Sugiyama, Yukiko

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Affiliation

Faculty of Science and Technology, Department of Foreign Languages and Liberal Arts (Hiyoshi)

Position

Associate Professor

Academic Background 【 Display / hide

  • 2006.04
    -
    2008.03

    The University of Tokyo, Faculty of Letters, Division of Language and Culture, Departments of German Language and Literature

    University, Graduated

  • 2008.04
    -
    2010.03

    The University of Tokyo, Graduate School of Humanities and Sociology, Division of European and American Studies, Course of German Language and Literature

    Graduate School, Completed, Master's course

  • 2010.04
    -
    2016.03

    The University of Tokyo, Graduate School of Humanities and Sociology, Division of European and American Studies, Course of German Language and Literature

    Graduate School, Withdrawal after completion of doctoral course requirements, Doctoral course

  • 2012.10
    -
    2016.02

    Universität Salzburg, Kultur- und Gesellschaftswissenschaftliche Fakultät, Fachbereich Germanistik

    Austria, Graduate School, Completed, Doctoral course

Academic Degrees 【 Display / hide

  • Dr. phil., Universität Salzburg, Coursework, 2016.02

    Die Entwicklung der Idee der "inneren Freiheit" bei Stefan Zweig

 

Research Areas 【 Display / hide

  • Humanities & Social Sciences / European literature

 

Papers 【 Display / hide

  • シュテファン・ツヴァイク『未知の女の手紙』に見る幻想のウィーン

    杉山 有紀子

    慶應義塾大学日吉紀要. ドイツ語学・文学 = Hiyoshi Studien zur Germanistik (慶應義塾大学日吉紀要刊行委員会)   ( 61 ) 1 - 18 2021

    Research paper (scientific journal), Single Work, Accepted,  ISSN  0911-7202

  • „...dieses kleine Land – zufällig mein Heimatland – “ Österreich als „Heimat“ in Stefan Zweigs Die Welt von Gestern

    Yukiko Sugiyama

    天国への階段 オーストリア文学における故郷表象の虚構性 日本独文学会研究叢書 141   47 - 59 2020.10

    Research paper (scientific journal), Single Work, Accepted

  • "Stille Nacht! Heilige Nacht!" und das Österreich der Nachkriegszeit: Überlegungen zur Rezeption dieses Liedes als "Friedenslied"

    Yukiko Sugiyama

    Hiyoshi-Studien zur Germanistik 59   57 - 79 2019.10

    Research paper (scientific journal), Single Work, Accepted

  • "Stille Nacht! Heilige Nacht!" と戦後オーストリア : 初演200周年に見る「平和の歌」としての受容をめぐる諸問題 (鈴村直樹教授 追悼記念号)

    杉山 有紀子

    慶應義塾大学日吉紀要. ドイツ語学・文学 = Hiyoshi Studien zur Germanistik (慶應義塾大学日吉紀要刊行委員会)   ( 59 ) 57 - 79 2019

    Research paper (scientific journal), Single Work, Accepted,  ISSN  0911-7202

     View Summary

    序1. 成立の経緯と物語化における「平和」2. 1930年代及び戦後のオーストリアと「平和の歌」3. ザルツブルク待降節音楽劇 (Salzburger Adventsingen)4. ザルツブルクと世界の架橋鈴村直樹教授追悼記念号 = Sonderheft zum Andenken an Prof. Naoki Suzumura

  • Vom Pfingstidyll zur Pfingstreise. Die Veränderung der Idee der "Heimat" während des und nach dem Zweiten Weltkrieg(s) am Beispiel von Karl Heinrich Waggerl

    Yukiko Sugiyama

    オーストリア文学 34   (1) - (11) 2018.04

    Research paper (scientific journal), Single Work, Accepted

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Papers, etc., Registered in KOARA 【 Display / hide

Presentations 【 Display / hide

  • Alle Jahre Wieder―K. H. ヴァッガールにおける降誕節モティーフの系譜と戦後における意義について

    SUGIYAMA Yukiko

    第70回ドイツ現代文学ゼミナール, 

    2018.03

    Oral presentation (general)

