論文 - 高橋　邦弘

指標U*の静電場問題への拡張とポーラス構造を有する層間絶縁膜の構造設計への応用

宮川隼輔，大宮正毅，高橋邦弘

日本機械学会論文集，A編 75 （ 756 ） 63-70 2009年

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

分布荷重を受ける構造物における荷重経路解析

松永拓也，中田達也，花里将史，高橋邦弘

日本機械学会論文集，A編 2009年

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

Knee Air Bag Deployment and Behavior of Knee Joints

'Ida,S.,Kurata,H.,Tsutsumi,H.,Sakakura,T.,Suzuki,N.,Tomatsu,T.,Takahashi,K.'

Review of Automotive Engineering 29 （ 1 ）  2008年01月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

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ニーエアバッグは衝突時に下肢を保護するとともに，乗員姿勢を適正化する役割がある．ニーエアバッグが下肢に接触する際の膝関節挙動を把握した．

荷重経路の概念による構造物の最適化

上村真人，八田良行，伊東周太，古賀義徳，櫻井俊彰，高橋邦弘

日本機械学会論文集，A編 74 （ 737 ） 6〜12 2008年01月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

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指標U*を用いた荷重経路に関する構造最適化を行い，従来の最適構造と同様な構造を得たことによりU*の概念の正当性を示した．荷重伝達に着目することにより剛性および応力に関しても良好な結果となり，荷重伝達に着目する重要性を明らかにした．

乗員傷害の分析によるSUVとセダンの前面衝突におけるコンパティビリティの検討

関根康史，高橋邦弘

自動車技術会論文集 39 （ 4 ）  2008年

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

Reduction of Calculation Time for Load Path U* Analysis of Structures

'Sakurai, T., Takahashi, K., Kawakami, H. and Abe, M.'

Journal of Solid Mechanics and Materials Engineering 1 （ 11 ） 1322-1330 2007年11月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

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U*算出に必要な境界条件を幾何学的境界条件から力学的境界条件に置き換えることにより，大幅な計算時間の短縮が可能となることを示した．この計算法は構造が大型化するにつれて短縮率が上昇し，一般に用いられる大型モデルでは10倍以上の計算速度となる．

構造物の荷重経路U*解析におけるFEM計算の高速化

櫻井俊彰，川上博史，阿部正俊，高橋邦弘

日本機械学会論文集，A編 73 （ 733 ） 975-980 2007年09月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

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有限要素法を用いた新たなU*算出法を提案した．U*算出点に検査荷重を与えた解析を行いU*を算出することにより従来の計算法に比べて大幅な計算時間の短縮が可能となる．

構造物の荷重経路U*解析における多点負荷条件の考慮

櫻井俊彰，多田雅彦，石井英章，野原哲男，星野裕昭，高橋邦弘

日本機械学会論文集，A編 73 （ 726 ） 195-200 2007年02月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

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多点負荷を受ける構造におけるU*算出法を内部剛性を用いて定式化した．St.Venantの原理はU*に関しても適用可能であるが，その誤差の減衰の程度は，応力あるいはひずみエネルギーの減衰に比べて，やや緩いことが観察された．

大型トラックキャブ構造における荷重伝達経路とU*解析

櫻井俊彰，阿部正俊，石井英章，野原哲男，星野裕昭，高橋邦弘

自動車技術会論文集 37 （ 5 ） 7〜12 2006年09月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

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大形トラックキャブ構造を表現した有限要素モデルを用いてU*による荷重伝達に関する検討を行った．荷重経路U*解析を行い，構造の全体像を明らかにした．その検討に基づき構造変更を行い大幅な剛性上昇を得た．

構造物の荷重経路解析における複雑な支持条件

櫻井俊彰，多田雅彦，石井英章，野原哲男，星野裕昭，高橋邦弘

日本機械学会論文集，A編 71 （ 712 ） 1605-1611 2005年12月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

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多点支持を受ける構造におけるU*算出法の提案を行った．移動支持点を有する構造におけるU*を算出する際には，支持点の変位を一定に保つ必要があることを，内部剛性を用いた定式化を行うことにより明らかにした．

構造物内部における荷重伝達経路の新たな表現方法

高橋邦弘，櫻井俊彰

日本機械学会論文集，A編 71 （ 708 ） 1097-1102 2005年08月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

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従来直感的に定義されていたU*を，2点間の結合の強さを表す内部剛性を用いて定式化した．U*は負荷点の任意点の結合の強さに基づく指標であり，その物理的意味を明らかにした．

Vibration reduction in the cabins of Heavy-Duty Trucks Using the Theory of Load Transfer Paths

'H. Hoshino, T. Sakurai, K. Takahashi'

JSAE Review 24 （ 2 ） 165-171 2003年04月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

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荷重伝達の観点から大型トラックキャブ構造のフロア振動低減を検討した。フロア振動は構造の主要部材の結合剛性に依存することを明らかにし，検討の結果，主要部材における荷重伝達の問題点を明らかにした。

交通事故統計分析によるSUVとセダンの衝突に関するコンパティビリティーの検討

関根康史，高橋邦弘

自動車技術会論文集 34 （ 2 ） 137-142 2003年04月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

