論文 - 国松　昇

On the Stability of a Linear Bioprocess Model with Recycle Loop

佐野 英樹、国松 昇

IEEE TRANSACTION ON AUTOMATIC CONTROL 50 （ 8 ） 1200-1205 2005年08月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

境界フィードバックを伴う並流型熱交換方程式の指数安定性について

佐野　英樹・国松 昇

システム制御情報学会論文誌 18 （ 6 ） 222-228 2005年06月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 単著

Birfurcation analysis and spatial entropy in the spatially discrete Allen-Cahn equation

永浦　篤志、矢吹　祐一、国松 昇

WSEAS TRANSACTIONS ON SYSTEMS 3 （ 10 ） 3042-3046 2004年12月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著

Robust Stability of Population Dynamical Systems

国松 昇

WSEAS TRANSACTIONS ON MATHEMATICS 3 （ 3 ） 464-471 2004年07月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 単著

A Dynamical Model of Geometrically Nonlinear Timoshenko Beam

国松 昇,伊藤 一帆

Far East J. Dynamical Systems 3 （ 1 ） 103-123 2001年

研究論文（学術雑誌）, 共著

Nonlinear Stabilization of a Certain Distributed System of Hyperbolic Type under Perturbations

MTNS 98 1998年07月

研究論文（学術雑誌）, 単著

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リサイクルを伴なう化学反応炉の非線形フィードバック則による安定化問題を考察。

Feedback Stabilization of Infinite-Dimensional Systems with Periodically Time-Varying Input and Output Operators

Sano, H., Kunimatsu, N.

Int. J. Systems Science 1998 29 （ No.6 ） 643-651 1998年06月

共著

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無限次元システムの境界制御、境界観測問題において時変（周期的）入出力作用素の仮定の下で有限次元安定化補償器を構成、時不変の仮定での結論がここでも同様に機能することを示した。担当部分は全般的考察と結果の検討（p.643-645）。

Stability Analysis of Heat Exchanger Equations with Boundary Feedbacks

Kunimatsu, N., Sano, H.

IMAJ. Mathematical Control and Information 1998  （ 15 ） 317-330 1998年

研究論文（学術雑誌）, 共著

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双曲形システムとして境界制御熱交換器を考察し、F.L.Huangの安定定理を用いて制御系の指数安定化条件を明らかにした。担当部分はHuang定理の導入とその適用可能性の検討。

An Application of Inertial Manifold Theory to Boundary Stabilization of Semilinear Diffusion Systems

Sano, H., Kunimatsu, N.

JOURNAL OF MATHEMATICAL ANALYSIS AND APPLICATIONS 1995  （ 196 ） 18-42 1995年11月

共著

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1次元領域の半線形拡散システムを境界制御によって安定化する際、慣性多様体理論を適用、坂和型コントローラが全制御系の慣性多様体存在に重要な意味をもつことを明らかにし、分布入力との比較を行った。担当部分は多様体概念の導入と分布入力との比較（p.18-25）。

非有界出力作用素をもつ半線形分布定数システムの安定化

Sano, H., Kunimatsu, N.

計測自動制御学会論文集 1995 Vol.31 （ No.1 ） 38-47 1995年01月

共著

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境界制御・境界観測を伴う半線形拡散系を含む非線形分布定数システムの安定化問題を解析している。安定化補償器の中に非線形剰余モードフィルタを組入れた手法は元来有界な入出力作用素をもつ半線形分布定数システムの安定化問題に導入されたものであるが，非有界出力作用素をもつ場合に対しても有意義であること，更に非線形剰余モードフィルタが線形の場合より有効であることが示された。担当部分は, P.38〜41（論文全般に亘る指導，特に歴史的背景との整合性，数学的定式化）。

Feedback control of semilinear diffusion systems : inertial manifolds for closed-loop systems

Sano, H., Kunimatsu, N.

IMA J. Mathematical Control & Information 1994  （ 11 ） 75-92 1994年

共著

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半線形拡散システムを有限次元コントローラで安定化する際，慣性多様体理論を適用，その有効性の確認を試みた。その結果，坂和型コントローラ（線形）は，全制御系が慣性多様体をもつ為に重要な役割を果たすこと，その結果，原問題は（有限次元）多様体上の制御系の安定化問題に帰着することが示された。担当部分は，P.75〜80（慣性多様体概念の導入と数学的定式化）

Compensator design of semi-linear parabolic systems

Kunimatsu, N. and Sano, H.

