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所属(所属キャンパス)
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研究所・センター等 保健管理センター (日吉)
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職名
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教授
1985年本学医学部卒業、同内科学教室(消化器内科)入局、飲酒に伴う臓器障害研究を開始、エタノール(EtOH)の代謝産物アセトアルデヒド(AcH) による変性蛋白への免疫応答研究で博士号取得。1992年~1995年米国Mt, Sinai 医科大学でCS Lieber 教授に師事。新しいアルコール脱水素酵素 (Class IV ADH) のヒトのcDNAと遺伝子を決定、同医科大学よりResearch Incentive Award 授賞。これらの研究で全米肝臓病学会の plenary session に3回登壇(1990, 91, 95年)。1996年から本学保健管理センター配属。講師、准教授を経て, 2018年から現職。筆者ら開発の HPLC 法を用い、食道粘膜や胃粘膜に Class IV ADH とアルデヒド脱水素酵素で構成される、アルコール種であるビタミンAからのレチノイン酸(RA)産生系を証明、NAD-dependent in situ RA supply system と命名。同系のEtOHや AcH による阻害、特に、胃粘膜でのヘリコバクタ・ピロリ菌(HP)感染による阻害を証明、過剰飲酒に伴う食道がんやHP感染に伴う萎縮性胃炎発症機序の一部の可能性を提唱。また、EtOHによる肝類洞の Kupffer 細胞からの活性酸素放出とそれに伴う肝類洞細胞障害を検証。さらに、活性酸素産生系の電子供与体 NADPH reductaseの検出法を開発し、EtOH慢性摂取によるKupffer 細胞の同酵素の誘導と本障害の増悪を証明した。保健管理センターでは、メタボリックシンドローム (MetS)、生活習慣病、非アルコール性肝障害などの臨床研究に従事。内臓脂肪蓄積に伴うアディポネクティン産生低下と脂肪肝発症、脂肪肝マーカーのAST/ALT 比変化のMetS早期診断への有益性、Breslow の生活習慣指数の悪化や睡眠障害に伴う肝障害進展、内臓脂肪蓄積と独立に高中性脂肪血症、高血圧、糖尿病を惹起させる飲酒による MetS 診断攪乱などを報告。近年社会的論争になった、MetS 診断基準の腹囲基準における日本基準と国際基準の齟齬は、夫々の腹囲の定義の違いに因るもので、両者は両立することも示した。筆者は、これらの知見を、学術論文に纏め、WEB、書籍、保健管理センターや大学病院消化器科外来などを通じて社会全般に向け情報発信しているが、その活動は2010/2/20の日本経済新聞などで紹介されている。大学では主に飲酒の害を講義。近年は、飲酒の歴史、飲酒に関する集合的意識(GC)や集合的無意識(GUC)にも言及、飲酒社会学の概念を構築。一方、GUCの理解や、誤った GC の修正が新しい飲酒行動是正アプローチに繋がる可能性を提唱している。尚、上述の飲酒研究に対し、2022年に本塾より義塾賞受賞。
慶応義塾大学病院, 内科学教室, 研修医
東京国立第二病院, 内科, レジデント
慶応義塾大学医学部, 内科学教室(消化器内科), 助手
東京都立広尾病院, 内科, 医員
米国ニューヨーク大学マウントサイナイ医科大学, Charles S Lieber 研究室, 研究員
医学博士, 慶應義塾大学, 論文, 1994年03月
アセトアルデヒドアダクトに対する免疫反応の基礎 的検討とアルコール性肝障害における臨床的意義
保健管理センター副所長
日吉研究倫理審査委員会委員
日吉研究倫理審査委員会委員長
ライフサイエンス / 消化器内科学 (アルコール性肝障害 非アルコール性肝障害)
ライフサイエンス / 代謝、内分泌学 (肥満、内臓脂肪蓄積)
情報通信 / 統計科学 (生活習慣病の背景の解析)
人文・社会 / 社会心理学 (集合的意識 集合的無意識)
ライフサイエンス / 分子生物学 (遺伝子解析)
諸臓器におけるビタミンAからのレチノイン酸形成とその阻害による発がん、臓器障害の研究,
飲酒による肝障害の分子レベルの機序の解明,
肥満による肝障害の分子レベルの機序の解明,
飲酒行動の背景となる集団的意識と集団的無意識の検討,
生活習慣、特に睡眠、飲酒、肥満と健康の関係の検討,
Esophageal Cancer - Cell and Molecular Biology, Biomarkers.
Yokoyama H, InTec, 2012年
担当範囲: pp.101 - 126 The interaction between the metabolisms of retinol and ethanol in esophageal mucosa; a possible mechanism of esophageal cancer in alcoholics. , 査読有り
Summary of the 2000 Yokohama ISBRA Symposium
McClain CJ et al. Yokoyama H et al., Williams and Wilkins, 2001年
担当範囲: pp 171S-181S How is the liver primed or sensitized for alcoholic liver disease
Summary of the 2000 Yokohama ISBRA Symposium.
