田中 謙二 (タナカ ケンジ)

Tanaka, Kenji

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所属(所属キャンパス)

医学部 先端医科学研究所(脳科学) (信濃町)

職名

教授

HP

外部リンク

プロフィール 【 表示 / 非表示

  • 1991年 麻布高校卒
    1997年 慶應義塾大学医学部卒
    2003年 慶應義塾大学大学院修了
    2016年 慶應義塾大学医学部精神神経科学 准教授
    2019年 慶應義塾大学体育会アメリカンフットボール部 部長
    2021年 慶應義塾大学医学部 先端医科学研究所 脳科学研究部門 教授

教員からのメッセージ 【 表示 / 非表示

  • 気合い

学位 【 表示 / 非表示

  • 博士(医学), 慶應義塾大学, 課程, 2003年03月

免許・資格 【 表示 / 非表示

  • 医師免許, 1997年04月

 

研究分野 【 表示 / 非表示

  • ライフサイエンス / 神経科学一般

研究キーワード 【 表示 / 非表示

  • FASTシステム

  • KENGE-tet

  • ファイバーフォトメトリー法

  • 光遺伝学

  • 意欲

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論文 【 表示 / 非表示

  • A rapidly progressive multiple system atrophy-cerebellar variant model presenting marked glial reactions with inflammation and spreading of α-synuclein oligomers and phosphorylated α-synuclein aggregates.

    Yamaguchi H, Nishimura Y, Matsuse D, Sekiya H, Masaki K, Tanaka T, Saiga T, Harada M, Kira YI, Dickson DW, Fujishima K, Matsuo E, Tanaka KF, Yamasaki R, Isobe N, Kira JI

    Brain, behavior, and immunity 121   122 - 141 2024年07月

    ISSN  0889-1591

  • Neurogenesis-independent mechanisms of MRI-detectable hippocampal volume increase following electroconvulsive stimulation.

    Abe Y, Yokoyama K, Kato T, Yagishita S, Tanaka KF, Takamiya A

    Neuropsychopharmacology : official publication of the American College of Neuropsychopharmacology 49 ( 8 ) 1236 - 1245 2024年07月

    ISSN  0893-133X

  • Glutamatergic signaling from melanin-concentrating hormone-producing neurons: A requirement for memory regulation, but not for metabolism control.

    Pham XT, Abe Y, Mukai Y, Ono D, Tanaka KF, Ohmura Y, Wake H, Yamanaka A

    PNAS nexus 3 ( 7 ) pgae275 2024年07月

  • Optogenetic activation of dorsal raphe serotonin neurons induces brain-wide activation.

    Hamada HT, Abe Y, Takata N, Taira M, Tanaka KF, Doya K

    Nature communications 15 ( 1 ) 4152 2024年05月

  • Brain-derived neurotrophic factor from microglia regulates neuronal development in the medial prefrontal cortex and its associated social behavior.

    Komori T, Okamura K, Ikehara M, Yamamuro K, Endo N, Okumura K, Yamauchi T, Ikawa D, Ouji-Sageshima N, Toritsuka M, Takada R, Kayashima Y, Ishida R, Mori Y, Kamikawa K, Noriyama Y, Nishi Y, Ito T, Saito Y, Nishi M, Kishimoto T, Tanaka KF, Hiroi N, Makinodan M

    Molecular psychiatry 29 ( 5 ) 1338 - 1349 2024年05月

    ISSN  1359-4184

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KOARA(リポジトリ)収録論文等 【 表示 / 非表示

