Reviews, Commentaries, etc. - Ikenoue, Satoru

31. 妊娠中・後期の超音波診断

池ノ上 学, 宮越敬, 田中守

産婦人科研修ノート 改定第3版  2019.04

Lead author

分娩後に急性腎不全を発症し非典型溶血性尿毒症症候群(aHUS)と診断した1例

竹田 将人, 池ノ上 学, 坂井 健良, 遠藤 豊英, 大石 真希, 落合 大吾, 宮越 敬, 田中 守, 青木 大輔

東京産科婦人科学会会誌 ((一社)東京産科婦人科学会)  68 ( 2 ) 339 - 343 2019.04

ISSN  2186-0599

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血栓性微小血管症(TMA)は溶血性貧血、血小板減少、臓器機能障害を三徴とする病態であり、非典型溶血性尿毒症症候群(atypical hemolytic uremic syndrome:aHUS)はその一つである。今回、分娩後経過から早期にaHUSを診断し、良好な予後を得た症例を経験したため報告する。症例は33歳、1妊1産。妊娠経過は良好で、妊娠38週に自然経腟分娩となった。分娩後、弛緩出血に対して輸血および子宮内バルーンタンポナーデを行い止血を得たが、産後2日目より腎機能障害、肝機能障害を認め当院へ搬送となった。TMAの三徴を認め、ADAMTS-13活性は正常値でありaHUSと診断した。血液透析と血漿補充により腎機能は改善し、産後22日目に退院となった。溶血性貧血と血小板減少を伴う急激な腎機能障害を認めた場合、早期からaHUSを鑑別疾患に挙げることが肝要である。(著者抄録)