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大きさの異なる車両同士の衝突について，事故統計の観点から考察した．データの解析に当たり，重量と車高から分類する新たな手法を導入した．その結果，同重量のセダンとSUVでは，セダン乗員の傷害が大きいということが判明した．この理由はサイドメンバの上下のオフセットにより，客室が正規の入力と異なる受け方を強いられるためであることを論じた．

Vibration reduction in the cabins of heavy-duty trucks using the theory of load transfer paths

Hiroaki Hoshino，Toshiaki Sakurai，Kunihiro Takahashi

JSAE　Review　24(2003)    P.165-171 2003年

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

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荷重伝達の観点から大型トラックキャブ構造のフロア振動低減を検討した．フロア振動は構造の主要部材の結合剛性に依存することを明らかにし，検討の結果，主要部材における荷重伝達の問題点を明らかにした．

自動車乗員の頭部衝突位置に関する考察

槇徹雄，水野幸治，関根康史，ヤヌシュ　カイザー

自動車技術会論文集 33 （ 2 ） 95-100. 2002年

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

一般化されたCauchyの関係式の原子運動に基づく導出

中根一起，林謙二，高橋邦弘

日本機械学会論文集，A編 67 （ 654 ） 259-266 2001年02月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

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一般化された高次モーメントは四面体の釣合いを満たし得ないことを指摘した．新たな手法を導入することで高次応力に関する一般化されたCauchyの関係式の微視的表現を求めた．

Microscopic　discussions of macroscopic balance equations for solids based on atomic configuration

'M. Nakane, K. Shizawa, K. TAKAHASHI'

Archive of Applied Mechanics 70   533-549 2000年09月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

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原子の集団からなる領域をメソドメインとして，連続体力学の力学的ならびに熱力学的釣合い方程式を導出した．高次応力の効果を考慮した．

高次応力を考慮したGibbsの関係式の導出およびその微視的検討

安井義博，金子 晃，松崎　大，高橋邦弘

材料 49 （ 2 ） 135-142 2000年02月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

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高次物質と単純物質とでは熱流束に対応する値が異なることをこれまでに示しているが，この考え方に基づくと，エントロピーに関しても同様の結論が得られることを理論的かつ数値解析的に示した．

原子の配列状態を示す指標の導入とそれを用いた固体の弾性定数テンソルの微視的表現

安井義博，星野 豊，志澤一之，高橋邦弘

日本機械学会論文集，A編 66 （ 641 ） 7〜13 2000年01月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

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原子の配列状態を表す新たな測度であるPテンソルを提案し，従来の測度に比べ，より一般的な概念であることを示した．これを用いて弾性定数を微視的に表現した．

Mesoscopic Descriptions of Continuum Mechanics and Thermomechanics

K.Takahashi

Physical Mesomechanics 2 （ 6 ） 67-76 1999年12月

研究論文（学術雑誌）, 単著, 査読有り

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一般化極性物質の問題点として，境界における適合性に欠けることが挙げられる。これを解決する手法ならびに熱極性に関する同様な解決策に関する議論。

Equivalence Between Higher-Order Stress Power and Heat Flux in Energy Equation Based on Lattice Dynamics

'Y.YASUI, K.SHIZAWA and K. TAKAHASHI'

'Trans. ASME, J. Eng. Mater. Technol.' 121 （ 2 ） 240-246 1999年04月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

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単純物質および高次物質に対する巨視的なエネルギー方程式を微視的に表現することで，熱流束の発散と高次応力仕事率との等価性を示した．

Equivalence Between Higher-Order Stress Power and Heat Flux in Energy Equation Based on Lattice Dynamics

'Y.YASUI, K.SHIZAWA, K.TAKAHASHI'

'Trans. ASME, J. Eng. Mater. Technol.' 121 （ 2 ） 240-246 1999年04月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

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単純物質および高次物質に対する巨視的なエネルギー方程式を微視的に表現することで，熱流束の発散と高次応力仕事率との等価性を示した。

原子配列を考慮した極性体モデルにおける力学的諸量と熱力学的諸量の等価性

中根一起，林謙二，高橋邦弘

日本機会学会論文集，A編 64 （ 628 ） 3014-3022 1998年12月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

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'固体を離散的な原子の集合体とモデル化し，これを極性体モデルとすることで，応力など巨視的諸量の微視的表現ならびに力学量の仕事率と熱力学量の等価性について議論した.その結果から，エネルギー方程式に対する2つの極限形を示し,熱物質と力学物質なる新たな概念を導入した.'

