Papers - Tanishita, Kazuo

Effect of shear stress on oxygen production in Spirulina suspension

S. Mitsuhashi, K. Hosaka, E. Tomonaga, H. Muramatsu, K. Tanishita

Proc. Int. Conf. Multiphase Flows Vol.1   147-150 1991

Research paper (conference, symposium, etc.), Joint Work

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微細藻類の光合成バイオリアクターの酸素発生速度は、流れの状態にも大きく影響することがこれまでの我々の研究で知られている。そこで、流れの条件を簡便な単純せん断流としたときの酸素発生速度について検討を行った。

グルコース電極の固定化酵素膜における物質拡散の測定

佐々木重直、田村俊世、谷下一夫、戸川達男

医用電子と生体工学 Vol.29 ( No.4 ) 282-286 1991

Research paper (scientific journal), Joint Work

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血液中の血糖値を長期間モニターするために血管内留置型のコンパクトなセンサーが必要とされている。そのようなセンサーを実現するために、固定化酵素膜を使用したバイオセンサーにおけｒ物質拡散係数を計測し、それらの基礎データを基に生体内留置可能なコンパクトセンサーの設計を行った。

筋肉組織の炭酸ガス拡散係数と熱伝導率の測定

鈴木秀雄,　中山雅彦,　尾谷知哉,　片岡則之、谷下一夫

日本機械学会論文集 Vol.57 ( No.535B ) 1077-1083 1991

Research paper (conference, symposium, etc.), Joint Work

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生体組織から炭酸ガスは溶存炭酸ガスと重炭酸イオンの両方の形で輸送され、溶存炭酸ガスのみで輸送される場合よりも大量の炭酸ガス除去を行うことが可能である。その際重炭酸イオンに解離する反応が関わり合うので、反応熱が存在する。炭酸ガス除去と反応熱除去とが相補的に生じている結果が得られ、生体内の物質移動と伝熱とが密接に関連していることが解った。

膜型人工肺のガス交換性能の改善

谷下一夫

人工臓器 Vol.20 ( No.2 ) 396-400 1991

Research paper (scientific journal), Joint Work

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血液側の対流効果と膜の透過性を改善することにより人工肺全体のガス交換性能を改善した。とくに臨床応用に関して問題となる点について検討を行った。

高圧気液両相型キャピラリ人工肺における酸素ガス移動の解析

辻隆之、谷下一夫、高橋誠、戸川達男

人工臓器 Vol.20 ( No.3 ) 1066-1070 1991

Research paper (scientific journal), Joint Work

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人工腎臓において、透析液に十分な酸素を含有させて、血液内に透過させると一つの人工臓器で、腎臓と肺の両方の機能を同時に実現することが可能である。そのような多機能型人工臓器システムの開発を目的にした研究で、特に透析液の透過性と酸素付加との関係に着目した研究。

複合膜ホローファイバー人工肺および均質膜シリコーンホローファイバー人工肺の膜抵抗特性の検討

谷下一夫、辻隆之、関戸章、戸川達男

人工臓器 Vol.20 ( No.3 ) 1071-1076 1991

Research paper (scientific journal), Joint Work

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微孔性膜の長期使用における問題を克服する方法として、極めて薄い均質膜を一層微孔性膜の間にいれた複合膜が開発された。そこで、複合膜と均質膜の特性を比較し、人工肺の長期使用への応用の可能性について検討を行った。

内頚動脈における拍動流の推移

成瀬岳史、仁科吉広、石原賢一、谷下一夫

日本機械学会論文集 Vol.57 ( No.541B ) 3018-3025 1991

Research paper (conference, symposium, etc.), Joint Work

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内頚動脈は大動脈弓と同様曲率の大きな血管として知られている部位で、とくに病変が好発する。病変発生と血流との関連を調べるために内頚動脈をモデル化した曲がり管内の拍動流をレーザードップラー流速計によって計測し、二次流れの加速による壁面せん断応力の空間的変化について検討を行った。

Measurements on gas diffusivity and thermal conductivity in rat skeletal muscle

H. Suzuki, S. Otani, T. Nakayam, M. Kataoka, K. Tanishita

Proc. of 3rd ASME/JSME Thermal Engineering Joint Conference    319-324 1991

Research paper (conference, symposium, etc.), Joint Work

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ラットの腹膜筋における炭酸ガス拡散係数を熱伝導率の測定を行い、ガス拡散と熱伝導との協調について検討を行った。

高圧多機能型人工肺システムの開発

辻　隆之,　高橋　誠,　戸川達男,　谷下一夫

医科器械学 Vol.60 ( No.1 ) 29-33 1990.01

Research paper (scientific journal), Joint Work

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人工腎臓において、透析液に十分な酸素を含有させて、血液内に透過させると一つの人工臓器で、腎臓と肺の両方の機能を同時に実現することが可能である。そのような多機能型人工臓器システムの開発を目的にした研究。

