野中 葉 (ノナカ ヨウ)

Nonaka, Yo

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所属(所属キャンパス)

総合政策学部 (湘南藤沢)

職名

准教授

経歴 【 表示 / 非表示

  • 2016年04月
    -
    継続中

    慶應義塾大学, 総合政策学部

 

研究分野 【 表示 / 非表示

  • 人文・社会 / 地域研究

研究キーワード 【 表示 / 非表示

  • イスラーム

  • イスラーム

  • インドネシア

  • インドネシア

  • ジェンダー

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著書 【 表示 / 非表示

  • ワタン/Homelandスタディーズ④ 東南アジアのムスリム文学

    ワタン研究プロジェクト編, 岡真理編集責任, ワタン研究プロジェクト, 2024年03月

    担当範囲: 《マジカル・イスラーム》と現代インドネシアのムスリム社会―フェビー・インディラニが描く危機感と希望

  • 「ひと」とはだれか? : 身体・セクシュアリティ・暴力

    三成, 美保, 小浜, 正子, 鈴木, 則子, 大阪大学出版会, 2024年02月,  ページ数: viii, 277p

    担当範囲: コラム㉗「ムスリム女性のヴェール」

  • 憧れの感情史: アジアの近代と〈新しい女性〉

    山口, みどり, 中野, 嘉子, 後藤, 絵美, 野中 葉, 作品社, 2023年06月,  ページ数: 352

    担当範囲: 第3章「《憧れ》を喚起し醸成する装置-オランダ領東インド初の現地語女性誌『プトリ・ヒンディア』」

  • 東南アジアのイスラームを知るための64章

    久志本, 裕子, 野中, 葉, 明石書店, 2023年03月,  ページ数: 387p

  • 記憶と記録にみる女性たちと百年

    岡, 真理, 後藤, 絵美, 長沢, 栄治, 明石書店, 2023年03月,  ページ数: 287p

    担当範囲: 7章「大学モスクの女性活動家の先駆者」、13章「インドネシア:変身する女性と社会ー近年のチャダル着用現象を事例に」

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論文 【 表示 / 非表示

  • 在日インドネシア人ムスリムの組織化と多層化―モスク建設の動きを中心に

    野中葉

    『宗教と社会』  ( 30 ) 17 - 31 2024年06月

    単著, 筆頭著者, 査読有り

  • 書評:小川忠著『変容するインドネシア』

    野中葉

    図書新聞(2024年4月27日)    第6面 2024年04月

    単著

  • Emergent Use of Visual Media in Young Muslim Studies

    Kenichi Sawazaki, Yo Nonaka, Kae Amo, Shuta Shinmyo, Mamoru Hasegawa, Ahmed Alian, Yunus Ertuğrul

    Trajectoria 5 2024年03月

    単著, 査読有り

  • 「ムスリム女性のヴェール」

    野中 葉

    三成美保・小浜正子・鈴木則子編『「ひと」とはだれか?-身体・セクシュアリティ・暴力』 -   220 - 221 2024年

    単著

  • 「《マジカル・イスラーム》と現代インドネシアのムスリム社会―フェビー・インディラニが描く危機感と希望」

    野中 葉

    ワタン研究プロジェクト編『東南アジアのムスリム文学』 1   59 - 107 2024年

    単著

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KOARA(リポジトリ)収録論文等 【 表示 / 非表示

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総説・解説等 【 表示 / 非表示

  • 読書案内 インドネシアのイスラーム

    野中葉

    歴史と地理 世界史の研究 (山川出版社)  724   33 - 36 2019年05月

    書評論文,書評,文献紹介等, 単著

研究発表 【 表示 / 非表示

  • Indonesian Muslim Diaspora in Japan

    Yo Nonaka

    the 21st Annual International Conference on Islamic Studies (AICIS), in Bali, 

    2022年11月

    口頭発表(基調)

  • 在日インドネシア人ムスリムとモスク建設

    野中葉

    日本中東学会第38回年次大会, 

    2022年05月

    口頭発表(一般)

  • ムスリム女性のヴェールと服装-インドネシアを事例に

    野中葉

    [国内会議]  関西外国語大学国際文化研究所主催連続公開講座, 

    2021年12月

    公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等

  • Muslim and Indonesian People as New Comers in Japan: Some issues and Consequences

    Yo Nonaka

    [国内会議]  Media and Intercultural Communication, International Class Program in Department of Communication, Faculty of Social and Political Sciences, University of Indonesia, 

    2021年10月

    公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等

  • Religion and the Society: A Comparative Discourse of Islam in Indonesia and Japan