Diffusion Equations Based on Generalized Continuum Mechanics

'T.Yokozuka, T.Funasako, H.Shimada,K.Shizawa, K.Takahashi'

Heat Transfer Japanese Research 62 （ 2 ） 84-96 1997年12月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

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エントロピーの増大に必要なメゾ領域を考えて，拡散現象に非局所性を導入する場合，拡散方程式は濃度と微視的濃度こう配を未知量とする連立偏微分方程式になることを1次元理論において示した。また，本方程式系が無限伝播速度の問題に対して一つの解決策を与え得ることを数値

金属材料における原子配列を考慮した応力および高次応力の微視的表現

安井義博，安井健真，志澤一之，高橋邦弘

材料 46 （ 12 ） 355-1361 1997年12月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

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原子運動をメゾ要素内で平均化することによって得た高次応力の微視的表現を用いて分子シミュレーションの結果を整理し，従来の高次応力に対する巨視的定義式から計算される結果と比較・検討することにより，本微視的表現の妥当性を明らかにした。

Diffusion Equations Based on Generalized Continuum Mechanics

'T.Yokozuka, T.Funasako, H.Shimada, K.Shizawa, K.Takahashi'

Heat Transfer Japanese Research 62 （ 2 ） 84-96 1997年12月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

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エントロピーの増大に必要なメゾ領域を考えて，拡散現象に非局所性を導入する場合，拡散方程式は濃度と微視的濃度こう配を未知量とする連立偏微分方程式になることを1次元理論において示した。また，本方程式系が無限伝播速度の問題に対して一つの解決策を与え得ることを数値

固体内部の原子配列を考慮した極性体モデルにおける巨視的な応力の一般化された表現と諸釣合い方程式

中根一起，志澤一之，高橋邦弘

日本機械学会論文集，A編 63 （ 612 ） 1694- 1700 1997年08月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

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固体を原子の集合体としてモデル化して，巨視的な高次応力や熱流束あるいはエネルギー方程式などの諸釣合い方程式を微視的量で表現した．また，分子シミュレーションを行い，その結果を本理論で得られた高次応力の微視的表現で整理した場合，理論的な値とよく一致することを示した．

原子配列を考慮した極性体モデルに対する力学的釣合い方程式

中根一起、藤沼宏之、志澤一之、高橋邦弘

日本機械学会論文集，A編 63 （ 609 ） 1096- 1103 1997年05月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

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原子運動を基礎としてMicromorphic体のエネルギー方程式を導出し，熱流束や内部エネルギーを原子間ポテンシャルや原子配列のファブリックベクトル等を用いて微視的に表現した。また，熱流束と高次応力の等価性に加え，内部エネルギーと慣性スピンの仕事率との等価性について

原子配列を考慮した極性体モデルに対するエネルギ-方程式

中根一起、藤沼宏之、志澤一之、高橋邦弘

日本機械学会論文集，A編 63 （ 609 ） 1104- 1111 1997年05月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

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単純立方格子に対して著者らが微視的に検討してきたMicromorphic体モデルを，原子配列がランダムな場合に拡張し，その諸釣合い方程式を一般化することを試みた。

Mesomechanics of Continua and Revised Field Equations

JSME International Journal 40 （ 2 ） 99-107 1997年04月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 査読有り

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変形の微視的こう配と巨視的こう配が異なることを前提としてモデル化されたMicromorphic極性体の力学的釣合い方程式を原子運動に基づいて微視的に導出し，Micromorphic体に特有な高次応力を面積平均値として微視的に定式化した。

原子配列を考慮したエネルギー方程式における高次応力仕事率と熱龍束の等価性

安井義博，志澤一之，高橋邦弘

日本機械学会論文集，A編 63 （ 607 ） 595-6 02 1997年03月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

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熱力学の第一法則を原子の集団に適用し，巨視的なエネルギー方程式を原子の運動により表現した．応力，高次応力，熱流束などを原子の運動により記述した．非局所性を考慮した際の高次応力仕事率は，熱流束と同一の表現を有している．

原子配列を考慮したエネルギー方程式の微視的導出

安井義博，志澤一之，高橋邦弘

日本機械学会論文集，A編 62 （ 601 ） 2116-2121 1996年09月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

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原子レベルの微視的考察から導出した高次応力と熱流束の定義式を比較・検討することにより，高次物質における高次応力仕事率が単純物質の熱流束の一部であることを提案し，両者の等価性を明らかにした。

非局所性を考慮した金属内の拡散における基礎方程式

横塚剛秀、志澤一之、高橋邦弘

日本機械学会論文集，A編 62 （ 599 ） 1590-1596 1996年07月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

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原子運動に基づいてエネルギー方程式を微視的に導出するとともに，熱流束や内部エネルギーを原子間ポテンシャルや原子配列のファブリックベクトル等によって微視的に表現した。

一般化連続体力学を用いた拡散方程式の導出とその数値解析

横塚剛秀、船迫匠、島田英穂、志澤一之、高橋邦弘

日本機械学会論文集，A編 62 （ 597 ） 1977-1983 1996年05月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

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物体内に設けたメゾ要素を金属の結晶粒に対応させることにより，材料の内部構造を考えた拡散理論を一般化連続体力学的に構築した。

三次元有限要素法モデルによる眼窩骨折発生機序の検討

滝澤裕一，高橋邦弘

日本眼科学会雑誌 99 （ 8 ） 972-979 1995年08月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

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人体眼球をおおう骨組織である眼窩の骨折について，３次元有限要素法による数値解析を行った．眼窩下縁に直接伝達される外力と，眼窩内圧上昇による眼窩下溝鼻側部での応力集中の相乗作用が骨折の原因をなしている．

乗用車車体構造における荷重伝達とその経路

信夫学，岡本大地，伊東周太，川上博史，高橋邦弘

自動車技術会論文集 26 （ 3 ） 126-131 1995年07月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