  • 「故郷」を結ぶアウトバーンの旅 K. H. ヴァッガール『帝国アウトバーンの聖霊降臨節の牧歌』と戦後の改作をめぐって

    SUGIYAMA Yukiko

    日本独文学会秋季研究発表会 (広島大学) , 

    2017.09

    Oral presentation (general), 日本独文学会

  • シュテファン・ツヴァイクの短編『ある職業を思いがけず知ったこと』に見る都市と人間

    杉山有紀子

    日本独文学会春季研究発表会, 

    2016.05

    Oral presentation (general)

  • 記憶の中のヨーロッパ シュテファン・ツヴァイクの1920年代の短編における記憶と想起のモチーフについて

    杉山有紀子

    日本独文学会春季研究発表会, 

    2014.05

    Oral presentation (general)

Research Projects of Competitive Funds, etc. 【 Display / hide

  • 戦後オーストリアにおける冷戦と文学の関係についての研究

    2020.04
    -
    2025.03

    Ochanomizu University, Grant-in-Aid for Scientific Research (B), No Setting

     View Summary

    本研究は1945年から1960年代までのオーストリア文学を対象とし、東西冷戦という世界規模の闘争がローカルな文学・文化にどのように影響を及ぼしたのかというテ ーマに取り組む。その際には冷戦下におけるオーストリアの「アメリカ化」と戦前からの保守的イデオロギーがいかなる協働関係にあったのか、という点に着目しつつ、政治状況の変化に伴い「オーストリア文学」観はどのように変遷したのか、オーストリア特有の保守 的傾向を備えた前衛文学はどのように発展したのか、女性作家の地位確立はどのようにな されたのか、市民の社会不安は文学作品においてどのように表象されているのか、という計五つのテーマに取り組む。

  • 第二次世界大戦後オーストリアの「文化国家」形成における文学の機能についての研究

    2018.06
    -
    2021.03

    Ochanomizu University, Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory), No Setting

     View Summary

    当初の計画通りA.「『オーストリア』イデオロギーの残存」、B.「『暗い時代』の文化状況の残存」、C.「冷戦下の文化をめぐる闘争」 、D.「新世代と旧世代のせめぎ合い」、E.「女性作家の台頭」という五つのテーマに沿って研究を進めた。
    前田は日本独文学会春季研究発表会にてシンポジウム「フラグメントの諸相ー文化的実践としての」を企画し、その枠内でゲアハルト・フリッチュの詩学に関する口頭発表を行った(上記テーマのうちA、B、Dと関連)。また、日本独文学会秋季研究発表会にてシンポジウム「『天国への階段』ーオーストリア文学における故郷表象の虚構性」を企画し(研究分担者の杉山、日名も登壇)、その枠内にてインゲボルク・バッハマンにおける故郷表象についての口頭発表を行った(A、C、Eと関連)。これら二つの口頭発表は2020年度中に単著論文として発表される見込みである。また、ウィーンに2度調査目的の出張に行った折、ウィーン大学独文科教授のヴィンフリート・クリークレーダー、ギュンター・シュトッカー両氏とディスカッションを行う等、連携を深めることができた。3月には両氏を日本に招いての国際コロキウムならびに講演会を予定していたが、昨今のコロナウイルスをめぐる現況に鑑み、残念ながら中止となった。
    杉山は上記のシンポジウムの枠内でシュテファン・ツヴァイク作品における故郷表象と後代における受容をめぐる問題について口頭発表を行った(A、Bに関連)。また、「きよしこの夜」の戦後オーストリアにおける受容について扱った単著論文を発表した。日名は上記シンポジウムにてトラークルにおける故郷表象と戦後における受容をめぐる問題について口頭発表を行った(Aに関連)。また、トラークル受容において重要な役割を有していたE・ブッシュベックについての単著論文を発表した。
    日本独文学会秋季研究発表会にて関連シンポジウムを開催するとともに、国内での研究会の開催や国内外の研究者との連携を深めることができたという意味では非常に順調であると言える。ただし、3月に予定していたウィーン大から研究者を招いての国際コロキウムがコロナ禍により中止になってしまった。
    コロナ禍により国内外の調査や研究会・学会への参加を目的とした出張が行えない見込みである。そのため、今年度は過去の調査に基づいた論文執筆を主とした活動を行うこととする。
    前田はゲアハルト・フリッチュについての単著論文を1本、インゲボルク・バッハマンについての単著論文を2本執筆する。杉山はシュテファン・ツヴァイクについての単著論文を少なくとも1本執筆する。日名はゲオルク・トラークルについての単著論文を少なくとも1本執筆する。
    加えて、国内外の研究者との遠隔でのディスカッションを通じ、引き続き連携を深めていきたい。
    また、前田が今年度より研究代表者を務めることとなった基盤研究(B)の研究課題「戦後オーストリアにおける冷戦と文学の関係についての研究」との連携も行なっていきたい。