Crabb DW et al. Yokoyama H et al., Williams and Wilkins, 2001年
担当範囲: pp207-217 Alcohol and Retinoids
Cell of the hepatic Sinusoids (vol.7)
Nakamura Y, Yokoyama H et al., Kupffer cell Foundation, 1999年
担当範囲: pp.110-111 Enhancement of ethanol oxidation by Kupffer cells after chronic ethanol consumption
Cell of the hepatic sinusoids (vol 7)
Yokoyama H et al., Kupffer cell foundation, 1999年
担当範囲: pp 112-113 Superoxide anion release into the hepatic sinusoid after an acute ethanol challenge and diaphorase activity in Kupffer cell.
ミトコンドリアの代謝系から考えるアルコール関連疾患
横山 裕一
慶應保健研究 (慶應義塾大学保健管理センター) 41 ( 1 ) 7 - 19 2023年09月
研究論文(大学,研究機関等紀要), 単著, 筆頭著者, ISSN 1340-9379
人類-酒関係の歴史的変遷と飲酒の功罪の概念(2)-酒文化の成熟と酒乱用問題の惹起;欧州の中世から近代を中心にした考察
横山 裕一
慶應保健研究 40 23 - 34 2022年
研究論文(大学,研究機関等紀要), 筆頭著者, 査読有り
人類ー酒関係の歴史的変遷と飲酒の功罪の概念(1) 古代における考察 飲酒文化の萌芽とその拡大
横山 裕一
慶應保健研究 (慶應義塾大学保健管理センター) 39 ( 1 ) 35 - 42 2021年09月
ISSN 1340-9379
デュルケームの集団的意識による個人行動の拘束理論と自殺論モデルを用いた日本における新しい急性アルコール乱用の理解 大学における飲酒教育の新機軸の構築
横山 裕一
慶應保健研究 (慶應義塾大学保健管理センター) 36 ( 1 ) 53 - 60 2018年08月
ISSN 1340-9379
デュルケームの集団的意識による個人行動の拘束の理論および自殺論の解説-飲酒問題の理解のための新しい手引きとして-
横山 裕一
慶應保健研究 (慶應義塾大学保健管理センター) 36 ( 1 ) 47 - 51 2018年08月
筆頭著者, 査読有り, ISSN 1340-9379
ヘリコバクター・ピロリ菌の感染における水系の役割-日本における上下水道の普及とHP菌感染率の低下
横山 裕一 , 他
慶應保健研究 37 15 - 22 2019年
共著, 筆頭著者
キャンパスおよび病院の麻疹、風疹、流行性耳下腺炎、水痘対策―4つのトピックスに基づく慶應大学における最近の体制変更と将来の構想。
慶應保健研究 37 91 - 97 2019年
速報,短報,研究ノート等(大学,研究機関紀要), 筆頭著者
英語圏における災害理論の変遷に基づくインシデントレポートの評価とグローバル化時代のインシデントレポートの提言。機能的インシデントレポート作成のすすめ
横山 裕一
慶応保健研究 34 ( 1 ) 75-86 2016年07月
記事・総説・解説・論説等(大学・研究所紀要), 単著
エボラウイルスおよびエボラウイルス病に関する文献的考察
横山 裕一
慶應保健研究 33 2015年
速報,短報,研究ノート等(大学,研究機関紀要), 単著, 筆頭著者
医療系学部生に対するB型肝炎ウイルス(HBV)ワクチン接種の管理米国疾病管理予防センター(the Center for Disease Control and Prevention ; CDC)の指針および療経済を鑑みた新しい管理法の確立( 3 )-基礎接種不反応者の管理-
横山 裕一 他
慶応保健研究 32 95 - 100 2014年
記事・総説・解説・論説等(大学・研究所紀要), 共著
DICOMデータを用いた心電図判定と健康診断の情報処理
澁谷麻由美、他、横山裕一、他
第61回全国大学保健管理集会 (金沢) ,
ポスター発表
麻疹・流行性耳下腺炎・風疹・水痘・B型肝炎の免疫に関する証明証の管理とデータ活用
當仲薫、他、横山裕一、他
第61回全国大学保健管理集会 (金沢) ,
ポスター発表
ワクチン接種の新管理システムの構築
久根木 康子, 他, 横山 裕一
第60回全国大学保健管理集会,
ポスター発表
保健管理センター信濃町分室における新型コロナウイルス感染症が疑われる教職員・学生への対応
長井瑠奈, 他, 横山裕一
第60回全国大学保健管理集会,
ポスター発表
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)流行下の集団健診の管理
當仲香、他、横山裕一、他
第60回全国大学保健管理集会,
ポスター発表