三次元スフェア培養はヒト羊水幹細胞の抗炎症性サイトカイン分泌と未分化マーカー発現を増強する

佐藤 佑, 落合 大吾, 阿部 雄志, 遠藤 豊英, 大石 真希, 大谷 利光, 福武 麻里絵, 池ノ上 学, 升田 博隆, 宮越 敬, 田中 守, 青木 大輔

日本産科婦人科学会雑誌 ((公社)日本産科婦人科学会)  71 ( 臨増 ) S - 382 2019.02

ISSN  0300-9165

本邦における妊娠中・後期の胎児Fractional limb volumeについての検討

秋葉 洋平, 池ノ上 学, 玉川 真澄, 小泉 和恵, 天方 朋子, 上野 和典, 池田 俊之, 矢久保 和美

日本産科婦人科学会雑誌 ((公社)日本産科婦人科学会)  71 ( 臨増 ) S - 474 2019.02

ISSN  0300-9165

【周産期のくすり大事典 妊娠期・分娩時・産褥期・新生児の薬剤&ワクチン133大解説】(第1部)くすり大解説(第2章)妊娠期のくすり Rh(D)陰性妊娠

池ノ上 学

ペリネイタルケア ((株)メディカ出版)   ( 2019新春増刊 ) 54 - 55 2019.01

ISSN  0910-8718

【周産期のくすり大事典 妊娠期・分娩時・産褥期・新生児の薬剤&ワクチン133大解説】(第1部)くすり大解説(第2章)妊娠期のくすり 前期破水

池ノ上 学

ペリネイタルケア ((株)メディカ出版)   ( 2019新春増刊 ) 48 - 49 2019.01

ISSN  0910-8718

【周産期のくすり大事典 妊娠期・分娩時・産褥期・新生児の薬剤&ワクチン133大解説】(第2部)くすりカタログ(第1章)妊娠期のくすり Rh(D)陰性妊娠

池ノ上 学

ペリネイタルケア ((株)メディカ出版)   ( 2019新春増刊 ) 188 - 188 2019.01

ISSN  0910-8718

【周産期のくすり大事典 妊娠期・分娩時・産褥期・新生児の薬剤&ワクチン133大解説】(第2部)くすりカタログ(第1章)妊娠期のくすり 前期破水

池ノ上 学

ペリネイタルケア ((株)メディカ出版)   ( 2019新春増刊 ) 183 - 183 2019.01

ISSN  0910-8718

【超音波画像 よみ方道場 基礎からスクリーニングの極意までがわかる!】臍帯の正常・異常

池ノ上 学

ペリネイタルケア ((株)メディカ出版)  38 ( 1 ) 65 - 68 2019.01

ISSN  0910-8718

治療〜難治性疾患へのアプローチ〜 ヒト羊水幹細胞を用いた周産期神経疾患の新規治療戦略 脊髄髄膜瘤モデルによる検討

落合 大吾, 阿部 雄志, 福武 麻里絵, 佐藤 佑, 大谷 利光, 升田 博隆, 池ノ上 学, 宮越 敬, 田中 守

日本周産期・新生児医学会雑誌 ((一社)日本周産期・新生児医学会)  54 ( 別冊 ) 22 - 23 2019.01

ISSN  1348-964X

Glycemic and metabolic features in gestational diabetes: singleton versus twin pregnancies

Akiba, Y., Miyakoshi, K., Ikenoue, S., Saisho, Y., Kasuga, Y., Ochiai, D., Matsumoto, T. and Tanaka, M.

Endocr J (Endocrine Journal)  66 ( 7 ) 647 - 651 2019

ISSN  09188959

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A number of data on gestational diabetes mellitus (GDM) in singleton pregnancy is available, however, little is known about the glycemic characteristics of twin pregnancy with GDM. The aim of this study was to compare the severity of dysglycemia between twin and singleton pregnancies with GDM (T-GDM and S-GDM). We retrospectively analyzed pregnancies with GDM defined by the Japan Diabetes Society criteria (T-GDM, n = 20; S-GDM, n = 451) in our hospital. During the study period, women with GDM underwent self-monitoring of blood glucose measurements as well as dietary management. Insulin treatment was initiated when dietary treatment did not achieve the glycemic goal. The glycemic and metabolic characteristics were compared between T-GDM and S-GDM, as follows: gestational week at the diagnosis of GDM, 75 g oral glucose tolerance test (OGTT) results, HbA1c, insulin secretion (i.e. insulinogenic index [IGI] and Insulin Secretion-Sensitivity Index-2 [ISSI-2]), and insulin requirement before delivery. The rate of one abnormal OGTT value in T-GDM was similar to that in S-GDM (60% vs. 71%). There were no significant differences in gestational week and levels of HbA1c at diagnosis, levels of IGI and ISSI-2 between T-GDM and S-GDM (median, 20 weeks vs. 17 weeks, 5.0% vs. 5.2%, 0.58 vs. 0.71, 1.7 vs. 1.8, respectively). The rate of insulin treatment and a median dosage of insulin needed before delivery was comparable between the two groups (T-GDM vs. S-GDM: 45% vs. 32% and 14 vs. 13 unit/day). Our data suggested that the severity of dysglycemia in T-GDM was similar to that in S-GDM during pregnancy.

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日本人妊娠糖尿病既往女性における産後糖代謝異常発症予測因子に関する後方視的検討