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構造内部の荷重伝達を表現する新たな手法を用いて，乗用車車体に適用した．サイドシル端部の結合剛性を上昇させることが有効である．

連続体におけるエントロピー増大の非瞬時性と非局所性（時間極性物質と熱極性物質）

高橋邦弘

応用数理 5 （ 2 ） 112-129 1995年06月

研究論文（学術雑誌）, 単著, 査読有り

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非平衡熱力学と連続体力学において問題となっている，熱の伝播の速度が無限大となる矛盾を，非局所性および非瞬時性を考慮して考察した．

Transferred Load and Its Course in Passenger Car Bodies

'M.Shinobu, D.Okamoto, S.Ito, H.Kawakami, K.Takahashi'

JSAE Review 16 （ 2 ） 145-150 1995年04月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

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荷重伝達経路の概念を示す指標を提案した．これを用いて構造内部の部材の重要性を示すことができる．この考え方の有効性を乗用車車体の実験により確認した．

構造物における力の伝達とその経路

高橋邦弘

設計工学 30 （ 4 ） 121-126 1995年04月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 単著, 査読有り

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高剛性，高あ強度を実現するために望ましい構造のあり方を，新たに提案した指標を用いて表現した．自動車車体の荷重伝達経路を示すなど，いくつかの適用例をあげて解説を加えた．

非瞬時性を考慮した連続体に対する基礎方程式系

小林誠一，志澤一之，高橋邦弘

日本機械学会論文集，A編 59 （ 568 ） 2885-2892 1993年12月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

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熱力学的諸量に非瞬時性を導入した場合の連続体に対する基礎方程式系を導出し，熱弾性体に対する運動方程式には温度速度応力に起因する項が生じ，熱伝導方程式と新たな連成を生じること，ならびに熱伝導方程式が双曲形に変更され，温度の無限伝播速度の問題を回避できること

Optimization of Vehicle Deceleration Curves for Occupant Injury

'K.Takahashi,N.Suzuki,Y.Sonoda'

JSAE Review 14 （ 4 ） 22-27 1993年10月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

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単純なモデル，および実車を厳密に記述したモデルを用いて，自動車衝突特性と乗員傷害の関係に感度解析を適用する手法を開発した．

車体減速度波形の乗員損害値に対する最適値（第2報 乗員シミュレーションへの感度解析法の適用）

鈴木直幸，園田義晴，高橋邦弘　他

自動車技術会論文集 24 （ 4 ） 109-112 1993年10月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

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第１報で提案した感度解析および最適化手法が，より人体に近いダミーモデルを用いたシミュレーションでも有効であることを確認した．第１報で判明した好ましい減速度波形がここでも有効であった．

微視的温度曲率を考慮した連続体の基礎方程式系

'高橋 邦弘, 志澤 一之，小林 誠一'

日本機械学会論文集A編 59 （ 559 ） 868-875 1993年03月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

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微視的温度曲率を考慮した連続体に対する諸構成式ならびに基礎方程式系を導出し，非平衡性の強い熱伝導現象を扱う際には温度こう配のみならず温度曲率の影響をも考慮する必要があることを指摘した。

車体減速度波形の乗員傷害値に対する最適化（第1報 感度解析による基礎検討）

高橋邦弘，園田義春，駒村達哉　他

自動車技術会論文集 24 （ 2 ） 98〜102 1993年03月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

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自動車衝突特性と乗員傷害の関係に感度解析を適用する手法を開発した．単純なモデルで数値解析を行った結果，衝突の前半で車体減速度を上げ，後半で下げ，再び僅かに上昇させるのが好ましいことが判明した．

微視的温度曲率を考慮した連続体の熱力学的考察

高橋邦弘，志澤一之，小林誠一

日本機械学会論文集，A編 59 （ 557 ） 232〜239 1993年01月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

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物質の状態が空間的に激しく変動する非平衡過程を扱うために，物質中にメゾ要素を考え，その領域中の2次のゆらぎ(微視的温度曲率）までを考慮した場合の連続体に対し，その構成式に熱力学的検討を加えた。

非瞬時性を考慮した連続体に対する熱力学的考察

高橋邦弘，志澤一之，小林誠一

日本機械学会論文集，A編 59 （ 557 ） 225〜231 1993年01月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

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時間的に激しく変動する連続体の非平衡過程を表現するために，熱力学的諸量に非瞬時性を導入した。その結果，エントロピー流束ならびに保存応力の構成式に温度速度に依存する項が付加されることを示した。

短時間履歴に依存する材料特性の熱力学的検討

高橋邦弘

日本機械学会論文集，A編 58 （ 554 ） 1928〜1933 1992年10月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 単著, 査読有り

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非局所性に対し、非瞬時性なる概念を提案した。熱力学第2法則を用いて検討した結果、ひずみの高次時間導関数が応力の独立変数となることが判明した。

薄肉開き断面部材の断面変形に関する実験的検討

志澤一之，高橋邦弘

土木学会論文集 450 （ I-20 ） 193〜196 1992年07月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

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薄肉開き断面部材に断面変形現象が実際に生ずることを実験的に検証し，設計において部材剛性を安全側に見積もるためには断面変形を考慮する必要があることを明らかにした。

