津嶋 貴弘 (ツシマ タカヒロ)

Tsushima, Takahiro

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所属(所属キャンパス)

医学部 (日吉)

職名

教授

メールアドレス

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経歴 【 表示 / 非表示

  • 2007年04月
    -
    2010年03月

    独立行政法人日本学術振興会, 特別研究員(DC1)

  • 2010年04月
    -
    2011年03月

    東京大学, 大学院数理科学研究科, GCOE研究員

  • 2010年06月
    -
    2011年03月

    慶應義塾大学, 理工学部数理科学科, 坂内研究室・特別研究員

  • 2011年04月
    -
    2012年12月

    独立行政法人日本学術振興会, 特別研究員(PD)

  • 2013年01月
    -
    2015年05月

    東京大学, 大学院数理科学研究科, 特任助教

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学歴 【 表示 / 非表示

  • 2003年04月
    -
    2005年03月

    東京大学, 理学部数学科

  • 2005年04月
    -
    2007年03月

    東京大学, 大学院数理科学研究科修士課程

  • 2007年04月
    -
    2010年03月

    東京大学, 大学院数理科学研究科博士課程

 

研究分野 【 表示 / 非表示

  • 自然科学一般 / 代数学 (数論幾何)

 

著書 【 表示 / 非表示

  • RIMS Kokyuroku Bessatsu B72: Algebraic Number Theory and Related Topics 2015 eds. H. Takahashi, Y. Ohno, T. Tsushima

    2018年

論文 【 表示 / 非表示

  • Local Galois representations associated to additive polynomials

    Takahiro Tsushima

    manuscripta mathematica (Springer Science and Business Media LLC)  2024年03月

    査読有り,  ISSN  0025-2611

     概要を見る

    Abstract

    For an additive polynomial and a positive integer, we define an irreducible smooth representation of a Weil group of a non-archimedean local field. We study several invariants of this representation. We obtain a necessary and sufficient condition for it to be primitive.

  • Gauss sums and Van der Geer–Van der Vlugt curves

    Daichi Takeuchi, Takahiro Tsushima

    Bulletin of the London Mathematical Society 2024年02月

    査読有り

  • Trace formulae for actions of finite unitary groups on cohomology of Artin–Schreier varieties

    Takahiro Tsushima

    Journal of Algebra (Elsevier BV)  638   129 - 152 2024年01月

    査読有り,  ISSN  0021-8693

  • On cohomology and zeta functions of generalized Suzuki curves in characteristic two

    Takahiro Tsushima

    Functiones et Approximatio Commentarii Mathematici (Adam Mickiewicz University (Euclid))  -1 ( -1 )  2024年01月

    査読有り,  ISSN  0208-6573

  • On cohomology of generalized Suzuki curves and exponential sums

    Takahiro Tsushima

    Finite Fields and Their Applications (Elsevier BV)  93   102309 - 102309 2024年01月

    査読有り,  ISSN  1071-5797

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KOARA(リポジトリ)収録論文等 【 表示 / 非表示

総説・解説等 【 表示 / 非表示

  • 書評:Bhargav Bhatt, Ana Caraiani, Kiran S. Kedlaya and Jared Weinstein: Perfectoid Spaces: Lectures from the 2017 Arizona Winter School, Math. Surveys Monogr., 242, Amer. Math. Soc., 2019 年,xii + 297 ページ.

    数学 75 ( 4 ) 413 - 417 2023年10月

  • モジュラー曲線の様々な整モデルについて

    津嶋貴弘

    2021年度整数論サマースクール報告集「モジュラー曲線と数論」    77 - 119 2023年02月

  • 書評:David Renard: Representations des groupes reductifs p-adiques, Cours Spec., 17, Soc. Math. France, 2010年, vi+332ページ

    津嶋貴弘

    数学 72 ( 4 ) 430 - 435 2020年

  • 本田・テイト理論とモジュラー曲線のレフシェッツ数

    津嶋貴弘

    2015年度整数論サマースクール報告集    323 - 349 2020年

  • 剰余標数が奇数の等標数の場合の二次元非可換ルビンテイト理論の局所的証明について

    津嶋貴弘

    第61回代数学シンポジウム報告集    147 - 158 2016年

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競争的研究費の研究課題 【 表示 / 非表示

  • 非アルキメデス的手法による超ケーラー多様体の数論とモジュライ

    2021年04月
    -
    2026年03月

    日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究(B), 伊藤 哲史, 尾高 悠志, 大島 芳樹, 津嶋 貴弘, 松本 雄也, 越川 皓永, 田中 祐二, 大島 芳樹, 越川 皓永, 尾高 悠志, 松本 雄也, 津嶋 貴弘, 基盤研究(B), 研究分担者