春日 義史, 宮越 敬, 税所 芳史, 池ノ上 学, 荒田 尚子, 田中 守

糖尿病と妊娠 ((一社)日本糖尿病・妊娠学会)  18 ( 3 ) S - 87 2018.11

ISSN  1347-9172

妊娠糖尿病における抗Glutamic Acid Decarboxylase抗体と周産期事象との関連

池ノ上 学, 宮越 敬, 遠藤 豊英, 大石 真希, 税所 芳史, 田中 守

糖尿病と妊娠 ((一社)日本糖尿病・妊娠学会)  18 ( 3 ) S - 104 2018.11

ISSN  1347-9172

成熟嚢胞性奇形腫より発生した腸管上皮由来の腹膜偽粘液腫の1例

遠藤 豊英, 矢久保 和美, 小泉 和恵, 安康 真由香, 白橋 真由, 池ノ上 学, 横田 めぐみ, 天方 朋子, 池田 俊之

埼玉県医学会雑誌 (埼玉県医学会)  53 ( 1 ) np42 - np42 2018.11

ISSN  0389-0899

チョコレート過剰摂取が原因と推測された動脈管早期閉鎖症の1例

堀江 裕子, 冨永 尚宏, 山田 恵, 三輪 雅之, 市川 知則, 大森 さゆ, 池ノ上 学, 矢久保 和美, 安康 真由香, 池田 一成

日本小児科学会雑誌 ((公社)日本小児科学会)  122 ( 10 ) 1630 - 1631 2018.10

ISSN  0001-6543

FGRを契機に妊娠中に発症した多発筋炎の1例

小泉 和恵, 池田 俊之, 遠藤 豊英, 白橋 真由, 池ノ上 学, 横田 めぐみ, 天方 朋子, 村上 功, 矢久保 和美

埼玉産科婦人科学会雑誌 (埼玉産科婦人科学会)  48 ( 2 ) 139 - 140 2018.09

ISSN  2186-4349

多胎妊娠と糖代謝異常 より良い管理を目指して 双胎妊娠における妊娠糖尿病の糖代謝異常重症度に関する検討

秋葉 洋平, 宮越 敬, 税所 芳史, 佐藤 佑, 池ノ上 学, 落合 大吾, 松本 直, 田中 守

糖尿病と妊娠 ((一社)日本糖尿病・妊娠学会)  18 ( 2 ) S - 46 2018.08

ISSN  1347-9172

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双胎妊娠における妊娠糖尿病(GDM)の糖代謝異常重症度に関する知見は少ない。本研究の目的は双胎GDMにおける糖代謝異常重症度の解析である。自施設で周産期管理を行ったGDM例を双胎(n=20)と単胎(n=451)に分類し、両群の糖代謝異常重症度を比較検討した(リトドリン使用例は除外)。まず、両群の母体背景(年齢、非妊時BMI、GDM既往、糖尿病家族歴、初期随時血糖)は同等であった。また、インスリン療法導入率および導入週数、投与量について両群間に有意差を認めなかった。したがって、双胎GDMの糖代謝異常重症度は単胎と同等であることが示唆された。(著者抄録)

妊娠中の母体体重増加不良と出生体重に関する後方視的検討

池ノ上 学, 宮越 敬, 佐藤 佑, 秋葉 洋平, 大谷 利光, 福武 麻里絵, 春日 義史, 落合 大吾, 松本 直, 田中 守

糖尿病と妊娠 ((一社)日本糖尿病・妊娠学会)  18 ( 2 ) S - 86 2018.08

ISSN  1347-9172

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本邦では近年、やせ妊婦の増加と妊娠中の体重増加不良が指摘されている。今回、当院で単胎正期産分娩に至った3837例について、米国Institute of Medicine基準による母体体重増加不良と、在胎期間別出生時体格標準値(日本小児科学会)によるlight-for-date(LFD:出生体重<10パーセンタイル)との関連を年齢、経産数、非妊時BMI、児の性別を交絡因子として解析した。体重増加不良群では、LFDが有意に高率であり(adjusted odds ratio:1.94)、とくにやせ群(BMI < 18.5)と標準群(18.5 ≦ BMI< 25)でのみ有意差を認めた。やせ群と標準群では母体体重増加不良がLFDのリスク因子であることが示された。(著者抄録)

【妊娠糖尿病まるわかり 妊娠中・分娩時・産後&新生児の管理に関する最新アプローチ】 妊娠時期別の母体管理と胎児評価 妊娠中の管理

池ノ上 学, 宮越 敬, 田中 守

ペリネイタルケア ((株)メディカ出版)  37 ( 7 ) 625 - 629 2018.07

ISSN  0910-8718

転移性骨腫瘍により脊髄圧迫を来した妊娠関連乳癌の1例

遠藤 豊英, 池ノ上 学, 白橋 真由, 秋葉 洋平, 横田 めぐみ, 天方 朋子, 池田 俊之, 矢久保 和美

日本周産期・新生児医学会雑誌 ((一社)日本周産期・新生児医学会)  54 ( 2 ) 522 - 522 2018.06

ISSN  1348-964X