Experimentally Produced Fractures of Articular Cartilage and Bone

'T.Tomatsu, N.Imai, K.Takahashi, N.Kimura'

The Journal of Bone and Joint Surgery 74-B （ 3 ） 457〜462 1992年05月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

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豚の関節軟骨に対して斜め方向の衝撃力を与え、損傷の程度を実験的に検討した。衝突重錘が軽くても衝撃速度が高い場合には、軟骨表面に損傷が生じたが、衝撃速度が遅く、重錘が重い場合には、内部に初期損傷が生ずるという新たな疾患の生ずる可能性を見出した。

微視的温度勾配を考慮した熱極性物質の基礎方程式系

小林誠一，志澤一之，高橋邦弘

日本機械学会論文集，A編 58 （ 549 ） 725〜730 1992年05月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

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微視的温度こう配を考慮した熱極性物質に対する運動方程式，熱伝導方程式および温度のゆらぎに対する方程式を導出するとともに，本方程式系に現れる新たな物質定数が満足すべき関係式を導いた。

連続体の構成式と熱力学的非局所効果

高橋邦弘

日本機械学会論文集，A編 58 （ 549 ） 718〜724 1992年05月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 単著, 査読有り

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著者の提案した熱極性物質の構成式の形式を論じた。新たな変形として温度勾配を導入し、また新たなポテンシャルを用いている。

微視的温度こう配を考慮した熱極性物質の構成式

'小林 誠一，志澤 一之, 高橋 邦弘'

日本機械学会論文集 58 （ 548 ） 607-613 1992年04月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

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微視的温度こう配を考慮した熱極性物質の構成式を熱力学的に導出し，応力が微視的温度こう配に依存することを明らかにした。

微視的温度勾配を考慮した熱極性物質の構成式

小林誠一，志澤一之，高橋邦弘

日本機械学会論文集 58 （ 548 ） 607〜613 1992年04月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

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微視的温度こう配を考慮した熱極性物質の構成式を熱力学的に導出し，応力が微視的温度こう配に依存することを明らかにした。

微視的温度こう配を考慮した熱極性物質のClausius-Duhemの不等式

小林誠一，高橋邦弘

日本機械学会論文集 58 （ 548 ） 592〜598 1992年04月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

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熱極性物質に新たに微視的温度こう配を考慮し，ゆらぎの釣合方程式を定式化した.その結果Clausius-Duhemの不等式を導出し，エントロピー生成を具体化した。

非平衡過程における熱極性物質の構成式

高橋邦弘

日本機械学会論文集 57 （ 542 ） 2486〜2494 1991年10月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 単著, 査読有り

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新たに導入した熱極性物質なる概念に対して構成式を与えた。非平衡過程における諸量の値が，局所平衡条件下における値と異なることを定量的に明らかにした。

「熱極性物質」の概念と熱力学第1および第2法則

高橋邦弘

日本機械学会論文集 57 （ 542 ） 2480〜2485 1991年10月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 単著, 査読有り

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新たに熱極性物質なる概念を提案した。熱力学第1・第2法則にゆらぎの項を追加し，エントロピー生成の具体形を与えた。

高階層極性物質の連続体力学（第四報・構成式に対する熱力学的考察）

志澤一之，小林誠一，高橋邦弘

日本機械学会論文集，A編 57 （ 536 ） 900〜906 1991年04月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

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階層2の極性体に対するエネルギー方程式およびエントロピー不等式を導いた。これから構成式に課すべき制約条件を明らかにした。

高階層極性物質の連続体力学（第三報・ひずみおよび変位）

志澤一之，小林誠一，高橋邦弘

日本機械学会論文集，A編 57 （ 586 ） 892〜899 1991年04月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

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階層2の極性物質を特徴づける，独特のひずみテンソルを新たに定義した。薄肉構造理論におけるバイモーメントを一般化した双偶応力を導いた。

Role of Bimoment on Joint Stiffness of Truck Frames

'H.Kawakami, K.L.Po, K.Takahashi'

JSAE Review JSAE Review，12，P.38〜43 （ 12 ） 38〜43 1991年01月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

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トラックフレームの結合部においてバイモーメントが伝達される現象を9種類の剛性行列で表現した。さらに実在の結合部の測定を行い，剛性行列を求めた。

繰り返し接線方向荷重による関節骨軟骨の障害

戸松泰介，今井望，六馬信之，平岩聡，高橋邦弘

整形外科バイオメカニクス 12   387〜390 1990年12月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

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豚膝蓋大腿関節を用い，斜荷重の影響を実験的に論じた，圧縮荷重のみより軟骨表面の損傷は大きい。

薄肉骨組構造物の結合部におけるバイモーメントの伝達

高橋邦弘，川上博史

日本建築学会論文集  （ 412 ） 101〜108 1990年06月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

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バイモーメントが結合部で伝達される様式に9種類あることを示した。接合部におけるバイモーメントの伝達率の概念を与え，この値が1から-1の間に分布することを理論的および実験的に明らかにした。

