住吉 朋彦 (スミヨシ トモヒコ)

Sumiyoshi, Tomohiko

写真a

所属(所属キャンパス)

研究所・センター等 斯道文庫 (三田)

職名

教授

外部リンク

経歴 【 表示 / 非表示

  • 1993年04月
    -
    2000年03月

    宮内庁書陵部図書課第一図書調査室

  • 2000年04月
    -
    2005年03月

    大学助手(附属研究所斯道文庫)

  • 2005年04月
    -
    2008年03月

    専任講師(附属研究所斯道文庫)

  • 2008年04月
    -
    2012年03月

    准教授(附属研究所斯道文庫)

  • 2011年04月
    -
    2015年09月

    主事(附属研究所斯道文庫)

全件表示 >>

学歴 【 表示 / 非表示

  • 1991年03月

    慶應義塾大学, 文学部

    大学, 卒業

  • 1993年03月

    慶應義塾大学, 文学研究科

    大学院, 修了, 修士

学位 【 表示 / 非表示

  • 文学修士, 慶應義塾大学, 論文, 1993年03月

  • 博士(文学), 慶應義塾大学, 論文, 2010年10月

 

研究分野 【 表示 / 非表示

  • 人文・社会 / 日本文学 (日本漢学研究)

  • 書誌学(和漢韓)

研究テーマ 【 表示 / 非表示

  • 江戸幕府紅葉山文庫の復原研究, 

    2020年04月
    -
    継続中

  • 米国所在今関天彭蒐集書の調査研究, 

    2019年10月
    -
    継続中

  • 「香山常住」蔵書の復原研究, 

    2019年05月
    -
    継続中

  • 宮内庁書陵部収蔵漢籍の書誌調査研究, 

    2012年
    -
    継続中

  • 日本国外に現存する日本漢籍の研究, 

    2003年
    -
    2006年

全件表示 >>

 

著書 【 表示 / 非表示

  • 慶應義塾図書館蔵 論語疏巻六 慶應義塾大学附属研究所斯道文庫蔵 論語義疏 影印と解題研究

    住吉朋彦,一戸渉,種村和史,齋藤慎一郎, 勉誠出版, 2021年11月,  ページ数: 473

  • 図書寮漢籍叢考

    宮内庁書陵部蔵漢籍研究会 代表 住吉 朋彦, 汲古書院, 2018年02月

    担当範囲: 474

  • 日本五山版漢籍叢刊 第一輯

    劉玉才,住吉朋彦, 北京大学出版社, 2018年01月,  ページ数: 2226

  • 合壁影印中日分蔵珍本 分門纂類唐宋時賢千家詩選

    住吉 朋彦, 北京大学出版社, 2014年03月

    担当範囲: 727

  • 中世日本漢学の基礎研究 韻類編

    住吉 朋彦, 汲古書院, 2012年02月

    担当範囲: 742

全件表示 >>

論文 【 表示 / 非表示

  • 五山版『宗鏡録』に見える刻工名について

    住吉朋彦

    かがみ  ( 53 ) 1 - 29 2023年03月

    研究論文(学術雑誌), 単著

  • 天理図書館蔵五山版考述(一)漢籍之部上

    住吉朋彦

    ビブリア  ( 158 ) 3 - 44 2022年10月

    研究論文(学術雑誌), 単著

  • 宋元版研究の道程

    住吉朋彦

    書物・印刷・本屋 日中韓をめぐる本の文化史 (勉誠出版)  2021年06月

    論文集(書籍)内論文, 単著

  • 佚存書の発生―日中文献学の交流―

    住吉朋彦

    漢字を使った文化はどう広がっていたのか 東アジアの漢字漢文文化圏 (文学通信)  2021年03月

    論文集(書籍)内論文, 単著

  • 五山版の装訂

    住吉朋彦

    立命館文学  ( 664 )  2019年12月

    研究論文(学術雑誌), 単著

全件表示 >>

KOARA(リポジトリ)収録論文等 【 表示 / 非表示

全件表示 >>

競争的研究費の研究課題 【 表示 / 非表示

  • 江戸幕府紅葉山文庫の再構と発信―宮内庁書陵部収蔵漢籍のデジタル化に基づく古典学―

    2020年04月
    -
    2025年03月

    文部科学省・日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 住吉 朋彦, 基盤研究(A), 補助金,  研究代表者