The Current Status of Infection Control at Campuses of Japanese Colleges and Universities
H.Yokoyama
100 th Meeting of American College Health Association ,
教材
血清検査 肝機能
横山 裕一
日本総合健診学会 WEB サイト,
教材, 単独
飲酒問題
慶應義塾大学,
教材, 単独
飲酒問題
横山 裕一
慶應義塾大学,
教材, 単独
交代勤務者における睡眠薬の使用経験
横山 裕一
ビデオ,
レチノイドの分離分析方法
出願日: 2001-62273 2001年03月
公開日: 2002-257808 2002年09月
特許権, 共同
Samuel Bronfman Award
Hirokazu Yokoyama , 1995年, Mt. Sinai Medical Center, New York City University , Determination of cDNA sequence of Class IV ADH and molecular cloning of ADH 7 gene encoding it; their clinical significance
受賞区分: 国内外の国際的学術賞, 受賞国: アメリカ合衆国
義塾賞
横山 裕一, 2022年, 慶應義塾, アルコール性臓器障害の研究と新しい飲酒認識の提唱
受賞区分: 塾内表彰等
日本アルコール学会優秀論文賞
横山 裕一, 1995年, 日本アルコール医学会(現;日本アルコール・アディクション医学会), アセトアルデヒドアダクトに対する免疫反応の基礎的検討とアルコール性肝障害における臨床的意義
受賞区分: 学会誌・学術雑誌による顕彰
アルコール医学生物学研究会学術賞
横山 裕一, 1996年, アルコール医学生物学研究会, Class IV (Sigma) ADHをコードするADH7 遺伝子のクローニングと臨床的意義
受賞区分: 国内学会・会議・シンポジウム等の賞
アルコール医学生物学研究会学術賞
横山 裕一, 1991年, アルコール医学生物学研究会, エタノール投与とアセトアルデヒドアダクト免疫による実験肝炎モデルの検討
受賞区分: 国内学会・会議・シンポジウム等の賞
保健管理センター設置講座 (現代社会と医学Ⅱ)
2023年度, 通年, その他, 講義, 専任, 12時間
体育研究所設置講座(体育学講義Ⅱ)
2023年度, 秋学期, その他, 講義, 兼任, 5時間
通信教育課程 夏期スクーリング
2023年度, その他, その他, 講義, 兼任, 2時間
学生総合センター設置科目 (大学生活における責任と危機管理)
2023年度, 通年, その他, 講義, 兼任, 1時間
保健管理センター設置講座 (現代社会と医学Ⅰ)
2022年度, 春学期, その他, 講義, 専任, 3時間
Global Information and Governance Academic Program
慶應義塾大学
通年, 学部教養科目, 講義, 兼任, 2時間
保健管理センター設置講座 (現代社会と医学 I ー心身の健康の維持のために)
慶應義塾大学
その他, 講義, 3時間
学生総合センター設置科目 (大学生活における責任と危機管理)
慶應義塾大学
通年, その他, 講義, 1時間
総合政策学部・環境情報学部基礎科目 (心身ウエルネス概論)
慶応義塾大学
学部教養科目, 講義, 兼任
体育研究所設置講座(健康と運動の科学)
慶応義塾大学
大学における飲酒問題-特に急性アルコール中毒について
東京女子大学, (東京女子大学)
,訪日留学生への感染対策・ワクチン接種など
バイオサイエンスメディカル研究会, トラベラーズワクチンフォーラム研修会 (東京)
,「メタボリックシンドロームの時代」における gamma GTP 生活習慣、酸化ストレスとの関係
藤沢市医師会, 藤沢市消化器医師会研究会 (藤沢市)
,ワクチンでできる感染症の予防
東久留米市保健所, 東久留米市市民公開講座,
,酒は百薬の長か? : 飲酒と生活習慣病
アルコール関連問題学会, 市民公開講座,
,ホルモンの変化で内臓脂肪は二倍速でつく!?更年期世代の脂肪撃退マニュアル
集英社, my age , 2022年07月
飲酒と無関係な脂肪肝ー放置すれば肝硬変に
日本経済新聞社, 日本経済新聞, 2010年02月
感染症と予防対策−肝炎
ラジオ Nikkei , 杏林シンポジア, 2006年12月
家で簡単にできるプチ筋トレで、更年期世代の筋肉量アップ!/内臓脂肪を落とすルール<14>
集英社, our age , 2022年10月
階段を上る、電車やバスで立つ..余ったエネルギーを脂肪に変えずに消費するためにできること/内臓脂肪を落とすルール<13>
集英社, our age , 2022年10月
学術評議員, 日本アルコール・アディクション医学会
審議員, 一般社団法人日本総合健診医学会
国際連携委員会, 全国大学保健管理協会
全国大学保健管理集会評議員, 全国大学保健管理協会