋げる。

  • Development and Quality Assurance of Multinational Multidisciplinary Cyber Physical PBL System

    2019.04
    -
    2023.03

    Grants-in-Aid for Scientific Research, Grant-in-Aid for Scientific Research (B), Research grant, No Setting

     View Summary

    多国籍・多分野の多様な学生達がチームで技術的・社会的問題解決を行うPBL教育プログラムにおいて,チームのコミュニケーションの難しさと解決すべき問題の複雑化,そして,解決案も国や分野により必ずしも最適解と限らない.このような多国籍・多分野型PBL教育における質保証と適切な評価は不可欠である.本研究では,主に新興国および途上国の学生と協働で創造的な包摂的問題解決能力を学修するために,「サイバーフィジカルシステム」に基づく新たなコミュニケーション手法の活用と,「感動把握手法の導入・ぎょえー体験」を組み合わせたシステム思考に基づく教育プログラムの構築,及び,質保証のためのアセスメント手法を開発する.
    システム思考に基づく工学教育のグローバル展開において,多国籍・多分野型PBL教育の必要性,また,その質保証と適切な評価法も不可欠であり,本研究では以下の3課題を検討している.
    (1)サイバーフィジカルシステムを用いたPBLコミュニケーションシステムの開発: プロジェクトチームにおけるコミュニケーションのICTを用いたPBL活動・対話記録とそのフィードバックによる円滑なコミュニケーション手法を確立する.PBLの可視化・ファシリテーションのためのPBL活動の記述手法として,PBLオントロジー(共通の語彙体系)を定義し,PBL活動のPBLオントロジー系列による手法を考案した.さらに,チームベース学習におけるディスカッションの可視化とリアルタイム振返りシステムを構築した.
    (2)感性価値に着目した感動把握手法の導入とぎょえー体験による変化対応力の開発: ぎょえー体験によりチームワークと帰属意識の向上,急な変化に対するポジティブ思考修得の心理行動モデルに基づく教授学習法について検討した.これまで,グローバル環境下のインプロビゼーション教育がもたらすチームパフォーマンスへの影響と各人のコンピテンシーの関連性に注目し,クロスカルチャー・エンジニアリング・プロジェクトにおけるグループワークスキルに及ぼす要因について検討した.
    (3)イノベーション創出×異分野・異文化のためのアセスメントシステムの構築:多国籍でのPBL参加者のアセスメントとして,PBLの能力育成手法,海外進出企業に求められるコンピテンシーについて比較調査してきた.これまでの結果から工学教育におけるコンピテンシー教育のニーズと評価について検討した. COVID-19により,PBLも対面型だけでなく,オンラインやハイブリッド型となり,オンラインプラットフォームでのグローバルPBL教育手法と評価について検討を進めた.
    サイバーフィジカルPBLシステムの開発において,2021年度はPBLオントロジーを定義し,音声に加えて映像データも利用した,発言者と聴取者の属性を含めたPBLアノテーション手法について検討した.PBLオントロジーによる活動記述の提案により,リアルな行動をサイバー上で分析し支援するための基礎的な手法を導いた.とくに,ディスカッションの内容とメタレベルであるPBLにおけるチームの活動の記述に関する両方をPBLオントロジーとして定義する手法は,当初の必要とするシステム設計のためのブレイクスルーであると考える.
    感性価値に着目した感動把握手法の導入とぎょえー体験による変化対応力の検討については,グローバル環境下のインプロビゼーション教育がチームワーク能力にもたらす影響を論文にまとめた.また,クロスカルチャーエンジニアリング教育のための創造的問題解決能力開発のためのアイデア創造支援システムを提案するなど,予定どおりの進捗である.評価・アセスメントについては,昨年度からのCOVID-19の影響により,海外でのPBLを実施できなかったが,海外学生とはオンラインで,また,国内では地域連携を意識したオンラインでのPBLについて検討を進めた.ZoomやGoogle classroom,さらに,VRやアバタによるPBLを実施し,新たなグローバルPBL教育のデジタルトランスフォーメーションの知見をまとめられたことは大きな成果である.
    イノベーション創出×異分野・異文化のためのアセスメントシステムの構築に関して,Industry 4.0として注目される分野で要求される将来のコンピテンシーについて論文としてとりまとめた.さらに,STEAM教育やVRトレーニング手法,また,リカレント教育に関連した管理職レベルのITエンジニアのコンピテンシーやスキルの検討などより広いレベルから研究の進捗があった.
    2022年度は,本研究の最終年度であり,これまでの成果の取りまとめと,COVID-19後,また,進展しつつある工学教育・PBL教育のデジタルトランスフォーメーションに向けた,開発・提案技術における課題について継続検討する.
    サイバーフィジカルシステムを用いたPBLコミュニケーションの研究では,(1) PBLオントロジーに基づく,サイバー情報としてのPBL活動の可視化・分析手法の検討を進める.PBLオントロジー記述のより一層の体系化と自動化・半自動化に向けた技術的検討を進める.(2) PBLのリアルタイムファシリテーションシステムにおける効果的なファシリテーション技術の検討を進める.
    感性価値に着目した感動把握手法の導入とぎょえー体験による変化対応力について,以下の点に検証を行う.(1) クロスカルチャーエンジニアリング教育のための創造的問題解決能力開発のためのアイデア創造支援システムに関する継続的検討を行い,提案技術の妥当性を確認する.(2) 感動把握手法の導入の効果検証として,インプロビゼーション教育のオンラインと対面のPBL活動おけるコンピテンシーベースのチームワーク能力への影響について検討を進める.
    イノベーション創出×異分野・異文化のためのアセスメントシステムの構築においては,COVID-19後のグローバルPBLの再開において,これまでのオンライン,対面,ハイブリッドなどの形態,そのためのプラットフォームやVR/AR技術の多様化に対応したアセスメント技術について検討を進める.