車体構造における結合剛性(2)-L，T，Y型結合の結合剛性-

片上哲史，須賀森勇夫，高橋邦弘他

自動車技術会論文集  （ 43 ） 143〜147 1990年02月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

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剛性テンソルなる概念を用いて，実際の自動車車体の結合部の剛性を求めた。

車体構造における結合剛性(1)-結合剛性の評価方法-

下牧和則，須賀森勇夫，高橋邦弘他

自動車技術会論文集  （ 43 ） 138〜142 1990年02月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

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自動車車体の構造解析に際し，結合部の剛性がテンソルで表現しうることを示した。

バイモーメントの伝達を考慮したトラックフレームの結合剛性

川上博史，柏國隆，高橋邦弘

自動車技術会論文集  （ 46 ） 102〜107 1990年

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

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トラックフレームの結合部におけるバイモーメントの伝達を模型実験により検討した。ウエブに結合した場合より，フランジに結合する方式の方が剛性が高く，またバイモーメントの伝達率も低い。

高階層極性物質の連続体力学（第二報:力学的つりあい方程式およびバイモーメントの概念の拡張）

志澤一之，高橋邦弘

日本機械学会論文集 55 （ 519 ） 2363〜2369 1989年11月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

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高階層連続体の連続の式，運動量のつりあい式，角運動量のつりあい式，エネルギーのつりあい式およびエントロピー不等式を導出した。

高階層極性物質の連続体力学（第一報:運動学）

高橋邦弘，志澤一之

日本機械学会論文集 55 （ 519 ） 2356〜2362 1989年11月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

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新たに導入した高階層連続体の基礎理論として，変形と運動に関する基礎関係式を与えた。

A Stress Analysis of the Proximal Tibia after Insertion of the Endprosthesis

'K.Takahashi, E.Niwa, T.Tomatsu, F.Iseki, M.Mizuno'

Keio J.Med 38 （ 3 ） 294〜310 1989年09月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

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人工関節と骨頭部との接合方法による強度の優劣を有限要素法により計算し，効果的な接合方法を提案した。

高階層極性物質の概念とその薄肉部材への応用

高橋邦弘

日本機械学会論文集 55 （ 515 ） 1519〜1524 1989年07月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 単著, 査読有り

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連続体の一点に変形の自由度を与え，更にその一点にも広がりを与える概念を提案。

変形性膝関節症のバイオメカニクス（半月板切除による影響）

戸松泰介，今井望，高橋邦弘，福田久

「骨・関節・靭帯」 2 （ 2 ） 123〜135 1989年02月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

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新鮮豚関節標本を用い，半月板切除による膝関節の生体力学的変化を実験的に検討し，関節症発生の諸因子について考察した。負荷による軟骨下骨のひずみは正常時に比し，約40％増加する。

変形とひずみテンソルの実験教育

高橋 邦弘，久納，中込

変形とひずみテンソルの実験教育、応用物理学会応用　物理教育研究所報 12 （ 2 ） 97-106 1988年05月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

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機械工学科3年生必修科目である機械工学実験のテーマについて、発砲ウレタンを用いた変形に対するテンソルについて、教育効果を含め論述。

複合荷重を受けるコイルばねの二次元大変形

野尻昌俊，高橋邦弘，水野正夫

日本機械学会論文集 53 （ 486 ） 328〜333 1987年02月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

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斜め荷重をうけつつ，曲げモーメントをも負荷されたコイルばねの挙動を検討した。コイルばねの特徴を有する一本の棒材に置き換え，非線形第変形問題として扱った。また実験を行い，理論の妥当性を確認した。

A New Buckling Mode of Thin-Walled Columns with Cross-Sectional Distrotions

K.Takahashi

Solid Mechanics 2   553-573 1987年

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 単著, 査読有り

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薄肉の開き断面部材が軸圧縮力をうけて座屈する場合，断面が変形するモードの存在を指摘した。有限変形理論により危険荷重を算定した。さらに曲げをける場合にも断面変形座屈の存在し得ることを明らかにした。

衝突時の車体減速度波形と乗員減速度

近藤正直，高橋邦弘

自動車技術会論文集  （ 35 ） 154〜161 1987年

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

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自動車対壁前面衝突におけるフロントエンド減速度波形と，乗員減速度との関係を把握するするため，システム理論を応用し，影響度曲線を求めた。これとは別に，シミュレーションモデルによる数値実験を行い，この考え方の妥当性を確認した。

「相対剛性」による構造物の表現とSaint-Venantの原理

高橋邦弘

日本機械学会論文集 52 （ 484 ） 2615〜2621 1986年12月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 単著, 査読有り

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構造物の内部を伝達される力を把握するために，相対剛性なる概念を提唱した。この剛性はテンソルで表現されるので，剛性楕円体で表現できる。この考え方を利用してSt.Venantの原理の解釈をおこなった。

空間曲線棒の変形解析

高橋邦弘，中川力，水野正夫

ばね論文集 31   41〜44 1986年06月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

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一般の曲線棒を内部自由度を有する連続体と考え、断面主軸に関する曲率とねじり率の変化からひずみエネルギーを求めた。仮想任事の原理によって基礎方程式を得，いくつかの解析例を求めた。

Distortion of Thin-WalledOpen Cross section Members

'K.Takahashi, M.Mizuno'

