松崎 潤太郎 (マツザキ ジュンタロウ)

MATSUZAKI Juntaro

写真a

所属(所属キャンパス)

薬学部 薬学科 薬物治療学講座 (芝共立)

職名

准教授

HP

外部リンク

学位 【 表示 / 非表示

  • 博士(医学), 慶應義塾大学, 課程, 2013年

 

研究分野 【 表示 / 非表示

  • ライフサイエンス / 腫瘍診断、治療学

  • ライフサイエンス / 消化器内科学

研究キーワード 【 表示 / 非表示

  • cancer

  • microRNA

  • extracellular RNA

 

著書 【 表示 / 非表示

  • 疾患バイオマーカーとしてのマイクロRNAと診断応用

    松﨑潤太郎, 落谷孝広, シーエムシー出版, 2022年06月

  • 消化器系疾患(2). Principal Pharmacotherapy (改訂3版)

    松﨑潤太郎, ネオメディカル, 2022年04月

  • 胃・十二指腸潰瘍. 看護基礎教育テキスト ナーシング・グラフィカ「疾患と看護シリーズ」『3 消化器疾患と看護』

    松﨑潤太郎, 鈴木秀和, メディカ出版, 2019年12月

  • がん早期診断. テクノロジーロードマップ2019-2028 医療・健康・食農編

    松﨑潤太郎, 落谷孝広, 日経BP, 2019年03月

  • 血中マイクロRNAを用いた膵がん診断の展望. 早期発見・予防に向けた次世代がん検査技術の最前線

    松﨑潤太郎, シーエムシー出版, 2019年02月

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論文 【 表示 / 非表示

  • A validation study for the utility of serum microRNA as a diagnostic and prognostic marker in patients with osteosarcoma.

    Araki Y, Asano N, Yamamoto N, Hayashi K, Takeuchi A, Miwa S, Igarashi K, Higuchi T, Abe K, Taniguchi Y, Yonezawa H, Morinaga S, Asano Y, Yoshida T, Hanayama R, Matsuzaki J, Ochiya T, Kawai A, Tsuchiya H

    Oncology letters 25 ( 6 ) 222 2023年06月

    共著, 査読有り,  ISSN  1792-1074

  • Gas6 ameliorates intestinal mucosal immunosenescence to prevent the translocation of a gut pathobiont, Klebsiella pneumoniae, to the liver.

    Tsugawa H, Ohki T, Tsubaki S, Tanaka R, Matsuzaki J, Suzuki H, Hozumi K

    PLoS pathogens 19 ( 6 ) e1011139 2023年06月

    共著, 査読有り,  ISSN  1553-7366

  • Serum microRNAs as new criteria for referral to early palliative care services in treatment-naïve advanced cancer patients.

    Miura T, Mitsunaga S, Matsuzaki J, Takizawa S, Kato K, Ochiai A, Ochiya T

    Oncotarget 13   1341 - 1349 2022年12月

    研究論文(学術雑誌), 共著, 査読有り

  • Response to letter regarding: development of plasma ghrelin level as a novel marker for gastric mucosal atrophy after <i>Helicobacter pylori</i> eradication.

    Mori H, Matsuzaki J, Suzuki H

    Annals of medicine 54 ( 1 ) 856 - 857 2022年12月

    研究論文(学術雑誌), 共著,  ISSN  0785-3890

  • Prediction of tissue-of-origin of early-stage cancers using serum miRNomes.

    Matsuzaki J, Kato K, Oono K, Tsuchiya N, Sudo K, Shimomura A, Tamura K, Shiino S, Kinoshita T, Daiko H, Wada T, Katai H, Ochiai H, Kanemitsu Y, Takamaru H, Abe S, Saito Y, Boku N, Kondo S, Ueno H, Okusaka T, Shimada K, Ohe Y, Asakura K, Yoshida Y, Watanabe SI, Asano N, Kawai A, Ohno M, Narita Y, Ishikawa M, Kato T, Fujimoto H, Niida S, Sakamoto H, Takizawa S, Akiba T, Okanohara D, Shiraishi K, Kohno T, Takeshita F, Nakagama H, Ota N, Ochiya T, Project Team for Development and Diagnostic Technology for Detection of miRNA in Body Fluids

