松崎 潤太郎 (マツザキ ジュンタロウ)

MATSUZAKI Juntaro

写真a

所属(所属キャンパス)

薬学部 薬学科 創薬研究センター (芝共立)

職名

教授

HP

外部リンク

その他の所属・職名 【 表示 / 非表示

  • 慶應義塾大学, ヒト生物学-微生物叢- 量子計算研究センター (Bio2Q), Affiliated PI

  • 慶應義塾大学医学部, 内科学(消化器), 兼担教授

学位 【 表示 / 非表示

  • 博士(医学), 慶應義塾大学, 課程, 2013年

 

研究分野 【 表示 / 非表示

  • ライフサイエンス / 腫瘍診断、治療学

  • ライフサイエンス / 消化器内科学

研究キーワード 【 表示 / 非表示

  • cancer

  • microRNA

  • extracellular RNA

 

著書 【 表示 / 非表示

  • テクノロジーロードマップ2023-2032 医療・健康・食農編

    松﨑潤太郎, 落谷孝広, 日経BP, 2023年03月

    担当範囲: 多がん早期検出

  • 疾患バイオマーカーとしてのマイクロRNAと診断応用

    松﨑潤太郎, 落谷孝広, シーエムシー出版, 2022年06月

  • 消化器系疾患(2). Principal Pharmacotherapy (改訂3版)

    松﨑潤太郎, ネオメディカル, 2022年04月

  • 胃・十二指腸潰瘍. 看護基礎教育テキスト ナーシング・グラフィカ「疾患と看護シリーズ」『3 消化器疾患と看護』

    松﨑潤太郎, 鈴木秀和, メディカ出版, 2019年12月

  • テクノロジーロードマップ2019-2028 医療・健康・食農編

    松﨑潤太郎, 落谷孝広, 日経BP, 2019年03月

    担当範囲: がん早期診断

全件表示 >>

論文 【 表示 / 非表示

全件表示 >>

KOARA(リポジトリ)収録論文等 【 表示 / 非表示

総説・解説等 【 表示 / 非表示

  • Psychiatric Lecture 成因・危険因子 腸内細菌が切り拓くうつ病・不安症診療の新機軸

    大島 優人, 松崎 潤太郎, 齋藤 義正

    精神科臨床Legato ((株)メディカルレビュー社)  11 ( 1 ) 16 - 20 2025年04月

    ISSN  2189-4388

     概要を見る

    近年,腸内細菌が人体にもたらすさまざまな作用について研究が盛んに進められている。腸内細菌-腸-脳軸という,腸内細菌・腸と脳の間でのコミュニケーションがうつ病や不安症の発症や治療抵抗性などに関与している可能性がある。さらに,プロバイオティクスや腸内細菌の代謝物の投与による治療が期待されている。(著者抄録)

  • 細菌が分泌する細胞外小胞は何をしているのか

    大嶋 一輝, 松崎 潤太郎, 齋藤 義正

    日本ヘリコバクター学会誌 ((一社)日本ヘリコバクター学会)  26 ( 2 ) 140 - 145 2025年01月

    ISSN  2187-8005

  • ペニシリンアレルギーH.pylori感染症例に対する10day VMSの有用性

    安藤 裕子, 森 英毅, 舟山 武鴻, 松崎 潤太郎, 猪口 和美, 岡沢 啓, 吉岡 政洋, 齋藤 義正, 鈴木 秀和, 金井 隆典, 正岡 建洋

    日本ヘリコバクター学会誌 ((一社)日本ヘリコバクター学会)  26 ( 2 ) 92 - 93 2025年01月

    ISSN  2187-8005

  • 自己免疫性胃炎の病態に性差が与える影響

    生方 紗貴, 森 英毅, 松崎 潤太郎, 正岡 建洋, 金井 隆典

    Progress of Digestive Endoscopy ((一社)日本消化器内視鏡学会-関東支部)  106 ( Suppl. ) s77 - s77 2024年12月