IABSE International Colloquium    123-128 1986年

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

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薄肉開き断面部材が負荷をうけると断面が変形する場合がある。この変形をはり理論の立場から定式化した。さらに実際の部材の部材に関する実験を行い，変形ならびにひずみが本理論値と一致することを確認した。

斜め荷重をうけるコイルばねの大変形解析

水野正夫，松本喜久弘，高橋邦弘

日本機械学会論文集 51 （ 462 ） 550〜553 1985年02月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

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斜め荷重をうけるコイルばねを一本の棒材に特別な性質を付与したという条件の下に非線形解析を行なった。座屈荷重付近で非線形性が強い。水野が問題を提起し，高橋・松本が解析した。

Analysis of Thin-Walled Open-Cross-Section Curved Members Considering Cross-Sectional Distortion

'K.Takahashi, A.Yonago, M.Mizuno'

Trans，JSCE 14   49〜52 1984年01月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

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薄肉開き断面を有する円弧状曲線部材について一自由度断面変形を考慮して解析した。微小変形であるが断面の扁平化を説明する。水野がとりまとめ，高橋・米子が解析を行なった。

断面変形を考慮した薄肉開き断面曲線部材の解析

高橋邦弘，米子明伸，水野正夫

土木学会論文集  （ 320 ） 47〜55 1982年04月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

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薄肉開き断面を有する円弧状曲線部材について一自由度断面変形を考慮して解析した。微小変形であるが断面の扁平化を説明する。水野がとりまとめ，高橋・米子が解析を行なった。

薄肉開き断面柱の断面変形による弾性分岐座屈

高橋邦弘，金子茂，水野正夫

日本機械学会論文集 147 （ 421 ） 964〜971 1981年09月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

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有限変位理論における仮想仕事の原理に基く増分理論を用いて，薄肉柱の断面変形による座屈荷重の式を導き，解を求めた。従来の曲げ座屈，曲げねじり座屈以外に断面変形座屈とも称すべき分岐座屈様式が存在する。この断面変形をともなう座屈荷重値より低くなる場合があり，柱長が短い時にその傾向が強い。

Distortion of Thin-WalledOpen-Cross-Section Members（For the Case ofDistortion of Multi-Degree-of-Freedom）

'K.Takahashi, M.Mizuno'

Bulletin of JSME 23 （ 182 ） 1290〜1296 1980年08月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

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薄肉断面部材の棒材理論を，無限自由度の変位関数をもつ場合に拡張した。このことは従来の圧縮，曲げ，ねじりのほかに，断面変形の自由度を無限個つけ加えることに相当する。固有回転比などの新しい概念を導入することで従来のそり抱束ねじり理論を含む一般的な基礎方程式が得られ，せん断中心，バイモーメント，サンブナンのねじり定数が拡張された概念として無限個存在することが明らかになった。

膝関節の回旋運動について

田中，戸松，竹田，竹田，道振，井上，伊勢亀，富田，高橋

整形外科バイオメカニクス 1   138〜143 1980年

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

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膝関節の運動は屈伸と回旋の組合せよりなっているが，このうち回旋機能を解明するための捻転試験機を開発した。正常膝関節の回旋トルクと回転角を種々の屈伸状態において測定し，回転中心の位置の変化を記録とした。

薄肉開き断面部材の断面変形（多自由度断面変形の場合）

高橋邦弘，水野正夫

日本機械学会論文集 45 （ 400 ） 1545〜1553 1979年12月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

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薄肉断面部材の棒材理論を，無限自由度の変位関数をもつ場合に拡張した。このことは従来の圧縮，曲げ，ねじりのほかに，断面変形の自由度を無限個つけ加えることに相当する。固有回転比などの新しい概念を導入することで従来のそり抱束ねじり理論を含む一般的な基礎方程式が得られ，せん断中心，バイモーメント，サンブナンのねじり定数が拡張された概念として無限個存在することが明らかになった。

Distortion of Thin-WalledOpen-Cross-Section Members（One-Degree-of-Frredom and Singly Symmetrical Cross-Sections）

'K.Takahashi, M.Mizuno'

Bulletin of JSME 21 （ 160 ） 1448〜1454 1978年10月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

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薄肉断面部材は，はり理論として精密に体系化されているが，基本仮定に断面剛なる前提をおいている。ここではこの仮定を用いずに-自由度の断面変形までも含めた形に，はり理論を拡張した。その結果従来一つしかないとされた断面図形中のせん断中心がさらに2箇所あることが判明し，さらにいくつかの断面定数が新たに定義され得ることが明らかになった。

薄肉開き断面部材の断面変形（一自由度変面変形・一軸対称断面の場合）

高橋邦弘，水野正夫

日本機械学会論文集 44 （ 378 ） 460〜469 1978年02月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

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薄肉断面部材は，はり理論として精密に体系化されているが，基本仮定に断面剛なる前提をおいている。ここではこの仮定を用いずに一自由度の断面変形までも含めた形に，はり理論を拡張した。その結果従来一つしかないとされた断面図形中のせん断中心がさらに2箇所あることが判明し，さらにいくつかの断面定数が新たに定義され得ることが明らかになった。