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総説・解説等 【 表示 / 非表示

  • オプトジェネティクス(光遺伝学) 21世紀の新たな神経科学研究ツール

    田中 謙二

    TMA: 医師と東京都医師会を結ぶ会報誌 ((公社)東京都医師会)  77 ( 2 ) 99 - 102 2024年02月

  • 大脳基底核研究の最前線-機能と障害の脳基盤- 大脳皮質-大脳基底核ループの動作異常と不随意運動との関係

    佐野 裕美, 知見 聡美, 阿部 欣史, 田中 謙二, 南部 篤

    日本神経精神薬理学会年会プログラム・抄録集 ((一社)日本神経精神薬理学会)  53回   75 - 75 2023年09月

  • 【統合失調症の未来-研究と治療】トランスレーショナル研究 統合失調症のMRI脳画像トランスレーショナル研究

    田中 謙二, 阿部 欣史

    医学のあゆみ (医歯薬出版(株))  286 ( 6 ) 565 - 568 2023年08月

    ISSN  0039-2359

     概要を見る

    統合失調症を理解するために,統合失調症患者でわかったことを基にモデル動物を作製し,その解析を行う.その解析結果をヒトに外挿する,疾患の理解に役立てるなどヒト研究に立ち返る.この双方向性のトランスレーショナル研究が統含失調症を含む精神疾患全般の研究アプローチになりうる.双方向性の研究の推進のためには,ヒトとマウスで共通して使えるMRI脳画像解析が有用になろう.しかし,ヒトMRI研究では脳画像解析結果が意味する生命現象を推測するまでである.これに対してモデルマウスを使用したMRI研究では,脳画像解析結果を基に,さらに詳細な組織学解析を行うこともできるし,遺伝子操作や神経活動操作などの介入によって脳画像解析結果を生命現象と結びつけることもできる.ここに双方向性のトランスレーショナル研究の利点がある.統合失調症患者の淡蒼球の容積が健常人よりも大きいことが疾患研究によって示された.そこから筆者らは,モデル動物研究を生業とするサイドで淡蒼球が大きくなるマウスモデルを作製した.このモデルの神経解剖や分子生物学的メカニズムを徹底的に追求し,"淡蒼球が大きくなる"ことの神経科学的な意義に迫った.(著者抄録)

  • セロトニン神経の光観察と光操作

    田中 謙二

    日本心身医学会総会ならびに学術講演会プログラム・抄録集 (日本心身医学会総会ならびに学術講演会事務局)  64回   59 - 59 2023年06月

  • 【精神科臨床と脳科学の距離は縮まったか?-最新研究の現場から】グリア細胞研究は精神疾患の治療に役立つのか?

    田中 謙二

    精神科治療学 ((株)星和書店)  37 ( 11 ) 1219 - 1222 2022年11月

    ISSN  0912-1862

     概要を見る

    筆者はグリア細胞研究こそが精神疾患の病態を理解する鍵であると直観して研究を20年前にスタートさせた。ところが,いただいたお題に対して,「立つと思います」としか答えられない。これが現実であるが,それでも多くの精神科臨床に関わる方に,グリア細胞について知っていただきたいと思う。グリア細胞研究の歴史を知っていただき,グリア細胞研究のこれからの展開を想像していただけたら嬉しい。(著者抄録)

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研究発表 【 表示 / 非表示

  • the 5th BRI International Symposium: Genome editing technology; its status quo and application to brain research

    田中 謙二

    the 5th BRI International Symposium: Genome editing technology; its status quo and application to brain research, 

    2015年03月

    口頭発表(一般)

  • 特定細胞集団の活動を操作する、観察する

    田中 謙二

    都医学研セミナー (東京都医学総合研究所 講堂) , 

    2015年01月

    公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等, 東京都医学総合研究所

  • 第25回マイクロダイアリシス研究会

    田中 謙二

    第25回マイクロダイアリシス研究会, 

    2014年12月

    口頭発表(一般)

  • 精神医学研究にオプトジェネティクスが期待されること

    田中 謙二

    第35回日本レーザー医学会総会, 

    2014年11月

    口頭発表(招待・特別)

  • ミクログリアはP2Y1受容体制御により神経保護的アストロサイトを誘導する

    田中 謙二

    第57回日本神経化学会大会 (奈良県文化会館) , 

    2014年09月

    口頭発表(一般)