    ISSN  1348-9844

  • 【細胞外小胞・エクソソームの医療応用の未来】疾患における細胞外小胞研究 膵臓がんにおける細胞外小胞

    関戸 愛香, 松崎 潤太郎, 齋藤 義正

    医学のあゆみ (医歯薬出版(株))  291 ( 9 ) 711 - 716 2024年11月

    ISSN  0039-2359

     概要を見る

    <文献概要>膵臓がん(PDAC)は,自覚症状が少なく画像診断のみでは早期発見が難しい.PDACを含む多くのがんにおいて初期段階の発見により,外科的治療を施すことが可能となる.そのため,早期発見に役立つバイオマーカーの発見が治癒の可能性を高める方法となる.現在使用されている血中バイオマーカーである血清糖鎖抗原19-9(CA19-9)やがん胎児性抗原(CEA)では,早期のPDAC診断性能が十分ではない.そこで,PDACおよびその前がん病変である膵上皮内腫瘍(PanIN),管内乳頭状粘液性腫瘍(IPMN),粘液性嚢胞性腫瘍(MCN)に注目し,細胞外小胞(EV)が輸送するmiRNAやタンパク質のなかで,これらの病変の早期発見のカギとなる新たなバイオマーカーについて紹介する.

全件表示 >>

研究発表 【 表示 / 非表示

  • 機能性消化管障害診療の最適化への取り組み

    松崎潤太郎

    日本消化器病学会関東支部 第45回教育講演会, 

    2024年11月

    公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等

  • 生物界を飛びこえる細胞外RNA

    松崎潤太郎

    第4回反分野的生物医療学会学術集会, 

    2024年09月

    口頭発表(一般)

  • Checklist for blood sample collection when developing clinical application of blood EV biomarkers

    Matsuzaki J

    ISEV Workshop:Blood EVs 2024, 

    2024年09月

    口頭発表(招待・特別)

  • Frontiers of Next-Generation Cancer Testing Technology Using microRNAs

    Matsuzaki J

    第83回日本癌学会学術総会, 

    2024年09月

    シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)

  • 細胞外小胞研究と毒素研究のアナロジーを探る

    松崎潤太郎

    第70回トキシンシンポジウム, 

    2024年08月

    口頭発表(招待・特別)

全件表示 >>

競争的研究費の研究課題 【 表示 / 非表示

  • 膵発がん時の血中マイクロRNA変動機構の包括的解明

    2022年04月
    -
    2025年03月

    科学研究費助成事業, 松崎 潤太郎, 基盤研究(B), 未設定

     研究概要を見る

    膵がんのように早期診断技術開発が待望される腫瘍において、血中マイクロRNA (miRNA)診断の実用化が期待されている。多くの臨床検体の解析から、そのコンセプトの正しさは実証されているが、血中miRNAによってなぜ膵がんが診断できるのか証明しきれていない。特に膵腫瘍の発生によって周辺の細胞や免疫細胞などが反応し、分泌するmiRNAが変化することも、血中miRNAに大きく影響している可能性がある。本研究はこれらの点を考慮し、マウスで膵発がん過程での血中miRNA変化を追跡し、その生理学的意義を明らかにすることで、実臨床における血中miRNA診断実用化に必須となる基盤的知見を提供する。