Int. J. Control 1994 vol.60 （ No.2 ） 243-263 1994年

共著

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半線形放物型分布定数システムの境界制御問題を考察，静的出力フィードバックの場合と有限次元動的補償器付きの場合の双方に対し，解の存在を示し，非線形系への動的補償器の必要性とその構成法を明らかにし，２次元問題の数値例により手法の有効性を確認した。分担部分はP.243-248 （数学的定式化と解の存在証明）。

Modified Gronwall's inequality and its application to stabilization problem for semilinear parabolic systems

Sano, H., Kunimatsu, N.

Systems & Control Letters 1994  （ 22 ） 145-156 1994年

共著

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半線形放物型分布定数システムの境界制御問題の定式化に際し，非線形項に弱いリプシッツ条件を仮定すると解の満たす積分方程式のノルム評価に２種類のノルムが必要となる。この点を考慮に入れた修正されたGronwallの不等式の解評価を独自に与え，その結果を直接に適用して半線形摂動下の安定化補償器の存在を示した。分担部分はP.145-148 （論文の全般的指導ならびに Henryによる手法の導入と定式化）。

Feedback stabilization of infinite -dimensional systems with AY -　bounded output operators

Sano, H. and Kunimatsu, N.

Applied Mathematics Letters 1994 7 （ No.5 ） 17-22 1994年

共著

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非有界出力作用素をともなう線形分布定数システムの安定化問題を扱い，この設定により分布（又は境界）制御と境界観測の場合も包含される。有界作用素に対して提案された剰余モードフィルタ付有限次元動的補償器がシステムの指数位安定化に有効であることが示された。分担部分はP.17-18 （論文の全般的指導，特に既知の諸結果との整合性の検討）。

Semigroup model and stability of the structurally damped Timoshenko beam with boundary inputs

Ito, K., Kunimatsu, N.

Int. J. Control 1991 vol.54 （ No.2 ） 367-391 1991年02月

共著

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内部粘性減衰をともなうティモシェンコ梁が境界制御入力下でいかなる動的挙動を示すかを半群理論を用いて解析し，一般化されたエネルギ法を併用することにより，速度フィードバックの場合には生成される半群は解析的半群となること，更に指数位安定となることが示された。又同時に制御パラメータが十分に大きくなると安定度が劣化することが明らかになった。分担部分はP.367-381 （数学的定式化と解析性の証明）。

Stabilization of Discrete-time Semilinear Heat Processes by Boundary Inputs

Koay, S.P., Sano, H., Ito, K., Kunimatsu, N.

Proc. of the 1990 KOREAN AUTOMATIC CONTROL CONFERENCE 1990    1284-1288 1990年10月

共著

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半線形放物型偏微分方程式で記述されるシステムの境界区分的定値入力による安定化問題を解析し, 可安定の為の条件を明らかにした。担当部分は全般的指導，特に離散値系への変換を分担。

On Linear Beck's Problem with Internal Damping:Control Theoretic Approach Via Semigroup Method

Ito, K., Kunimatsu, N.

Proc. of the IMACS Symposium 1989    45-50 1989年

共著

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大規模宇宙構造物のモデルとしてベック問題を考察し, 半群理論によりその動的挙動を解析したものである。担当部分はP.45-47 （数学的定式化）。

Stabilization of a Nonlinear Distributed Parameter Vibratory System

Kunimatsu, N., Ito, K.

Int. J. Control 1988 vol.48 （ No.6 ） 2389-2415 1987年10月

共著

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内部減衰を有する非線形梁構造物の定安性と安定化可能性を, 線形半群の手法を用いて解析したものである。担当部分はP.2389-2404 （解の存在と安定性）。

新しい評価指数による線形フィードバック系の過渡特性の解析

国松昇, 和泉篤司郎

システム工学会誌 7巻 （ 1号 ） 19-32 1982年10月

共著

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拡張されたｍ次エネルギーを含む新しい評価指数を導入し, 振動系の次数ｍと過渡特性の関係, 最小エネルギ制御と過渡特性の関連を明らかにした。

Solutions of Distributed Systems Described by Parabolic Differential Equation with a Nonlinear Boundary Condition

国松昇

Control Theory Center Report (Univ. Warwick)  （ No.63, 1977 ）  1977年03月

単著

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任意形状物体の境界から輻射伝熱により加熱する場合を例にとり, 非線形同次境界条件下の放物型方程式の存在と漸近的安定条件を求め, 同種の非線形分布入力の場合の解の挙動との比較を行っている。