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競争的研究費の研究課題 【 表示 / 非表示

  • 気分変動と身体化に及ぼす気圧変化の影響:基礎研究と臨床研究によるアプローチ

    2024年04月
    -
    2028年03月

    科学研究費助成事業, 梅田 聡, 田中 謙二, 任 書晃, 安部 力, 滝沢 翼, 基盤研究(A), 未設定

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    我が国で頭痛やめまいの症状を持つ患者数は3,000万人を超えると言われており,それに伴う気分の揺らぎに伴うパフォーマンスの低下は,社会全体の活動低下を招いている.これらの患者のなかには,心的ストレスが原因となって身体の不調を訴える症例が多く含まれているが,なぜそのような身体化の症状が生じるかは十分に解明されていない.本研究では,健常者・身体症状症・片頭痛・メニエール病の患者を対象として,自律神経活動,身体状態の変化を感知する内受容感覚,予測的情報処理に基づく信念形成の特性に着目し,気圧変化に対する身体・認知特性を明らかにする.そして,症状改善に向けたプロトコルの開発に取り組む.

  • グリアデコーディング:脳-身体連関を規定するグリア情報の読み出しと理解

    2020年11月
    -
    2025年03月

    東京大学, 科学研究費助成事業, 岡部 繁男、星野 歩子, 松田 道行, 小泉 修一, 石井 優, 田中 謙二, 津田 誠, 史 蕭逸, 小山 隆太, 和氣 弘明, 学術変革領域研究(A), 未設定

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    脳の広範な機能の理解には神経細胞以外の細胞要素、特に神経細胞と接して存在するグリア細胞の情報を読み出す必要がある。本領域の目標はグリア細胞の状態・機能・細胞間シグナル伝達を包括的に読み出す技術(デコーディング技術)を開発し、脳と身体の間での生体情報の統合を理解する所にある。このような研究を推進するには従来の脳科学研究の成果を踏まえつつも、全く異なるアイディアや計測技術を取り込み、異分野との連携を行う必要がある。総括班ではこのような研究の新規性、技術的優位性、異分野連携に特に力を入れて目標達成に向けた領域の推進に貢献する。

  • グリア・神経ネットワークの統合による脳内エネルギー代謝機構

    2020年11月
    -
    2025年03月

    慶應義塾大学, 科学研究費助成事業, 田中 謙二、松井 広, 学術変革領域研究(A), 未設定

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    本研究の概要は、神経回路、グリア細胞、血管等の複数の異なる脳内機能要素間を統合するメカニズムを探索する研究である。また、脳内エネルギー代謝は、脳のサバイバルを担うに留まらず、神経回路を流れる情報そのものの特性を左右する存在であることを明らかにする。さらに、本研究では、末梢から中枢へと伸びる迷走神経を、生来の中枢へのアクセスルートとして人為的に活用し、脳内環境を遠隔操作することにも挑戦する。グリア細胞を起点とするエネルギーのスマート供給システムを調整し、神経・精神疾患の治療原理を開拓する。

  • 意欲行動の持続にかかわる神経基盤の解明

    2019年04月
    -
    2021年03月

    文部科学省・日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 田中 謙二, 新学術領域研究(研究課題提案型), 補助金,  研究代表者

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    意欲行動は、行動の開始、行動の持続、目的の達成という段階に分けることができる。意欲行動の持続にかかわる神経基盤は全く分かっていない。予備実験により、腹側線条体へ投射する腹側海馬が、意欲行動の持続に関与するという仮説をたてるに十分な根拠を得た。本研究では、腹側海馬が意欲行動の持続を制御するという仮説を証明するとともに、その神経回路基盤、分子基盤をも明らかにする。