  • 在米日本漢籍の蔵書学―今関天彭蒐集書を事例として―

    2020年01月
    -
    2023年03月

    文部科学省・日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 住吉 朋彦, 国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B)), 補助金,  研究代表者

  • 宮内庁書陵部収蔵漢籍の伝来に関する再検討―デジタルアーカイブの構築を目指して―

    2012年
    -
    2016年

    日本学術振興会, 補助金,  研究代表者

  • 日本および周辺地域に波及した祝穆編書の版本研究―建陽坊刻類書の伝播に関する考察―

    2008年
    -
    2011年

    日本学術振興会, 科学研究費補助金(文部科学省・日本学術振興会), 補助金,  研究代表者

     研究概要を見る

    本研究では、日本の中世期以降に常用された宋末の編集者祝穆制作の書物に注目し、日本および周辺地域に波及する過程を、版本研究の方法によって明らかにした。その結果、日本における祝穆編書の受容は、『方輿勝覧』と『事文類聚』を中心とし、中世には五山周辺における宋元版の使用に限られたことが判明した。その後『方輿勝覧』は、後続の同類書に交代し、その複製が低調となったのに対し、『事文類聚』は、朝鮮や日本で流行して、近世初に朝鮮本由来の古活字本が、江戸前期には複数の明版を校合した和刻本が派生、菊池耕齋の附訓を伴う版本や、抄出された版本が、近世の学者の需要に応じ、広く行われた。

  • 日本漢籍の本文形成に関する研究―五山版・古活字版を中心に―

    2005年
    -
    2007年

    文部科学省, 科学研究費補助金(文部科学省・日本学術振興会), 補助金,  研究代表者

     研究概要を見る

    本研究では、中近世の日本文化に基盤的影響を及ぼした漢籍四種を取り上げ、日本における本文流通の主体となった五山版・古活字版を中心として、内外の諸伝本に調査を加え、その本文形成の様相を明らかにしてきた。前年度までには『増続会通韻府群玉』『氏族大全』について、その元明版・朝鮮版から日本漢籍の生ずる過程を究明した。続いて19年度には、まず『聯珠詩格』につき、現在は失われた元刊本を翻刻したと思われる五山版が、卓絶したその古本に当たるが、朝鮮朝で増注された朝鮮甲寅字刊本とその覆刻整版本が日本に流布し、江戸初刊整版本二種を産み出す一方、五山版は翻版を持たなかったことを明らかにした。さらに『翰墨全書』一について、その元明版が境域を超え、朝鮮と日本にも豊富に行われ、大規模にして複雑な編成と改編の激しさも原因となり、両朝にはかえって翻版を産まず、室町期には日明貿易により、また朝鮮への侵略を契機として、日本において興隆した本書への需要が満たされた様を推定した。当該書目四種の研究を通じ、日本伝来漢籍の諸本は、室町期までは中国から直に、また近世初以降には朝鮮経由の本文も平行して流れ込んだと仮設されるが、個々の書目における本文形成は、諸本の交叉干渉する独特の過程を持ち、時には原則に従わない固有の版本情況を示し、あくまで予断を許さないことが確かめられた。総じて、版本研究の対象を拡充し、引き続き総論にも修正を加えていくことが必要と認められた。

 

担当授業科目 【 表示 / 非表示

  • 斯道文庫書誌学講座Ⅳ

    2024年度

  • 斯道文庫書誌学講座Ⅲ

    2024年度

  • 斯道文庫書誌学講座Ⅳ

    2023年度

  • 斯道文庫書誌学講座Ⅲ

    2023年度

  • 斯道文庫書誌学講座Ⅳ

    2022年度

全件表示 >>

 

所属学協会 【 表示 / 非表示

  • 和漢比較文学会

     
  • 訓点語学会

     
  • 日本中国学会

     
  • 東方学会

     
  • 中世文学会