論文 - 国松　昇

ある分布定数系の安定解析

国松昇, 佐々木雅国，平山伸

計測自動制御学会論文集 7巻 （ 6号 ） 58-64 1971年12月

共著

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リアプノフの直接法を用いて, 非保存力（減衰力, コリオリの力等）の働く連続体の安定領域, 特に弾性軸線に沿って働く軸力の影響を調べた。非保存力系のリアプノフ関数の構成は,線形であっても一意的ではなく, その適切な決定手順を与えている。

ある分布定数系の最適制御

国松昇

計測自動制御学会論文集 6巻 （ 2号 ） 65-71 1970年04月

単著

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４階線形偏微分方程式で記述される力学系を制御対象に選び, 系の終端時刻エネルギ最小の制御規範に対する最適条件を求めている。高階の偏微分を有する方程式の状態ベクトルの指定の仕方は一意的に定まるものではないが, ベクトル成分の数と方程式の階数を効果的に低減する方法を示した。

流体と接する弾性体の自由振動

国松昇, 四方昭武，板野寿彦

日本機械学会論文集 35巻 （ 269号 ） 47-57 1969年01月

共著

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流体と接して振動する弾性体の運動を解析し,流体の影響を仮性質量としてとらえ, 弾性体の固有振動数を与える理論式をエネルギー法によって導びいた。又併せて実験による裏付けを行った。

流力弾性系の最適制御に関する研究

国松昇

慶應義塾大学大学院工学 研究科学位論文 1968年03月

単著

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分布定数制御系として, 流力弾性系をとりあげ, 最短時間問題, 準最短時間問題を, D. P.法, モーメント法, 整関数法, そしてエネルギー最急降下法を用いて解き, 新たに開発したエネルギ最急降下法が, 二点境界値問題の数値解法として有効であることを示している。