  • 肝発がん経路を解明するためのゲノム編集によるがん抑制因子のスクリーニング系の開発

    2017年06月
    -
    2020年03月

    国立研究開発法人国立がん研究センター, 山本 雄介、松崎 潤太郎, 挑戦的研究(萌芽), 未設定

     研究概要を見る

    大規模ながんに対する次世代シーケンシング解析の結果から、遺伝子の変異はドライバー変異とそれによって引き起こされるゲノム不安定性の産物であるパッセンジャー変異とに選別されており、ドライバー変異は腫瘍形成に直接関与すると推定されている。しかし、そのように同定された新規ドライバー候補の多くは綿密な機能解析は行われておらず実際はどの程度、腫瘍形成に寄与するのかは不明なのが現状である。また、単独ではなく複数の変異の組合せによって発がん作用を発揮する可能性もあり、これもドライバー変異の包括的な機能解析を阻んでいる要因とされる。本研究では、申請者らが独自に開発した培養可能な上皮幹細胞を用いて、CRISPR/Cas9を使用し遺伝子の欠損を導入する。それによって、既知のがん抑制遺伝子だけでなく、統計的に有意にがんの発生に関与していることが明らかなものの、その発がん過程での寄与率が不明瞭な遺伝子の機能解析を組織ごとにすることで、新規がん抑制遺伝子の機能的な同定をすることさらに、それらの組合せによって多段階的に進展していく発がん過程を再現することを目的としている。
    <BR>
    ドライバー変異の機能解析結果からがん腫瘍形成に関与している因子の絞り込みを行い、申請者はそれらの組合せによってがんを誘導する遺伝子欠損の組合せの決定を実施中である。実施が比較的容易な遺伝子の欠損を起こすことで、表現型が確認される遺伝子変異に注目して実験を行っている。計画段階で選択した遺伝子の解析だけでなく、他組織に対する遺伝子にも標的を広げ、CRISPR-Cas9を用いた遺伝子抑制実験を実施している。さらに遺伝子欠損の組合せによる多段階発がんの実験も同時並行で行っている。
    当初予定していた、肝臓がんに対する遺伝子だけでなく、より顕著な表現型を確認することができる肺の上皮細胞を用いた検討にも着手しており、そちらの検討でより良好な結果が得られたため、CRISPR-Cas9を用いてがん抑制遺伝子を抑制し、肺の腺がん細胞の源と考えられている小気道上皮細胞、および肺の扁平上皮がんの元と考えられている肺の気管上皮細胞に対して、CRISPR-Cas9で遺伝子の抑制を行うことで、細胞ごとのがん抑制遺伝子の差や発がんへの寄与率を比較検討することが可能になり、より多くの情報を得ることが可能になると期待されたため、そちらの検討も行っている。これらの実験で、同時にがんの元となる細胞の再検証も可能になり、多段階発がんに関与する遺伝子の組合せの同定も同時に進めている。そのため、当初の予定よりもやや遅れている。しかしながら、それらの実験結果は当初予定していたものよりも、重要かつ多くの発がんに対する知見を得られることが強く期待でき、そちらに方向転換することに大きな意義があると申請者は考えている。
    対象とする細胞の種類を増やしたことによって、CRISPR-Cas9で抑制する遺伝子群は変更になったが、研究の手技的には大きな変化はない。細胞ごとに遺伝子を抑制していき、細胞の増殖率の変化を検証すること、さらには組合せによって、発がんに実質的に寄与する遺伝子およびその組合せの探索を細胞ごとに進めていく。細胞が発がんに至るまでの遺伝子変異の組合せを同定することで、それらを段階的に導入し、多段階的な発がん過程を再現すること、ならびに細胞が浸潤能や転移能を有する上での必須な遺伝子の組合せを網羅的に同定することで、これまでの大規模ながんゲノム解析データから得られた情報を実験的に検証していく。

  • 膵発がん初期バイオマーカーとなる血中マイクロRNAの同定

    2017年04月
    -
    2020年03月

    文部科学省・日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 松崎 潤太郎, 基盤研究(C), 補助金,  研究代表者

     研究概要を見る

    本研究は、初代分離培養した膵外分泌細胞に対して低分子化合物を曝露させ、in vitroでパーシャルリプログラミングを行って膵前駆細胞を樹立し、この細胞に胆汁酸によるストレス刺激を与えることで膵発がん初期の環境をin vitroでモデル化し、膵発がん超初期のバイオマーカーとなるmicroRNAの同定を試みるものである。我々はラットおよびマウスの膵外分泌細胞を用いて、特定の低分子化合物のコンビネーションが膵前駆細胞を誘導することを見出したが、一方で誘導された膵前駆細胞の性能を、Pdx1やNkx6.1といったマーカー分子で評価したところ、実験ロットによって均質でないことを見出した。そこでsingle cell sortingによって、膵前駆細胞としてより機能的に優れた細胞のクローン化を試み、これに成功した。驚くべきことに、この膵前駆細胞は特定の培養環境下においてインスリンを分泌する細胞にも分化し得た。また膵外分泌細胞よりDBAレクチンを用いて分取した膵管上皮細胞が膵前駆細胞の由来細胞であることも見出した。
    機能的に優れた膵前駆細胞のクローニングに成功した。この細胞に胆汁酸を曝露した際に濃度依存的に変動する細胞内/細胞外マイクロRNAのマイクロアレイ解析も完了し、データ解析を進めている。
    胆汁酸曝露により変動するマイクロRNA候補を同定し、すでに完成しているヒト血清マイクロRNAデータベースと照合することにより、膵がん早期診断マーカーとしてのポテンシャルに優れたマイクロRNAを絞り込む。胆汁酸曝露によるマイクロRNA発現調節機序を解析する。

