総説・解説等 - 伊香賀　俊治

加速度計で調査した地域在住高齢者の身体活動　スマートウェルネス住宅調査

吉澤 裕世, 小熊 祐子, 土井原 奈津江, 齋藤 義信, 田島 敬之, 伊藤 真紀, 伊香賀 俊治

運動疫学研究: Research in Exercise Epidemiology （日本運動疫学会）  25 （ 1 ） 130 - 131 2023年06月

単著,  ISSN  1347-5827

居住環境と高齢者の健康

伊香賀 俊治

日本老年医学会雑誌 （(一社)日本老年医学会）  60 （ Suppl. ） 66 - 66 2023年05月

単著,  ISSN  0300-9173

パンデミック時代のゲームチェンジャーとしての遠隔医療～遠隔医療を取り巻く要因　疾病・介護予防に資する住環境の現状と課題

伊香賀 俊治

日本遠隔医療学会雑誌 （(一社)日本遠隔医療学会）  18 （ 補刊号 ） 36 - 36 2023年03月

単著,  ISSN  1880-800X

Role of housing in blood pressure control: a review of evidence from the Smart Wellness Housing survey in Japan

Umishio W., Ikaga T., Kario K., Fujino Y., Suzuki M., Ando S., Hoshi T., Yoshimura T., Yoshino H., Murakami S.

Hypertension Research （Hypertension Research）  46 （ 1 ） 9 - 18 2022年10月

記事・総説・解説・論説等（学術雑誌）, 共著,  ISSN  0916-9636

　概要を見る

Current countermeasures for preventing hypertension emphasize only improvements to lifestyle. Recently, improving life environment has attracted attention, in parallel with publication of the WHO Housing and health guidelines. We quantitatively evaluated the relationship between housing thermal environment and blood pressure (BP) in a real-world setting. We conducted a nationwide, prospective intervention study—the Smart Wellness Housing survey—in Japan, as a non-randomized controlled trial. The intervention was the retrofitting of thermal insulation in houses. Participant recruitment was done by construction companies in all 47 prefectures of Japan. Measurements of home BP and indoor temperature at 1.0 m above the floor in the living room, changing room, and bedroom were taken for 2 weeks before and after the intervention each winter (November–March) of FY 2014–2019. As of July 2022, over 2500 households and 5000 participants were registered in the database. We found that (1) about 90% of Japanese lived in cold homes (minimum indoor temperature <18 °C), (2) indoor temperature was non-linearly associated with home BP, (3) morning systolic BP (SBP) was more sensitive than evening SBP to changes in indoor temperature, (4) SBP was influenced by indoor temperature change particularly in older participants and women, (5) unstable indoor temperature was associated with large BP variability, and (6) insulation retrofitting intervention significantly reduced home BP, especially in hypertensive patients. We proposed that the BP reduction effect of the life-environment is comparable to that achievable by lifestyle.

• Access to Document (DOI)

入浴中急死と啓発活動による死亡率の動向

鈴木 昌, 伊香賀 俊治

日本臨床救急医学会雑誌 （(一社)日本臨床救急医学会）  25 （ 2 ） 336 - 336 2022年05月

単著,  ISSN  1345-0581

住居環境整備から進めるフレイル予防と地域医療　住居環境によるフレイル・要介護リスク

伊香賀 俊治

日本老年医学会雑誌 （(一社)日本老年医学会）  59 （ Suppl. ） 68 - 68 2022年05月

単著,  ISSN  0300-9173

地球温暖化対策と室内環境イノベーション　室内環境制御におけるイノベーション～健康・ウェルネスの視点から

伊香賀 俊治

室内環境学会学術大会講演要旨集 （(一社)室内環境学会）  2021年   18 - 20 2021年12月

単著

冬季の室温不安定性と家庭血圧変動性の関連　日本におけるスマートウェルネス住宅研究

海塩 渉, 伊香賀 俊治, 苅尾 七臣

日本高血圧学会総会プログラム・抄録集 （(NPO)日本高血圧学会）  43回   321 - 321 2021年10月

単著

特集 健康的な住まいが欲しい!-暮らしやすくて,寿命も延びる 健康長寿に資する住まいと住まい方

伊香賀 俊治

公衆衛生 （株式会社医学書院）  85 （ 7 ） 443 - 449 2021年07月

記事・総説・解説・論説等（学術雑誌）, 単著, 筆頭著者, 責任著者,  ISSN  03685187

• Access to Document (DOI)
• CiNii Research

【健康的な住まいが欲しい!-暮らしやすくて,寿命も延びる】健康長寿に資する住まいと住まい方

伊香賀 俊治

公衆衛生 （(株)医学書院）  85 （ 7 ） 443 - 449 2021年07月

ISSN  0368-5187

　概要を見る

＜文献概要＞ポイント　◆住まいの冬季最低室温18℃以上のWHO勧告を満たさない住まいが,日本では9割に達する.住まいの新築,改修時の断熱性能向上が疾病予防の観点から重要である.◆暖かな住まいの普及は,転倒・虚弱リスクを低くし,要介護認定年齢を遅らせる効果が期待され,介護予防の観点からも重要である.◆WHO Housing and Health Guidelinesの日本版の早期策定と「健康日本21」の次期改訂への反映が望まれる.