    JNCI cancer spectrum 7 ( 1 )  2022年11月

    研究論文(学術雑誌), 共著, 筆頭著者, 査読有り

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総説・解説等 【 表示 / 非表示

  • 生理・構造/その他 Klebsiella pneumoniaeの外膜小胞は菌体内small RNAを宿主細胞内へ送達する

    椿 翔吾, 松崎 潤太郎, 吉岡 祐亮, 荒木 琢磨, 津川 仁

    日本細菌学雑誌 (日本細菌学会)  78 ( 1 ) 56 - 56 2023年02月

    ISSN  0021-4930

  • 病原性 Streptococcus属細菌とH.pyloriの共感染による胃がん幹細胞の発生誘導機序

    津川 仁, 平井 美和, 上田 孝, 松崎 潤太郎, 鈴木 秀和

    日本細菌学雑誌 (日本細菌学会)  78 ( 1 ) 51 - 51 2023年02月

    ISSN  0021-4930

  • 【Helicobacter Year Book 2022-Helicobacter研究はここまで進展した-】Helicobacter pylori除菌による胃がん抑制の新知見

    勝田 菜友, 松崎 潤太郎, 齋藤 義正

    Helicobacter Research ((株)先端医学社)  26 ( 2 ) 166 - 170 2022年12月

    ISSN  1342-4319

     概要を見る

    Helicobacter pylori除菌による胃がん予防効果は既に世界中で確かなエビデンスが報告されているが,患者背景の差異による効果の違いなどまだ追究すべき点も多く残されている.最新のメタアナリシスでは,除菌の胃がん予防効果は症状の有無やがん既往歴とは関連がなく,また20年間に及ぶ観察研究では,長期的な効果が示された.また,一般集団に対する除菌は,有害事象を増加させず,かつ,費用対効果が高いと報告された.一方で,除菌後の胃がんリスクを層別化する方法は未だ最適化できていないが,最近ではmiR-124a-3pメチル化,血漿グレリン濃度,胃の細菌叢などを調べることにより,層別化できる可能性が報告された.プロトンポンプ阻害薬の継続使用を除菌後の胃がんリスクとする報告も多く,今後の更なるエビデンス蓄積が望まれる.(著者抄録)

  • 高異型度漿液性卵巣癌における細胞外小胞エクソソーム中コピー数多型解析(Identifying Copy Number Variations in Extracellular Vesicles as a Novel Biomarker of High Grade Serous Ovarian Carcinoma)

    植草 良輔, 横井 暁, 北川 雅美, 吉田 康将, 吉原 雅人, 玉内 学志, 新美 薫, 松崎 潤太郎, 山本 雄介, 梶山 広明

    日本癌学会総会記事 ((一社)日本癌学会)  81回   MS5 - 2 2022年09月

    ISSN  0546-0476

  • がん部位診断への貢献度の高い血清miRNAの探索(Serum miRNAs that highly contribute to cancer tissue-of-origin prediction)

    松崎 潤太郎, 加藤 健, 落谷 孝広

    日本癌学会総会記事 ((一社)日本癌学会)  81回   MS3 - 3 2022年09月

    ISSN  0546-0476

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研究発表 【 表示 / 非表示

  • 膵発がん過程における膵上皮由来EVの形質変化の追跡

    及川 千尋、松崎 潤太郎ら

    第9回日本細胞外小胞学会学術集会, 

    2022年10月

  • Engineering of human liver progenitor-like cells for a new exosomal thrapy of liver fibrosis

    山口智子、松崎 潤太郎ら

    International Session (Symposium 2) “From basic to clinical research: The strategy for new treatments for liver fibrosis and cirrhosis” 第30回日本消化器関連学会週間, 

    2022年10月

  • がん部位診断への貢献度の高い血清miRNAの探索

    Mini Symposia 「新たながんリキッドバイオプシー技術開発と応用可能性」第81回日本癌学会学術総会, 

    2022年09月

  • 血中RNA はどこから来てどこへ行くのか

    第2回反分野的生物医療学会学術集会, 

    2022年09月

  • 膵がんドライバー遺伝子変異誘導による形質変化の追跡

    及川 千尋、松崎 潤太郎ら

    English Oral Session “Cancer genome/genetics” 第81回日本癌学会学術総会, 

    2022年09月

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競争的研究費の研究課題 【 表示 / 非表示

  • 膵発がん時の血中マイクロRNA変動機構の包括的解明

    2022年04月
    -
    2025年03月

    科学研究費助成事業, 松崎 潤太郎, 基盤研究(B), 未設定

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    膵がんのように早期診断技術開発が待望される腫瘍において、血中マイクロRNA (miRNA)診断の実用化が期待されている。多くの臨床検体の解析から、そのコンセプトの正しさは実証されているが、血中miRNAによってなぜ膵がんが診断できるのか証明しきれていない。特に膵腫瘍の発生によって周辺の細胞や免疫細胞などが反応し、分泌するmiRNAが変化することも、血中miRNAに大きく影響している可能性がある。本研究はこれらの点を考慮し、マウスで膵発がん過程での血中miRNA変化を追跡し、その生理学的意義を明らかにすることで、実臨床における血中miRNA診断実用化に必須となる基盤的知見を提供する。