  • 低分子化合物によるヒト成体肝細胞からの肝前駆細胞の作製

    2016年04月
    -
    2018年03月

    国立研究開発法人国立がん研究センター, 勝田 毅、落谷 孝広, 松崎 潤太郎, 齋藤 義正, 竹内 敦子, 山田 泰弘, 山口 智子, 保坂 和徳, 若手研究(B), 未設定

     研究概要を見る

    本研究では,ラット・マウスの成熟肝細胞を前駆細胞へとリプログラミングできることを確かめている低分子化合物を用いて,ヒト肝細胞も同様にリプログラミングできるかどうか,またそのようにして得られた肝前駆細胞(ヒトCLiP)が,肝臓再生に寄与しうるかどうかを検討することを目的とした.主な成果は以下の通りとなる.(1)乳幼児肝細胞からヒトCLiPを誘導できた.(2)ヒトCLiPから分化誘導した肝細胞はCYP活性を示した.(3)ヒトCLiPは慢性肝疾患モデルマウスの肝臓を高効率に置換し,移植後のキメラ肝臓から取り出したヒト肝細胞は初代成熟肝細胞と同等レベルの代謝能を示した.

  • 食道腺がんのアディポサイトカイン応答におけるmiR-221/222の機能の解明

    2014年04月
    -
    2016年03月

    慶應義塾大学, 松崎 潤太郎、津川 仁, 鈴木 秀和, 若手研究(B), 未設定

     研究概要を見る

    欧米で急増している食道腺がんは、胆汁酸の食道内への逆流が主要因である。また中心性肥満は食道腺がんの主要なリスク因子である。一般に中心性肥満の進行に伴い血中アディポネクチンが低下する。一方、我々は胆汁酸刺激が核内胆汁酸受容体FXRの活性化およびmiR-221/222の亢進を介して発がん促進に寄与することを報告していたが、今回さらにmiR-221/222がCOX-2発現を増加させることを見出した。更にアディポネクチンはこのCOX-2上昇を是正する作用があるがわかった。この結果は、中心性肥満を有する食道腺がんハイリスク症例にはアディポネクチン受容体作動薬による化学予防が有効である可能性を示唆した。

全件表示 >>

受賞 【 表示 / 非表示

  • 慶應義塾大学薬学部長賞

    2024年04月

    受賞区分: 塾内表彰等

  • 日本癌学会奨励賞

    2020年

    受賞区分: 国内学会・会議・シンポジウム等の賞

  • the 15th Korea-Japan Joint Symposium on Helicobacter infection Young Investigator Award

    2018年

    受賞区分: 国際学会・会議・シンポジウム等の賞

  • United European Gastroenterology Week (UEGW) 2016 Poster of Excellence

    2016年

    受賞区分: 国際学会・会議・シンポジウム等の賞

  • 第18回日本神経消化器病学会・第6回IBS研究会・第84回消化器心身医学研究会・第10回機能性ディスペプシア研究会合同学術集会 並木賞

    2016年

    受賞区分: 国内学会・会議・シンポジウム等の賞

全件表示 >>

 

担当授業科目 【 表示 / 非表示

  • 課題研究(創薬研究センター)

    2025年度

  • 演習(創薬研究センター)

    2025年度

  • 卒業研究1(薬学科)

    2025年度

  • 実務実習事前学習(実習)

    2025年度

  • フィジカルアセスメントと画像検査

    2025年度

全件表示 >>

 

委員歴 【 表示 / 非表示

  • 2025年06月
    -
    継続中

    Progress of Digestive Endoscopy, 編集委員

  • 2025年01月
    -
    継続中

    Cancer Science, Associate Editor

  • 2024年04月
    -
    継続中

    日本細胞外小胞学会 理事

  • 2024年01月
    -
    継続中

    日本消化器病学会 関東支部 評議員

  • 2023年01月
    -
    継続中

    日本癌学会 評議員

全件表示 >>