  • 先端遺伝子工学を駆使した変動性難聴モデル動物の確立とその応用

    2018年04月
    -
    2022年03月

    新潟大学, 科学研究費助成事業, 日比野 浩、澤村 晴志朗, 増田 正次, 田中 謙二, 神崎 晶, 崔 森悦, 任 書晃, 永森 收志, 基盤研究(A), 未設定

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    ドキシサイクリン(DOX)投与によりNKCC1の発現が保たれるNKCC1-DOXマウスにおいて、生後3週から投与を中断することで数カ月にわたり蝸牛における発現が徐々に低下すること、NKCC1の発現低下に合わせて緩徐に進行する難聴が誘導されることを、それぞれ免疫組織学的解析・聴性脳幹反応の計測により明らかにした。このことから、NKCC1-DOXマウスは、ヒトの長期的な変動性難聴を模倣するモデル動物として有用であることが示唆された。さらに、微小ガラス電極を蝸牛内に挿入する電気生理学的解析により、予備的ではあるが、難聴の進行と併せて蝸牛内特殊体液の電位が低下していく結果が得られた。これらのことから、本モデル動物では、DOX投与の中断によるNKCC1発現の低下に従い、蝸牛の側壁を構成する血管条のイオン輸送機能が低下し、蝸牛内のイオン・電気的環境が破綻することで、緩徐進行性の難聴が引き起こされることが示唆された。
    また、光照射によって蝸牛のイオン輸送機能が低下し、急性難聴を呈するChR2マウスにおいて、音を与えている最中の蝸牛電位を蝸牛に対して非侵襲に測定する手法の基礎を確立した。この手法を用いることで、音に対する蝸牛の電気応答が、1分程度の非常に短時間の光照射で減弱すること、光照射をやめると1~2分で蝸牛機能が回復することを明らかにした。本手法では、同一の蝸牛において光照射による蝸牛機能の障害と回復を15回程度繰り返し、反復的な難聴が安定して見られることを確認している。これらのことから、ChR2マウスは急性かつ反復性の難聴を模倣するモデル動物として活用できることが示唆された。
    計画の通り、NKCC1-DOXマウスを用いた緩徐発症型の変動性難聴モデル動物、および光遺伝学的手法を用いた急性発症型の変動性難聴モデル動物の確認・樹立に成功した。さらに、難聴が起こる原因として、さらなる確認は必要ではあるが、蝸牛内のイオン・電気的環境が破綻している可能性を示した。上記のモデル動物は、それぞれ長期的・短期的な聴力変動を誘導することができるため、今後の計画である、ヒト難聴に見られる変動性難聴の症状反復による重症化のメカニズム探索において、有用なツールとして活用できることが期待された。
    これまでに樹立した二種の変動性難聴モデル動物を用いて、2つの電気生理的解析アプローチの方法論をさらに確認・確定すると共に、ヒト難聴に見られる長期間の反復による不可逆化といった重症化のメカニズムを明らかにする。まず、上記のモデル動物を用いて、様々な期間や頻度で難聴を繰り返し誘導し、重症化する条件を探索する。さらに聴覚を司る蝸牛組織の機能と形態を調べることで、重症化の責任組織を明らかにする。また、責任組織が特定されたら、タンパク質の網羅的解析により組織機能変化の原因となる分子の候補を同定する。

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Works 【 表示 / 非表示

  • 夏休みの研究体験

    2013年07月
    -
    2013年08月

    その他, 単独

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    4日間にわたって、脳科学研究実習、精神科臨床見学(NIRSの実体験含む)、解剖学教室見学などを行った。

  • ゆとりの時間「Let's Enjoy High School Science」

    田中謙二

    2013年07月
    -
    継続中

    その他, 単独

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    慶應義塾湘南藤沢高等部 1年生の生物選択の生徒対象 

 

担当授業科目 【 表示 / 非表示

  • 先端医科学演習

    2024年度

  • 先端医科学実習

    2024年度

  • 先端医科学特論

    2024年度

  • 先端医科学

    2024年度

  • 症例検討

    2024年度

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