    Yo Nonaka

    [国内会議]  Webinar Kuliah Tamu di Fakultas Ilmu sosial dan Ilmu politik, Universitas Diponegoro (Webinar Guest Speaker in the faculty of political science, University of Diponegoro), 

    2021年10月

    公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等

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競争的研究費の研究課題 【 表示 / 非表示

  • アフリカ・アジアの実践宗教による「下から」の政治プラクティスに関する人類学的研究

    2023年04月
    -
    2027年03月

    日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 阿毛 香絵, 秦 兆雄, 島薗 進, 山下 博司, 浜本 満, 飛内 悠子, 樫尾 直樹, Sacko Oussouby, 野中 葉, 丹羽 充, 梅屋 潔, 秦 兆雄, 島薗 進, 山下 博司, 浜本 満, 飛内 悠子, 樫尾 直樹, Sacko Oussouby, 野中 葉, 丹羽 充, 梅屋 潔, 基盤研究(B), 未設定

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    近代化以降のアフリカ・アジアでは国民国家や民主主義、政教分離や自由主義経済といった西洋的な政治・経済システムが一般化されてきたが、同時に日常生活空間に根付いた「実践宗教」が相互扶助など「下から」の政治実践を醸成してきた。本研究はアフリカ・アジアの異なる事例において宗教がどのように「下から」の政治プラクティスを作り上げてきたか、また媒介実践や政治システムを通じてそれがどのようにミクロな政治に関連しているかについて文化人類学的手法を用いた比較研究を行う。従来の政治学や社会学が前提としてきた西洋的な枠組を超え、アフリカ・アジアに発する普遍的かつアルタナティブな社会システム理解を提起することを目指す。
    本年度は定期的に研究会を行い、調査結果の報告と議論を行った。
    ■定例勉強会(ワークショップ)
    2023年6月17日に開催した勉強会「アジア・アフリカ比較の視座へ向けて」では、第1部に宗教性と政治的領域-先行研究の検討について、樫尾がアジアの先行研究について「政治的霊性」という観点から発表を行い、阿毛はアフリカにおけるla politique /le Politiqueの領域と「媒介実践」―呪術・祈り・エージェント―について議題提起した。島薗(大正大学) 浜本(一橋大学)をコメンテーターとしたディベイトを行い、第2部では、研究テーマと方向性の検討をテーマにテーマグループごとに議論した。1・国家と「世俗的政治領域」における宗教性、2・日常的宗教性と「下からの」政治実践、3・受け入れ社会におけるマイノリティ宗教、という3つのテーマについてディスカッションし、研究の今後の方向性を検討した。
    上記の前期勉強会での議論を経て、研究分担者それぞれのフィールドにおける宗教性に関するターミノロジー比較の議論が必要だということが明らかになり、11月19日、12月3日、2024年1月20日の3階に分けて、アフリカ、アジアのそれぞれのフィールド(日本、インド、インドネシア、ネパール、ケニア、ウガンダ、コートジボワール、マリ)ににおける宗教性に関するターミノロジー比較の議論を行った。
    ■ 国内外調査…今年度はセネガル、コートジボワール、フランス(樫尾・阿毛)、インド(山下)が、主な海外調査を行ったほか、国内調査(島薗、阿毛、野中)がそれぞれフィールド調査を進めている。
    ■文献調査・関連先行研究…これまでの宗教・政治に関する多様な先行研究を検証し、それぞれの専門地域における社会システムや宗教性に関するデータと文献を通した情報の蓄積・検証を進めた。
    一部でフィールド調査を見合わせた分担者を除き、フィールド調査は順調であり、全体を通して、定期的に分担者が勉強会で集まり活発な意見交換をする場が生まれた。
    今後の成果報告へ向け、それぞれのフィールド研究に根差し、かつ共同で新たな成果が生み出せる場を引き続き作り研究を進める予定である。
    2024年度は、中間研究成果発表の場として、アジアでの国際ワークショップの企画開催を予定している(ネパールでの開催予定)。現地の研究者や共同研究者、若手研究者を巻き込み、当該アフリカアジア地域の比較研究を進め、単なる事例研究での寄せ集めではない、共同研究に根差した研究成果の発表を目指す。
    具体的には、これまでの議論を踏まえ、アジアアフリカにおける宗教性に関する(1)ターミノロジーの比較、(2)近代国家(形成)、組織との関わり、(3)「方法(生きるノウハウ/アート)」としての宗教性、(4)「道」としての宗教性と瞑想の文化比較、(5)宗教性の生み出す「下からの」社会性、の5点に着目した章を想定しつつ議論を戦わせ、研究分担者のそれぞれのフィールドからのこれらの項目に関して事例研究の内容をすり合わせることによって、新たな議論展開と分析に発展することを目指す。