建築物の高断熱化・省エネ化と疾病・介護予防

伊香賀 俊治

日本不動産学会誌 （公益社団法人 日本不動産学会）  35 （ 1 ） 62 - 66 2021年06月

記事・総説・解説・論説等（学術雑誌）, 単著, 筆頭著者,  ISSN  09113576

　概要を見る

<p>90% of Japanese homes do not meet the WHO housing and health guidelines for a minimum room temperature of 18℃ in winter. Promotion of warm homes by improving thermal insulation performance during new construction and renovation is expected to have the effect of preventing chronic disease, reducing frail risk and long-term care. This article introduces medical evidence on housing and health based on the nationwide intervention survey for 2,000-household / 4,000-residrnts and other large-scale studies done by authors.</p>

• Access to Document (DOI)
• CiNii Research

押さえておきたいワンテーマ(Number 10)　暖かな住まいによる健康寿命の延伸

伊香賀 俊治

看護 （(株)日本看護協会出版会）  73 （ 2 ） 086 - 088 2021年01月

その他, 単著,  ISSN  0022-8362

健康長寿のために住宅はどうあるべきか　健康長寿を実現するスマートウェルネス住宅

伊香賀 俊治

日本公衆衛生学会総会抄録集 （日本公衆衛生学会）  79回   167 - 167 2020年10月

その他, 単著,  ISSN  1347-8060

【在宅看護に天気の知識を】夏季・冬季の室内環境の調整で配慮すべきポイント

伊香賀 俊治

コミュニティケア （(株)日本看護協会出版会）  22 （ 8 ） 58 - 62 2020年07月

その他, 単著,  ISSN  2758-0008

日本人労働者における冬季の労働機能障害の推移とその要因

大河原 眞, 峰 悠子, 居林 興輝, 久保 達彦, 伊香賀 俊治, 藤野 善久

産業衛生学雑誌 （(公社)日本産業衛生学会）  62 （ 臨増 ） 585 - 585 2020年05月

ISSN  1341-0725

執務者の作業効率改善・健康増進に向けた執務環境主観評価ツールの有効性の検証

安部 祐子, 白石 靖幸, 林 立也, 伊香賀 俊治, 安藤 真太朗, 藤野 善久

空気調和・衛生工学会論文集 （空気調和・衛生工学会）   （ 278 ） 27 - 35 2020年05月

速報，短報，研究ノート等（学術雑誌）, 単著,  ISSN  0385-275X

【健康日本21(第二次)の中間評価とこれからの課題】健康日本21(第二次)を取り巻く諸課題　住環境と"健康日本21(第二次)"

村上 周三, 伊香賀 俊治

医学のあゆみ （医歯薬出版(株)）  271 （ 10 ） 1146 - 1151 2019年12月

その他, 共著,  ISSN  0039-2359

　概要を見る

国土交通省は厚生労働省との連携のもとに、2014年度から"スマートウェルネス住宅等推進調査事業"に取り組んでいる。断熱改修などによる生活空間の温熱環境の改善が、居住者の健康状況に与える効果について検証することを目的としている。5年間の事業によって、(1)室温が年間を通じて安定している住宅では居住者の血圧の季節差が顕著に小さい、(2)居住者の血圧は部屋間の温度差が大きく、床近傍の室温が低い住宅で有意に高い、(3)断熱改修後に、居住者の起床時の最高血圧が有意に低下、(4)室温が低い家ではコレステロール値が基準範囲を超える人、心電図の異常所見がある人が有意に多い、(5)就寝前の室温が低い住宅ほど、過活動膀胱症状を有する人が有意に多い。断熱改修後に就寝前居間室温が上昇した住宅では、過活動膀胱症状が有意に緩和する、(6)床近傍の室温が低い住宅ではさまざまな疾病・症状を有する人が有意に多い、(7)断熱改修に伴う室温上昇によって暖房習慣が変化した住宅では、住宅内身体活動時間が有意に増加する、などの知見が得られつつある。(著者抄録)

室内換気量とアレルゲン量の関係性に関する研究

佐藤 悠人, 渡辺 麻衣子, 橋本 一浩, 小林 直樹, 小沼 ルミ, 川上 裕司, 伊澤 和輝, 長谷川 兼一, 小西 良子, 工藤 由起子, 山崎 朗子, 鎌田 洋一, 伊香賀 俊治

室内環境学会学術大会講演要旨集 （(一社)室内環境学会）  2019年   118 - 119 2019年12月

その他, 共著

建築・都市分野におけるSDGs策定に向けて(地球環境委員会活動報告,【第1部】常置調査研究委員会活動報告,建築年報2019)

伊香賀 俊治

建築雑誌 （日本建築学会）   （ 1728 ） 56 2019年09月

記事・総説・解説・論説等（学術雑誌）, 単著, 筆頭著者

• CiNii Research

熱中症研究のフロントライン　住居の断熱対策が高齢者の健康に及ぼす影響

鈴木 昌, 伊香賀 俊治

日本救急医学会雑誌 （(一社)日本救急医学会）  30 （ 9 ） 575 - 575 2019年09月

その他, 共著,  ISSN  0915-924X