  • 20世紀オーストリア文学における「故郷」理念と国民意識の展開

    2018.04
    -
    2021.03

    MEXT,JSPS, Grant-in-Aid for Scientific Research, Grant-in-Aid for Scientific Research (C), Principal investigator

     View Summary

    本研究課題のテーマである「オーストリア文学における故郷表象」に基づき、2019年度に杉山は主にシュテファン・ツヴァイクの自伝『昨日の世界』におけるオーストリア像とその受容についての研究を行った。ツヴァイクの自意識の中で比較的軽視されがちであったオーストリアという国に対する帰属意識が自伝において色濃く表現されていることを示すとともに、戦後オーストリアにおけるその受容の問題点について論じた。
    前田はインゲボルク・バッハマンの小説作品を中心に、ナチス時代を経たオーストリアという故郷像、及びハプスブルク神話的なものに対する両義的な態度について論じた。日名はゲオルク・トラークルが彼の死が戦場体験と結び付けられてきた経緯を問い直し、第一次世界大戦の直前及び戦中に残した詩の再解釈の可能性を示した。
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    研究代表者及び分担者3名は定期的な読書会及び勉強会を通して、上記研究に関わるテクストの読解、文献情報の共有、及び以下の研究発表に向けての準備を進めた。
    ・2019年10月の日本独文学会秋季研究発表会(成城大学)において、「天国への階段 オーストリア文学における故郷の虚構性」と題するシンポジウムを開催し、研究代表者及び分担者他1名による研究発表を行った。この発表を論文としてまとめた叢書が来年度に出版される見込みである。
    ・2020年3月に、ウィーン大よりW.Kriegleder教授、G.Stocker教授、C.Ivanovic教授を迎えての国際コロキウムを計画していたが、後述のようにこのコロキウムは中止された。
    2019年10月に予定通り日本独文学会秋季研究発表会でのシンポジウムを開催し、この時の発表に基づく論文を叢書として出版するための準備も現在順調に進んでいる。
    その後2020年3月、ウィーン大学の教授を招聘しての国際コロキウムに向けて順調に準備を進めていたが、新型肺炎の拡大のため実施不可能となった。今後も情勢がどのようになるか不明であり、延期の上2020年度中に実施することが可能かは不透明である。ただしこれの準備として研究代表者及び分担者が行った研究の成果は、2020年度中に各自が論文等の形で発表することを予定している。
    先のシンポジウムの内容による叢書の刊行作業を進めると共に、2020年3月のコロキウムで発表予定であった研究成果を別の形で発表する準備を各自で行っている。
    2020年度の研究計画はオーストリアでの現地調査を前提としているため、ヨーロッパへの渡航不能の状態が長期化した場合は研究の遅滞、変更の発生が予想される。現地調査が不可能であることが判明した段階で、日本国内及びオンラインでの資料収集により実施可能な研究課題を優先的に進める。

 

Courses Taught 【 Display / hide

  • STUDY ABROAD (GERMAN LANGUAGE AND CULTURE)

    2024

  • SEMI-INTENSIVE GERMAN 4

    2024

  • SEMI-INTENSIVE GERMAN 3

    2024

  • GERMAN STUDIES 1

    2024

  • GERMAN 4

    2024

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Courses Previously Taught 【 Display / hide

  • ドイツ語セミ・インテンシブ3・4

    Keio University

    2017.04
    -
    2018.03

    Full academic year, Seminar, Within own faculty

  • ドイツ語1・2

    Keio University

    2017.04
    -
    2018.03

    Full academic year, Seminar, Within own faculty

    初級ドイツ語

  • ドイツ語セミ・インテンシブ1

    Keio University

    2017.04
    -
    2018.03

    Spring Semester, Seminar, Lecturer outside of Keio

 

Memberships in Academic Societies 【 Display / hide

  • 日本独文学会

     
  • 日本オーストリア文学会

     
  • Internationale Stefan Zweig Gesellschaft