  • アフリカ・アジアのデジタルネイティブ世代における宗教性と市民社会

    2022年10月
    -
    2026年03月

    日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 阿毛 香絵, 飛内 悠子, 樫尾 直樹, 野中 葉, 丹羽 充, 飛内 悠子, 樫尾 直樹, 野中 葉, 丹羽 充, 国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B)), 未設定

     研究概要を見る

    21世紀に入り公共空間から姿を消すと思われた宗教性は国家や世俗的な政治領域と競合しつつアフリカ・アジアの市民社会を形成してきた。特に2000年以降,若い世代に先導された宗教的ムーブメントはグローバル化のツールを使いこなしプライベートから政治に至るまであらゆる社会空間を変容させている。多極化が進む現代,デジタルネイティブ世代における宗教性はどのように新たな公共性を創出しているのか。本研究では政治形態や宗教的背景が異なるアフリカの3カ国および日本を含むアジアの3カ国において,社会のマジョリティあるいはマイノリティを構成する8事例を対象に若い信者たちのICT利用の現状と市民社会の変容を明らかにする。
    【今年度の研究活動】
    本研究課題「アフリカ・アジアのデジタルネイティブ世代における宗教性と市民社会」について、研究分担者と定期的にオンラインにて打合せを行った。
    2023年6月22,23日には、Religiosity, Youth, Digital Media and Civil Society in Africa and Asiaをテーマにワークショップを開催し、メンバーに加え、研究協力者をネパールから招聘し、大学院生や若手研究者も交えた議論を行った。
    第1セッションではChanging Media Landscapesand Religiosity in Africa and in Asiaをテーマにネパール、日本、韓国、ニジェール、セネガル、ウガンダなどの事例を比較した。Se第2セッションと第3セッションでは、ケーススタディーズに基づくディスカッションを行い、ネパールや、マレーシアのハラールマーケット、ニジェールの事例など、異なるフィールドのICT利用と宗教性について、院生の発表を交えて議論した。最後の第4セッションでは、異なる事例をつなぐ共通項や、研究の方法論について議論を行った。勉強会においては、先行研究の輪読も行い、現代社会におけるメディアと若い世代の宗教性に着目した著作を批判的に検討することで、本研究の新規的な対象へのアプローチ方法を検討している。
    また、今年度は、長崎の比較文明学会にて情報収集をしたり、アフリカ学会で当該テーマについて発表を行うなど、インプット/アウトプットの機会も多くあり、同時に国内外でのフィールド調査やオンラインを利用したインタビューやネットなどの言説分析をそれぞれの分担者が進めた。
    また、分担者の野中と阿毛は、日本の若いムスリムとの映像メディアの制作を通した参与観察の方法論の検証も行っており、今後当事者を交えた研究の認識論的枠組みからも、同研究を進める予定である。
    今年度予定されていたセネガルでのワークショップを、政治的な理由(同国の大統領選)などの理由により、2026年の夏に延期することとした。2025年度は、ネパールでのワークショップを企画しており、国内外の研究者との共同研究を進める。
    計画どおり、2025年度はそれぞれのフィールド調査・事例研究を進めると同時に、海外の協力者も交えた定期的なオンライン勉強会を開催する。また、年度末の2~3月にはネパールでの国際ワークショップを企画しており、研究共同研究者を招聘して今後のアウトプットへ向けた議論を行う。
    当初よりそれぞれの地域の若い信者のICT利用と宗教性に影響を与えていると考えたいくつかの比較研究の軸(1,日常的な宗教実践における身体性・社会性とICT利用の実態/2,社会運動や政治的な宗教運動などの組織や影響力のある個人によるICT利用/3,日常的な社会空間と狭義の政治領域の中間的な領域におけるプラクティス/4,宗教的・政治的ディスクール)についてそれぞれの事例で検証し、こうした軸が現代の宗教性と若い世代の「市民社会」のありかたを描き出す軸となりうるかについても検証していく。
    それぞれのフィールドの特性や、地域ごと状況なども比較しつつ、研究を進める。
    インターネットやスマートフォンなど研究対象となる若い世代の人々が用いているツールを利用した方法論を検証し、参与観察を通してこうしたツールが身体性や社会性、宗教性に及ぼす影響を検証することで、新たな動きを人文社会科学の視点から改めて研究する手法についても本研究を通して比較検証する。