  • 肝発がん経路を解明するためのゲノム編集によるがん抑制因子のスクリーニング系の開発

    2017年06月
    -
    2020年03月

    国立研究開発法人国立がん研究センター, 山本 雄介、松崎 潤太郎, 挑戦的研究(萌芽), 未設定

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    大規模ながんに対する次世代シーケンシング解析の結果から、遺伝子の変異はドライバー変異とそれによって引き起こされるゲノム不安定性の産物であるパッセンジャー変異とに選別されており、ドライバー変異は腫瘍形成に直接関与すると推定されている。しかし、そのように同定された新規ドライバー候補の多くは綿密な機能解析は行われておらず実際はどの程度、腫瘍形成に寄与するのかは不明なのが現状である。また、単独ではなく複数の変異の組合せによって発がん作用を発揮する可能性もあり、これもドライバー変異の包括的な機能解析を阻んでいる要因とされる。本研究では、申請者らが独自に開発した培養可能な上皮幹細胞を用いて、CRISPR/Cas9を使用し遺伝子の欠損を導入する。それによって、既知のがん抑制遺伝子だけでなく、統計的に有意にがんの発生に関与していることが明らかなものの、その発がん過程での寄与率が不明瞭な遺伝子の機能解析を組織ごとにすることで、新規がん抑制遺伝子の機能的な同定をすることさらに、それらの組合せによって多段階的に進展していく発がん過程を再現することを目的としている。
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    ドライバー変異の機能解析結果からがん腫瘍形成に関与している因子の絞り込みを行い、申請者はそれらの組合せによってがんを誘導する遺伝子欠損の組合せの決定を実施中である。実施が比較的容易な遺伝子の欠損を起こすことで、表現型が確認される遺伝子変異に注目して実験を行っている。計画段階で選択した遺伝子の解析だけでなく、他組織に対する遺伝子にも標的を広げ、CRISPR-Cas9を用いた遺伝子抑制実験を実施している。さらに遺伝子欠損の組合せによる多段階発がんの実験も同時並行で行っている。
    当初予定していた、肝臓がんに対する遺伝子だけでなく、より顕著な表現型を確認することができる肺の上皮細胞を用いた検討にも着手しており、そちらの検討でより良好な結果が得られたため、CRISPR-Cas9を用いてがん抑制遺伝子を抑制し、肺の腺がん細胞の源と考えられている小気道上皮細胞、および肺の扁平上皮がんの元と考えられている肺の気管上皮細胞に対して、CRISPR-Cas9で遺伝子の抑制を行うことで、細胞ごとのがん抑制遺伝子の差や発がんへの寄与率を比較検討することが可能になり、より多くの情報を得ることが可能になると期待されたため、そちらの検討も行っている。これらの実験で、同時にがんの元となる細胞の再検証も可能になり、多段階発がんに関与する遺伝子の組合せの同定も同時に進めている。そのため、当初の予定よりもやや遅れている。しかしながら、それらの実験結果は当初予定していたものよりも、重要かつ多くの発がんに対する知見を得られることが強く期待でき、そちらに方向転換することに大きな意義があると申請者は考えている。
    対象とする細胞の種類を増やしたことによって、CRISPR-Cas9で抑制する遺伝子群は変更になったが、研究の手技的には大きな変化はない。細胞ごとに遺伝子を抑制していき、細胞の増殖率の変化を検証すること、さらには組合せによって、発がんに実質的に寄与する遺伝子およびその組合せの探索を細胞ごとに進めていく。細胞が発がんに至るまでの遺伝子変異の組合せを同定することで、それらを段階的に導入し、多段階的な発がん過程を再現すること、ならびに細胞が浸潤能や転移能を有する上での必須な遺伝子の組合せを網羅的に同定することで、これまでの大規模ながんゲノム解析データから得られた情報を実験的に検証していく。

  • 膵発がん初期バイオマーカーとなる血中マイクロRNAの同定

    2017年04月
    -
    2020年03月

    文部科学省・日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 松崎 潤太郎, 基盤研究(C), 補助金,  研究代表者