  • Research on prototype construction method and multi-disciplinary implementation education for developing human resources who can use IoT and AI

    2019.04
    -
    2022.03

    Shibaura Institute of Technology, Grants-in-Aid for Scientific Research, Grant-in-Aid for Scientific Research (C), Research grant, No Setting

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    本研究では、情景系に限らず、工学系、農学系、文系などの広い分野の学生に対するIoTプロトタイプ構築法とプロジェクト学修によるIoT人材教育法を確立する。プロトタイプ構築法では、構成要素をモジュール化し、構築を容易にする。学生がプロトタイプを構築して理解を深め、構築経験をもとに、IoTを応用する斬新なアイデアの創出を可能とする。さらに、異分野の課題に対するアイデアをグループ討議で連携し、実装によって深化させていくプロジェクト型学修(PBL)方法を取り入れる。海外を含むグローバルなPBLによって、イノベーションの創出を可能にする多分野連携実装力教育の研究を行う。
    芝浦工業大学では、学部3年生の演習科目である「テクニカルセミナー」のなかでIoTプロトタイピング実習プログラムを開発し,基礎知識の理解,プロトタイプ構築,アイデア創出を行った.また,同大学大学院理工学研究科システム理工学専攻の科目「Embedded Systems Engineering」でプロトタイピングを実施したまた,芝浦工業大学では国内外の多様な分野の学生の連携による国際PBLを実施した,IoTプロトタイピングを9日間の国際PBLに導入し,SDGsに関する問題解決を目的にアイデア創出とIoTプロトタイピングを実施した.
    東京大学では,大学院農学生命科学研究科 生物・環境工学専攻の大学院生を対象として,「生物物性工学特論」で,IoTに関する授業と実習を開発した.2単位の授業.ArduinoとProcessingを使ったプログラミングを行い,クラウドでセンサデータを表示させた.受講者は15名である.さらに,農学部生物・環境工学専修3年次の授業として「農業IoT概論」を開講した.2単位の授業で,講義と実習を行った.講義では農業におけるIoTの利用について,実習では,プログラミングを行い,クラウドでセンサデータを表示させた.
    サイバー大学では, IoTシステムに必要な基盤技術と応用事例を中心とした講義形式の講座としてe-ラーニングによる「IoT入門講義」を実施した.さらに,「オープン環境によるM2M/IoTプロトタイプ構築のゼミナール」を実施した.このゼミナールは,IoTシステムの身近な例を対象に,各自がそれぞれプロトタイプを構築し評価する実習形式の講座である.プロトタイプの基本系を全員が作成し,発展系については各自の能力に応じて選択して作成することができるように構成した.
    2019年度の研究は計画どおり進捗し、学術論文3件、国際会議での発表4件、口頭発表9件を発表している。NPO法人M2M・IoT研究会と大学教員と大学院生、学部生による教育・研究推進会議を定期的に実施し、共同研究の推進を、産業界、教員、学生の連携で実施している。2019年度末から新型コロナウイルスの感染の影響で対面での教育が実施できない状況にあり、オンラインでの実施を検討している。
    AIや機械学習を各分野で利活用するための教育法の開発をおこなう。収集されたデータの分析は、AIを活用することによって高度化されるが、各分野の多くの学生はAIを理解し活用することに困難を感じている、AIを利活用するためのデータ分析法、AI機能の選択法、作成法の教育方法の開発によって各分野でのAI等の活用を可能にする。
    分野別IoT教育カリキュラムの構築と普及を進める。IoT教育の実施結果をもとに、プロトタイプ構築をベースとし、学修成果のアセスメント法、能動的学修によるカリキュラムを構築し、各分野でのIoTの実践的教育に活用する。
    多分野混成および国際プロジェクト型学修とアイデア創出実践する。各分野の学生がプロトタイプ構築の体験をもとに、自分の専門分野での応用アイデアを創出し、それをプロジェクト型学修によって議論し、イノベーションにつながる考えがどのように出てくるかを明らかにする。その評価をプロジェクト型学修法の充実に役立てる。海外の大学を含めたグロ-バルPBLを実現し、タイのキングモンクット工科大学トンブリ校と共同研究を実施する。海外の大学とのPBLでは、遠隔教育環境も活用する。短期の集中の集合型のグローバルPBLと遠隔連携型のグローバルPBLの両者の長所を生かした活用を行う。

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