微孔性膜型人工肺の炭酸ガス促進拡散

谷下一夫、中西謙次郎

日本機械学会論文集 Vol.56 ( No.532B ) 3869-3873 1990

Research paper (conference, symposium, etc.), Joint Work

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微孔性膜型人工肺の炭酸ガス除去性能について数値計算を行い、実験結果と比較した研究。

微孔性膜型人工肺の炭酸ガス除去性能

谷下一夫、高田潤一、矢崎幹人、渡部晃久

日本機械学会論文集 Vol.56 ( No.532B ) 3874-3880 1990

Research paper (conference, symposium, etc.), Joint Work

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人工肺の炭酸ガス除去性能は、膜透過性に大きく依存するので、微孔性膜の場合膜の透過性が劣化することが全体の性能低下につながる。膜透過性の影響について明らかした研究。

大動脈における拍動流の推移

成瀬岳史,　仁科吉広,　久下沼祥子、谷下一夫

日本機械学会論文集 Vol.56 ( No.532B ) 3625-3632 1990

Research paper (conference, symposium, etc.), Joint Work

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大動脈弓をモデル化した曲がり管内の拍動流において生ずる流れの発達について実験的に調べた研究で，拍動流の場合も入り口領域で二次流れが著しく加速され、壁面せん断応力も方向を変えて局所的に大きく変動することが解った。

Fluid flow in a strongly curved pipe

K. Tanishita, J. Suzuki, N. Ohishi, T. Naruse

Frontiers of Medical and Biological Engineering Vol.2 ( No.3 ) 187-191 1990

Joint Work

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大動脈弓をモデル化した曲率の大きい曲がり管内を定常流れが生じている時の二次流れの発達の様子をレーザードップラー流速計によって計測した。入り口領域で二次流れが大きな曲率のために最大になるが、二次流れの最大値は曲率に大きく依存しているが、この特性の生理学的な側面について検討行った。

きつい曲り管における振動流の発達

成瀬岳史,　仁科吉広,　久下沼祥子、谷下一夫

日本機械学会論文集 Vol.56 ( No.529B ) 2562-2569 1990

Research paper (conference, symposium, etc.), Joint Work

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曲率の大きい曲がり管の振動流においては、顕著な二次流れが生ずる。二次流れの大きさは、周波数パラメータによって大きく異なり、周波数パラメータが大きく非粘性コアの大きい条件では、二次流れは加速されず、周波数パラメータが小さい時、断面内で二次流れ生ずることが解った。

Measurements on Transition to Turbulence in a Periodically Intermittent Flow

A.Nakano, Y. Orikasa, K. Tanishita, H. Toyama, S. Kikkawa

ASME Advances in Bio-Engineering,    3-4 1989.12

Joint Work

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大動脈内流れは一旦流れが完全に停止する間欠流と見なされるが、大動脈では間欠流に特徴的な乱流が生じている。そこで、間欠的という時間変化に着目したモデル実験を行い、間欠流に生ずる乱流の特性を明らかにした。

蛇行管膜型人工肺の酸素付加性能

谷下一夫, 星野堪児

日本機械学会論文集 Vol.55 ( No.516B ) 2383-2389 1989.08

Research paper (conference, symposium, etc.), Joint Work

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曲率が周期的に変化する蛇行管型の人工肺における酸素付加性能について実験的に調べ、その結果を工学的に解析して、正規化を行った。

Developing Oscillatory Flow in a Strongly Curved Tube

T. Naruse, Y. Nishina, S. Kugenuma, K. Tanishita

Proc. of Bio-Mechanics Symp.    129-132 1989.07

Research paper (conference, symposium, etc.), Joint Work

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曲率の大きい曲がり管内に非定常流である振動流が生じている時に、二次流れの発達の様子を実験的に明らかにした。定常流の時と同様に入り口領域で二次流れが大きく加速されることが解った。

Sinusoidal oscillatory flow in a strongly curved tube

T. Naruse, M. Asai, K. Nakazato, K. Tanishita

Role of blood flow in atherogensis    139-143 1988

Joint Work

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大動脈内の血流は曲率の高い曲がり管内における非定常流として特徴づけられるため、曲率の高い曲がり管に振動流を与え、軸方向速度の一周期における変化について明らかにした。

Steady entrance flow in a strongly curved tube

K. Tanishita, J. Suzuki, N. Oishi, T. Naruse

ASME Advances in bioengineering    23-26　 1988

Joint Work

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大動脈弓をモデル化した曲率の大きい曲がり管内を定常流れが生じている時の二次流れの発達の様子をレーザードップラー流速計によって計測した。その結果、入り口領域で二次流れが大きな曲率のために最大になる箇所が存在し、その後やや減衰して一定値になることが解った。二次流れの最大値は曲率に大きく依存していることが解った。

Spectral analysis of turbulrnce in the canine ascending aorta measured with a hot-film anemometer

T. Yamaguchi, S. Kikkawa, K. Tanishita, M. Sugawara

J. of biomechanics Vol.21 ( No.6 ) 489-495 1988

Research paper (scientific journal), Joint Work

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動物の大動脈内での乱流のスペクトル解析を行った。