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    本研究は、初代分離培養した膵外分泌細胞に対して低分子化合物を曝露させ、in vitroでパーシャルリプログラミングを行って膵前駆細胞を樹立し、この細胞に胆汁酸によるストレス刺激を与えることで膵発がん初期の環境をin vitroでモデル化し、膵発がん超初期のバイオマーカーとなるmicroRNAの同定を試みるものである。我々はラットおよびマウスの膵外分泌細胞を用いて、特定の低分子化合物のコンビネーションが膵前駆細胞を誘導することを見出したが、一方で誘導された膵前駆細胞の性能を、Pdx1やNkx6.1といったマーカー分子で評価したところ、実験ロットによって均質でないことを見出した。そこでsingle cell sortingによって、膵前駆細胞としてより機能的に優れた細胞のクローン化を試み、これに成功した。驚くべきことに、この膵前駆細胞は特定の培養環境下においてインスリンを分泌する細胞にも分化し得た。また膵外分泌細胞よりDBAレクチンを用いて分取した膵管上皮細胞が膵前駆細胞の由来細胞であることも見出した。
    機能的に優れた膵前駆細胞のクローニングに成功した。この細胞に胆汁酸を曝露した際に濃度依存的に変動する細胞内/細胞外マイクロRNAのマイクロアレイ解析も完了し、データ解析を進めている。
    胆汁酸曝露により変動するマイクロRNA候補を同定し、すでに完成しているヒト血清マイクロRNAデータベースと照合することにより、膵がん早期診断マーカーとしてのポテンシャルに優れたマイクロRNAを絞り込む。胆汁酸曝露によるマイクロRNA発現調節機序を解析する。

  • 低分子化合物によるヒト成体肝細胞からの肝前駆細胞の作製

    2016年04月
    -
    2018年03月

    国立研究開発法人国立がん研究センター, 勝田 毅、落谷 孝広, 松崎 潤太郎, 齋藤 義正, 竹内 敦子, 山田 泰弘, 山口 智子, 保坂 和徳, 若手研究(B), 未設定

     研究概要を見る

    本研究では,ラット・マウスの成熟肝細胞を前駆細胞へとリプログラミングできることを確かめている低分子化合物を用いて,ヒト肝細胞も同様にリプログラミングできるかどうか,またそのようにして得られた肝前駆細胞(ヒトCLiP)が,肝臓再生に寄与しうるかどうかを検討することを目的とした.主な成果は以下の通りとなる.(1)乳幼児肝細胞からヒトCLiPを誘導できた.(2)ヒトCLiPから分化誘導した肝細胞はCYP活性を示した.(3)ヒトCLiPは慢性肝疾患モデルマウスの肝臓を高効率に置換し,移植後のキメラ肝臓から取り出したヒト肝細胞は初代成熟肝細胞と同等レベルの代謝能を示した.

  • 食道腺がんのアディポサイトカイン応答におけるmiR-221/222の機能の解明

    2014年04月
    -
    2016年03月

    慶應義塾大学, 松崎 潤太郎、津川 仁, 鈴木 秀和, 若手研究(B), 未設定

     研究概要を見る

    欧米で急増している食道腺がんは、胆汁酸の食道内への逆流が主要因である。また中心性肥満は食道腺がんの主要なリスク因子である。一般に中心性肥満の進行に伴い血中アディポネクチンが低下する。一方、我々は胆汁酸刺激が核内胆汁酸受容体FXRの活性化およびmiR-221/222の亢進を介して発がん促進に寄与することを報告していたが、今回さらにmiR-221/222がCOX-2発現を増加させることを見出した。更にアディポネクチンはこのCOX-2上昇を是正する作用があるがわかった。この結果は、中心性肥満を有する食道腺がんハイリスク症例にはアディポネクチン受容体作動薬による化学予防が有効である可能性を示唆した。

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受賞 【 表示 / 非表示

  • 日本癌学会奨励賞

    2020年

    受賞区分: 国内学会・会議・シンポジウム等の賞

  • the 15th Korea-Japan Joint Symposium on Helicobacter infection Young Investigator Award

    2018年

    受賞区分: 国際学会・会議・シンポジウム等の賞

  • United European Gastroenterology Week (UEGW) 2016 Poster of Excellence

    2016年

    受賞区分: 国際学会・会議・シンポジウム等の賞

  • 第18回日本神経消化器病学会・第6回IBS研究会・第84回消化器心身医学研究会・第10回機能性ディスペプシア研究会合同学術集会 並木賞

    2016年

    受賞区分: 国内学会・会議・シンポジウム等の賞

  • 4th Biennial Congress of Asian Neurogastroenterology & Motility Association (ANMA) Best Poster Presentation Award

    2015年

    受賞区分: 国際学会・会議・シンポジウム等の賞

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担当授業科目 【 表示 / 非表示

  • 課題研究(薬物治療学)

    2023年度

  • 演習(薬物治療学)

    2023年度

  • 卒業研究1(薬学科)

    2023年度

  • 実務実習事前学習(実習)

    2023年度

  • フィジカルアセスメントと画像検査

    2023年度

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所属学協会 【 表示 / 非表示

  • 日本内科学会, 

    2005年
    -
    継続中

委員歴 【 表示 / 非表示

  • 2023年01月
    -
    継続中

    日本癌学会評議員

  • 2019年
    -
    継続中

    日本微小循環学会評議員

  • 2018年
    -
    継続中

    日本ヘリコバクター学会代議員