     研究概要を見る

    近年,非アルキメデス幾何は大きく発展しており多くの応用が得られている.しかし,非アルキメデス幾何は発展途上であり満足のいく基礎理論はまだ無い.超ケーラー多様体はアーベル多様体やK3曲面を含む多様体のクラスであり,美しい幾何的性質を持つだけでなく,数論や数理物理とも深いつながりを持つ.本研究では,非アルキメデス幾何の手法を用いて超ケーラー多様体の退化・崩壊やモジュライ空間の構造を解明し,数論・代数幾何・数理物理などの様々な分野の問題に応用する.
    本研究課題の目的は、近年大きく発展している非アルキメデス幾何の手法を研究して、超ケーラー多様体やそのモジュライ空間の構造の研究を行い、数論・代数幾何・数理物理などの様々な分野の問題に応用することである。
    この目的のため、昨年度に引き続き、本年度も研究集会やセミナーを開催して、非アルキメデス幾何や超ケーラー多様体に情報収集・情報交換を行った。感染症の状況が改善してきたため、対面での打ち合わせを中心に行うことで、研究を効果的に進めることができた。
    本年度は、超ケーラー多様体の退化についての微分幾何的な研究を行った。また、超ケーラー多様体上の代数的サイクルや、非アルキメデス局所体上の退化族のモノドロミーについての研究を行った。有限体上のK3曲面に対するテイト予想の先行研究を踏まえると、より一般の超ケーラー多様体で同様の結果を得るには周期写像の非アルキメデス幾何的理解が重要であると考えられるので、複素数体上の周期写像の研究成果についての情報収集をより積極的に行い非アルキメデス類似についての研究を進めた。退化族のモノドロミーについては、複素数体上の計算は複素解析的・リー環論的な技術を用いるものであり、同様の手法は混標数や正標数の非アルキメデス局所体では適用できない。そこで、久賀-佐武アーベル多様体を補助的に使うことで困難を乗り切れると考え、アーベル多様体を経由したモノドロミー作用素の計算を行った。
    これらの研究を進めるために、非アルキメデス幾何や超ケーラー多様体の関連分野についての知識・技能を持つ大学院生を複数名研究補佐員として雇用して研究に従事させ、専門的知識を提供させた。セミナーの参加者も増えており、充実した研究活動を行うことができた。
    本研究課題は分野横断的なものであるため、様々な分野の研究者同士で研究打ち合わせを行うことが欠かせない。
    感染症の状況が改善したため、今年度は対面での活動に重点を置いた。オンライン中心の前年度よりも効率よく研究を進めることができた。出張や研究者招聘も積極的に行うことができた。
    超ケーラー多様体のコホモロジーやモジュライ空間の大域的構造についての研究を進めることができた。
    前年度同様、大学院生を研究補佐員として雇用して研究に従事させた。今年度は雇用する大学院生の人数を増やして、セミナーを通じて専門的知識を提供してもらった。より大きな効果があった。
    引き続き、今後も研究集会やセミナーを開催して、非アルキメデス幾何や超ケーラー多様体に情報収集・情報交換を行いながら研究活動を行う。
    感染症の状況が改善されていれば、今後は対面での活動に重点を置く予定である。状況に応じてオンラインやハイブリッド(対面+オンライン)での打ち合わせも併用する。
    今後も引き続き非アルキメデス幾何や超ケーラー多様体の関連分野についての知識・技能を持つ大学院生やポスドクを研究補佐員として雇用して研究に従事させる予定である。様々な分野の研究者から専門的知識を提供してもらうことで、本研究課題の研究をさらに進めていく予定である。

  • Lubin--Tate空間とガロワ表現

    2020年04月
    -
    2025年03月

    日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究(C), 津嶋 貴弘, 基盤研究(C), 研究代表者

     研究概要を見る

    数論幾何の主対象の一つとしてガロワ表現がある。ガロワ表現と多様体の幾何的様相の関係を調べることは数論幾何学の目的の一つである。本研究課題では特に局所体上の代数多様体のエタールコホモロジーに現れるガロワ表現を調べることを目標にしている。代数多様体が良い還元を持たない場合には、そのガロワ表現は分岐する。その分岐具合と多様体の退化の具合との相関関係を調べることはとても興味深い。
    当該年度においては、局所体上の代数多様体として超幾何曲線を考えてその開集合の良いモデルを調べることでコホモロジーをヒルベルト記号やガウス和を用いて具体的に記述するという研究を行った。ただ、条件や記述が現状かなり複雑であるので、もう少し綺麗に整理できないかを今後模索していく必要があると思っている。
    またフルレベル構造を持つモジュラー曲線が標数3で悪い還元を持つ場合に、その安定還元がどうなるかは知られていない。この場合には超特異楕円曲線の自己同型群が大きくなるため、他の標数と違う現象が起きるはずである。レベルが低い場合にどのような現象が起きるかを模索した。これについて得られた結果は論文としてまとめ、論文発表する予定である。
    Lubin--Tate空間のある種のaffinoidのコホモロジーに現れるガロワ表現の記述を以前行った。これに触発されて局所体上のガロワ表現の構成について研究を行った。任意の加法的多項式に対して, ある代数曲線のエタールコホモロジーを用いてガロワ表現を構成することができる. それに付随する幾つかの不変量の決定を行った.
    これについても論文作成を続けて行く予定である。