Energy-Absorbing Characteristics of Vehicle Body Structure

'N.Aya, K.Takahashi'

Bulletin of JSAE  （ 7 ） 65〜74 1976年05月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

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自動車車体構造部材の軸圧縮時における発生荷重（エネルギ吸収特性）につき検討し，有効巾の考え方を用いることにより実用計算式を導いた。同時に多数の部材につき実験を行ない，これらの考え方と計算式の正当性を裏付けた。

車体衝突特性の評価方法

綾紀元，高橋邦弘，納所弘

日産技報  （ 11 ） 28〜35 1976年01月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

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自動車の衝突の際，乗員の衝突を和らげるために車体の特性はどうあるべきかについて，RD（Residual Deformation）なる尺度概念を導入した。これは車体の変位一時間カープのみから非常に簡単に求められている。設計段階において，衝突性能をある程度まで予測しうるものと思われる。

有限要素法プログラムNASTRANの使用例—生物の構造力学的最適化作用—

高橋邦弘

情報科学研究所 1976年

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 単著, 査読有り

バイモーメントのつりあい条件を考慮したフレームの構造解析

水野正夫，高橋邦弘，米沢達郎

自動車技術会論文集  （ 9 ） 25〜32 1975年09月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

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トラック用はしご形フレームの強度解析を行うために，新たにバイモーメントと称される一般化力を導入した。開いた断面および閉じた断面より成る構造に適用した結果，応力値に関し従来の理論値とは数倍におよぶ差異を示すという結果が得られた。また供試構造体についてひずみおよび剛性の測定を行い，理論の妥当性を裏付けた。

大型・小型車間の衝突安全性（コンパティビリティ）

丸茂長幸，綾紀元，高橋邦弘，納所弘

日産技報  （ 10 ） 83〜92 1975年02月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

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事故統計を利用して，小型車が増加した場合の死傷者の変化を予測し，全体としてはあまり大きな変化は予想されないことを示した。次に大型車と小型車の相互衝突，およびバリア衝突の両者に対して最も合理的な車両の前部構造特性を検討した。車両重量をあまり増やさず，ほぼ現在の前部長さの中で上記バランスをとることは可能であり，その場合，何れの車も傾斜の等しい三角反応力特性をもつことが好ましい。これを具体的数値をもって示した。

車体のエネルギ吸収特性（第一報）

綾紀元，高橋邦弘

自動車技術会論文集  （ 7 ） 60〜66 1974年04月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

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自動車車体構造部材の軸圧縮時における発生荷重（エネルギ吸収特性）につき検討し，有効巾の考え方を用いることにより実用計算式を導いた。同時に多数の部材につき実験を行ない，これらの考え方と計算式の正当性を裏付けた。

車体の前面衝突シミュレーション

川村紘一朗，綾紀元，高橋邦弘，納所弘

日産技報  （ 9 ） 3〜14 1974年02月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

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安全自動車の対壁衝突性能の向上を計るため，10〜17個の質点およびばねからなるシミュレーションモデルを開発した。とくに新しい試みとして，車両全体モデルと車体構造モデルの2つの異なったモデルを作成し，両者をデータの受け渡しによりリンクさせるという手法を用いた。

衝突時における車体エネルギ吸収特性

倉科 淳，高橋 邦弘

日産技報  （ 8 ） 3〜11 1973年01月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 共著, 査読有り

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各構成要素の寄与率を検討した。衝突性能として減速度と荷重を与え，静的，動的の両面から実験解析を進めた。これらの実験から高速度バリア衝突における車両の減速度特性の構成要因を明確にした。

A Torsional Strength Analysis of Ladder-Type Truck Frames Provided with Open-Section Members

K.Takahashi

Bulletin ofJSAE  （ 5 ） 50〜59 1973年

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 単著, 査読有り

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上記論文を一般化し，具体的計算例によって従来考えられていなかった強度，剛性の変化を求めた。すなわち，フレームのクロスメンバの数と剛性は比例関係にあるものの，サイドメンバ間の巾は，ある値で最大剛性を与える場合が存在することなどが判明した。

開き断面部材を用いた梯子形トラックフレームのねじり強度解析

高橋邦弘

自動車技術会論文集  （ 4 ） 51-56 1972年

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 単著, 査読有り

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上記論文を一般化し，具体的計算例によって従来考えられていなかった強度，剛性の変化を求めた。すなわち，フレームのクロスメンバの数と剛性は比例関係にあるものの，サイドメンバ間の巾は，ある値で最大剛性を与える場合が存在することなどが判明した。

A Torsinal Strength Analysis of Truck　Frames Using Open Section Members

K.Takahashi

SAE Transaction    2100-2111 1971年06月

研究論文（研究会，シンポジウム資料等）, 単著, 査読有り

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トラック用フレームの強度，剛性については，断面形状によらず同一計算手法が適用されていた。本論文は開き断面部材をもつフレームについては別の計算手法を適用すべきであることを指摘したものである。すなわちバイモーメントなる一般化力が節点でつりあいを保ち，その結果，ねじりモーメントの伝達に大きな変化を及ぼすことを見出しこれの影響をとり入れた構造解析手法を開発したものである。