  • アジアの近代と「憧れ」の比較史 -「新しい女性」現象の伝染・潜伏・共振

    2021年04月
    -
    2024年03月

    大東文化大学, 科学研究費助成事業 基盤研究(C), 山口 みどり、後藤 絵美, 高 媛, 野中 葉, 李 美淑, 基盤研究(C), 未設定

     研究概要を見る

    空間的・社会的移動の機会や異文化との接触、そして情報が激増した近代以降、人びとはそれまで以上に多様な「憧れ」を持ち、その憧れは社会のさまざまな特徴を構築していった。とくに、伝統的ジェンダー観に挑戦する「新しい女性」像は、各地に伝播し憧れと反発を招きながら地域の近代化に影響を与えた。本研究では、こうした観点から「憧れ」という感情が繋ぐ「下からのグローバル史」研究を試み、リンダ・コリーの「伝染」概念を援用しつつ「憧れ」が織りなした近代の姿を探る。

  • 現代インドネシアの宗教間対話と政教関係

    2020年04月
    -
    2023年03月

    京都大学, 科学研究費助成事業, 北村 由美、佐々木 拓雄, 足立 真理, 野中 葉, 基盤研究(C), 未設定

     研究概要を見る

    本研究の目的は、世界最大のイスラーム人口をかかえながらも多宗教国家であるインドネシアを対象として、宗教間対話の歴史的潮流と現在を、同国の政教関係に照らし合わせながら明らかにすることである。本研究では、権威主義体制期(1967年~1998年)と民主化後(1998年~)を対象とし、時代ごと、宗教ごとの政教関係の調査・分析を軸としつつ、フィールドワークと、ポップカルチャーにおける宗教表象分析を行う。

  • 「保守化」するインドネシアのイスラーム社会におけるムスリマの装い研究

    2019年04月
    -
    2023年03月

    慶應義塾大学, 科学研究費助成事業, 野中葉, 若手研究, 補助金,  研究代表者

     研究概要を見る

    本研究は、「保守化」しているとされる昨今のインドネシアのイスラーム社会の女性たちの装いに着目し、当事者へのインタビュー、テキスト分析、悉皆調査を用いて、女性たちのミクロな語りとその背後にある言説、また全体像を明らかにする。ムスリマのヴェール着用や服装のイスラーム化は、民主化後の当該社会の「イスラーム化」を象徴する一事例として注目され、申請者も研究を継続してきたテーマである。本研究はこれまでの研究成果を基に、ニカーブ着用(目以外の顔までも覆うスタイル)や、SNSが与える影響など、昨今顕在化した新テーマを明らかにしながら、「保守化」時代の当該社会のムスリマの装いの全体像を捉えることを目指す。

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担当授業科目 【 表示 / 非表示

  • 研究会B

    2025年度

  • 修士研究会

    2025年度

  • マレー・インドネシア語スキル

    2025年度

  • マレー・インドネシア語インテンシブ2

    2025年度

  • マレー・インドネシア語インテンシブ1

    2025年度

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担当経験のある授業科目 【 表示 / 非表示

  • マレー・インドネシア語海外研修B

    慶應義塾

    2024年04月
    -
    2025年03月

  • マレー・インドネシア語海外研修A

    慶應義塾

    2024年04月
    -
    2025年03月

  • アカデミックプロジェクト(現代社会・文化への人文学的アプローチ)

    慶應義塾

    2024年04月
    -
    2025年03月

  • アカデミックプロジェクト(地域研究から見るグローバル・ガバナンス)

    慶應義塾

    2024年04月
    -
    2025年03月

  • アカデミックプロジェクト(グローバルガバナンスとリージョナルストラテジー(リージョナル))

    慶應義塾

    2024年04月
    -
    2025年03月

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社会活動 【 表示 / 非表示

  • Tantangan Wanita karir, belajar dari mereka di Jepang(キャリアを持つ女性の課題:日本から学ぶこと)

    ICMI Jepang(インドネシア・ムスリム知識人協会 日本支部), Bincang santai bareng ICMI Jepang(ICMI日本支部トークショー), 

    2024年03月
  • “Relax, It’s Just Politics: Politics in Chill, Presumptions are Testy”

    Madani International Film Festival @ Taman Ismail Marzuki, Jakarta, Indonesia, 

    2023年10月
  • 特別公開文化講座「ヤングムスリムの窓」

    東京ジャーミイ

    2023年10月
  • 展覧会「ヤングムスリムの窓」

    東京ジャーミイ

    2023年10月
  • “Young Muslim’s Eyes”

    Madani International Film Festival @ Taman Ismail Marzuki, Jakarta, Indonesia, 

    2023年10月

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委員歴 【 表示 / 非表示

  • 2024年07月
    -
    継続中

    理事, 日本イスラム協会

  • 2021年04月
    -
    継続中

    運営委員, インドネシア研究懇話会(Kapal)