  • 局所ラングランズ対応とLubin-Tate perfectoid空間の幾何学

    2015年04月
    -
    2019年03月

    科学研究費助成事業, 津嶋 貴弘, 若手研究(B), 未設定

     研究概要を見る

    ラングランズ予想は現在の数論幾何学における主テーマの一つである。フェルマー予想は志村・谷山予想に帰着され、後者の予想をある場合にAndrew Wilesが解決することでフェルマー予想が導かれた。志村・谷山予想はラングランズ予想の一部とみなすことができる。つまりラングランズ予想は数論に重要な帰結を及ぼす予想であることがわかる。このラングランズ予想に関して局所版と大域版の二つがある。局所ラングランズ対応に関して局所的な幾何学を調べることで理解を精密化することを目標として研究を行った。またそれに伴った表現論的な研究も同時に行った。これにより有限群の表現論に関しても新しい結果を導くことができた。
    整数論は素数という非常に捉え難い数学的対象を研究する学問である。一方で高校生でならう放物線のような図形を抽象化し統一的に扱う枠組みを与えそれをより深く理解していく分野に代数幾何というものがある。これら代数幾何と整数論は一見するとかけ離れた分野のように見える。ところが20世紀においてGrothendieckという数学者が現れこの二つを結び付ける新しい視点を導入し、代数幾何の言語を根底から基礎付けて整数論における重要な帰結を導いた。この分野をGrothendieckが命名した通り数論幾何と呼ぶ。この数論幾何の分野における本研究で得られた結果は整数論的にも学術的な意義があると考えている。

  • 局所ラングランズ対応とLubin-Tate perfectoid空間の幾何学

    2015年04月
    -
    2019年03月

    日本学術振興会, 科学研究費助成事業 若手研究(B), 津嶋 貴弘, 若手研究(B), 研究代表者

     研究概要を見る

    ラングランズ予想は現在の数論幾何学における主テーマの一つである。フェルマー予想は志村・谷山予想に帰着され、後者の予想をある場合にAndrew Wilesが解決することでフェルマー予想が導かれた。志村・谷山予想はラングランズ予想の一部とみなすことができる。つまりラングランズ予想は数論に重要な帰結を及ぼす予想であることがわかる。このラングランズ予想に関して局所版と大域版の二つがある。局所ラングランズ対応に関して局所的な幾何学を調べることで理解を精密化することを目標として研究を行った。またそれに伴った表現論的な研究も同時に行った。これにより有限群の表現論に関しても新しい結果を導くことができた。

  • 局所ラングランズ対応とLubin-Tate perfectoid空間

    2013年08月
    -
    2015年03月

    日本学術振興会, 科学研究費助成事業 研究活動スタート支援, 津嶋 貴弘, 研究活動スタート支援, 研究代表者

     研究概要を見る

    局所ラングランズ対応と局所ジャッケ・ラングランズ対応をLubin-Tate perfectoid空間の幾何学を通じて理解する研究を行った。尖点表現の中で分岐型という表現のクラスがあり、このクラスの最も簡単な表現でepipelagic表現と呼ばれるものがある。この表現に対するLubin-Tate perfectoid空間の中のアフィノイドとその形式モデルを構成し、その還元のコホモロジーに現れる表現の対応を研究した。対応は二組作られ、内一つが局所ジャッケ・ラングランズ対応と一致することを示した。その結果、表現論のタイプ理論におけるBSS予想をepipelagic表現に対して解決することができた。

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受賞 【 表示 / 非表示

  • 東京大学大学院数理科学科研究科長賞

    2007年, 東京大学

 

担当授業科目 【 表示 / 非表示

  • 数理構造論

    2024年度

  • 数学Ⅲ

    2024年度

  • 数学Ⅱ

    2024年度

  • 数学Ⅰ

    2024年度

 

社会活動 【 表示 / 非表示

  • ガウスが発見した平方剰余の相互法則について

    千葉大学, 令和5年度千葉大学理学部公開講座 さまざまな関数, 

    2023年11月
  • Dirichletの算術級数定理1

    千葉県立船橋高等学校, SS講座, 

    2019年11月
  • Dirichletの算術級数定理2

    千葉県立船橋高等学校, SS講座, 

    2019年11月
  • ガウスの平方余剰の相互法則

    千葉県立船橋高等学校, SS講座, 

    2018年10月